コウネは広島だけでなぜ食べられているの?食べ方や注目の焼肉店などを紹介!

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コウネが広島だけで食べられているのはなぜ?

「コウネ」が広島県だけで食べられる理由は、広島だけ他の部位と切り分けられて流通しているためです。

他県では、他の牛肉の部位といっしょくたにされています。

コリコリした食感で、広島だけで薄くスライスして焼肉やすき焼きの具材として食べられているのです。

そして広島の名物として「秘密のケンミンショー」や「孤独のグルメ」でも紹介されています!

関東に住む私も、近くの焼肉屋では見たり聞いたりしたこともありませんし、もちろん食べたこともありません。

広島県外の方は、それほど馴染みのないお肉の部位ですよね…。

なぜコウネは広島だけで食べられているのでしょうか。

この記事では、コウネがなぜ広島でだけ食べられているのか、コウネの魅力や食べ方について説明していきますね。

コウネは広島だけでなぜ食べられているのか?

コウネは以下の歴史から広島だけで食べられているようです。

  • 元々コウネは食肉市場のまかない料理として食されていた
  • 他県ではコウネの部位だけをカットせず、他の部位と一緒に切り分けて販売されている
  • それが今では、広島のご当地グルメとしてケンミンショーや孤独のグルメなどでも紹介される注目の部位になった

私はコウネという部位を初めて知りました。希少部位と聞くと、食べたくなります!

広島で食べられている理由をひとつひとつ解説していきますね。

元々コウネは市場のまかない料理として食べていた

元々コウネは食肉市場で売り物にならない部位で、余り物やまかない料理として食べられていました。

食感がコリコリとしていて、脂が多く、美味しい食べ方もあまり知られていなかったのでしょう。

それが今では、広島のご当地グルメとして注目されているから、すごいよね!

「そう言われると食べにくいのかな…。」と心配になるかもしれませんが、食べやすく牛肉が好きなら気に入る味です。

是非一度、広島に行ったときに食べてみたいですね!

他県ではコウネだけに分けないで食べられている

広島だけではコウネをわざわざ切り分けていますが、他県では他の部位といっしょくたで食べられているそう。

固くて脂身の多いコウネを切り分けるのは、なかなか大変なのです…。

しかも、牛一頭から少量しか取れないので、わざわざ切り分けるのも面倒そうですね。

しかし、広島ではコウネという部位を切り分けて流通させるのが一般的です。

だからこそ、なぜ広島だけで食べられているのか疑問に思いますが、食肉市場のこだわりとでも言えるでしょう。

コウネは広島の食肉市場の方々によって守られてきた大切な文化であるといえます!

今では広島のご当地グルメとして注目の部位!

まかない料理から、今の食肉市場の流通を経て、今では広島のご当地グルメとして注目される部位になりました!

「秘密のケンミンショー」や「孤独のグルメ」と言った、グルメ番組でも数多く紹介されています。

コウネ食べてみたいけど、広島はちょっと遠いな…。

なかなか広島に行く機会がなくても、通販や東京にもコウネが食べられるお店があるようです。

通販などで取り寄せる人も増え、自宅で焼肉やすき焼きとして、他には角煮やシチューの煮込み料理でも活躍していますよ。

コウネは広島だけで食べられる牛肩バラの希少部位!

コウネは肩バラの一部で、1頭から2キロほどしか取れない希少部位なのです。

他にも、固さ、脂のノリなどに特徴があります。

具体的にコウネにはどのような特徴があるのか、下記にまとめました。

  • コウネは牛の肩バラ肉の一部である希少部位
  • コウネは「肩バラ」や「ブリスケ」「コーネ」と呼ばれることもある
  • 肉質が固いため薄くスライスして提供される
  • コラーゲンやゼラチンが豊富で女性にも人気
  • 「秘密のケンミンショー」や「孤独のグルメ」でも紹介された

広島だけで食べられるコウネは牛肩バラの希少部位

コウネは牛肩バラの前側にある部位で、1頭から2キロほどしか取れません。

牛一頭の重さが約700キロ~1000キロあるだそう。

そこから、たった2キロしか取れないとなると、一頭から0,2%程しか取れないという計算になります。

たった0,2%ということは、本当にちょっとだけしか取れない希少部位だね!

