薪ストーブは寝る時に消そう!冬キャンプでの寒さ対策の注意点を解説!

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冬キャンプはとても魅力的です。空気が澄んでいて、星空もとっても綺麗ですよね。

そんな魅力的な冬キャンプですが、冬のキャンプは何といっても寒さ対策は必須です。

夜の冷え込みは想像以上ですので、しっかりと準備をしていかないと厳しい寒さの中寝るはめになり後悔することになります。

その為、冬キャンプでは薪ストーブや石油ストーブなどの暖房器具を使用するキャンパーが増えています。

寒さ対策のため、寝る時に薪ストーブを付けたままでもいいのかな?

冬キャンプでは寝る時に薪ストーブなどの暖房器具は消すのが基本です。その危険性を知らずに、軽い気持ちで考えていると大変なことになります。

ここでは、冬キャンプで薪ストーブを使用するに当たって、必ず注意してほしいことについてまとめてみました。

薪ストーブは寝る時に消す!冬キャンプの注意点とは?

冬キャンプといえば寒さ対策が重要!これが出来ているかいないかでは、楽しいキャンプも楽しさ半減です。

あまりに軽装備で行くと寒くて眠れなかったりするので、冬キャンプではいかにテント内で暖を取るかが重要になってきます。

寒い冬キャンプでも、安全性を考えて寝る時は薪ストーブは消しましょう。薪ストーブを付けたまま就寝してしまうと、一酸化炭素中毒になってしまいます。

また、火の気から万が一毛布や寝具などに引火して、火災になってしまうと取り返しのつかないことに成りかねません。

最悪のケースを免れるためにも、寝る時は薪ストーブは消す!これを徹底してください。

そんなことをすると凍えてしまう!というあなたはしっかりと他の方法で対策をする必要があります。

薪ストーブを使う上で注意すべき点がいくつかあります。

  • テント内では原則火器の使用は禁止
  • 一酸化炭素中毒に注意
  • 一酸化炭素チェッカーを使う
  • こまめに換気をする

以上の点が注意点になります。準備が大変なキャンプですが、冬キャンプは特に必要な物をよくリサーチしてから出発しましょう。

これから冬キャンプに行こうと思っている、薪ストーブを使用する予定のあなたは、寝る時の注意点や危険性を十分理解したうえで冬キャンプを楽しんでください。

各項目、とても重要ですので順番に確認していきましょう。

テント内では原則火器の使用は禁止!

テント内で火器の使用は原則禁止です!

そもそもテント内で暖房器具を使用することはメーカーも推奨していません。

冬キャンプを快適に過ごせる、おすすめのアイテムが、薪ストーブや石油ストーブなどの暖房器具です。

特に、最近では薪ストーブの人気が高まっています。

石油ストーブやガスファンヒーターは身体の表面のみを温めるので身体の芯から温まりません。

しかし、薪ストーブは身体の芯から温めてくれますし、あっという間にテント内も20度以上に温めてくれることからキャンパーから人気です。

私もキャンプに行く前に、友人に持ち物の話をしたところ、夜の冷え込みを甘く考えすぎていると指摘されたことがあります。

自分では抜かりなく準備万端にできた!と思っていても案外抜け落ちているところがあるんですよね。

キャンプ初心者のあなたは、冬キャンプの経験があって慣れている方に聞いてみるのも有効な手段かと思います。

私がキャンプに行ったときは、まだ薪ストーブを持っていくほどの季節ではありませんでしたが、それでもかなり夜は冷えました。

ですので、事前に友人のアドバイスを聞けて、持ち物の見直しが出来たので良かったと思いましたよ。

また、私自身、薪ストーブを使用したことはありませんが、キャンプでは焚火の炎をボーっと見ている事が好きです。

薪ストーブで暖を取りながら、みんなで炎を囲むなんて素敵ですよね。個人的にそれこそが薪ストーブの醍醐味であるかなと思っています。

しかし薪ストーブだと火の粉が飛んで火災になる危険性があり、ナイロン製のテントであれば跡形も無くなってしまいます。

テント内での薪ストーブの使用については、あくまでも自己責任ということになります。

一酸化炭素中毒にご注意!

