水筒にこびりついた牛乳の臭いに困ったらコチラ!解決方法は4つ!

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「水筒に牛乳を入れたら、臭いが取れなくなってしまった!」という、そこのあなた。分かります…。

私も以前、同じことをした経験があるのですが、帰宅後に牛乳を入れていた水筒を開けてみてビックリ。あの牛乳の臭いって全然取れないんですよね。

どうにかしてあの臭いを取りたいと思い、色々調べてみました。

結論から言うと、水筒についてしまったあの臭いを完全に取る方法はありませんでした…。しかし、あの臭いをやわらげる方法ならいくつか発見しました。

牛乳の臭いが染みついてしまったこの水筒。もう捨てるしかないのか…。

まだ捨てるのは早いです!これからご紹介する方法を、ぜひ試してみて下さい。

この記事を読んであの気になる臭いを解消してみましょう♪

水筒についた牛乳の臭いをやわらげる方法4つ!

先ほどもご説明したように、水筒についてしまった牛乳の臭いを完全に取る方法はありませんが、ついてしまった牛乳の臭いをやわらげる方法を見つけましたよ。

*牛乳の臭いをやわらげる方法*
  • お茶の葉やコーヒーの粉を入れる
  • 水筒を熱湯で煮る
  • 水筒を重曹に付ける
  • 部品を分解して漂白剤に浸け置きする

「もう手遅れだよ!水筒に牛乳の臭いが染みついてしまったよ!」と残念に思っているあなた!

これからその方法をご紹介していくので、ぜひ試してみて下さい。

お茶の葉やコーヒーの粉を入れる

水筒についてしまった牛乳の臭いを和らげる一番効果的な方法は、緑茶の葉かコーヒーの粉を入れることです。

この作業をするだけで、あんなにべっとりとこびりついていた牛乳の臭いが簡単になくなります。

え!?たったそれだけであのしつこい臭いが和らぐの!?

緑茶の葉かコーヒーの粉を入れると消えるのですが、特におすすめなのは緑茶の葉です。

あなたは緑茶の葉を嗅いだことがあると思いますが、とってもいい香りがしますよね。

緑茶の葉は良い香りがするだけではなく、消臭効果もあります。

そのため、こびりついてしまった牛乳の臭いを誤魔化してくれ、和らげてくれるんです。

もちろん、使用する緑茶の葉やコーヒーの粉はスーパーに売っているような安いものでOKです!やり方は簡単。

  1. まずは水筒を洗った後に、濡れている部分がなくなるくらいよく乾かす
  2. その後、乾燥している緑茶の葉やコーヒーの粉を大さじで2杯(約30g)ほど入れ、蓋を閉める
  3. 水筒の中に入れた緑茶の葉やコーヒーの粉が、蓋やパッキンにも付くくらいよく振る
  4. その後、水筒を逆さにする
  5. 逆さにした後は、入れた緑茶の葉やコーヒーの粉は入れっぱなしにしたままでOK

保管している最中、水筒の中に入れた緑茶の葉やコーヒーの粉の香りがしますが、次にその水筒を使用する時にすすげば、その香りは気になりません。

これをするだけで、水筒にべっとりとこびりついた牛乳の臭いを和らげることができます。

臭いを消すために使用した緑茶の葉ですが、「そのまま捨てるのはもったいないな」と思う場合は、使った後にお茶を淹れて飲んでも良いでしょう。

その他にも、ティーバックに入れて100均などに売っている小袋に入れると、消臭剤として使うこともできます。

「牛乳の臭いがこびりついたこの水筒。もう捨てるしかないのかも…。」と諦めていたそこのあなた!

ぜひこの方法を試してみて下さい。びっくりするほど牛乳の臭いが和らぎますよ。

水筒を熱湯で煮る

大きめの鍋かフライパンの中に、水筒が全て浸かるくらいの水を入れて沸騰させます。

沸騰したらその中に塩を小さじ1杯、酢を大さじ2杯いれましょう。

次に、臭いがついた水筒をその中に入れて、15分ほど煮ます。

煮た後は、水で洗い流してください。少しだけ臭いを和らげることができます。

水筒に重曹を入れる

鍋に、水筒が全部浸かるくらいのお湯をいれます。この時、お湯の温度は36~38度くらいの温度にしましょう。

その後、その中に大さじ1~2杯ほどの重曹を入れて数時間浸け置きします。

洗い流すときは、食器用洗剤を使って洗い流してください。

部品を分解して漂白剤に浸け置きする

まず初めに、水筒の部品を全て分解します。その後、その分解した部品を大きめの容器に入れて、水を入れます。

次に、その水の中にキッチンハイターなどといった漂白剤を適量入れて、2~3時間ほど浸け置きします。

洗い流すときは、食器用洗剤を使ってよく洗い流してください。

この方法で注意しなければいけないのは、あまり長時間浸け置きし過ぎないことです。理由は、パッキンが傷んでしまうからです。

この方法で臭いを対処する場合は、浸け置きする時間は2~3時間ほどにして下さい。

水筒に牛乳を入れるのはだめ!爆発してしまう!?