このように、広島だけでは牛肉の希少部位として、食肉市場で流通し、多くの方に食べられています。

コウネは肩バラやブリスケと呼ばれることもある

コウネは別名「肩バラ」や「ブリスケ」と呼ばれたり、「コーネ」と呼ばれたりすることもあります。

肩バラであれば、どこのスーパーでも馴染みのある牛肉の部位ですよね。

肩バラを食べたときに、ちょっとコリコリしているなと思ったら、そこがコウネです。

色々な呼ばれ方があって、なんだかややこしいですね…。

ブリスケと言うのは、海外では brisket(ブリスケット)と言われていることから日本でもそう呼ばれているそうです。

広島だけだと思っていたら、意外と生活の身近なところで知らず知らずのうちに食べているかもしれませんね!

肉質が固めなので薄くスライスして食べられている

コウネは広島だけで食べられている部位ですが、コリコリとして固めな肉質で有名です。

固めなので、薄くスライスして、焼肉のネタとしてよく食べられています。

他にも広島のコウネを扱っている焼肉屋では、コウネ丼というメニューもよくあります。

コウネ丼とは、焼いたコウネをご飯の上に乗せて、タレ、海苔やネギ、ごまなどの薬味を乗せた絶品グルメです!

他にコウネの肉寿司やすき焼き、しゃぶしゃぶもとっても美味しいのですよ。

コウネは火の肉と言われるほど脂とコラーゲンたっぷり

広島だけで食べられているコウネは「炎の肉」という意味で、炎が上がるほど脂がのっていることからそう呼ばれています。

コウネはその名前の由来通り、脂やコラーゲンたっぷりです。

しかし、カルビと比べてさっぱりしているし、しつこくないことから、女性にもとても人気です!

食べやすくて、美味しくて、お肌にもいいなんて、食べるしかないね♪

コウネを広島だけで食べられる注目のお店をご紹介!

コウネはケンミンショーや孤独のグルメでも紹介されるくらい注目されているお肉です!

そんな広島だけのコウネが美味しく食べられるお店、気になりませんか?

これからご紹介するお店はすべてコウネ丼や焼肉が本当に美味いので、是非チェックしてみてくださいね。

ここからご紹介する店舗の情報は2022年6月時点の情報です。

コロナ禍での時短やお店の移転によって、お店の営業時間や場所等は変わる可能性があります。

実際にお店に行く際は、事前に確認するようにしてください。

  • コウネ屋鯉城
  • 旬菜和牛 鉄板焼き 暫 広島駅前店
  • 焼肉炭火焼肉敏
  • 焼肉三甲
  • 東京の焼肉屋でも食べられる
  • 通販もあり

コウネ屋鯉城の上コウネ丼は外せません!

コウネ屋鯉城は広島にあるコウネ専門の焼肉屋です。

こちらでは焼肉屋の他にも「手毬寿司コウネ」や「コウネのすきしゃぶ」など様々かコウネ料理を頂くことができます!

中でもおすすめなのは、「上コウネ丼」です!

上コウネ丼とは、香ばしく焼き上げたコウネを敷き詰めた他ではなかなか食べられない一品です。

<コウネ屋鯉城>

アクセス:広島県広島市中区銀山町12-13

電話番号:082-542-2700

営業時間:19:00~翌7:00

定休日:不定休

 

「旬菜和牛 鉄板焼き 暫」は和牛コウネ丼が食べられる、おしゃれな鉄板焼き屋です。

和牛コウネ丼以外にも、絶品な「A5和牛ハンバーグ」や「イチボステーキ」、「サーロインステーキ」が食べられますよ。

こちらでもやはり広島だけの鉄板スタイルのコウネ丼が人気なのです。

<旬菜和牛鉄板焼き暫>

アクセス:広島県広島市南区松原町5-1 BIGFRONT ひろしま4F

電話番号:082-261-5741

営業時間:月~日、祝日、祝前日11:30~14:30  17:00~22:00

 

「炭火焼肉 敏」は広島だけに3店舗あるカープファンにも人気の焼肉屋さんです。

人気メニュー牛コウネは、脂身はあるけどカルビのようにこってりではなくあっさりとしています!

