16時間断食をはじめられたあなたは飲んでいいものはなにか気になったと思います。
実は私もダイエット目的で16時間断食をはじめていて、どんな飲み物が良いのか調べています。
実際に16時間断食の飲み物に豆乳を飲んだ事があります。体に優しいですしお腹にたまります。空腹感はかなり抑えることができました。
しかし、16時間断食には空腹を利用して「自分で自分の体(細胞や栄養素)を食べる」という意味があります。
そのため、16時間断食に豆乳は不向きです。豆乳を飲むことにより胃腸を働かせ栄養を吸収してしまうので、断食の効果が薄れてしまいます。
16時間断食の飲み物に豆乳を避けるべき理由を徹底調査してみました。ダイエットしたいあなたと一緒に共有していきたいと思います。
16時間断食の飲み物に豆乳を避けたい理由!
ズバリ!!16時間断食の飲み物に豆乳は避けましょう。なぜなら、豆乳にはカロリーがあります。
豆乳にはイソフラボンや大豆タンパク質がたくさん含まれており、大変健康に良い飲み物ですが、カロリーが高く糖質も含まれます。ダイエットに不向きなのがわかります。
糖質やカロリーがある飲み物を口にすると、消化される時に胃腸が働くため負担がかかります。
豆乳を飲むと、栄養素を吸収してしまうので、16時間断食オートファジーの役割を果たせなくなってしまうんですね。
16時間断食中に飲んでいいものは、カロリーがない0kcalの飲み物です。
そのため、16時間断食中の飲み物に豆乳を飲むのは避けることをオススメします。
豆乳の栄養素とは
〈大豆タンパク質〉
植物性タンパク質が約30%含まれています。ほとんどの栄養が水に溶けやすい成分で、豆乳の中に留まります。
牛乳タンパク質に比べて吸収速度は遅いですが、体内への吸収率は高いです。ゆっくり吸収されるため、満腹感が出やすくダイエットに向いています。
〈イソフラボン〉
女性ホルモンのエストロゲンに近いような働きをします。摂取する事で美しさや若々しさを保つ事ができます。
年齢とともに減少する女性ホルモンの代わりに作用したり、がんや生活習慣病、自律神経の乱れも防いだりしてくれます。
〈その他〉
- サポニンは血液中の脂質を体外へ排出してくれる
- レシチン 肝臓から脂肪を持ち出してくれる
- オリゴ糖 腸内環境改善、便秘を防いでくれる
など体に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。
無調整豆乳と調製豆乳の違い
オススメは無調整豆乳です。調製豆乳には糖分が含まれています。甘くて飲みやすいですが、カロリーが高い上余分な糖分を取ってしまう事になります。
甘い物が好きな方は、体脂肪が増えたり糖尿病になる可能性もあったりするので、普段の食事も気をつけましょうね。
カロリー | コップ1杯(180g)あたり |
調製豆乳 | 115.2kcal |
無調整豆乳 | 82.8kcal |
糖質量 | コップ1杯(180g)あたり |
調製豆乳 | 8.2g |
無調整豆乳 | 5.22g |
豆乳と牛乳の違い
豆乳は牛乳よりも、低糖質、低脂質、低エネルギーでコレステロールがありません。調製豆乳と牛乳のカロリーは100gあたり67kcal前後でほぼ同じくらいです。
無調整豆乳は47kcalで、カロリーは牛乳より低くく糖分も本来の大豆の甘みのみです。
注目すべきは、豆乳には牛乳の60倍もの鉄分が多く含まれており、牛乳には豆乳の約3.5倍ほどカルシウムが多く含まれていることです。
さらに驚きなのが、豆乳と牛乳を同時に飲む事で、豆乳の鉄分と牛乳のカルシウムの栄養素が流出を防げる事が話題となっています!!互いに補いあえるんですね。
ダイエット目的で豆乳を飲むときの注意点
豆乳を飲む時の注意点は、体や健康に良い、ダイエットに良いとはいえ、飲み過ぎないようにして下さい。一日の摂取目安量はコップ1~2杯ほどにとどめましょう。
イソフラボンを多く取り過ぎてしてしまうと女性ホルモンのバランスが悪くなり、生理不順や、肌荒れを引き起こす可能性があるのでご注意下さい。
