帰省の時に持参する実家への手土産、食べ物以外だと何がいいかなぁ。
実家への手土産を食べ物以外のもので選ぶとしたら、「実家の両親自身ではなかなか買わないもの」などのアイデアをヒントにすると、喜ばれる手土産選びができます。
手土産といえばお菓子をはじめとする食べ物が定番。
でも食べ物だと相手にとって迷惑になってしまう時や、毎回食べ物を手土産にしていてマンネリ化していると感じてしまう時もあると思います。
そんな時、食べ物以外の手土産のレパートリーを持っていると、実家に帰省する時にサッと手土産を選べますね。
食べ物以外の手土産でどんなものがおすすめかこれから具体的にご紹介します!
実家への手土産を食べ物以外にするなら何がいい?
実家の両親が高齢で食べ物だと食べきれなくて残ってしまうらしいんだ。
実家の両親、健康上の理由で食べられないものがあって、手土産は食べ物以外がいいかな。
実家への手土産を食べ物以外で選びたいこと、ありますよね。
食べ物以外で選ぶ時には、次のキーワードを考慮して選んでみましょう。
- 実家の両親自身ではなかなか買わないもの
- 市販で売っていないオリジナルのもの
- 欲しいものを事前にリサーチ
私も夫の実家に帰省する時の手土産にいつも迷うひとりです。
義両親二人暮らしのため、食べ物だと余りがちだったり、付き合いが多くて常にいただきもののお菓子があったりします。
そのため、食べ物以外の手土産の方がいいのかなと考えています。
まずは食べ物以外(=口にしない物品)をご紹介します。
普段使えるちょっといいものはもらってうれしい!
まずは、普段使っている日用品で、高品質・高価格帯のものを手土産にするアイデアをお伝えします。
自分で買うことは滅多にないけれど、高品質・高価格帯の日用品はもらったらうれしいわ。
例えば、こんなものをプレゼントにするのはいかがですか?
- ブランド物のハンカチやタオル
- 高級なシャンプーやボディソープ
- 上質な靴下や下着、Tシャツ、Yシャツ、パジャマなどの衣類
- ハンドクリームや入浴剤などのアメニティグッズ
- 話題のキッチン用品
- 扇子やマフラーなど季節用品
- 趣味で使うもの
私の実家の両親(特に母)は自分のために贅沢をしない人なので、何かの折にこのような「ちょっといいもの」を贈るととても喜んでくれます。
趣味がはっきりしているご両親の場合は、好みを事前にリサーチしておかないとせっかくの手土産を使ってもらえないかもしれません。
自分では買わない花も華やかで手土産に最適!
食べ物以外の贈り物の定番、「お花」も実家への手土産に最適ですね。
お花を自宅に飾るために買うことはなかなかない、というご実家も多いのではないでしょうか?
私自身も自宅用にお花を買うことは滅多にないので、贈り物としていただくとおうちが華やいでとてもうれしいです。
反対にお花が好きでよく実家に飾ってあるというご実家の場合も、お花は間違いなく喜ばれます。
花束も素敵ですが、公共交通機関で移動して帰省するならフラワーアレンジメントの方が運びやすいかもしれません。
もらった側も花瓶に移し替える必要なくそのまま飾れます。
かく言う私もお花を上手に生けるのが苦手なので、花束よりもアレンジメントの方がうれしいです。
植物のお世話が好きなご実家なら鉢植えなどもいいですね。
植物のお世話に慣れていないご実家の場合は、プリザーブドフラワーという選択肢もあります。
孫の写真や手作り作品はお金で買えない貴重な手土産
お子さん(実家の両親の孫)がいる人なら、孫の写真をアルバムにしたり、写真入りカレンダーを作ったりするのもいいですね!
お金で買えない、世界にひとつだけの手土産になります。
最近は手持ちの写真でアルバムやカレンダーを1部から作ってくれるサービスがたくさんありますので、それらを利用するのもおすすめです。
手作り感・オンリーワン感を大切にするなら、お子さんがかいた絵や手紙、作品も手土産として喜ばれること間違いなし!
私の実家・義実家の両親も、孫が作った作品をいつまでも自宅に飾ってくれています。
子どもの年齢が上がるとともに作品のレベルもアップして、成長を感じられますね。
何か欲しいものがあるか事前に聞くのもひとつの手!
食べ物以外の手土産にどうしても悩んでしまったら、何か欲しいものや必要なものがあるか事前に聞いてみるのもひとつです。
実家に帰る前には、いつ帰るか、誰といくかなど事前に連絡をしますよね。
その時に、「何か欲しいものはある?」「必要なものはある?」と聞いてみましょう。
「そういえば◯◯がないの。」「テレビで見た△△が気になっているの。」などの答えが返ってくるかもしれません。
実家が欲しいと思っているものをピンポイントで持参できたら、ご両親も助かること間違いなしです。
実家への手土産をお菓子以外にすると選択肢も広がる!
手土産の定番と言えばお菓子だけど、実家では甘いものを食べないからどうしよう。
手土産を「お菓子以外」から選ぶことにすると、「食べ物以外」にするよりも選択肢が広がります。
血糖値や体重管理の都合でお菓子は控えている、という実家のご両親も多いのではないでしょうか。甘いものが好きでない場合もありますよね。
私も、実家への手土産選び以外に、返礼やプレゼントを選ぶ時、相手が甘いものを食べない方だとわかっていると「お菓子以外のものにしようかな。」と考えます。
でも普段お菓子を贈るケースが多いので、お菓子以外のものを用意しようと思っても、よいアイデアがすぐには浮かんでこないですよね。
では、お菓子以外でおすすめの食べ物(飲み物含む)の手土産、このようなものはいかがでしょうか?
