隣の部屋がうるさい!防音対策5選!解決できない時はどうする?

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隣の部屋がうるさい!気になるから防音対策をしたい!

マンションやアパートなどの集合住宅でありがちな騒音問題。

家具の位置を変えたり、遮音(しゃおん)カーテンや吸音材などを使ったりすれば、防音対策は自分でもできます。

隣の部屋がうるさいと夜眠れなかったり、ストレスになったりしますよね。

在宅ワークをしている人にとっては仕事の妨げになります。

でも「うるさいな」と思ってもなかなか隣の部屋の住人には言いづらいし、直接言うのはご近所トラブルになりかねません。

この記事では自分でできる防音対策の他に、対策をしても改善できない場合はどうしたらいいかも含めてご紹介します!

隣の部屋がうるさい!自分できる防音対策5選!

隣の部屋がうるさいから何か自分でできる防音対策はあるかな?

隣の部屋がうるさいなと感じたらできる防音対策は、お金をかけずに気軽にできるものから、専用の資材を買うものまで様々あります。

私も集合住宅に住んでいたことがありますが、大なり小なり騒音はありました。

隣の部屋の話し声が聞こえたり、上の部屋の足音が聞こえたり。

隣の部屋の家族げんかが大きな声で聞こえた時は興味津々で聞き耳を立ててしまったこともあります(笑)

あまり気にしない、笑い話になる、という場合は置いておいて、やはり隣の部屋がうるさいのは気になりますし、ストレスになります。生活に影響する場合もあるでしょう。

今隣の部屋の騒音に悩んでいるあなたに、防音対策を5つ、お伝えします。

家具の位置を変えるだけ!お金をかけずにできる!

本棚や衣類タンスなどを隣の部屋と接する壁際に移動するだけで防音効果が望めます。

家具を配置する時は壁から1cmほど離すと空気の層ができてさらに効果が高まるそうです。

この対策なら、お金をかけずに今すぐ実践できますね。

自分の部屋に家具があって、配置変更が可能な場合はぜひやってみてください。

遮音カーテンは取り付け簡単!値段もお手頃

ここからは壁際に設置する家具がない場合の対策をご紹介します。

遮音カーテンを隣の部屋と接する壁際に設置して防音することもできます。

遮音カーテンは生地を何層にも重ねて厚みを出して防音機能をつけたカーテンです。

この遮音カーテンをつっぱりポールなどを使って隣の部屋と接する壁際に吊るします。

外の騒音(車の通る音、公園の音など)が気になる場合は、窓に遮音カーテンをつければ、窓の外の音をシャットアウトできます。

遮音カーテンはニトリなどでも販売されていて簡単に手に入ります。ちなみにニトリの場合、幅100×丈110cmが2枚で3490円でした。(2022年7月現在)

これなら取り付けも難しくないし、値段も手頃だから自分でできそう!好きなデザインのカーテンを選ぶのも楽しみ!

遮音シートや吸音材を貼って防音効果アップ!

遮音シート、防音パネル、吸音材などの防音専用の資材を壁に貼って本格的に対策することもできます。

その他の方法と比べると費用と手間がかかりますが、防音効果は高いです。

<遮音シート>

遮音シートは防音用のシートのことです。樹脂製のものだと厚さ1.2mm程度で、カッターナイフでも切ることができます。

両面テープで貼り付けできますが、賃貸物件の場合ははがせるタイプの両面テープを使うか、両面テープを貼る前にマスキングテープをしましょう。

そうすれば壁紙が剥がれるのを防ぐことができます。

遮音シートは本来壁の内側に施工する防音建材なので、見た目がおしゃれとは言えません。

上からお気に入りの壁紙をもう一枚貼った方がインテリアとしてはいいかなと思います。

また、シートを壁の面積に合わせて切ったり、大きなシートを貼ったりするのは意外と難しいそうです。

見た目にこだわる方は施工業者に頼むか、次の防音パネルの方がおすすめです。

遮音シートだけなら遮音カーテンより安価か同じくらいの値段で手に入ります。

<防音パネル>

防音パネルは防音素材でできた、または防音加工がされた板(パネル)のことです。

虫ピンや両面テープで貼り付けることができるので、賃貸物件にもおすすめです。

デザイン性が高いパネルも多く、インテリアの一部としても楽しめます。

値段はピンキリではありますが、遮音カーテンに比べると、壁一面に施工するとかなりの金額になってしまいます。

<吸音材>

吸音材とは音の振動エネルギーを熱エネルギーに変えて騒音を軽減するアイテムです。

スポンジ状の素材で、音楽スタジオなどにも使用されています。両面テープで壁に貼り付け可能です。

賃貸物件の場合は壁紙の剥がれを防ぐためにはがせるタイプの両面テープを使うか、両面テープを貼る前にマスキングテープをしましょう。

防音パネル同様、カーテンに比べるとコストはかかってしまいます。

貼り付けの手間やデザインにこだわらない、コスト重視の場合は遮音シートがいいね。

反対に貼り付けが簡単でデザイン重視なら防音パネルかな。

寝る時は睡眠用耳栓でうるさい音を軽減しよう!

特にうるさい音が気になるのは就寝時ですよね。

それならば耳栓を使って騒音が聞こえるのを防ぐのもいいかもしれません。

雑音を完全に聞こえなくする訳ではなく軽減させ、適度に声や音は聞こえる耳栓があります。

「睡眠用 耳栓」などで検索してみると該当の商品が出てきますよ。

これならば目覚ましの音や災害アラームも聞こえて安心して使用できますね。

私が探してみたところ、1500円くらいからあるようでした(2022年7月現在)。手頃ですぐに実践できますね。

勉強や仕事に集中したい時もこの耳栓は活躍しそうです。

耳栓は自宅の他にカフェや屋外で作業をする時にも使えそうだね!