若い男性も、受精や精子を作る機能に影響する事があります。
豆乳に入っている大豆イソフラボンの一日の摂取量は、70~75mgとなります。豆乳の量でおよそ280~300gほどです。約コップ1杯半くらいの量です。
飲みやすくて美味しいのでついついたくさん飲んでしまいそうですが、毎日飲む時は取り過ぎに注意しましょう。
豆乳のオススメの飲み方
16時間断食中の飲み物には避けたい豆乳ですが、8時間中に取ることで16時間断食による栄養不足を防ぐ事ができます。
無調整豆乳とホエイプロテインの組み合わせがオススメです。ダイエットされている方は特に筋力不足、栄養不足におちいりがちです。
豆乳に不足している必須アミノ酸をホエイプロテインから摂取でき、必要な栄養分や筋力量を維持しやすくなります。
それぞれの足りない所を補い合えバランスが保てます。晩ご飯の置き換えダイエットとしてもおすすめです。
16時間断食とは
16時間断食とは24時間中16時間の間何も食べず空腹の状態を作る事で、オートファージとも言います。
体内の細胞が老廃物を排出し活性化する事ができる健康法、ダイエット法の事で老化防止の効果もあるんです。
今、16時間断食が最近とても流行っていますね。「空腹こそ最強のクスリ」という本が盛り上がりました。
睡眠を含む16時間は何も食べず、残り8時間は好きな時に好きな物を気にせず食べてもいいですし、誰でも今すぐに手軽にはじめれるのが人気の理由だと思います。
高血圧、糖尿病、がん、心筋梗塞、狭心症などの生活習慣病などの病気は大変怖いですよね。100歳まで生きると50~70%の確率で認知症になる可能性があります。
16時間断食には、このような病気に対しても改善の効果があるようです。米国の最新研究により、明らかになってきています。
1日3食を取る事で疲れてしまった内臓を、16時間断食をしながらゆっくり休めてあげます。
続けるうちに腸内環境やアレルギー体質、便秘、下痢、体調不良なども、良い変化が見られる健康法、ダイエット法なんです。なんだかやってみたくなりますよね。
16時間断食のメリットデメリット
- 胃、腸、肝臓などの内臓を休ませる事ができる
- お腹の調子が良くなり、便秘や下痢になりにくくなる
- 免疫力が上がる
- 体内の老廃物が排出されやすく、デトックス効果がある
- 太りにくく、痩せやすい体質に変わりやすい
- 美肌、アンチエイジングに期待大
- 体の調子が良くなってくる
- 血流、血行がよくなる
私は肌荒れがしやすく、にきびや吹き出物がでやすいタイプでしたが、16時間断食を初めてから出来にくくなりました♪便秘への効果もあります。
断食中は筋力が落ちやすいのでウォーキングもしています。歩く時に体が軽く体型もキープできていると実感できています♪
- 16時間断食中の空腹が辛い
- 効果が出る前にやめてしまいやすい
- 16時間断食中直後に空腹感を感じて食べ過ぎる、リバウンドしやすい
- 不規則な仕事の方には合わない場合がある
- 基礎代謝が落ちる
- 8時間中に栄養をしっかり取らないと栄養不足になる可能性がある
- 16時間断食明けに肉やカレーなどの刺激的なものを食べると胃に負担がかかる
私は夜勤もある介護の仕事をしていて、食べる時間が日によってバラバラなんです。どうしても実行したくて、食べた時間から16時間空けて食事を取るようにしています。
毎日だと大変なので、夜勤の時は眠気覚ましに食べても良いことにして、日勤の時は16時間断食をしています。自分の出来る範囲でメリハリをつける事がオススメです。
不規則な仕事に就いてると中々難しいですよね。休みの日だけでも実行すれば、週一度だけでも内臓を休ませる事ができます。良かったらお試し下さい。
16時間断食を初めて行う方は、なんでも飲食できる時間を12時間くらいからはじめて徐々に8時間にする方が体に優しいです。長く続けることが大切です。
16時間断食中に飲んでいいものと避けたい飲み物
16時間断食中は、ノーカロリーで糖分が含まれていない水分を摂るのが鉄則です。必ずカロリーの有無を確かめましょう。
