マイナンバーカードの写真を変えたい!変える方法教えます!

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2016年から開始になったマイナンバーカード。

本人確認ができたり、オンラインの口座開設などで使えたり、保険証として利用できたりと便利な機能がありますよね。

最近では持っている方も増えてきたのではないでしょうか。

せっかく作ったマイナンバーカードだけど、「写真が気に入らない!」「写真を変えたいんだけど…」という方もいるのではないでしょうか。

マイナンバーカードの写真のみを変えることはできません。その場合はマイナンバーカード自体を再発行してもらうことになります。

マイナンバーカードを使う機会は増えていきそうだし、写真を変えられるなら変えたいなぁ。

この記事ではマイナンバーカードの写真を変えたい!という方へ、写真を変える方法や手順、注意点、またマイナンバーカードの更新について解説します!

マイナンバーカードの写真を変える際、スマホで撮影した写真を使用する方法もお伝えしているので、自分が納得いく写真が撮れるまで撮影できますよ!

マイナンバーカードの写真を変えたい!その方法とは?

マイナンバーカードの写真を変えたい場合、マイナンバーカード自体を再発行してもらうことになります。

せっかく作ったマイナンバーカード。写真が気に入らない!やっぱり変えたいんだけど変える方法ってある?という方に…。

変える方法は一応あります!…が、いくつかの条件があります。

ここではマイナンバーカードを変える条件とそれを踏まえた上で方法をお伝えします。

まず、このサイトを見てくださっているあなたは「マイナンバーカードの写真だけを変えたい」と思っていますよね。

ですが、マイナンバーカードの写真のみを変えることはできません。その場合はマイナンバーカード自体を再発行してもらうことになります。

マイナンバーカードを再発行する条件については以下のように、マイナンバーカード総合サイトに記載されています。

マイナンバーの変更は、マイナンバーカードの盗難等で不正利用のおそれがある場合に限り認められていますので、お住まいの市区町村にご相談ください。

引用 マイナンバーカード総合サイト

基本的には紛失や盗難など、致し方ない場合のみ変更をみとめられるということですね。

写真を変えたいって理由では再発行は難しいね…

そして、マイナンバーカードを再発行するには必要なものが多いです。

  • 紛失したことを証明する受理番号または被災証明書
  • 本人確認書類(顔写真付きのものなら1点、それ以外は2点必要)
  • 証明写真
  • 手数料800円(電子証明書も手続する場合は追加で200円)

受理番号は警察に遺失届を出すことで発行してもらえます。被災証明書の場合は自治体・消防署から発行されます。

電子証明書というのはオンライン上で本人確認をするデータになります。マイナンバーカードのICチップに記録されているものになります。

マイナンバーカードを再発行するのは思ったより大変だなぁ…

マイナンバーカードを再発行する流れは以下の通りです。

  1. 市町村の窓口に行き、マイナンバーカード再交付申請書をもらう
  2. マイナンバーカード再交付申請書を記入、気に入った写真を貼る
  3. 必要書類とともに窓口で提出する
  4. 1~2ヶ月後に、はがきの案内が届いたら、窓口で新しいマイナンバーカードを受け取る

どうでしょうか。ここまで聞いて、「マイナンバーカードの写真を変えたいだけなのにやることが多いな」と思った方も多いはず。

もしも私が写真を変えたいと思っていても「こんなに大変なのか」「もうこのままでいいや」というのが正直な感想です。

ではマイナンバーカードの写真を変えたい!と思っても、ずっとこのままなのでしょうか。

そんなことはありません。免許証と同じようにマイナンバーカードにも更新時期があるのです。

マイナンバーカードの写真の更新はいつできる?

マイナンバーカードの更新期限は以下の通りです。

  • 発行時点で20歳以上の場合は発行日から10回目の誕生日(電子証明書は5回目の誕生日)
  • 発行時点で19歳以下の場合は発行日から5回目の誕生日(電子証明書は5回目の誕生日)

マイナンバーカードの再発行が大変なことは分かりました。

じゃあマイナンバーカードの写真は変えることができないの?

