プラ板をオーブンで作る時の温度を知っていますか?
オーブンで作る時の温度は、オーブンのメーカーによりますが160℃~200℃が適温です。
プラ板はトースターで作るのは一般的でしたが、最近はオーブンレンジの普及でトースターを持っていない人も多いです。
実は、プラ板はトースターが無くてもオーブンで作ることができます。
適温を知っていても、プラ板をオーブンで作るとなぜか失敗する人が多いのですが、それはオーブンで作るやり方とコツを知らないからなのです!
今回は、プラ板をオーブンで作る時の温度と失敗しないやり方、コツも紹介します。
このやり方とコツを知っているのと知らないのとでは仕上がりが全く違います!
ぜひ最後までご覧いただき、やり方とコツをつかんでくださいね!
プラ板をオーブンで作る時は温度が一番重要
プラ板をオーブンで作る時の温度は、160℃~220℃の温度が適温と言われています。
ただし、使うオーブンによって適温は変わるので、160℃から始めて一番きれいに作れる温度を探しましょう!
プラ板をきれいに作るには、オーブンの温度がとても重要です。
オーブンの温度が低すぎるとプラ板が縮まなかったり、逆に高すぎるとプラ板から煙が出たり、きれいに作ることができません。
私の家ではSHARPのオーブンを使っているのですが、160℃から始めて一番きれいに作れる温度は200℃でした!
もちろんオーブンのメーカーにもよりますが、私の家で使っているオーブンは、200℃でプラ板を作ると、ツヤも出てきれいに縮みました!
プラ板をオーブンで作るやり方を紹介!
プラ板をオーブンで作る時のやり方を紹介します。今から紹介するやり方で作るときれいに作れるので、このやり方を見ながら作ってみてください!
- オーブンを160℃~200℃で予熱しておく
- 予熱している間にプラ板にデザインを書く
- デザインを書いた裏面に色を塗る
- ハサミで好きな形に切る。キーホルダーにしたい場合は、穴あけパンチで穴をあける
- 天板にクッキングシートを敷き、その上にプラ板を乗せて様子を見ながら2分間焼く
- 焼きあがったプラ板をクッキングシートで挟み、分厚い本で挟んで冷ます
作る時のポイントは、オーブンを予熱しておくことです。
予熱すると、オーブン内の温度が均一になるのでプラ板がきれいに縮みます!
逆に予熱せずにプラ板を入れると、オーブン内の温度が均一ではないので、きれいに縮まらず形がいびつになってしまいます。
私は予熱したオーブンと予熱していないオーブンの両方で作ったことがありますが、予熱をするのとしないのとでは、仕上がりが全く違いました。
また、プラ板の形や大きさによって縮む時間は異なります。
2分経ったら取り出せばいいのね!
プラ板がぐにゃぐにゃと縮み平らになるまでに2分もかからない場合もあります。
プラ板が縮む目安を2分として、オーブンからは目を離さないようにしましょう。
プラ板はやり方次第で仕上がりが変わるので、先ほど紹介したようにオーブンの適温を探し、その温度でしっかりと予熱してから作りましょう!
プラ板をオーブンで作る時コツ6選!これで失敗なし!
プラ板をオーブンで作る時のコツは6つあります。
せっかくプラ板を作るならきれいに作りたいですよね。
どれも簡単なものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください!
- プラ板を作る時はクッキングシートを使う
- 焼いたらすぐに分厚い本で挟む
- 油性ペンで書いた時は挟む前に5秒間待ってから分厚い本で挟む
- 完全に縮み終わってから取り出す
- 取り出す時や挟む時は手で触らずにフライ返しで取り出す
- 縮む方向を確認してから、一つずつオーブンに入れる
このコツを知っているのと知らないのとでは仕上がりが全く違います!