断食中とは言え、飲んだり食べたりを絶対してはいけない訳ではありません。決められている飲み物と食べ物は口にしても大丈夫です。
16時間断食中には、お水、お茶、コーヒー(ブラック、無糖)などを選んで下さいね。
ジュース、甘い炭酸水や、カフェラテ、ミルクティなどがありますね。カロリーが高く糖分が含まれる飲み物は、好きな物を飲んでも良い8時間中に取れば問題ないです。
16時間断食に飲んでいいもの
〈水、白湯〉
16時間断食に一番のオススメはお水です。お水にはカロリーも糖分ももちろんありませんので、安心して口にできる水分です。
1日2リットル前後のお水を取ることで体内の水分が循環され老廃物が排出されやすくなります。ダイエット効果も期待来ます。
あまり冷たい水を取るとお腹を壊してしまう事もあるので、常温のお水にしましょう。
炭酸水も水と同様に飲んで大丈夫です。ただし、糖分やカロリーのある清涼飲料水に分類される炭酸飲料は避けましょう。
〈コーヒー〉
16時間断食でも飲みたい方が多いのではないでしょうか。カロリーが無いブラックのみ飲んでも大丈夫です。
ただし、空腹時に飲むと胃への刺激が強く、カフェインの覚醒成分の作用で、腹痛や頭痛、めまいを感じる事もあるので気をつけて下さい。
カフェインの入っていないデカフェのコーヒーを選べば安心して飲めますね。
カフェラテやバターコーヒーなど、どうしてもカロリーが高いものを飲みたい時は飲食OKな8時間中に飲みましょう。
〈お茶〉
16時間断食ではお茶もオススメです。お水やコーヒーと同じくカロリーがありません。
飲みやすく体にも優しいお茶ですが、玉露などカフェインが多く含まれるお茶もあります。
コーヒーと同じくなるべくカフェインが少ないお茶を選ぶのがベストです。カフェインが多いお茶が好きな方は飲食OKな8時間中に飲むのが無難です、
緑茶、ほうじ茶、抹茶、玉露、中国茶、紅茶、ジャスミン茶にカフェインが入っているね
ルイボスティ、ハーブティ、麦茶やコーン茶、たんぽぽコーヒーはノンカフェインね
〈酵素ドリンク〉
酵素ドリンクは、野菜や果物などの酵素や食物繊維、ビタミンなどが凝縮されています。16時間断食中に必要な栄養分を効果的に摂取できます。
腸内環境を改善したり、食事の吸収を良くしたり、代謝もアップされます。デトックス効果やダイエット効果も期待できるのが良いですね。
飲食OKの8時間中の1食に変えてみるのもいいですね。断食(ファスティング)用の酵素ドリンクがオススメです。
〈野菜ジュース トマトジュース スムージー〉
野菜ジュースやスムージーなどの、野菜や果物を使った100%フレッシュジュースは栄養価も高く食物繊維も豊富です。
生のままだと栄養素が壊れないので、酵素もたくさん含まれるコールドプレスジュースがオススメです。
市販で売っている、野菜ジュースやスムージー青汁などは成分に注意しましょう。糖分やカロリー添加物の入っていない物を選択して下さいね。
市販で売っている野菜ジュースは加熱されているものがあり、ビタミンやミネラルの含有量が少ないものがあります。
〈味噌汁〉
16時間断食中に飲むときは具なしの味噌汁にしましょう。断食中の塩分も摂取できます。豆を発酵させて作った味噌には乳酸菌がたくさん含まれています。
私は毎朝味噌汁を作って飲んでいます。味噌のいい香りが部屋中に広がって幸せな気持ちになります♪
16時間断食中の空腹時にも胃に優しく腸まで届けてくれます。デトックス効果やダイエット効果も嬉しいですね。
具があるとカロリーにも繋がりますので、具なしがポイントです。塩分が高いので飲み過ぎには注意して下さいね。
実は、野菜・トマトジュース、スムージー、味噌汁にはカロリーがあります。20~40kcal未満ほどです。断食中には飲みすぎないようにしましょう。
16時間断食の飲み物に避けたい物
〈牛乳〉
カロリーや糖質が高く、脂肪分が豊富なため、16時間断食の飲み物としては避けましょう。
空腹時に牛乳を飲むと胃腸に負担がかかり、血糖値が上がりやすくなりますので注意して下さいね。
〈アルコール飲料〉
