クッキーの生地がパサパサでまとまらない!原因と対処法を解説!

これなに情報
記事内に広告が含まれています。

クッキーの生地がパサパサでまとまらない…。

クッキーの生地がまとまらない原因には代用した材料が原因だったり、計量が間違っていたりすることが考えられます。

他にもいくつかの原因があって、クッキーの生地が上手くまとまらないようになってしまうのです…。

レシピ通り作ったのに、生地がパサパサしていて、ボロボロになってしまうと成形が難しくなってしまいますよね。

しかし、その生地はダメになってしまったわけではありません!

適切な対処をすれば、ちゃんと美味しいクッキーを作ることができるので、安心してください。

この記事ではパサパサになってしまった生地の原因と対処法をご紹介していきます。

美味しいクッキーを作るためにも、要チェックです!

 

 

クッキーの生地がパサパサでまとまらない原因4つ!

クッキーの生地がパサパサでまとまらない原因は、下記の4つが考えられます。

  • 代用材料が原因
  • 計量が間違っている
  • 材料を混ぜ合わせる手順や温度の問題
  • 生地の寝かせ方の問題

こういった代用した材料、計量のミス、手順や寝かせ方などが原因で、クッキーの生地がまとまらないのですね。

しかし、まだまだ生地は復活しますから捨ててしまうのはもったいないですよ。

まずはクッキーの生地がパサパサしてまとまらない原因について、ひとつひとつ説明していきます!

 

代用した材料が原因でまとまらなくなる!

クッキーの生地を作るときに使った代用材料が原因で、生地がまとまらないことがあります。

クッキーを作りたくても、バターが無い!グラニュー糖が無い!なんてことよくありますよね。

そして、バターやグラニュー糖の代わりにサラダ油や上白糖を使ったレシピも多いです。

ですから、バターの代わりにサラダ油を使ったり、グラニュー糖の代わりに上白糖を使ったり代用材料を使っていませんか?

その場合、混ぜ合わせたときに材料が上手く馴染まずにパサパサになってしまうことがあるのです!

クッキーの生地を失敗なく作りたい方は、できるだけ代用せずに無縁バターとグラニュー糖を使うようにしましょう。

 

材料の計量が間違っていると失敗してしまう!

材料の計量を正しく行わないと、生地がパサパサになり上手くまとまらないことがあります。

砂糖や薄力粉などの材料の計量は正しく正確にできていましたか?

私がよくやるのは、器の重さを引かずに材料を計量してしまうことですね…。

そんなことが無いように、全ての材料を混ぜ合わせる前に確認しながら計量しておきましょう!

そして、混ぜ合わせる際にも分量を確認しながら行なうと、後で「しまった!!」と言う事がなくなります。

初めて扱うレシピだと、特に注意が必要ですね!

 

材料を混ぜ合わせる手順や温度にも注意が必要!

材料を混ぜ合わせる手順や温度、状態などの影響で、クッキーの生地が上手くまとまらないことがあります。

手順や材料の状態も関係するのね!

疎かにしてしまいがちですが、混ぜ合わせる手順や材料の状態は、クッキーの生地作りにとても深く関わってくるのです。

失敗しないクッキーの生地作りの手順を下記にまとめてみました。

  1. バターを室温に近い20℃程の柔らかい状態にしてよく混ぜる
  2. そのバターにグラニュー糖を入れてさらによく混ぜる
  3. バターとグラニュー糖をよく混ぜ合わせた中に、ときほぐした卵を少量ずつ入れる
  4. 卵が分離していないのを確認し、先に振るっておいた薄力粉を入れてサックリと混ぜ合わせる

この手順を正しく行なうとクッキーの生地は失敗しにくいです!

また、ポイントとして卵を入れる際は分離しやすいのでハンドミキサーを使うのがおすすめですね。

しかし、バターが冷えて固いままの状態だったり、温まりすぎて液状だったりすると生地がまとまらないことがあります。

他にも、バターとグラニュー糖をよく混ぜ合わせた中に、ときほぐした卵を少量ずつ入れられましたか?

卵が分離しないようにハンドミキサーを使って混ぜ合わせましたか?

このとき、卵が冷蔵庫から出した直後などで冷えていると、分離しやすくなってしまいます。

ですから、卵を割ってときほぐす前に冷蔵庫から出し、常温に近い状態にしておきましょう。

以上のことに注意して美味しいクッキーを作りましょう!

 

生地の冷蔵庫での寝かせ方と時間がいまいち!

クッキーの生地を寝かせる時間や方法によっても、生地が上手くまとまらないことがあります。

クッキーの生地の油分と水分、薄力粉がよく馴染むためには、冷蔵庫の中で1時間程度寝かさなくてはなりません!

また、ラップやジップロックで、しっかりと包んでおらず、生地から水分が抜けてしまうと生地がまとまらないことがあるのです。

材料同士をよく馴染ませるためには、しっかり包んで冷蔵庫で1時間寝かせることが重要なのね!

早く焼きたくなってしまう気持ちを抑えて、冷蔵庫でしっかり包んで1時間程度寝かせる時間を作りましょう。

そうすることによって、まとまりの良い生地を作ることができるのです!

 

 

クッキーの生地がまとまらないときは寝かせる!

クッキーの生地がまとまらないときどうしたらいいの…?

