柔軟剤の匂いを消す効果的な取り方5選!衣類もふわふわになる!?

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いろんな匂いが楽しめる柔軟剤ですが、その匂いに「この匂いキツイ」と思ったことはありませんか?

しかし、柔軟剤で衣類に匂いは付けられても、匂いの取り方なんてあるの?と悩んでいるあなた!安心してください。

柔軟剤の匂いの取り方は天日干しやエタノールに漬け込む方法などがあります!

この記事では柔軟剤の匂いの取り方について徹底解説しています!

柔軟剤を使用することでメリットもありますが、デメリットもあるのです。そのデメリットを知らずになんとなくで使用し続けることはおすすめできません。

あなたの健康は勿論、周り方の健康のために、毎日の洗濯を見直すべきかなと思う方は、是非この記事をご覧になってください。

一度柔軟剤を使用しただけなのに、何度洗濯しても柔軟剤の匂いが一向に取れない!というそこのあなた!

柔軟剤の匂いの取り方についてご説明します!

柔軟剤の匂いの取り方5選を徹底解説!

柔軟剤の匂いの取り方は以下の5つの方法があります。

  • 天日干し
  • エタノール(アルコール)に漬け込む
  • クエン酸とセスキ炭酸ソーダのw使い
  • 酸素系漂白剤に漬け込む
  • クリーニングに出す

洗濯をするときに、洗剤と柔軟剤をどちらも使われていますか?

実際に私も使用していますし、テレビのコマーシャルで放送される内容や、店頭の広告を見てなんとなく購入している方も多くいるかと思います。

柔軟剤は、香りで選んでいる!という方もいるのではないでしょうか。

たしかに柔軟剤は柔軟性とともに種類豊富な香りが楽しめますよね。

しかし、柔軟剤も香水と同じで、匂いに慣れてしまうと同じ匂いに鈍感になり、知らず知らずのうちに分量を増やす傾向にあるのです。

まちがえて分量を増やしてしまった時は次の5つの方法を試してみてくださいね♪

天日干し

柔軟剤の匂いの取り方について一番お手軽な方法ですね。

この記事でお伝えする内容は、どの方法も共通して最後に日光にしっかりあてて乾かしていただきます。

匂いの取り方について自分で工夫していただき、最後は自然の力に委ねてみてください。

まずは、普通にお洗濯をして、天気が良い日に日光と風があたる場所に洗濯物を干しておきましょう。

出来る限り長時間干すことで効果があげられます。

日光が強い方が効果的なので夏は特におすすめです。

ただし、長時間干す必要があるため、衣類によっては日光により色褪せする場合がありますので、色褪せしにくい衣類には向いている方法かと思います。

何日も干しっぱなしが良いという声も聞きますが、夕方以降に洗濯物を外に干すことはおすすめしません。

なぜなら、室内の明かりに寄ってきた虫が洗濯物についてしまうからです。

そうなっては別問題ですよね。

また、街中や道路沿いの方は、外気にさらすことで排気ガスや近隣の匂いがついてしまうなどが考えられますので、外干しの環境が適していない場所では注意が必要です。

エタノール(アルコール)に漬け込む

柔軟剤の匂いの取り方について次にご紹介するのが、エタノールを使った方法です。

エタノールはアクリルやナイロン、レーヨンの割合が10パーセント以上の衣類に特に効果的です。

衣類によってはいたんでしまう可能性があるので、必ず素材の確認をしましょう!

