冷凍していたきゅうりを解凍したら、ふにゃふにゃになった!失敗しちゃったよ!
という経験、私はしたことがあります。
せっかく冷凍していたのに、ふにゃふにゃのきゅうりを見ると失敗した、とびっくりしますよね。
でもこれ、冷凍に失敗したわけじゃないのです。
きゅうりは冷凍して解凍するとふにゃふにゃになってしまうものなので、安心してください。
そしてふにゃふにゃになったきゅうりも、アレンジ次第で美味しく食べることが出来ます!
きゅうりは傷みやすいですが、上手に冷凍することで1ヶ月程度保存することができますよ。
この記事では、きゅうりの上手な冷凍方法と解凍方法について説明します。
また実際に我が家で作っている冷凍きゅうりのレシピも紹介しているので、参考にしてくださいね。
きゅうりの冷凍は失敗!?そんなことはありません!
きゅうりは冷凍保存ができます!正しい冷凍方法と解凍方法で、失敗せずに長期保存が可能です。
きゅうりをたくさん買って冷凍してたんだけど、解凍したらふにゃふにゃになってしまった!これって失敗しちゃったのかな?
と思っているあなた!ふにゃふにゃになっているから失敗しているとは限りません。
きゅうりは正しく冷凍と解凍することで、美味しく食べることができます。
ただ、きゅうりは冷凍して解凍すると、どうしても食感が変わって、ふにゃふにゃになってしまうのです。
そんなふにゃふにゃになったきゅうりも美味しく食べることができますよ。
ふにゃふにゃになったきゅうりでもできる、おすすめのレシピは後ほど説明しますね。
きゅうりは水分が多いため冷凍するとふにゃふにゃになる!
きゅうりが冷凍するとふにゃふにゃになってしまうのは、ほとんど水分でできているからです。
きゅうりの成分の90%以上が水分で出来ていると言われています。
水分豊富なきゅうりは、冷凍することで細胞が壊れ、解凍するときに水分が抜けてしまうため、ふにゃふにゃになってしまうのです。
たくさん買ったきゅうりを冷凍して、使うときに解凍したらふにゃふにゃになってて腐っちゃったのかと思ったよ。水分が抜けただけなんだね。
きゅうりはどうしても冷凍すると食感が変わり、ふにゃふにゃになってしまいます。
ですが、正しい方法で冷凍と解凍することで、美味しく食べることができますよ。
次にきゅうりの正しい冷凍方法と解凍方法を説明しますね。
きゅうりは冷凍方法と解凍方法によって味が変わる!
きゅうりは冷凍方法と解凍方法によって美味しさが違ってきます。
そしてきゅうりの冷凍方法は、まるごと1本冷凍する方法と切って冷凍する方法があるのです。
それぞれの冷凍方法と解凍方法についてお伝えしますね。
きゅうりをまるごと一本冷凍する方法
まずはまるごと1本冷凍する方法からお伝えします。
とても簡単ですね。洗って拭いて冷凍するだけです。
時間がないときはこちらの方法がすぐに出来て良さそうですね。
きゅうりを切って冷凍する方法
こちらの方がひと手間かかりますが、解凍したあとにすぐ使うことができます。
どちらの方法もラップ+ジップロックでしっかり密封することが大切です。
冷凍するときのジップロックはフリーザータイプを使いましょう。
食材を冷凍するときに使えるので、ひとつは持っておくと便利ですよ。
野菜だけでなくお肉やお魚、パンも入れて冷凍することができます。
解凍方法
解凍方法は、まるごと一本のきゅうりは流水解凍、切ったきゅうりは流水解凍でも自然解凍でも可能です。
<まるごと一本のきゅうり>
流水解凍はラップに包んだまま流水に当てて解凍しましょう。だいたい2~3分程度です。
半解凍状態になったらラップから出して、水分を絞って調理しましょう。
すべて解凍してしまうと、食感が悪くなってしまいます。
また、ぐにゃぐにゃになって切りにくいので、半解凍がおすすめです。
<切ったきゅうり>
自然解凍は使用する前日に冷凍庫から冷蔵庫にうつしておくといいですよ。
流水解凍の場合、ジップロックごと解凍した方がいいでしょう。
一度ラップで解凍したのですが、ラップの中に水が入ってびしょびしょになってしまいました。
まるごと1本のきゅうりと切ったきゅうりの違い
まるごと1本のきゅうりと切ったきゅうりを冷凍する方法があるのは分かったけど、食感や味に違いはないの?