冬キャンプで注意すべきことは一酸化炭素中毒です。

そもそも一酸化炭素中毒とはどういったものでしょうか?

薪ストーブなどが不完全燃焼を起こした際に発生するのが一酸化炭素です。一酸化炭素は無味無臭で、目に見えません。

それ故に、危険が目の前に迫っていても分からないという特徴があるのです。

一酸化炭素中毒の症状としては、頭がボーっとする初期症状に始まり、頭痛や体のしびれが出て、最悪の場合は死に至るケースもあります。

自分は大丈夫だと安易に考えてはいけないのです。

実際に冬キャンプで、一酸化炭素中毒による事故が発生していますので他人事ではないのです。

大切な命です。自分自身を守るため、大切な家族を守るために間違った情報に左右されず、正確な知識と確実な対処を行ってください。

先ほどもお伝えした通り、テント内での火器の使用はあくまでも自己責任です。管理や対策を徹底して、安全にキャンプを楽しんでください。

一酸化炭素チェッカーを使う

換気対策をしっかり行ったうえで、効果的なものが一酸化炭素チェッカーです。

キャンパーの99%が使用しているほど需要のあるアイテムです。

テント内で一酸化炭素が発生すればアラームで知らせてくれる優れものですので、安心して薪ストーブを使うことができますよ。

金額も安価で購入しやすいので冬キャンプのお供におすすめのアイテムです。

ただし、過信は禁物ですので、冬キャンプに出発する前に電池が切れていないか、故障していないか、という点を確認する必要はあります。

こまめに換気する

テント内はこまめに換気しましょう!

薪ストーブを使用することにより、テント内は一気に気温が上昇し暖かく快適になります。

しかし、最低1時間に1回は換気を徹底し、テント内の空気を入れ替えしましょう。

せっかく暖まった室内なのに!と思いますが、換気は基本中の基本です。

自宅でも真冬の室内で暖房器具を使用中、何度か換気を行うことはありませんか?

暖房器具を使用することで、室内の酸素も低下していきます。日々の生活の中で、知らず知らずのうちに換気をすることが身についているかと思います。

冬キャンプでも同様に換気をしっかりと行っていきましょう。

なお、テントを選ぶ際に、通気性の良いポリコットン素材を選ぶと換気に効果的ですよ。

薪ストーブ以外の寝る時の寒さ対策を紹介!

薪ストーブは寝る時に消すことをお伝えしてきました。

では、凍える寒さの冬キャンプの夜を一体どのように過ごせば良いのでしょうか。

薪ストーブが無くても、快適な夜を過ごせる方法は3つあります。

  • 日中同様に服装はしっかり着込む
  • 暖かいシュラフを使うか、シュラフを二重にする
  • 地面からの冷気を防ぐために、テント内の地面にはカーペットを敷くかハイコットを使う

薪ストーブを使わないで、寒さをしのいで冬キャンプを楽しみましょう♪

日中同様に服装はしっかり着込む

冬キャンプでは、日中も防寒対策をすることは必須ですが、夜、寝る時もしっかりと着込むことはかなり重要になります。

寝る時に薪ストーブを消しても、しっかり防寒することで快適に過ごせますし効果も抜群です。

まず、私が個人的におすすめするのが、ユニクロの超極暖と裏起毛のフリース上下、更にその上からダウンジャケットを着用することです!

もちろん足元は暖かいもこもこの靴下の重ね履きをしましょう。

また首元の冷気を遮断するために、ネックウォーマーを重ねて、更に上着のフードを被ったら準備万端です!