ホワイトノイズで騒音が気にならなくなる!

ホワイトノイズとは、人間の耳に聞こえる様々な周波数の音を均等に混ぜ合わせた雑音のこと。

換気扇の音やテレビの砂嵐のような「サーッ」「シャーッ」「ゴーッ」という音です。

ホワイトノイズをかけることで、隣の部屋の騒音をマスキングすることができ、気にならなくなる効果が期待できます。

ホワイトノイズには、集中力向上、リラックス、安眠などの効果があると言われています。

就寝時、勉強・仕事中にホワイトノイズをかけると、騒音対策になりますね。

ホワイトノイズを発生させるスピーカーも販売されていますが、スマホアプリ、YouTubeなどでも入手できます。

まずはお試しでアプリやYouTubeで聞いてみるのがいいかもしれません。

私もこのホワイトノイズを睡眠時に活用している一人です。

私、上の子、下の子の3人で寝ているのですが、お互いの寝言や唸り声、寝返りの音などで起きてしまうことがないように、安眠目的で使っています。

その効果のおかげかは定かではありませんが、ささいな音はそれほど気にならず、みな安眠できています。

ホワイトノイズ、子どもの寝かしつけにも使えるのはいいかも!

隣の部屋がうるさい!でも壁ドンはやめて!

隣の部屋がうるさいから、つい壁ドンしちゃった…。

隣の部屋がうるさいとイライラして壁ドンしたくなる気持ち、よくわかります。

でも壁ドンはじめ、騒音に騒音で対抗するのはやめましょう。

隣の部屋の住人を逆撫でして、ご近所トラブルをこじらせる危険性があります。

ご近所トラブルとは別に、感情に任せて強く叩いたことで壁に穴が開いてしまう可能性もあります。

賃貸物件だと退去時に多額の修理費を払うことになりかねません。痛い思いをするのはあなたなのです。

また、うるさいからといって、隣の部屋の住人に直接抗議に行くのもおすすめしません。

この場合も相手が逆上して、ご近所トラブルを大きくしてしまう危険性があります。

最悪の場合、傷害事件になる場合も考えられます。怖いですね。

抗議をする場合は次に紹介するように、第三者を通しましょう。

隣の部屋がうるさい!管理会社にも相談しよう

隣の部屋がうるさいから、自分でいろいろ防音対策したけれど改善しない…。もう我慢ができないよ。

隣の部屋がうるさいのを我慢し続けるのは心身ともによくありません。

そんな時は管理会社や大家さんに相談しましょう。

管理会社等に相談する場合は、以下の内容をきちんと伝えるようにしましょう。

  • どこの部屋がうるさいのか
  • いつごろから騒音は発生したのか
  • 騒音が発生する時間帯
  • 騒音の種類(話し声、音楽、テレビなど)
  • 日常的にうるさいのか

管理会社等に騒音について相談する時は一つ注意点があります。

騒音を出している隣の部屋の住人には、匿名で伝えてもらうよう管理会社等にお願いしましょう。

あなたから苦情があったことが相手に知られてしまうとご近所トラブルに発展してしまうかもしれません。

管理会社等に相談しても改善されない場合は、警察に相談することもできますが、これは最終手段です。

そのまま裁判沙汰になれば多額の費用と時間がかかります。これは騒音に加えかなりのストレスです。

賃貸物件ならば、諦めて引っ越した方がいいかもしれないですね。

まとめ

  • 隣の部屋がうるさいなと感じたらできる防音対策は、お金をかけずに気軽にできるものから、専用の資材を買うものまで様々ある
  • 家具を隣の部屋と接する壁際に移動すると防音効果がある。家具を配置する時は壁から1cmほど離すと空気の層ができてさらに効果が高まる
  • 遮音カーテンを隣の部屋と接する壁際に設置して防音することもできる
  • 遮音シート、防音パネル、吸音材などの防音専用の資材を壁に貼ると本格的に防音対策することができる
  • 遮音シートは安価だが壁に貼り付けるのが難しい、見た目がおしゃれでないなどのデメリットがある
  • 防音パネルと吸音材の場合、貼り付けはさほど難しくないが、遮音カーテンや遮音シートに比べるとコストがかかる
  • 睡眠用の耳栓は適度に雑音のみ遮音してくれるので、就寝時や勉強・仕事時の防音対策におすすめ
  • 就寝時、勉強・仕事中にホワイトノイズをかけると、うるさい音が気になりにくくなる。就寝時や勉強・仕事時の防音対策におすすめ
  • 隣の部屋がうるさいからといって、壁ドンはじめ騒音に騒音で対抗するのは相手を逆撫でする可能性があり危険。隣の部屋の住人に直接抗議に行くのも、ご近所トラブルを大きくしてしまう危険性があるのでNG
  • 隣の部屋の騒音が改善されない場合は、管理会社や大家さんに相談する

集合住宅に住んでいると騒音問題はつきものです。

うるさい音というのは一度気になると意識せずにはいられず、かなりのストレスになります。

自分でできる対策をしたり、管理会社に相談したりして、騒音が解決するといいですね。

くれぐれもご近所トラブルになることのないよう、慎重に対応してください。