
ベランピングをやってみたいのだけれど、注意点はなんだろ?

なるべくご近所さんに迷惑をかけないようにベランピングをやってみたいな…。
一軒家でも、外で行うベランピングには近隣住民への配慮が必要です。
ベランピングは騒音、時間帯、煙や臭いが原因で迷惑と思われるケースは少なくありません。
この記事では、一軒家のベランピングを行う際、近隣住民に迷惑をかけずに行う方法をお伝えします。
またアパートやマンションの場合はよりいっそうの注意が必要ですので加えて説明します。
この記事を読まずに一軒家でベランピングをすると一生付き合っていくご近所さんとトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
しっかり注意点を知った上で、ベランピングを楽しみましょう♪
ベランピングは一軒家でも迷惑をかける場合がある!

ベランピングはマンションなどの賃貸住宅はもちろん、一軒家でも注意しないと近隣住民の方に迷惑をかけることになります。
ベランピングとは、「ベランダ+グラマラス+キャンピング」を略した言葉です。
キャンプ場や、広い庭がなくてもできるのがベランピングのいいところですが、マナーを守らないと近隣住民に迷惑をかけることになります。

準備もそこそこで始められそうでいいね!
ベランピングが迷惑だと思われる4つの理由!
- 騒音が出るため
- 常識のない時間に行うため
- 火を使うことで煙や臭いが出るため
- 避難経路を塞ぐため
逆に言うと、ここさえ気をつけていれば、迷惑をかけることなくベランピングを楽しめますのでしっかり把握しておきましょう。
<騒音が出るため>
ベランピングを複数人でやるとつい楽しくなってしまい、話し声も大きくなりがちです。
食事しながら、お酒などが入るとなおさらです。食器の接触音も気になるところですよね。
このような音は他人からしてみたら騒音です。外なので一軒家でも想像以上に騒音が広がっている可能性があります。
当事者は気づきにくい部分かもしれませんので、よりいっそうの注意が必要です。

大勢でやるなら、広いキャンプ場などで気兼ねなく集まった方が楽しいかもね!
<常識のない時間帯に行うため>
朝早くや、夜遅くにベランピングを行うのは迷惑です。
音に気をつけていても、静かな住宅街だとちょっとした話し声も届いてしまいます。
せっかくなら長い時間楽しみたいという気持ちもわかりますが、山奥でやるキャンプとは違います。

もう子どもが寝る時間なのに…。
<火を使うことで煙や臭いが出るため>
キャンプといえば、バーベキューと思うかもしれませんが、バーベキューをすると煙はもちろん臭いもでます。
しかもその煙や臭いは広範囲に渡ることがほとんどです。
これらが部屋の中に入ってきたり、洗濯物についたりするので迷惑です。

天気がいいのに窓を閉めたり、部屋干ししなきゃいけなかったり、なんでこっちが我慢しなきゃいけないのよ!
こんな風に思われ、トラブルになるのも想像できます。

<避難経路を塞ぐため>
これは一軒家だと関係ないことなのですが、賃貸マンションでも、分譲マンションでもベランダそのものはマンションの共有スペースです。
火災や災害が起こった場合の避難経路として使うための共有スペースですので、そこでベランピングをしていると知ったご近所さんは不安に思うかもしれません。
ベランピングを一軒家でする際の注意点や具体的な方法