クッキーの生地がボロボロでまとまらないときの対処法として、生地を寝かせる、卵や牛乳などの水分を足してみるなどが挙げられます。

ただし、ボロボロになってしまう原因によって有効な対処法が変わってきますので、詳しく説明していきますね。

 

代用材料を使用して生地がまとまらない場合は?

代用材料が原因でボソボソになってしまい、まとまらない生地は、冷蔵庫で寝かせる時間を長くしてみましょう!

グラニュー糖の代用で上白糖を使った場合と、無塩バターの代用でサラダ油を使った場合は他の材料と馴染むのに時間が必要です。

冷蔵庫で1時間ほど寝かせることによって、クッキー生地の材料同士が馴染んでうまくまとまりやすくなります。

 

材料の計量ミスでまとまらないときは牛乳を加える

生地の状態をみながら牛乳を少しずつ足していきましょう。

材料の計量が間違っていて、ボソボソになる場合は薄力粉の量が多い場合か、卵白が少なく生地全体に水分量が足りないことが多いです。

クッキーの生地に加える牛乳の量は、生地の固さを見ながら加減してくださいね。

この時、牛乳と生地を揉み込み過ぎずに、牛乳を馴染ませる程度で優しく混ぜましょう!

私はこのとき揉みすぎてしまい、焼き上がりのクッキーが固くなってしまいました…。

美味しいクッキーを焼くためには、優しく混ぜるのが大切なのね。

 

材料を混ぜ合わせる手順が原因のときの対処法は?

材料を混ぜ合わせる手順が原因でまとまらないときも、再び冷蔵庫で生地を寝かせて様子をみましょう!

冷蔵庫で時間をおいてから生地の状態をみて、まだボソボソの状態であれば、生地を軽く揉んでみると材料同士が馴染みやすくなります。

そうして材料同士が馴染むと、パサパサだったクッキーの生地がうまくまとまります。

やることをやった後は、焦って無駄な材料を加えたりしないようにしましょうね。

「果報は寝て待て」ですね!

 

クッキー生地の失敗しない作り方をご紹介します!

初心者でも失敗しにくい作り方が知りたい!!

クッキーを作りたいと思ってネットでレシピを調べてみると、本当にいろんな作り方がありますよね。

どの作り方が一番美味しく作れるレシピなのか、迷って混乱してしまいます…。

そんなあなたのために、クッキーの生地作り初心者の方でも失敗しにくいレシピをご紹介します!

今回はみんなに大人気のチョコチップクッキーの作り方を載せておきますね。

<材料 (約20個分)>

  • バター 100g
  • グラニュー糖 80g
  • 塩 ひとつまみ
  • 卵(Mサイズ) 1個
  • 薄力粉 150g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • チョコチップ 80g

<作り方>

  1. バターは2cm角くらいに切り、室温に20分程置いて柔らかくする
  2. 天板全体にオーブン用シートを敷き、オーブンを180℃で温めておく
  3. ボールに入れたバターをクリーム状に練っておく
  4. そこにグラニュー糖と塩を加え、白っぽくふわっと軽い感じになるまで十分すり混ぜる
  5. 次に常温に戻した卵をといてから加え、ハンドミキサーでまんべんなく混ぜる
  6. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて万能こし器に入れ、5のボールに振るう
  7. 6のボールの中身をゴムべらで粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜ合わせる
  8. 7の生地全体をまとめ、ラップでしっかりと包み、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる
  9. 寝かせた生地をと取り出し、軽く揉む
  10. チョコチップは飾り用に少量取り分け、残りを9に加えて全体を揉む
  11. フォークなどで生地を5cmほどの間隔をあけながら天板にのせる
  12. 表面を軽く押さえて直径4cmくらいにのばしてからそれぞれに飾り用のチョコチップをのせる
  13. 予熱しておいた180℃のオーブンできつね色になるまで12~14分焼く
  14. ケーキクーラーなどに移してよく冷ます

簡単に言うと、すべての材料を混ぜて焼くだけなのですが、計量や手順、材料の状態をしっかり確認しながら生地作りをしましょう。

そうすれば、失敗なく誰でも美味しいクッキーを作ることができます!

ちょっと手間がかかるけど丁寧に作るのが大切なのね!

簡単にできるレシピや代用品を多く使うレシピだと、生地が上手くいかないことがあるので丁寧に作るのがポイントです。

お家でクッキーを作るときは、ぜひこのレシピを参考にしてみてください。

 

 

まとめ

  • クッキーの生地がまとまらない原因は、代用材料が馴染みにくいこと、材料の計量が間違っていることが考えられる
  • 他に、クッキー生地の材料を混ぜ合わせる手順や温度、生地の寝かせ方に原因があることが考えられる
  • 代用材料が原因でまとまらない生地は、冷蔵庫で寝かせる時間を長くするとまとまりやすくなる
  • 材料の計量ミスで生地がまとまらない場合は、生地の状態をみながら牛乳を少しずつ足していくと有効
  • 生地の材料を混ぜ合わせる手順や材料の状態に原因がある場合は、もっと冷蔵庫で生地を寝かせて様子をみるのが有効
  • 簡単に言うとクッキーはすべての材料を混ぜて焼くだけだが、計量や手順、材料の状態をしっかり確認して作ると失敗しない

ここまで、クッキーの生地がパサパサでまとまらない原因とそのときの対処法を解説していきました。

もし、生地がボロボロになってしまったとしても、生地を寝かせたり、牛乳を加えたりすれば充分復活しますよ!

皆さんもこの記事を参考に、美味しいクッキーを作ってくださいね♪