あなたは今、エアコンとベッドの位置で配置に迷っているのではないですか。
エアコンとの位置関係で部屋のどこにベッドを置いたら良いのかわからないですよね。
結論から言うと、エアコンの風が直接当たる位置やエアコンの真下にベッドを配置するのは避けたほうが良いです。
長時間エアコンの風が当たると頭痛やだるさ、風邪をひくことにつながります。
しかし、部屋の広さや他の家具との兼ね合い上、どうしてもエアコンの風が直接当たる場所やエアコンの真下にベッドを配置せざるを得ない場合もあると思います。
この記事ではそのときの対策やエアコン以外でベッドを配置する際のポイント、窓際にベッドを置くことについても説明していきます。

どうしてもエアコンの風が当たる場所にベッドを配置せざるを得ないときの対策も知れるなんて嬉しいわ
エアコンの風がベッドに直撃する位置への配置は避ける

エアコンの風が直接当たる場所やエアコンの真下にベッドを配置するのはやめましょう。
夏はエアコンをつけたまま眠る人も多いですよね。タイマーを設置しているとしても、長時間エアコンの冷風にあたり続けるのは体に良くありません。
また、これは暖房も同じで、長時間エアコンの温風に当たることで肌や喉の乾燥の原因になります。
エアコンの風が直撃する位置にベッドがあると、夏は体が冷えすぎ冬は熱くなりすぎて体調を崩す恐れがあります。

確かにエアコンの風が長時間、直接体に当たり続けているとだるくなったり頭が痛くなったりするわ
エアコンの真下は、冷風や温風が直接あたり快適な睡眠を得られない上に、エアコンの掃除時にホコリや汚れ、カビがベッドに落ちてくることやエアコンによる水漏れの危険性もあります。
そのため、この位置にベッドを置くことはおすすめできません。
しかし、部屋の都合上どうしてもエアコンの風が当たる位置や、エアコンの真下にベッドを配置せざるを得ない場合もあると思います。ですので、このような場合の対策をご紹介します!
<冷風や温風が直接体に当たることへの対策>
冷風や温風が直接体に当たることへの対策に、市販の風よけ板(風向き調整用ルーパー)をエアコンに取りつけることがあげられます。
この風よけ板をエアコンに取り付けることで、風向きを変えることができるのです。
風よけ板は意外とお手頃価格で手に入りますよ!

<エアコンの掃除時にホコリや汚れ、カビが落ちてくることへの対策>
これは、エアコンの掃除時にベッドを新聞紙で覆って掃除をする方法と、掃除時のみベッドの位置をずらす方法があります。

<エアコンによる水漏れへの対策>
エアコンによる水漏れへの対策は、エアコンの真下を枕側にせず足側にする方法やマットレスをベッドカバーや掛け布団で覆う方法があります。
エアコンの風が直接当たる位置やエアコンの真下にベッドを置かないに越したことはないですが、部屋の都合上どうしてもそうせざるを得ない場合はしっかり対策をしましょう。
エアコン以外でベッド配置時のポイントはこの7つ!

エアコンとの位置以外でベッドを配置するときのポイントを7つ解説していきます。
- ベッドのサイズを把握し配置を考える
- 動線を考える
- スペースを確保する
- 騒音から遠ざける
- ベッドボードは壁につける
- ベッドを入り口から遠い壁際に置く
- スペースに余裕がある部屋ならベッドを真ん中に配置するのも可
新生活や部屋の模様替え時にベッドの配置に悩む方は多いと思います。配置してみてもなかなかしっくりこないこともありますよね。
では、上にあげたエアコンとの位置以外でベッドを配置するときのポイントを1つずつ解説していきます。
<ベッドのサイズを把握し配置を考える>
ベッドは基本、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングの5種類、サイズがあります。
ベッドの種類や構造にもよりますが、ベッドを配置するには195cmよりも少し長めのスペースが必要です。
ですので、ベッドのサイズを把握し、そのサイズを置くことができる位置を考えましょう。