せっかくベランダがあって一軒家なのであれば、ベランピングをしてみたいですよね!
注意点や具体的な方法をおさえることで、先述したような迷惑をかけることなく一軒家でベランピングが行えます。
- 騒音を出さないようにする
- 常識の範囲内の時間帯に行う
- 極力外で火を使わない
具体的になにをしたらよいのか、ご説明します。
<騒音を出さないようにする>
大きな声を上げないことはもちろん人数も最小限にしましょう。2人~3人が限度だと思います。
子どもなどがいると足音も大きくなりがちですので大人だけではなく、子どもの人数にも注意しましょう。
またコップやお皿は紙製やプラスチック製のものにし、金属やガラスなどの接触したときに高い音のでるものはできるだけ使わないようにしましょう。
<常識の範囲内の時間帯に行う>
迷惑になりづらい日中にはじめて、日が落ちる前にはお開きにしましょう。
片づけの時間も考慮して、バタバタ音を立てないように注意しましょう。
すぐにお部屋に入れるのも、ベランピングのいいところなので、名残り惜しい場合は部屋で続きをやってもいいかもしれませんね。
<極力外で火を使わない>
一軒家であっても火は煙や臭いが出るため使わない方がいいでしょう。
火を見た近隣住民が火事の心配をするかもしれません。
もし調理が必要であれば、無煙のロースターを使ったり、煙のでないカセットコンロを使ったりするといいでしょう。
またあらかじめキッチンで調理したものを使うほうが迷惑にならずいいのではないでしょうか。

私は、チーズと生ハムがあればいいわ…。
火を使わなくてもおいしく食べられるものはたくさんあります。
ベランダであえて火を使ってトラブルになるくらいなら、火を使わず外のおいしい空気を楽しみましょう。
ベランピングを一軒家以外でもトラブルなく楽しむ方法

アパートやマンションでベランピングする場合、一軒家で気をつける事柄にプラスして3点気をつけるポイントがあります。
- 共有スペースであるベランダが避難経路ということを認識する
- 物を落とさない
- アパートやマンションの規約を確認する
一軒家と違い近隣住民との距離が物理的に近いことに加え、共有スペースもあるためトラブルが起きやすいです。
<共有スペースであるベランダが避難経路ということを認識する>
先述したように、賃貸住宅、分譲住宅関係なくアパートやマンションのベランダは共有スペースになっています。
理由は火災や災害などのトラブルが起こった際の避難経路になるからです。
そのため自分の家のベランダだからと言って、すぐに移動させられないものや大型のものを置いてはいけません。
ベランピングする際は簡素な道具を使い、使い終わったらすぐに片付けをしましょう。
外で使うものだといってベランダに置きっぱなしにするのもやめましょう。
<物を落とさない>
一軒家と違い下に庭がないので、下にものが落ちると大変危険です。
また高層になると風の影響も受けやすいため、サンシェードなどは固定するか、重りを置きましょう。
紙製の食器や、ビニール袋なども飛ばされやすいので、使わなくなったものは放置せず、すぐに片づけると最後の片づけも楽でいいですね。
<アパートやマンションの規約を確認する>
アパートやマンションによっては、ベランピングを禁止しているところもあります。
またベランピングの禁止はなくても、火気を使用してはいけない場合もあります。
注意を受けるだけでなくマンション内で浮いた存在になりトラブルに見舞われやすくなるので、規約は必ず確認しましょう。
一軒家に比べ注意点が増えましたが、工夫次第では十分に楽しめそうですね!
一軒家より高層であることが多いので、景色も楽しめそうです!
まとめ

- ベランピングは一軒家でもアパートやマンションでも迷惑と思われることがある
- ベランピングは騒音、時間帯、煙や火が迷惑と思われる原因である
- ベランピングは少人数で行うと迷惑と思われにくい
- ベランピングは日中にはじめ、日が落ちる前に終わらせると迷惑と思われにくい
- ベランピングでは一軒家でも極力火は使わない方が迷惑と思われにくい
- アパートやマンションでベランピングを行う場合は一軒家で注意する事柄にプラスして共有スペースであるベランダの使い方を注意することや、物を落とさないようにすること、規約を確認することなどがある
数人で行うベランピングもいいのですが、コーヒー片手に読書を行うベランピングもいいな~と思いました。
1人でハンモックを出してお昼寝なんかは誰の迷惑にもならなそうなので、陽気のいい日にやってみたいものです♪