ユニクロのダウンジャケットは洗濯機で洗える!?実際にやってみた

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ダウンジャケットってクリーニングじゃないとダメ?洗濯機で洗えないの?

ユニクロのダウンジャケットは公式サイトの取り扱い方法を確認すると「手洗い・ドライクリーニング不可」と書かれています。

自宅でダウンジャケットを洗濯する場合は、洗濯機ではなく手洗いで洗うのが一般的です。

しかし、ダウンジャケットは洗濯機で洗えます。今回ユニクロのダウンジャケットを洗濯機で洗ってみました!

ユニクロのダウンジャケットは、もとから値段が安いのでクリーニング店に出すのはお金がもったいないし、手洗いするのはなかなか面倒ですよね。

そこで、洗濯機で洗濯から乾燥までのやり方をご紹介します。

この記事を読めば、もうダウンジャケットの洗濯に悩むことがなくなりますよ!

ユニクロのダウンジャケットは洗濯機で洗える!?

ユニクロのダウンジャケットは洗濯機で洗うことができます!

洗濯機だと、簡単でクリーニング代も手洗いの手間もかからないので忙しい主婦におすすめですよ!

まず自宅で洗うことができるのか素材と洗濯マークを確認してみましょう。

洗濯表示の確認

洗濯表示がこちら。洗濯マークに「手洗い可能」マークがついています。

このマークは「40°C限度 手洗い」という意味のマークになります。

手洗い可能のマークがついているので洗濯機の「手洗い・ドライ・おしゃれ着・デリケート」などの洗濯コースで洗うことができるんです。

用意するもの

用意するものをご紹介しますね。洗剤は中性洗剤を使うのがポイントです!

用意するもの
  • 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
  • 柔軟剤
  • 洗濯ネット
  • ドライヤーボール

柔軟剤は柔らかく仕上げてくれて、静電気や汚れの吸着を抑えてくれます。

一般的な洗剤は弱アルカリ性の液性のものが多く、羽毛の油脂が溶けてしまうので必ず中性洗剤を使用してください。

【ドライヤーボールとは】

乾燥機を使うときに洗濯物と一緒に入れるだけで、余分な水分をとってくれます。

洗濯物の間にスペースを作り温風を全体に届くようにしてくれる便利アイテム。

洗濯物が適度に叩かれながら乾燥されるので、ダウンの羽が偏るのを防いでくれて膨らみが復活する効果も。

柔軟剤の匂いが気になり、使いたくない方にもおすすめです。

ユニクロのダウンジャケットを洗濯機で洗う方法

〈1.ダウンジャケット全体を水に濡らす〉

洗濯機の中で浮いてしまうのを防ぐためと、洗剤のなじみをよくするために全体を濡らします。

〈2.襟や袖など汚れが目立つところに中性洗剤を少しつけてなじませる〉

中性洗剤は洗浄力が一般の洗剤と比べて弱いので、汚れが気になるところには洗う前に軽く洗剤をつけて予洗いしておくと落ちやすくなります。

もしダウンジャケットの色落ちが心配であれば、洗う前に目立たないところで洗剤をつけてみて、白い布で拭き取り、色が移っていないか確認してみましょう。

〈3.軽く脱水をしてチャックやボタンを閉めてからネットに入れる〉

生地を保護するためなのもありますが、ダウンの場合は生地が傷つき羽が飛び散らないためにもジャストサイズのネットに畳んでから入れましょう。

〈4.洗濯機に入れてコース(おしゃれ着・手洗い・ソフトなど)を選ぶ〉

〈5.乾燥させる〉

乾燥機能があれば、ドライヤーボールを入れてから乾燥させます。

ハンガーに干す場合は、すぐに洗濯機から出してダウンジャケットの羽が偏っているところを手でほぐしてください。

また、軽くたたいてからコート用などの立体的なハンガーにかけます。

日光に当たると変色する可能性があるので必ず日陰で干しましょう。ダウンが完全に乾くまで2日ほどかかります。

乾燥が不十分だと臭いやカビの原因にもなりますので、ダウンの中まで乾燥しているかしっかり確認しましょう。

雨の日や冬場で乾きが遅い場合はコインランドリーの乾燥機を使うのもおすすめですよ!