手順として、衣類が入るバケツを用意したら衣類にエタノールを軽く染み込ませます。

その上から衣類が浸かるくらい水を入れて半日放置してください。

その後、しっかりと絞ってから通常の洗濯を行うだけです。

漬け込む際は次のことに注意しましょう。

  • 漬け込むときはお湯では無く水を使用する
  • エタノールの濃度はバケツの中の10パーセント程度
  • 作業中は必ずマスクとゴム手袋を装着する

水を使用する理由は、お湯の熱でエタノールがとんでしまい効果が無くなるからです。

エタノールは濃度が高いと、その匂いが逆に衣類に残ってしまいますので、バケツの中の10パーセント程度の濃度で十分です。

またエタノールは匂いもツンとした刺激臭がしますので、マスクと手荒れ防止の為にもゴム手袋を装着することをおすすめします。

クエン酸とセスキ炭酸ソーダ水のw使い

次にご紹介するのが、お掃除でも使われることが多いクエン酸で柔軟剤の匂いを取る方法です。

クエン酸は、その用途からご家庭にあるという方も多いのではないでしょうか。

後程ご紹介しますが、クエン酸は柔軟剤の匂いを取る以外にも、柔軟剤の代わりにもなる優れものなのです!

クエン酸は酸性ですので、殺菌、除菌、漂白の効果があり、更に安価で手に入るので一番おすすめの方法です。

クエン酸を使った柔軟剤の匂い取りの手順は次の通りです。

  1. 衣類が入るバケツを用意したら大さじ3程度のクエン酸を入れる
  2. 上からクエン酸を溶かすように水をバケツの8割程度入れる
  3. 衣類を投入して半日漬け込む7
  4. 水を捨て軽く衣類を絞る
  5. バケツに炭酸ソーダ大さじ3程度入れて水をバケツの8割入れて炭酸ソーダ水を作る
  6. 絞った衣類を投入して半日漬け込む
  7. 通常の洗濯を行う

工程は長く思えますが、長年の衣類に染み込んだ匂いも取れますし、効果は確実に感じられる方法です。

ただし、注意点としてセスキ炭酸ソーダにより衣類の色落ちが考えられます。

心配な場合は一度にたくさんの衣類で試すのではなく、1枚で試してみたり、バケツの中の衣類を統一してみたりして衣類の変色を防ぐようにしてみてください。

酸素系漂白剤に漬け込む

酸素系漂白剤はなんといっても衣類の色落ちの心配がありません。

またお値段も比較的安価ですし、お店で簡単に入手できるので気軽にチャレンジできますね。

ただし、一度ではなかなか効果は出ないので匂いが取れたかなと思えるまで繰り返し行っていただく必要があります。

手順として、バケツに大さじ2程度の酸素系漂白剤を入れてバケツの8割程度の水を入れます。

その上から衣類を投入し、半日漬け込みます。

しっかり絞って通常の洗濯を行います。

注意点として、酸素系漂白剤を使用する際は、しっかりと換気を行うこと、更に塩素系製品を混入すると有毒ガスが発生しますので必ず注意して作業してください。

クリーニングに出す

プロに頼むということも一つの方法です。

ただし、自分で行うのではありませんから当然コストもかかりますし、柔軟剤の匂いはクリーニングでは完全に取り除けるものではありません。

しかし、例えば衣類だけではなく、毛布や自宅の洗濯機ではどうしても洗濯できないという物は一度プロに依頼してみましょう!

強い香りが苦手という方も多いと思いますが、一方で無臭というものは人気ではないのが実情だと思います。

それ故、新しい香り、自分の好きな香りを求めて柔軟剤を購入する方が多いのではないでしょうか。

ですが、その香りを楽しむためにも、衣類についている匂いを一度クリアにしてみてはいかがでしょう。

柔軟剤の匂いがきついと体調不良の原因にも!?

柔軟剤の匂いの取り方についてご説明してきましたが、柔軟剤を使用するにあたって一体どのようなデメリットがあるのでしょうか。

最初にお伝えしたように、柔軟剤は柔軟性とともにその香りを売りにしていることが多いですよね。

その香りのみにつられて柔軟剤を選んでいる方は、反対にその柔軟剤の強い香りがきつい!と困っている方がいるという事を知っておく必要があります。

柔軟剤の匂いを楽しむ一方で規定の分量を守らずに、きつい匂いを周りに放っていませんか?

