
壁にポスターを貼ったり物を飾ったりしたい!
でも賃貸だと壁に穴は開けられないし、できるだけ壁を傷つけたくないですよね。
そんな時、壁を傷つけずにDIYを楽しむアイテムがマスキングテープです!
マスキングテープなら貼るのも簡単、剥がしたあとも壁に傷がつきません。
ただ、マスキングテープって貼ってもすぐに壁から剥がれる、貼れたと思ったら時間経過と共に剥がれる!なんてことも。
私も安易に粘着力が強めのマスキングテープを壁に貼り付け、大変な思いをしました。
そんなことにならないように、この記事では、「壁に貼ったマスキングテープが剥がれる場合の対処法」について説明していきます。
これからDIYに挑戦しようと考えられている方は、是非参考にしてみてください。
マスキングテープが壁から剥がれる!?対策を紹介!

マスキングテープでポスターやポストカードを壁に貼った時に
- マスキングテープが壁からすぐに剥がれる
- 何度貼りなおしても剥がれる
- 壁から剥がれ落ちそうで不安
という経験はありませんか?
マスキングテープを壁に貼ってもすぐに剥がれる、その原因は何でしょうか?
マスキングテープが壁から剥がれない対策は3つありますよ。
詳しく説明していますので順番に確認していきましょう。
壁の掃除をする
マスキングテープを貼る前に壁の掃除をすることが対策するうえで重要になります。
壁は一見して分かりませんが、意外にも汚れています。

テレビの液晶画面が子供の手あかでベタベタ…!
お子様がいる家庭でその様な経験はございませんか?
子供がいる私の家では、子供がペタペタと壁に触るので壁が手あかだらけ…。壁も同じ状態なんですよね。
これではマスキングテープを貼り付けても剥がれるはずです。
他にも目には見えにくいですが、壁の凹凸にほこりが付着していたり、喫煙者のいる家であればヤニで壁が汚れていることも考えられます。
- ハンディモップなどでほこりを落とす
- 食器用洗剤を数滴染み込ませた布で拭く
- 水拭きする
- 空拭きする
簡単ですが、意外にも重要なことなので一度試してみて下さい。
マスキングテープの幅は広いものを!
マスキングテープは通常のテープより粘着力が弱くなっています。
なので、マスキングテープの幅が狭いと壁に粘着する範囲も必然的に狭くなります。
その為、マスキングテープの幅が広い方が粘着力は強いということになるので、幅が広いものを選びましょう。
幅が広いマスキングテープより、幅が狭いマスキングテープでポスターや壁紙を貼る方が剥がれる可能性は高くなります。
何を飾るかにもよりますが、一般的なマスキングテープの幅15mmに対して、狭くても30mm以上のものを使ってみてはいかがでしょうか。
粘着力の強いマスキングテープを使ってみる!
一重にマスキングテープと言っても色んな種類があります。
なかでも「インテリア用」などの表示があるものは以下の特徴がありおすすめです。
- 幅が広い
- 粘着力が強い
- シワになりにくい
また、マスキングテープはテープ素材に粘着剤を施しています。
粘着剤には、「ゴム系粘着剤」と「アクリル系粘着剤」があります。
アクリル系粘着剤を使用したマスキングテープの方が粘着力が強く、長期的に使用しても劣化が少ないので壁紙に適しています。
ただし、粘着力が強すぎると剥がしたいときに壁紙まで剥がれてしまう可能性があります。
後のことを考えると恐ろしいことになり兼ねますので、使用する前に、壁紙の素材をよく確認して、一度目立たない場所で試してみて下さい。
実は私も賃貸の頃、テープを剥がす際に壁紙まで剥がしてしまい退去時に請求の対象になってしまったという苦い経験がありますので、くれぐれもご注意下さい。
マスキングテープが壁から剥がれない貼り方を紹介!