そんなことはありません。実はマイナンバーカードには有効期限があるのです。

有効期限をむかえたときには写真も変えることができます。

19歳以下では容姿の変動が大きいことから5年おきの更新期限です。

有効期限を迎える方に対して、期限の2~3ヶ月程前に通知書が送られてきます。そして、この場合は更新に手数料はかかりません。

基本的には有効期限のときにマイナンバーカード、つまり写真も更新することができますよ!

手続きは通知書に申請書IDがあるかないかで変わりますが、ある場合はQRコードを利用してスマホで申請できます。

ない場合は通知書とマイナンバーカードを持って市町村の窓口に行きましょう。

再発行すると手数料がかかったり、必ず市町村の窓口に行かなければいけなかったりするので、そのことを考えると、マイナンバーカードの更新時期まで待つことをおすすめします。

マイナンバーカード自体に有効期限が記載されているので、確認してみましょう。

マイナンバーカードの写真はスマホで撮影できる⁉

マイナンバーカードの写真はスマホで撮影できるのです。

マイナンバーカードの写真を変えることはやめて、有効期限まで待つことにしたけど、次にマイナンバーカードの更新をするときには気に入った写真を選びたい!

そんな方に朗報です!私もあなたと同じように「え?スマホで撮影できるの?」と驚きました。

でもスマホで撮ったからといって綺麗にとれるわけじゃなくない?

もちろん写真屋さんでプロのカメラマンに撮ってもらうことでキレイに撮れると思います。

でも最近のスマホは画質も良く、ちょっとしたコツを押さえることでお気に入りの一枚が撮れるのです。

スマホで撮ることで、気に入るまで何度でも撮り直せる、というメリットがあります。しかも費用はかかりません!

さらにオンライン申請であればスマホで写真を撮ってそのまま申請ができてしまうのです。

これをふまえてスマホで良い写真を撮るポイントと注意点を説明したいと思います。

明るいところで撮る

光は写真を撮るうえでとても重要です。光の取り入れ方で写真全体のイメージが大きく変わります。

そのため明るいところで撮るようにしましょう。

また明るいところ、というのは自然光がおすすめです。

肌を明るく綺麗みせてくれて、不要な影も入りません。窓の近くなどがいいですね。

このとき逆光にならないように気を付けましょう。

前面カメラではなく背面カメラで撮影する

スマホの機種によりますが、少し前のスマホだと背面カメラの方が画素数が高いことが多いです。

どちらでも撮れる方、または人に撮ってもらえる場合は背面カメラで撮ることをおすすめします。

iPhone11以降は前面カメラと背面カメラの画素数は同じなので、気にしなくて大丈夫。

背面カメラを使って1人で撮影するときはセルフタイマーだと撮りやすいですよ!