それでは、失敗しないコツを一つずつ解説していきます。
プラ板を作る時はクッキングシートを使う
プラ板をオーブンに入れる時や、取り出してから分厚い本で挟む時は、クッキングシートを使うとくっつかないのできれいに作れます。
プラ板を作る時に、アルミホイルをくしゃくしゃにして、その上にプラ板を乗せてオーブンに入れるやり方もあります。
このやり方だと、アルミホイルにプラ板がくっついたり、取り出す時にアルミホイルが熱くて取り出すのに時間がかかったり、きれいに作れません。
クッキングシートなら、プラ板がくっつかず、取り出す時もスムーズに取り出すことができますよ!
縮む方向を確認してから一つずつオーブンに入れる
オーブンによってプラ板の縮む方向が違うので、縮む方向によってはデザインがずれてしまうことがあります。
まずは縮み方や縮む方向を確認してから、一つずつ入れて作りましょう。
なぜまとめて作るのはダメなの?
プラ板をきれいに仕上げるには、プラ板の縮み具合を見て、いいタイミングで取り出さないといけません。
まとめて作ると全てのプラ板の縮み具合を見ることができないのでおすすめしません。
また、プラ板の形や大きさが違ったり、オーブン内での位置がバラバラだったりすると、縮まる時間も変わってくるため、取り出すタイミングが揃いません。
一つずつオーブンに入れれば、他のプラ板の縮み具合などを気にすることなくいいタイミングで取り出すことができます。
一つずつ作るのは確かに面倒ですが、きれいなプラ板を作るためにも、一つずつオーブンの中に入れましょう。
オーブンから取り出したらすぐに分厚い本で挟む
プラ板をオーブンから取り出したら冷める前に分厚い本で挟み形を整えましょう。
プラ板は冷ますと固まるので、オーブンから取り出したら熱いうちに分厚い本で挟むことで平たくきれいなプラ板に仕上がります。
急いで挟めば安心ね!
急いで挟むと本を閉じる時の風圧でプラ板が飛んで行ってしまうこともあるので気を付けてくださいね!
油性ペンで書いた時は5秒間待ってから分厚い本で挟む
プラ板を書くときに油性ペンで書いた時は、色移りを防ぐため、取り出したら5秒間待ってから分厚い本で挟みましょう。
油性ペンを使ってプラ板にデザインを書くと、分厚い本に挟む時にクッキングシートに色が移ってしまうことがあります。
すぐに挟まないといけないのでは?
プラ板は高温のオーブンの中で約2分間あたためていますので、5秒間では冷めないので安心してください。
せっかくきれいにデザインしたものが色映りしてしまったら嫌ですよね。
油性ペンを使ってデザインした時は、焦らず5秒間待ってから分厚い本で冷ましましょう。
プラ板が完全に縮み終わってから取り出す
プラ板はぐにゃぐにゃと縮んで完全に縮み終わると平らになるので、ぐにゃぐにゃの時に焦って取り出すと、そのまま固まってしまいます。
私も初めてプラ板を作った時、ぐにゃぐにゃになり焦って取り出したことがあります。
当たり前ですが、何度やってもぐにゃぐにゃになってしまったので、作るのを諦めたことがあります。
初めてプラ板を作る時は、あまりのぐにゃぐにゃさにびっくりするかもしれません。
ですが、ぐにゃぐにゃがおさまるのを待てばきれいなプラ板が出来上がりますよ!
ぐにゃぐにゃがおさまり、完全に縮み終わると平らになるので、平らになってから取り出しましょう。
取り出す時は手で触らずにフライ返しで取り出す
プラ板をオーブンから取り出す時は、手で取り出すとやけどをしたり、皮脂がついたりしてしまうのでフライ返しで取り出しましょう。
フライ返しがない場合は、クッキングシートごと取り出してそのまま分厚い本に挟むと、やけどすることなくスムーズに取り出すことができます。
フライ返しの他には、お箸やスプーンでも取りだすこともできます。取り出す時は、落とさないように気を付けましょう。
プラ板をオーブンで作って失敗した時の対処法2選!