断食中にアルコールを飲むのは避けましょう。空腹時に飲むと血中アルコールが高くなります。肝臓への負担も大きく、健康面についても注意が必要となります。
8時間断食中に飲むか、どうしても16時間断食中に飲む時は、アルコール度数が高くない物で、飲んだお酒と同じくらい水を飲んで下さいね。
〈清涼飲料水、ジュース、炭酸飲料〉
最も避けた方がよい飲み物が、清涼飲料水や炭酸飲料などのジュース系の飲み物です。糖分やカロリーが高い飲み物の代表です。
味が濃く強い刺激がありカロリーが高いので、甘くて美味しいです。癖になりやすく、やめにくいのも特徴です。ダイエットの敵と言っても過言ではない気がしますね。
0kcalの飲み物も中にはありますが、体内に蓄積され排出されない糖分が混ざっている事もあります。
健康にあまり良い飲み物ではないのでオススメできません。
私は甘い炭酸飲料が飲みたいとき、無糖の炭酸水にレモン汁を加えて飲んでいます。爽やかな炭酸でスッキリした気分になり満足できますよ♪
16時間断食に飲み物以外で食べていい物
16時間断食中に食べていい物、それは「素焼きナッツ」と「無糖ヨーグルト」です。16時間断食中に飲み物だけではお腹が空いて中々耐えられない!そんなあたなに嬉しいお知らせです。
ただし、ナッツもヨーグルトも無糖のものにしましょう。ナッツは食塩不使用の無添加で油を使ってないものを選んで下さいね。
あと、生野菜や血糖値が上がりにくい食べ物で200kcal未満であれば16時間断食中に食べてもいいんです。
特に一番オススメなのが「素焼きナッツ」です。不飽和脂肪酸、ミネラル、ビタミンも多く含まれているので体にとても良いです。
ナッツは脂質が多くカロリーが低いわけではありません。いくら体に良いからと言って食べ過ぎには注意しましょう。
テレビや動画を見ながらナッツを食べると、あっという間に何十粒も食べていた…なんてことがあります(笑)
1回に7,8粒程度を良くかんで食べてみて下さい。空腹が抑えられるはずです。
16時間断食中に飲み物しか飲めないのは辛いですよね。特に、16時間断食をはじめたばかりの方に多いのが、空腹に耐えられずやめてしまう事です。
何でもそうですが、続ける事がとても大切なんです。食べていい物「素焼きナッツ」と「無糖ヨーグルト」をうまく利用して楽しく16時間断食を続けて行きましょう♪
16時間断食の飲み物で空腹に耐えられない時は豆乳を飲む
16時間断食中の飲み物としてではなく、「素焼きナッツ」や「無糖ヨーグルト」の代わりに「豆乳」を飲むのはアリだと思います。
ここからは私の考えです!どうしてもどうしてもお腹がすいた時、家に素焼きナッツも無糖ヨーグルトも無いんだけど、家には豆乳がある…。
そんな時は、豆乳飲んじゃえってなってもいいと思うんです。無調整豆乳ならコップ1杯83kcalほどです。
そのため、200kcal未満の食べ物に入れても問題ないと思います。ただし、飲み過ぎるとせっかくの断食効果がなくなりますので、ご注意下さいね。
まとめ
- 16時間断食中に豆乳は不向きだが、飲食できる8時間中に取るには最適
- 16時間断食とは空腹により体内の細胞を活性化させる健康法、ダイエット法のこと
- 豆乳は、牛乳よりも低糖質、低脂質、低エネルギーでコレステロールがなく鉄分が60倍あり、女性ホルモンの代わりを果たすイソフラボンや大豆タンパク質、サポニン、レシチン、などの栄養素が豊富に含まれる
- 無調整豆乳がオススメで一日コップ1~2杯まで、飲み過ぎ注意
- 16時間断食中に飲んでいいものはノーカロリー、糖分が含まれていない水分が鉄則
- 一番のオススメは水であり、お茶やコーヒーはノンカフェインのものを、酵素ドリンク、生野菜・トマトジュース、スムージー具なし味噌汁もオススメ
- 16時間断食の豆乳にはメリットデメリットがある
- 16時間断食の空腹時に耐えれない時に食べていい物は「素焼きナッツ」と「無糖ヨーグルト」がオススメで「豆乳」を飲むのはアリ
16時間断食中に豆乳は飲んでいいものなのか調べる事ができてとても勉強になりました。シェアでき嬉しいです。読んで下さりありがとうございました。