ダウンジャケットの素材

ユニクロのウルトラライトダウンの素材は以下になります。

  • 表地  ナイロン100%
  • 中綿 ダウン90%・フェザー10%
  • 裏地 ナイロン100%

ダウン(羽毛)とは、水鳥の胸に生えているもので、吸湿発散性に大変優れていて、たんぽぽの綿毛のようにふわふわしていて芯がないものをいいます。

フェザー(羽毛)とは、湾曲した羽軸があり弾力性があるので、型崩れを防ぐことができます。

ダウンとフェザーだとダウンの方が保湿性が高いので、中綿に占める割合がダウンの方が多いとより暖かいです。

ですが、型崩れなどダウンが偏らないようにするために一定量のフェザーが入っているのです。

ダウンジャケットを洗濯機の洗い方で実際にやってみた

洗濯機で洗濯から乾燥までやってみましたので、洗い方をご紹介しますね。

羽が外に出てしまったり、偏りが心配だったのですが特に問題なくできました。

私の自宅の洗濯機は日立のビッグドラムというドラム式洗濯乾燥機になります。

用意するもの
  • 中性洗剤(エマール)
  • 洗濯ネット(100均)
  • ドライヤーボール(100均)
セリアで見つけたドライヤーボール

柔軟剤を使わず、ドライヤーボールを入れました。こちらが洗う前のユニクロのダウンジャケットになります。

ダウンの収納袋に入れたままだったのでシワシワです。

洗う前のダウンジャケット

1.洗面所で水を張り、ダウンジャケットを畳んで水につけてる

軽く押しただけでは水に浮いてしまいます
両手で少し圧を加えて浸しました

2.襟や袖に中性洗剤を少しつけて馴染ませる

エマールを袖や襟に少し付けます

3.軽く脱水しボタンをとじてネットに入れる

小さくなりダウンが偏っていないか不安になりました
たたみ直してネットに入れます

4.洗濯機に入れておしゃれ着コースを選択

5.ドライヤーボールを入れて乾燥させる

ドライヤーボールを入れて乾燥モードへ
乾燥モードで1回目の乾燥(1時間30分)が終わって出してみましたが、まだ内側が乾いていなかったので、内側だった方を外側にしてもう一度乾燥(1時間30分)しました。

《仕上がりがこちら》

全体的にダウンが復活しています
袖や肩周りまでふわふわになっています

洗う前よりダウンがふわふわになっていて感動しました!

柔軟剤を使用していなくても、ドライヤーボールのおかげでこんなに膨らんで新品のようになりました。

心配していたダウンジャケットのダメージは、襟の羽が2箇所だけ出ていました。

洗濯機で失敗⁉︎もしダウンの羽が偏ってしまったら

以前はこの洗い方を知らなくて、普通に他の洗濯物と一緒に洗ってしまったことがあるんです。

その結果、羽が油分を失い、他の洗濯物にもみくちゃにされてペラペラになってしまいました。

もし失敗して、羽が偏ってしまっても直せる方法があります。

それはほぐすことです。ひたすらほぐしていくと、羽と羽の間に隙間ができて復活させることができますよ!

しかし失われた油分を復活させることはできないので、私のように失敗しないためにも絶対に中性洗剤で洗濯してください。

手洗いの方法もやってみた

手洗いで洗濯をしたことがなかったので洗濯機との洗い方の違いはあるのか、試しにやってみました。

気になる仕上がりは、ほとんど変わりませんでした。

脱水だけ洗濯機を使う方法などもありますが、今回は洗濯機を使わずに全て手作業でやりたいと思います。

用意するもの
  • 中性洗剤
  • 柔軟剤
やり方
  1. シンクや洗面器にぬるま湯(40度以下)を入れる
  2. 中性洗剤を入れて、よくかき混ぜる(洗濯液を作る)
  3. 襟や袖など汚れがひどい場合は先に洗剤をつけて予洗いしておく
  4. ダウンジャケットを畳んで洗濯液につけて、優しく押し洗いを20〜30回繰り返す
  5. 洗濯液を流してシンクや洗面器の中で上から軽く押して水を切る
  6. 新しい水に変えて2〜3回すすぎ洗いをする
  7. 新しい水に変え、柔軟剤を入れて混ぜる
  8. ダウンジャケット軽く押して沈めたり、浮かせたりを繰り返して3分〜5分つける
  9. シンクや洗面器の中で上から軽く押して脱水したら、バスタオルに包んで上から水分を押し出すように脱水する
  10. 形を整えて、ダウンが偏っているところは手でほぐす
  11. 日陰で風通しのいい場所に干す