プラ板をオーブンで作って失敗した時の対処法は2つあります。
- もう一度オーブンに入れて再加熱する
- クッキングシートの上からやさしくアイロンをかける
プラ板をオーブンで作って失敗する多くの原因は加熱不足です。
プラ板は縮むまでにぐにゃぐにゃになりながら縮むので、早く出したり、オーブンがしっかり予熱されていなかったりすると、失敗してしまう場合があります。
●もう一度オーブンに入れて再加熱する
先述した通り、失敗する原因はプラ板の加熱不足なので、もう一度オーブンに入れて再加熱します。
再加熱すると、またぐにゃぐにゃと縮みだすので、今度はぐにゃぐにゃがおさまるまで待ちましょう。
再加熱するとゆがみは直りますが、加熱のしすぎでプラ板に気泡が入ってしまうことがあります。
●クッキングシートの上からやさしくアイロンをかける
プラ板の上に高温対応のクッキングシートを敷いて、その上からアイロンをかけるとゆがみを修正することができます。
上から強くアイロンをかけると、プラ板が割れてしまうことがあります。
アイロンをかけるときはやさしく、あまり押さえつけないように気を付けましょう。
プラ板はオーブンがなくても代用品で作ることができる
オーブンやトースターを持っていなくても、ある代用品を使えばプラ板を作ることができます!
オーブンもトースターも持っていないからプラ板は作れないと思っていたわ!
プラ板を作る時のオーブンやトースターの代用品は次の3つです。
- ホットプレート
- エンボスヒーター
- アイロン
今は電子レンジのみで事足りるので、オーブンやトースターを持っていない家が多いです。
プラ板を作るためだけにオーブンやトースターを買うのはもったいないですよね。
安心してください!オーブンやトースターの代用品と作り方も紹介します!
●ホットプレート
ホットプレートはみんなで食卓を囲み、様々な料理を調理できる便利アイテムです。
週末にはお家で焼肉やお好み焼きをするのですが、焼肉なら材料を用意するだけ、お好み焼きは子供たちが楽しんで焼いてくれます♪ママにとってのお助けメニューですね!
オーブンやトースターを持っていなくても、ホットプレートは持っている人は多いのはないでしょうか。
ホットプレートでプラ板を作る時は、あたためたホットプレートの上に、クッキングシートを敷き、その上にプラ板を乗せるだけです。
●エンボスヒーター
エンボスヒーターとは、高温の風が出てくる小型のドライヤーのようなものです。
UVレジンやエンボス加工を施す時に使われるもので、ハンドメイドでアクセサリーを作る時などに使用されます。
クッキングシートを敷き、プラ板を置いたらエンボスヒーターを40秒ほど当てます。
エンボスヒーターは片手で持てて、近くでプラ板の様子を確認できるので、失敗しにくいです。
ドライヤーよりも高温の風が出てくるのでやけどしないように気を付けましょう。
●アイロン
プラ板をオーブンで作って失敗した時の対処法でも紹介したアイロンでもプラ板を作ることができます。
アイロンをあたためてクッキングシートの上からあてます。
修正する時と同じように、やさしくあてないとプラ板が割れてしまいます。
様子を見ながらやさしくアイロンをあてましょう。
まとめ
- プラ板をオーブンで作る時の温度は160℃~220℃の温度が適温である
- 使うオーブンによって適温は変わるので、160℃から始めて一番きれいに作れる温度を探すと良い
- プラ板をオーブンで作る時のポイントはオーブンを予熱しておくことである
- プラ板をきれいに作るコツはクッキングシートを使い、一つずつ入れ、すぐに分厚い本で挟むことである
- 他にも、油性ペンを使った場合は5秒間待ってから挟み、取りだす時は完全に縮み終わってから取り出し、手で触らずにフライ返しで取り出すと良い
- プラ板をオーブンで作って失敗した時は、もう一度オーブンに入れて再加熱するか、クッキングシートの上からアイロンをかけると良い
- オーブンの代用品になるものは、ホットプレート、エンボスヒーター、アイロンである
プラ板は簡単に作れますが、オーブンの温度やプラ板のデザインによって仕上がりが変わります。
どんなデザインでもきれいに仕上げるには6つのコツを取り入れることが大切です。
今回紹介したやり方と6つのコツを取り入れて、お気に入りのプラ板を作ってください♪