マスキングテープが壁から剥がれる原因として、壁が汚れていたり粘着力の弱いマスキングテープを使用していたりすることが考えられます。
マスキングテープはもともと粘着力が弱いため、貼る場所が汚れていては粘着力はより弱まります。
壁を拭き掃除したり、対処法を行った上で更にマスキングテープの強度を高める方法があります。
強度を高める方法とは、マスキングテープの貼り方を工夫するということです。
掃除をしてもダメだった!という方は簡単且つ効果的なので、是非試してみて下さい。
マスキングテープで土台を作る
何かを作るうえで土台というものは大変重要な役割を果たします。
マスキングテープも土台を作ることで、強度が増し、剥がれにくくなるんです。
マスキングテープを貼る場所の拭き掃除を済ませたら、本来のマスキングテープより大きめにカットしたマスキングテープを用意します。
この時、土台となるマスキングテープは無地のものを選ぶと土台が目立たずメインのマスキングテープの邪魔をしないのでおすすめです。
カットしたマスキングテープを壁に貼り付け、本命のマスキングテープを土台の上から貼り付けます。
この時のポイントとして、できるだけ土台のテープと壁の間に空気が入らないように丁寧に貼り付けてください。
このように土台を作ってから更にマスキングテープを貼り付けると強度が増します。
バツの形になるように貼り付ける
マスキングテープで土台を作ったあと、更にその上からマスキングテープを貼り付ける際、貼り方を「✖」の形になるように貼り付けます。
私は家の壁にマスキングテープを使ってガーランドを飾ったのですが、貼って数分後にガーランドが取れてしまいました。
1本のマスキングテープしか貼っていなかったため、強度がなくガーランドの重みで取れてしまったのだとわかりました。
土台で壁紙を保護しているので、バツ印で貼り付けるマスキングテープは粘着力の高いものでも安心して使うことができますよ。
このように、土台を作ってから本命のマスキングテープを貼るときに、更に貼り方を工夫することで壁から剥がれることを防げます。
マスキングテープで壁をおしゃれに飾ろう♪

これまで、マスキングテープが壁から剥がれる理由や対処法についてご紹介しました。
続いてマスキングテープを使った、おしゃれな写真の貼り方についてお伝えしたいと思います。
マスキングテープは今では100均にも、おしゃれでかわいい種類が豊富なものが揃っています。
かわいいマスキングテープを使って、おしゃれに写真を飾れたら素敵ですよね。
<写真の周りをマスキングテープで額縁風に貼る>
お気に入りのマスキングテープで、飾りたい写真の淵を囲うようにして壁に貼ります。
デコレーション次第でオリジナルのおしゃれな飾り方が楽しめます。
額縁になるような模様のマスキングテープも売られています。
ゴールドの額縁柄のマスキングテープを使えば、一気に高級感ある写真になりますよ!
<写真の四隅をマスキングテープで固定するように貼る>
写真の角をマスキングテープで三角形になるように貼り合わせます。
そうすることで、写真の四隅がマスキングテープでおしゃれにアレンジできます。
壁に貼り付けたあとも、マスキングテープの柄がアクセントになって素敵です。
<自分好みのマスキングテープでおしゃれに写真を飾ろう>
大切な写真を、自分好みのマスキングテープを使って、自由自在に写真を飾ってみましょう。
シンプルに好みのマスキングテープのみを使って、写真を壁にそのまま貼り付けます。
シンプルな雰囲気のお部屋には、あえて単色のマスキングテープを使うのも素敵です!
簡単にできますが、お部屋のアクセントになるのでおすすめです。
自分のお気に入りの空間を、素敵な写真とマスキングテープを使って作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ

- スキングテープを壁に貼り付ける際すぐに剥がれる場合は、壁の汚れを掃除してから貼る、幅の広いマスキングテープで貼る
- インテリア用の粘着力の強いマスキングテープで貼るのもおすすめ
- マスキングテープで土台を作ったり、バツの形に貼ると剝がれにくくなる
- マスキングテープの貼り方を工夫してみる
壁紙にマスキングテープをたくさん貼り付けたいというあなたは、ぜひ壁紙専用、インテリア専用のマスキングテープを使ってみてください。
壁紙に適したインテリア用マスキングテープなら剥がれにくいはずです。
ただし、粘着力の高いものは、てっとり早いですが、反面、壁や貼るものを傷つけてしまう可能性があるので、事前に確認するのは忘れないようにしましょう。