そう思いますよね。そこで実際にきゅうりを冷凍させてみました。
<まるごと一本のきゅうり>
半解凍の状態でも、ふにゃふにゃして少し切りにくさがあります。
乱切りや大き目に切る場合は問題ありませんが、細切りは難しいと感じました。
ただ冷凍させるまでの準備はこちらの方が簡単です。
食感については、そのまま食べるのはあまりおすすめしません。
アレンジすることを前提に冷凍させるほうがいいでしょう。
<切ったきゅうり>
はじめの下準備は少し面倒に感じましたが、解凍後に切る手間がないので、そのまますぐに使うことができます。
食感は若干の変化はありますが、このまま食べることもできると感じました。
また自然解凍ができるので、時間がかからないですね。
両方試してみましたが、味は切ったきゅうりの方が美味しかったです。
まるごと一本のきゅうりは冷凍するまでが簡単ですが、切って冷凍したきゅうりは解凍してすぐ使うことができます。
手間についてはどちらもそれほど大変ではありません。
どちらにしようか迷ったら、切って冷凍する方法をおすすめします。
ちなみに冷凍したきゅうりは3週間~1ヶ月ほど持つと言われていますよ。
上手に冷凍と解凍することで、きゅうりを長く美味しくたべられますね。
きゅうりが冷凍でふにゃふにゃに!活用レシピ解説!
ふにゃふにゃになったきゅうりはアレンジ次第で美味しく食べることができます。
最近は野菜の値段も高くなってきましたよね。
私はスーパーできゅうりが安売りしているときに大量に買っています。
余った分は冷凍保存して、必要なときに解凍して使うようにしていますよ。
きゅうりってそのまま食べても美味しいですが、お漬物やサラダや副菜などアレンジしても美味しいですよね。
そこで冷凍きゅうりの美味しいアレンジレシピを3つ紹介します。
きゅうりとトマトの和えもの
きゅうりとトマトを和えるだけの簡単メニューです。
混ぜるときトマトが潰れないようにそーっと混ぜましょう。
5分程度でできてしまうので、あともう一品ほしいな、というときにおすすめです。
和食でも洋食でも中華でも合うメニューです。
ここにツナ缶を入れたり、白ごまをまぶしたり、わかめを入れても美味しいですよ。
きゅうりの浅漬け
次はご飯のお供におすすめのメニューです。
調味料以外はきゅうりだけのなので、冷蔵庫にきゅうりしかない!というときも作れますよ。
このメニューのいいところはすぐに味が染み込んでくれるところです。
そのため漬けて置いておく時間がほとんどいりません。
反対に翌日まで漬けていると味が濃くなってしまうので、注意が必要です。
余った場合はきゅうりを小皿にうつして保存するといいですね。
大人だけで食べる場合は唐辛子を少し入れるとピリ辛になって美味しいですよ。
夜ご飯のときにこのきゅうりの浅漬けを作ると、すぐになくなる人気メニューです。
大根などを一緒に混ぜ合わせるのもおすすめです。
きゅうりと豆腐の塩昆布和え
次のメニューは材料がたったの3つです。少ない材料で簡単に作ることができるは嬉しいですよね。
ヘルシーな食材であっさりと食べることができます。
豆腐も味噌汁に入れるか冷ややっこで食べるかくらいだったので、このメニューで美味しく食べることができるレパートリーが広がりました。
我が家では人気の定番メニューになっています。
冷凍きゅうりはそのまま食べるよりも、アレンジする方が美味しく食べることができますよ。
漬けたり和えたりすることで、ふにゃふにゃになっていることはあまり気になりません。
むしろ水分が抜けてふにゃふにゃになっている分、味が染み込みやすいです。
どれも簡単にできるメニューなので、冷凍きゅうりやきゅうりが余ったときは、試してみてくださいね。
まとめ
- きゅうりは冷凍するとふにゃふにゃになるが、失敗したわけではない
- きゅうりは正しい冷凍と解凍方法を実施することで失敗せず美味しく食べることができる
- きゅうりの冷凍方法には、まるごと1本と切って塩もみする方法がある
- 冷凍したきゅうりはアレンジすることで味が染みやすく美味しい
冷凍したきゅうりがふにゃふにゃになっていると、失敗したかと驚きますよね。
でもアレンジ次第でとても美味しく食べることができますよ。
何かと便利なフリーザータイプのジップロックもぜひ使ってみてください。
破れにくく丈夫なので、カレーなどを冷凍させるときにも使うことができますよ。