具体的には目線とレンズが同じ高さになるように本などでスマホの高さを調整して、カメラを固定してタイマーボタンを押しましょう。

カメラを固定するのはミニ三脚などがおすすめですが、なければ家にあるもの(ティッシュ箱やスマホスタンドなど)がおすすめです。

人に撮ってもらうときはカメラじゃなくて、撮ってくれている人に意識を向けると、自然な表情になると教えてもらったことがあるよ。

前面カメラで自撮りをする場合は手振れに気を付けましょう。

アプリ加工で仕上げる

え?アプリ使っていいの?と思った方もいるのではないでしょうか。

多少のアプリ加工は問題ありません!ですが、加工のしすぎには注意をしましょう。

加工しすぎると、え?本人で合ってる?と本人確認ができなくなっちゃうよ

マイナンバーカードの写真を加工する際は、肌をワントーン明るくしたり、くまを消したり、など健康的に見える程度にしましょう。

加工アプリは日頃から使い慣れているものでかまいません。

私はBeauty plusというアプリを使っていますが、使いやすく自然な感じに仕上げることができるのでおすすめです。

最近では証明写真用のアプリもあるので使ってみてもいいかもしれません。

この場合は前面カメラを使用することになりますが、事前に撮った写真を自然に加工することもできます。

私も実際に証明写真用のアプリを使ってみました。

顔の位置が点線で分かりやすく表示されていたり、撮影後も自然な補正をすることができたりして、簡単に良い写真を撮ることができました。

シンプルな服装

マイナンバーカードの写真には化粧や服装に規定はありません。

ですが、好きな服を選んだことで、後々恥ずかしい思いをしたり、写真を変えたいと思ったりすることも…。

そこで男女別におすすめの服装を解説したいと思います。

女性男性
服装・襟付きのシャツや少し首回りが詰まっていない服・シンプルなワイシャツや無地のTシャツ
メイク・ナチュラルメイクだと良い・清潔感があると良い

男性の場合、スーツ姿でもいいのですが、ジャケットやネクタイは流行やセンスが出るので、ワイシャツだけの方がいいかもしれません。

またTシャツの場合もプリントがないものの方が無難です。

女性の襟付きのシャツの場合、ボタンを1.2個開けることで首回りがスッと綺麗に見えます。

服の色は白色など明るい方が顔写りが良くなりますが、背景が白色だとぼやけてしまうので注意が必要です。

そのときは白いシャツに黒や紺のカーディガンを羽織る、などと工夫するといいでしょう。

そのときはイケてる!と思って着ていても、数年後に写真を見たとき、うわ…何だこの服は…!と思うことってありますよね…。

男女ともに長期間使用するマイナンバーカードはシンプルな服装がおすすめです。

そのときの流行の服は避けておいた方が無難です。

また女性の場合は髪型や化粧にも同じことが言えます。

特に化粧は時代によって変わることがあるので、ナチュラルメイクがいいでしょう。

昔の写真をみて「眉毛細っ!」と思ったことがあるわ

マイナンバーカードは長く使うものだと覚えておきましょう!

背景が無地になるようにする

マイナンバーカードは身元を証明するものなので、背景に本人以外のものが写っている写真は使用できません。

無地で白色や青色などの背景がいいでしょう。

そんな無地の背景なんてないよ、という方は顔回りだけ無地であれば問題ありません。

家の中にある大きくて白いものの前で撮ったり、大きな画用紙や布を壁に貼り付けたりして撮影しましょう。

撮影後にはみ出した部分はトリミングすることで解決します。

マイナンバーカードの写真には他にもいくつかのチェックポイントがあります。

  • 顔が正面を向いていない
  • 写真の中央に顔がきていない
  • メガネやヘアバンドで顔の一部が隠れている
  • 前髪が長すぎて目元が隠れている

などのチェックポイントがあります。気になる方は公式サイトにて確認しましょう。

顔写真のチェックポイント – マイナンバーカード総合サイト (kojinbango-card.go.jp)

申し込み方法について

申し込み方法について簡単にチェックしておきましょう。

上記の方法でお気に入りの写真が撮れたら、ウェブ申し込みの場合は写真を添付するだけです。

とても簡単ですよね。ウェブ申し込みの場合は家にいながら申し込みができてしまいます。

まれに写真がアップロードできない場合があるので、そのときはファイル形式がjpegになっているか確認してみましょう。

紙の申請書を利用する場合は、スマホで撮影した写真をプリントする必要があります。その場合は縦4.5㎝×横3.5㎝】のサイズにカットしましょう。

まとめ

  • マイナンバーカードの写真を変えたい場合、基本的には紛失や盗難などの場合のみマイナンバーカードを再発行することができる
  • マイナンバーカードを再発行する場合は警察に遺失届を出すことや、本人確認書類や手数料1000円(電子証明書分も含む)が必要
  • マイナンバーカードの写真を変えたい場合は更新時期まで待つのがおすすめ
  • 更新時期は発行時点の年齢が20歳以上なら10回目の誕生日。19歳以下の場合は5回目の誕生日
  • マイナンバーカードの写真はスマホで撮影して、そのままオンライン申請をすることができる

マイナンバーカードの写真を変えたい方へ再発行の方法をご紹介しました。

マイナンバーカードの写真を変えたい、と思っても変えることは大変ですので、更新の際は後悔しない良い写真を撮ってみましょう。