匂いは次第に慣れていきますので、自分ではそんなにと思っていても周りからは匂いがきついと感じられることもあるのです。

それを確認したうえで、更に柔軟剤のデメリットについて確認してみましょう。

まず、柔軟剤を使用することで以下のデメリットがあげられます。

  • タオルの吸水性が落ちる
  • 生乾き臭や洗濯槽のカビの原因になる
  • 肌トラブル
  • 香害
  • 化学物質過敏症

以上の点について順番に説明します。

タオルの吸収性が落ちる

こちらは一重に全てのタオルに共通するとは言えません。

タオルは表面に繊維が多数あり、それが立ち上がることでふわふわな感触が感じられるのですが、柔軟剤はその表面に膜を張ってしまうようなものです。

表面に膜を張ることで吸収性が落ちてしまってはタオルそのものの機能が低下しますね。

せっかくのタオルも吸収性が落ちるのでは本末転倒、それではデメリットでしかありません。

どの家庭でも必ずあるタオルですが、しっかりと水分を吸収してくれる、ふわふわのタオルはやはり気持ちがいいですよね。

生乾き臭や洗濯槽のカビの原因になる

洗剤や柔軟剤を繰り返し使用することで、衣類に匂いなどの効果がでるように、洗濯槽にもその成分が残るのです。

先ほどタオルの表面に膜が張るとお伝えしたように、柔軟剤を繰り返し使えばタオルの表面の膜がどんどん強くなり次第に洗剤自体が入りにくくなってしまうのです。

その結果、汚れを落とすはずの洗剤がはじかれてしまい、汚れが完全に落ち切らずに匂いが発生し、生乾き臭も発生してしまいます。

同様に洗濯槽にも柔軟剤の成分が落ち切らず、付着した成分が次第にカビの発生に繋がってしまうのです。

衣類同様、洗濯槽も定期的に柔軟剤の匂いや付着物を掃除する必要があるということです。

肌トラブル

衣類は当然ながら私たちの素肌に直接触れるものです。

洗剤や柔軟剤には「界面活性剤」という成分が含まれています。

これは汚れや柔軟性を高めるために必要な成分ですが、この成分が直接肌に触れることで肌トラブルを引き起こすことがあるのです。

特に肌質がデリケート、敏感肌の方、赤ちゃんなどはその可能性が高くなります。

実際に以下のような症状が出て、ホルモンバランスや呼吸器への影響も出る可能性もあります。

  • 肌がかぶれる
  • 肌がひどく乾燥する
  • 肌にかゆみが生じる
  • 咳が出るようになった
  • 鼻水が止まらない

敏感肌の方や赤ちゃんの衣類には成分自体にやさしいものが使用されたりもしますが、柔軟剤そのものの使用を控えるという考え方も必要かもしれませんね。

私も子供を出産した直後は、なんとなくで赤ちゃんに使える柔軟剤を選んでいましたが、今考えるとゾッとします。

毎日身に付ける衣類だからこそ、洗剤や柔軟剤の成分や使用方法をしっかり確認するべきですね。

香害

香害とは、香水や芳香剤などに含まれる成分から頭痛やアレルギー、吐き気といった身体症状を発するもので、香りの成分による公害という意味で、「香害」と呼ばれています。

香害の原因の一つとして香り付き柔軟剤も挙げられているのです。

また、「スメル・ハラスメント」という言葉があります。

略して「スメハラ」と呼ばれているのですが、最近では柔軟剤のスメハラという言葉があるのはご存知でしょうか?