ベッドのサイズによっては置くことができる位置が限られてくることもあるわね
<動線を考える>
動線とは人や物が移動するときの経路のことを言います。
ドアを開ける・クローゼットに服をしまう・コンセントを使うなど、日々の行動がベッドによって妨げられるととても不便になるため、動線の確保を忘れずに考えましょう。
ベッドと壁の間は50cm以上あけると通りやすくなり、横歩きで通るとしても最低30cmは必要です。

人や物が移動するときの経路のことを動線と言うんだ!動線のことはしっかりと考えなければいけないね
<スペースを確保する>
壁や家具などの間に適度なスペースを確保すると、掃除や物の出し入れがしやすく、スムーズに生活できるようになります。
ベッドまわりは、壁にピッタリとベッドをつけるとシーツ交換などのベッドメイキングがしづらくなります。
人が1人通れるくらいのスペースがあるとベストですが、最低でも壁から10cmは離すようにしましょう。
また、ベッドまわりはホコリがたまりやすいため、掃除のしやすさも重要です。
そのため、掃除機やフローリングクリーナーを扱えるスペースを確保することは必須だと言えます。
また、ベッドの真下に収納がついているタイプは引き出しを全開にできるスペースも必要になりますね。

家具とベッドの間はどれぐらいの間隔をあけると良いのかな
家具とベッドの間は、チェストを置く場合、引き出しを開けて人がかがむことができるスペースが必要なため、最低75cmは欲しいところです。
また、クローゼットが引き戸や折れ戸タイプは50cm以上、開き戸タイプは90cm以上の間隔がないと洋服が出しづらくなります。
中には引きだしのないタイプの棚もありますよね。その場合ベッドとの間隔は50cm、机やドレッサーは椅子を引くため70cm、確保すると良いでしょう。

ベッドを置く前にしっかり測っておく必要があるわね
<騒音から遠ざける>
しかし、ベッドが窓に近いと外の音が聞こえやすいのがデメリットです。また、部屋が道路に面している場合、車の音や人の話し声がうるさく感じることもあります。
快眠を妨げることにつながるので、窓側の配置には注意した方が良さそうです。
<ベッドボードは壁につける>
ベッドボードとはベッドの頭側についた棚のような部分のことを言います。
一般的に頭が部屋の中心に向くよりも、壁に向いている方が落ち着いて眠れると言われているため、ベッドボードは壁につけたほうが良さそうです♪
<ベッドを入り口から遠い壁際に置く>
ベッドを部屋の入り口から遠い壁際に置くことで、部屋が広く見える効果があります。
入り口から遠い壁際に置くことにより、入り口から見て手前のスペースが広がる分、部屋全体が大きく見えるため、来客からの見栄えが良くなるのです。

え!そんな効果があったなんて!
<スペースに余裕がある部屋ならベッドを真ん中に配置するのも可>
部屋の真ん中にベッドを置くことで、ベッドの周りにスペースが生まれるので掃除のしやすさが格段に上がります。
また、ホテルのようにスタイリッシュなレイアウトになるのも魅力的ですね♪ベッドヘッド側にアクセントがあると、それだけでおしゃれ度が上がります。
ただ、ベッド部屋の真ん中にすると家具や衣類の収納スペースが確保しづらくなるため、他の家具との兼ね合いを見極めながら配置を決めるようにしましょう。

エアコンとの位置以外でベッドを配置するときのポイントはこんなにもあるのか
エアコンとベッドの位置と同じで窓際も気をつけよう

ベッドとエアコンの位置以外で気をつけたいベッドの配置は窓際です。ここではベッドを窓際に置くことでのデメリット4つと対策を説明していきます。
- 窓からの冷気や熱気が伝わりやすい
- 冬は結露でマットレスや布団にカビが生える可能性がある
- 外の騒音が気になりやすい
- 掃除がしにくい
では上にあげた、ベッドを窓際に置くことでのデメリットを1つずつ見ていきましょう。
<窓からの冷気や熱気が伝わりやすい>
部屋の窓は外気を1番伝えやすい場所となります。
冬は窓から入ってくる冷気で就寝時の寒さが増し、夏は日差しをたっぷり浴びて夜になっても熱気がこもるのです。