ダウンや生地を傷つけてしまうので絞るのは厳禁です

また、洗剤がダウンの中に残ってしまうとシミなどの原因になってしまうので泡が出なくなるまですすぎましょう。

ユニクロのダウンジャケットを手洗いで洗濯してみて気づいたことはこちらです。

  • 軽い押し洗いでは水が浸透しないのでダウンの中までちゃんと洗えているのか心配になった
  • 手洗いが初めてだからか、すすぎがきちんとされているのか洗剤残りはないのか気になった
  • バスタオルの脱水だけでは、広げてハンガーに干すと水滴がポタポタ落ちてしまう
  • 形を整えたり、ダウンの偏りを直すのに時間がかかる
  • 日陰で干したいけれど家のベランダに日陰がなく、日光が当たってしまう
  • 完全に乾くまで時間かかる

私が手洗い初心者だったため、手洗いは時間がかかりました。

干す場所に関しても、滴が垂れているのを家の中で干すのは抵抗があり、仕方なくベランダで干しました。

ベランダで数時間干した後、部屋の扇風機で風を当てながら乾かしましたが2日ほどかかりました。

もし手洗いするなら乾燥だけでもコインランドリーを使うことをおすすめします。

上記の点から、ユニクロのダウンジャケットだったら洗濯機で洗っても問題なし!

ダウンジャケットのお手入れの仕方

ユニクロのダウンジャケットを少しでも長く着るためにお手入れ方法のポイントをご紹介いたします。

〈脱いだとき〉

ダウンを脱いだらきちんとハンガーにかけるようにしましょう。

すぐにタンスにしまわず、ダウンの中にこもった湿気を乾かしてあげてからしまうといいですよ。

〈雨に濡れたとき〉

タオルで水滴を拭いてから、日陰で乾燥させるようにしましょう。

〈ダウンの羽が出てきてしまったとき〉

羽が出てきても外側から抜かないでください。

抜いてしまうと穴が広がってしまいます。内側から引っ張り戻してあげてください。

ユニクロのダウンジャケットは回収ボックスで再利用!

もう着なくなったユニクロのダウンジャケットを各店舗に設置してある、RE.UNIQLO回収ボックスに入れると、独自のテクノロジーで再生し新たなダウンとして生まれ変わるのです。

実はユニクロでダウンジャケットがリサイクルできるのは知っていましたか。

ユニクロは数年前からRE.UNIQLOというお客様が着なくなった洋服を回収し、災害地への緊急災害支援や世界中の服を必要としている人たちに届けるという取り組みがあります。

また、リユースできない服は燃料やリサイクル素材にしたりする取り組みをしています。

さらに服から服へのリサイクルとして、はじめたのがユニクロダウンリサイクル。

回収して新しく生まれ変わったダウンジャケットは、男女兼用のサイズ展開になっていてアウターとしてだけではなく、インナーとしても使えるアイテムになっています。

口コミの評価もよく、すでに完売になっているカラーもあるほど人気の商品になっているようです。

まとめ

  • ユニクロのダウンジャケットは洗濯機で洗うことができる
  • ダウンジャケットは手洗いより洗濯機の方が簡単
  • 手洗いと洗濯機の仕上がりを比べても変わらない
  • ユニクロダウンリサイクルというダウンジャケットを再利用するシステムがある

今回はユニクロのダウンジャケットを洗濯機で洗えるのか、実際に洗濯してみました。

乾燥機にかけたおかげか、仕上がりは新品のようになりました。

ダウンのボリュームが気になる方は試しに乾燥機を使ってみることをおすすめします。

見た目では手洗いとの差もなかったので、ユニクロのダウンジャケットでしたら洗濯機で洗っても問題ないと思います。