以前は、体臭などから気分が悪くなるというときに使われていました。

しかし、最近では柔軟剤の匂いがきつすぎて気分が悪いというときに使われるのです。

体臭やたばこ臭など、仕方なくあるいは本人が気づかずに発しているケースはありますね。

ところが、良い香りだと思って柔軟剤を使用していても、香害やスメハラと言われてしまうと考えものですよね。

化学物質過敏症

化学物質過敏症とは、一定以上の成分に接触した後、再度同じ成分に接触することで発症するもので花粉症やアレルギーに近いものと考えられています。

発症すると、頭痛や吐き気、めまい、咳などさまざまな症状が出ます。

化学物質過敏症は大人子供関係なく発症するので、いつだれが発症しても不思議ではありません。

発症すると、公共交通機関が使えなくなったり、外出時はマスクが必須になったり、症状が重度になると寝たきりにもなったりと怖い病気です。

現在、効果的な治療法はなく、治療薬で簡単に治せる病気ではないのです。

そして、この病気の引き金となっているのが、合成洗剤や柔軟剤の匂いや香りなのです。

柔軟剤の匂いで考えすぎでは?と思う方もいるかと思いますが、実際に発症している方もいますし、身体障害年金の対象になっている病気なので、国が認めている身体的な病なのです。

以上のデメリットを知ったうえで柔軟剤は使う意味があるのだろうかと思ってしまいます。

しかし、ここで大切なのは柔軟剤の成分や使用する分量、衣類の種類によって分けるといった柔軟剤の使い方をしっかり守るということです。

せっかく好きな香りのする柔軟剤があるのであれば、その効果も活かしつつ、お好みの香りを楽しみたいですよね。

それでも柔軟剤特有の強い匂いは嫌だという方には、柔軟剤を使用しなくても衣類をふわふわにする方法についてご紹介します!

柔軟剤の匂い取りにはクエン酸がおすすめ!

ここまでは柔軟剤の匂いの取り方についてご説明しましたが、ここでは柔軟剤を使わなくても衣類をふわふわにする方法についてご説明します!

ズバリ言います。それはクエン酸です!普段の洗濯の際、すすぎの段階でクエン酸を投入してみてください。

柔軟性は欲しいけど、その方法は柔軟剤にしか出来ないのかと思っていらっしゃる方!柔軟剤が無くても衣類はふわふわにできます!

それは普段の洗濯の際にクエン酸を投入すること。

先ほど、柔軟剤の匂いの取り方についてご説明した際にもクエン酸は登場しましたが、クエン酸は柔軟剤の代わりとして使うことができます。

そうすることで、洗剤のアルカリ成分が中和され、衣類のごわごわ感が改善されてふわふわな感触になるのです!

もちろん、柔軟剤のように表面に膜を張る成分はありませんので、柔軟性は劣っています。

しかし、タオルの吸水性が落ちることもありませんし、洗濯槽の匂いやカビの発生を防止することだって出来ます!

また、柔軟剤の匂いや、元々の消えない衣類の匂いも消してしまいメリットだらけなのです!

万が一、家にクエン酸が無いという方はお酢でも代用できます!

お酢の匂いは残らないので心配不要ですね!

また、少しの工夫としてお伝えしますが、洗濯機から衣類を出して干す前に、空気を含ますように空中でバサバサと音がなるように衣類を上下に振ってみてください!

ひと手間ですが、そのひと手間によって衣類の繊維が立ち上がりますのでふわふわになりますよ!

柔軟剤の匂いは嫌だけど柔軟性が欲しいあなたは一度試す価値ありかと思います。

まとめ

  • 柔軟剤の匂いの取り方について、天日干しやエタノール・クエン酸・酸素系漂白剤といった成分に漬け込むことが効果的
  • 毛布やカーペットなどの大判のものはクリーニングに出す方法もある
  • 柔軟剤のよるデメリットとして衣類の繊維が落ちたり、肌トラブルを招いたり洗濯槽のカビの原因になる
  • 香害となり知らず知らずのうちに他人を不快にさせてしまう
  • 柔軟剤を使用しなくてもクエン酸を使用することで、衣類に柔軟性をもたすことはできる

この記事では柔軟剤の匂いの取り方についてお伝えしました。

柔軟剤はメリットとデメリットがあるので、そのどちらも知ったうえで使用することは大切だと思います。

そして、柔軟剤の匂いの取り方を上手に生活の中で活かしていただき、あなたの健康、家族の健康を考えていただけたらと思います。