夏も冬も外気の影響を受けるのでは快適だと言えないわね
<冬は結露でマットレスや布団にカビが生える可能性がある>
窓際は冬場になると結露ができやすい場所ですよね。
それでなくともベッドのマットレスや布団は就寝中にかいた汗で湿気を帯びているので、結露の影響でさらにカビが生えやすくなります。
繊維についたカビはただ洗ってもなかなか落ちにくく、クリーニング店に依頼する場合は余計なコストがかかってしまいます。

カビが生えたベッドで寝るのは嫌ね
<外の騒音が気になりやすい>
窓際は外からの話し声や犬の鳴き声、車やバイクのエンジン音が聞こえやすい場所のため、安らかな眠りを邪魔される恐れがあります。
交通量の多い大きな道路に面していなくても、外部から聞こえる音は気になるものです。

私の部屋も道路に面していて、車やバイクのエンジン音が気になるわ。快眠のためにもベッドの位置を変えたほうが良さそうね
<掃除がしにくい>
窓際にベッドがあることで窓を開けにくくなると、換気ができなくなります。
いちいち窓を開けるのが面倒に感じるようでは、部屋の空気が悪くなっていき、好ましい状態とは言えません。
片側の窓だけでも開けやすいようにしておきましょう!
ベッドを窓際に置くときにしておきたい対策はこの4つ
ここではベッドを窓際に置くときにしておきたい4つの対策を紹介します。
- 窓にぴったりとベッドをつけない
- カーテンを工夫する
- 結露対策をする
- 外気温への対策をする
部屋の広さや他の家具との兼ね合い上、どうしてもベッドを窓際に置くことになる場合もありますよね。ここからは、そんなあなたにぜひ試していただきたい対策を紹介します。
<窓にぴったりとベッドをつけない>
窓にピッタリとベッドをつけないことで、結露からマットレスを守り、カビの発生を防ぐことができます。
また、ベッドと窓との間に隙間ができることにより掃除がしやすくなるというメリットもあります。ベッドを窓際から30cm以上離すことで熱さや寒さ対策にもなるのですよ!

ベッドを窓から離すだけでこんなにもメリットがあるんだ
<カーテンを工夫する>
窓際の熱さや寒さ、外の音をやわらげることには、カーテンが大きな役割を果たします。
カーテンを選ぶときは、色やデザインだけでなく、遮光性や遮熱性にも目を向けるようにしましょう。
また、丈が短いと隙間から冷気や熱気が入ってくるため、カーテンレールから床までの長さを正確に測って、床ギリギリの丈のものを購入すると良いです。

結露が心配なら、抗菌・防カビ機能のあるカーテンがおすすめよ!
<結露対策をする>
結露対策は、先ほど紹介したベッドを窓際から30cm以上離すことの他に、結露防止シートを窓に貼ったり、こまめに喚起したりする方法があります。

結露防止シートなんてものがあるんだね
<外気温への対策をする>
外気温の影響によるものの対策には、カーテンを工夫することの他に、断熱シートを窓に貼ったり窓際に置いたりすることがあげられます。

どれも少し工夫することでベッドを窓際に置くことでのデメリットを解消することができるね。
エアコンの風が当たる場所や窓際にベッドを置くときは、しっかり対策をしてエアコンの風や窓際に配置することでのデメリットを解消し、快眠できるように心がけましょう。
まとめ

- エアコンの風が直接当たる場所やエアコンの真下にベッドを配置するのはやめよう
- エアコンの風が直撃する位置にベッドがあると、夏は体が冷えすぎ冬は熱くなりすぎて体調を崩す恐れがある
- エアコンとの位置以外でベッドを配置するときに気をつけたいポイントは7つある
- ベッドとエアコンの位置以外で気をつけたいベッドの配置は窓際。ベッドを窓際に置くことで4つのデメリットがある
- ベッドを窓際に置くときにしておきたい対策は4つある
エアコンの風が直接当たる場所やエアコンの真下にベッドを配置するのは避けたほうが良いとわかりましたね。
長時間エアコンの風にあたり続けることで頭痛やだるさの原因になったり、風邪をひいたりする可能性があります。
部屋の広さや他の家具との兼ね合い上、どうしてもエアコンの風が直接当たる場所や窓際にベッドを配置せざるを得ない場合もあると思います。
そのときは、今回紹介した対策をぜひ試してみてください。