水筒に牛乳をはじめとした乳製品を入れるのは、基本的にはだめです。

ほとんどの水筒メーカーが「水筒の中には乳製品を入れないでください」というような注意書きをしています。

ではなぜ水筒に牛乳を入れたらだめなのでしょう。理由は3つあります。

1つ目は「腐りやすい」という理由。2つ目は、「爆発することがある」という理由。そして3つ目は、「雑菌が繁殖してしまう」という理由です。

水筒に牛乳を入れたらだめな理由をそれぞれ詳しくご説明していきます。

温度管理が上手く出来ず牛乳が腐りやすくなる

水筒の中は、完全に密閉された空間です。そしてその密閉された空間の中に、牛乳を入れて長い時間持ち歩くと、腐っていきます。

いくら保冷機能がついている水筒だとしても、中に入っている牛乳が段々と温まってしまい、熱気が加わってしまいますよね。

この状態が長い時間続いてしまうと、次第に中に入っている牛乳が腐っていくというわけです。

そういった点から、水筒に牛乳を入れて持ち歩くことは基本的にはだめとされています。

ただし、水筒内の温度をなるべく下げることによって、牛乳が腐るのを遅らせることができます。

水筒の中に氷をたくさん入れると温度が下がりそうね!

このやり方だと、少しだけ長く冷たい温度を保つことができます。

ただ、デメリットとしては、「味が薄くなってしまうこと」があります。

その場合には少し濃いめのコーヒーなどをいれてコーヒー牛乳にするのがおすすめです。

とはいえ、やっぱり牛乳は腐りやすいです。いくら氷をたくさん入れて持ち歩いたとしても、それはただ「腐るのを遅らせるだけ」には変わりありません。

どうしても水筒の中に牛乳を入れて持ち歩かなくてはいけない場合は、短時間で飲み切ってしまうようにしましょう。

密閉空間の水筒に牛乳を入れると爆発することがある

牛乳をはじめとした乳製品は、水筒の中などの密閉空間で腐るとガスを発生させます。そして、この発生したが水筒の内側にあるステンレス部分を膨張させてしまいます。

私も以前、賞味期限が切れた牛乳を冷蔵庫の中に入れっぱなしにしていたことがあるのですが、牛乳パックがちょっと膨らんでいたことを覚えています。

牛乳と同じ乳製品であるヨーグルトもそうなります。

そして、この発生したガスなんですが、水筒の内側にあるステンレス部分を膨張させてしまいます。

これが原因となって「蓋が開かなくなってしまう!」という事態を引き起こしてしまうんです。

そしてこれはもっと最悪の場合なんですが、この発生したガスの影響で、水筒の蓋を開ける際に軽度の爆発が起きることもあります。

もしこの爆発を起こしてしまい、ふたを開けた瞬間に自分の持ち物などに牛乳が飛び散ってしまったら、と考えると最悪ですよね。

服などに飛び散ったら…。最悪!

このような事態が起こる可能性があるため、水筒には牛乳などといった乳製品を入れて持ち運ぶのはあまりおすすめできません。

雑菌が繫殖してしまう

牛乳をはじめとする乳製品には、乳脂肪や乳タンパク質が入っています。

そのため、臭いが水筒にこびりつきやすく、意識してよく洗ったとしても、1回ついてしまった臭いはなかなか落ちません。

そしてそれが水筒などの洗いにくいものであれば尚更です。

また、洗い残しがあった場合には雑菌が繁殖してしまい、そこから水筒内の小さな部品などが一気に腐敗してしまう可能性があります。

そのため、例え水筒に「乳製品は入れないでください」などという注意書きがなかったとしても、入れない方がいいです。

もし、どうしても持ち運ぶ必要がある時は、入れる牛乳を熱々のものにして下さい。

熱々の牛乳にすることにより、菌が繁殖しにくくなります。

水筒の牛乳臭はコーヒー用使い捨てカップで防ごう!

外出先に牛乳などの乳製品を持ち運びたい時の解決方法は分かりました。

でも、職場などに牛乳をはじめとしたカフェラテやミルクティーなどといった自分の好きなドリンクを持って行きたい気分の時ってありますよね?

そういう時は、コーヒー用使い捨てのカップを利用しましょう!スターバックスなどでコーヒーをテイクアウトすると入れてもらえる、こういうカップです。

これを利用すると、そもそも水筒を使わないので、「水筒に牛乳の臭いがついてしまう」ということになりません。

このようなコーヒー用使い捨てカップは、Amazonなどといったネットショッピングで気軽に購入することができます。

このカップを使って、牛乳をはじめとする乳製品を持ち運ぶ際の臭い問題を解決しましょう!

また、別の解決策として、臭いがついてしまったその水筒を、乳製品専用の水筒にしてしまうという手もあります。

しかし先程お伝えしたように、水筒に牛乳をはじめとした乳製品を入れるのは、基本的にはだめです。

コーヒー用使い捨てカップを積極的に活用してみましょう!

まとめ

  • 水筒についてしまった牛乳の臭いは完全に取り切ることはできない
  • 水筒についてしまった牛乳の臭いを和らげる方法は、茶葉とコーヒーで洗う、熱湯で煮る、重曹や漂白剤を使うなどがある
  • 水筒に牛乳を入れて持ち運ぶことは、基本的にはだめ
  • 臭いがこびりつくだけではなく、腐敗・爆発・雑菌の繁殖などといったリスクがたくさんある
  • どうしても持ち運びたい場合は、コーヒー用使い捨てカップで代用しよう

今回、水筒に牛乳を入れた際についてしまった臭いの取り方をご紹介いたしました。

ついてしまった臭いは、残念ながら完全に取ることはできません。

しかし、臭いを和らげる方法ならいくつかあるのでぜひ試してみて下さい。

「捨てるしかないのか…。」と諦めていたその水筒。まだ諦めるのは早いです!今回ご紹介した方法で復活させましょう!