こんなに着込むの?と思うかもしれませんが、冬キャンプではこのくらい着込んでも全く問題ありません。

むしろ、快適な夜を過ごすのであれば最低限この位の防寒対策は必須です!

簡単ですがとても重要ですし、超極暖や裏起毛フリース、ダウンジャケットを総動員すれば薪ストーブが無くても寝る時も快適に過ごせますよ。

シュラフは冬用の暖かいものにしたり二重にしたりして使おう!

冬キャンプの寒さ対策で一番重要なアイテムはシュラフです。

もちろん、高性能ハイスペックなシュラフがあれば冬キャンプで怖いものなしですが、その分高額になります。

何度も冬キャンプに行くという方は購入しても損はないですが、少しためらってしまう金額ではありますね。

そんな時は、お手持ちのシュラフを二重に使ってみてください。

その際に、内側にダウンのシュラフを、外側に化繊のシュラフを使用するとより快適に過ごせますよ。

しっかりと服装を着込んだうえだと充分な暖かさを感じることができます。

テント内の地面にはカーペットを敷くかハイコットを使う

室内を暖かくするうえで、地面からの冷気を予防するのにカーペットやハイコットを使用することも効果的です。

荷物はかさばりますが、持っていって損はないです。

ハイコットなどの下に、ウレタンマットがあれば底冷え防止に更に効果的ですよ。

冬キャンプは楽しい反面、寒さ対策は必須で、しっかりと準備をしていかないと楽しさも半減、後悔することになりますね。

特に冬キャンプの夜は想像以上に冷え込みますので、これでもか!というくらい念入りに対策を取ってください。

万が一、準備が不十分であったとしても、寝る時に薪ストーブを消さずに過ごすことは絶対にやめてください。

テントで薪ストーブは寝る時ダメ!ガスストーブがいい!

テントでの冬キャンプでは、薪ストーブを寝る時に消すことをお伝えしてきました。

しかし、寒さ対策もしっかりして就寝してみたが、夜中に寒くなって目が覚めてしまった!という場合どうしたら良いでしょうか。

そういった場合に重宝するのが、カセットガスストーブです。

いわゆる一般的なカセットボンベを使用したもので、操作はとても簡単です。

どんなに寒さ対策をしてきても、テントでの冬キャンプは氷点下まで気温が下がりますので、寒いものは寒い!このままじゃ寝付けないとなってしまうと大変ですよね。

薪ストーブに比べるとその威力は劣りますが、点火つまみを回すだけで一瞬で火が付きますし、テント内も1、2分で暖まりますよ。

夜寝る時に、万が一のことを考えてカセットガスストーブを用意しておけば、冬キャンプの寒さで目が覚めた時もすぐに対処できますね。

カセットガスストーブを寝る前に近くに準備しておけば、万が一の時とても役立つ優れものになるかと思います。

ただし、カセットガスストーブも薪ストーブと同様に、テント内が暖まり再び就寝できそうであれば、寝る時に消すことを忘れないでくださいね。

まとめ

  • 薪ストーブは一酸化炭素中毒の危険性があるため、寝る時は消す
  • 一酸化炭素チェッカーを使ったりこまめに換気したりすると、薪ストーブを安全に使うことができる
  • 冬キャンプの寒さ対策は、服をしっかり着込む、暖かいシュラフを使う、シュラフを二重にする、テント内の地面にはカーペットを敷くかハイコットを使う
  • テントでの冬キャンプではカセットガスストーブを準備しておくと、すぐに暖まるので寒さで眠れないときに役立つ

冬キャンプに便利な薪ストーブですが、その注意点を充分に理解していただけましたか?

繰り返しお伝えしますが、薪ストーブが無くても快適に寝ることができるように、しっかりと準備して行ってくださいね。

くれぐれも、快適さ故「やっぱり薪ストーブを寝る時もつけたままにしておこうかな?」という考えはやめてください。

しっかりと準備して素敵な冬キャンプを是非楽しんでください!