お茶やコーヒーの手土産は食後の楽しみとしてグッド!
お茶やコーヒー、紅茶を手土産にすれば食後やほっと一息つく時にみんなで楽しめます。
これなら糖分が含まれていないので、血糖値などを気にする心配がありません。
もし他の方がお菓子を手土産として持ってきていた場合、そのお菓子と一緒に楽しむこともできて喜ばれますね。
私はお茶の産地に住んでいるので、実家に関わらず、様々な方への手土産として緑茶を持参することが多いです。新茶の季節にはとても喜ばれますよ。
お酒好きのご実家にはビールや日本酒で一緒に晩酌♪
お酒が好きなご両親なら、ビールや日本酒、ワインなどを手土産にしても喜ばれそうです。
最近は地酒やクラフトビールなど地域の特産品も多く見かけます。
ご自身の住んでいる地域のお酒を手土産にして、一緒に晩酌すれば会話も弾みますね!
食材を持参して一緒に食卓を囲めば家族団らん
旬の野菜や果物、お住まいの地域の特産品、最近話題の食材などを手土産として持参するのもおすすめ。
実家に帰った時は一緒に食事をする機会があることが多いと思います。
その時に手土産の食材をみんなで食べれば、会話のネタにもなって盛り上がりそうです。
ちなみに私が手土産としていただいてうれしかった食材は「高級卵」。
スーパーでいつも買う卵に比べて濃厚で、卵かけご飯にしたらとてもおいしかったです。
卵は頻繁に使う食材ですし、肉や魚に比べると賞味期限も長めなので、もらって困ることはなく、むしろありがたい食材です。
調味料はお料理好きのご両親にウケること間違いなし!
醤油や味噌、塩、油など、調味料を手土産にするのもおもしろいですね。
お料理好きなご両親に喜ばれること間違いなし!
選ぶ時に、実家ではなかなか買わないちょっと高級な調味料にするとさらに話題を呼びそうです。
お米なら絶対に迷惑にならずありがたがられる手土産に
毎日の主食であるお米を手土産にすれば、迷惑になる心配もなく、むしろありがたがられるのでは?
手土産なのでちょっと気張って、お米屋さんで精米したてのものを持っていけばおいしさも格別です。
ネットショップなどではギフト包装されたお米もたくさん見かけますので、かわいいラッピングのものを選ぶのもいいですね。
実家への手土産の相場は?3000円以内が一般的
実家への手土産の相場ってどのくらいなのかな?
実家への手土産の相場は1000円〜3000円が一般的のようです。
ただし、実家に帰省する頻度が高い方ほど相場金額が安くなり、帰省する頻度が低い人ほど高くなるようでした。
私は実家が近いのでほぼ毎週帰っていますが、その度毎にその金額の手土産を持参したらお財布がちょっとツラいです(笑)。
ですので、旅行のお土産がある時やふと見つけたおもしろいものを見つけた時など、手土産を持参する頻度は不定期ですし、金額もまちまちです。
それに対して夫の実家は少し離れたところにあるので月に1回程度帰省しています。
その時に持参する手土産の金額はやはり、1000円〜3000円程度です。
母の日や父の日、誕生日などが近い場合は手土産代わりにプレゼントを持っていくので、相場よりも高い金額のものを持っていくこともあります。
いずれにしても、手土産はあくまで気持ちですので、金額以上に実家のことを思って「何を選ぶか」が大切であるように思います。
特に義実家に持参する手土産は慎重に選びましょう。
あまりに義実家のことを考えていない手土産を持参すると、気まずい雰囲気になったり、関係が悪化する危険性も考えられます。
選ぶ時のポイントとしては、以下のような点などを考えてみましょう。
- 食べ物がいいか、食べ物以外がいいか(お菓子でも喜ばれるか)
- 食べ物の場合、日持ちするもの、個包装のもの、常温で保存できるものの方がいいか
- 実家の人数に合った適切な量か(多すぎず少なさすぎず)
- 実家の好みに合ったものか
考えすぎると選びづらくなってしまいますが、気持ちを込めて手土産を用意したいですね。
まとめ
- 実家への手土産を食べ物以外にするなら、普段使っている日用品で、高品質・高価格帯のもの、花、孫の写真や手作り作品などがある
- 食べ物以外の手土産で迷ったら、何か欲しいものがあるか事前に聞いて持参すれば、実家も助かること間違いなし
- 実家への手土産をお菓子以外にすると選択肢も広がる
- お菓子以外の手土産だと、お茶やコーヒー、お酒類、旬の食材、調味料、お米などのアイデアがある
- 実家への手土産の相場は1000円〜3000円が一般的
- 実家への手土産を選ぶ時は相手の状況や好みを考えて選ぶことが大切
実家を含め誰かへの手土産を食べ物以外から選ぼうとすると、何がいいのか悩むことが多いと思います。
その時は「自分がもらってうれしいか」「自分がもらって困らないか」を想像して選んでみるといいかもしれません。
いつもはお菓子をはじめとする定番の手土産を選んでいた方も、食べ物以外の少し違った手土産を持参してみましょう。
実家のご両親が今まで以上に喜んでくれた、といううれしい反応もあるかもしれませんよ。