他にも、ぷりぷりホルモンや特選牛もも肉は大人気で、必ずと行っていいほど食べられています。

<炭火焼肉敏>

アクセス:広島市南区猿猴橋町6-4

電話番号:082-262-4460

営業時間:11:30〜14:00 17:00〜23:00

定休日:年末年始

和牛コウネもラーメンも楽しめる老舗の焼肉三甲

焼肉三甲は元WBA世界ミドル級チャンピオン竹原慎二のお母様が切り盛りしているお店です。

なんとこの焼肉三甲は古くから愛される名店で、創業昭和60年にもなります。

こちらのお店でも、和牛コウネがお手頃な値段で食べられますよ!

さらに焼肉のシメは一般的な冷麺ではなくラーメンを食べるのは広島だけなのです。

焼肉三甲でのしめラーメンは、美味しいと評判の三甲ラーメンを食べてみてくださいね。

<焼肉三甲>

アクセス:広島市東区矢賀新町5-2-9

電話番号:(028)281-2994

営業時間:水木金11:15~14:00 17:00~22:00 月土日17:00~22:00

定休日:火曜日 (祝日、祝日前日は営業)

東京の焼肉屋や鉄板焼き屋でもコウネが食べられる!

広島のご当地グルメであるコウネですが、東京の焼肉屋や鉄板焼きのお店でも食べられるお店があります!

  • 花子 飯田橋店
  • 焼肉問屋 牛蔵
  • 鯉々

<花子 飯田橋店>

このお店は東京都千代田区九段北にある、本場広島の味が楽しめる鉄板焼き屋です。

九段下駅から徒歩5分というアクセスの良さと自慢の味で、とても人気があります。

アクセス:東京都千代田区九段北1丁目10-5 サンブリッジ九段ビル1F

電話番号:03-6380-8024

営業時間:月~土 11:00~22:00

定休日:日曜日

こちらのお店は本格的なコウネ料理が味わえる、話題の焼き肉屋です。

二階で焼肉屋、一階と地下一階でお惣菜とお弁当を売っているので、買って帰って自宅で食べることもできます!

アクセス:東京都練馬区貫井3丁目10−2小池ビル

電話番号:03-3970-2257

営業時間:平日17:00-23:00 土日祝16:00-23:00

定休日:無し

こちらは有楽町駅の近くにある広島お好み焼きのお店ですが、「コーネの塩焼き」が絶品だと話題になっています!

広島県のブランドショップも近くにあるので、広島ならではのものが東京で楽しめますよ。

アクセス:東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング
 
電話番号:03‐5579-9962
 
営業時間:平日 11:00~15:00 17:00~21:00 土日祝 11:00~21:00
 
定休日:無し

コウネは通販で自宅でも美味しく食べられる!

コウネを自宅で食べたい方は、楽天やアマゾン、地域のお取り寄せグルメとしてオンラインでも購入できますよ!

自宅で食べるなら、焼肉もいいですし、すき焼きやビーフシチュー、角煮などの煮込み料理にもおすすめです。

楽天なら、500gで¥3,980(税込)ほどで購入できますね。

コウネを実際に食べてみたいと思ったあなたは、是非通販を活用して、ご自宅でも食べてみてくださいね!

まとめ

  • コウネはなぜ広島だけで食べられているのか明確な理由はわからない
  • 他県ではコウネの部位だけをカットせず、他の部位と一緒に切り分けて販売されている
  • 牛の肩バラの一部であるコウネがなぜ希少部位なのかは、1頭から2キロほどしか取れないため
  • コウネは別名、肩バラやブリスケ、コーネと呼ばれることもある
  • コウネの肉質は固いので、薄くスライスして焼肉やコウネ丼としてよく食べられている
  • コウネはコラーゲンやゼラチン豊富で女性にも人気
  • 広島だけのコウネを使った料理は「秘密のケンミンショー」や「孤独のグルメ」でも紹介された
  • コウネ丼や焼肉が本当に美味いお店は「コウネ屋鯉城」「旬菜和牛 鉄板焼き 暫 広島駅前店」がある
  • 他のコウネが美味しい焼肉屋は「焼肉炭火焼肉敏」「焼肉三甲」がある
  • コウネは東京の焼肉屋や鉄板焼き屋でも食べることができる
  • コウネは楽天の通販で500g¥3,980(税込)ほどで購入できる

ここまで、なぜコウネは広島だけで食べられているのか、コウネの魅力、食べられるお店などをご紹介していきました。

通販で取り寄せることもできますが、やはり本場広島のお店に食べに行ってみたいですよね!

とても美味しいと評判の部位なので、もし見かけたら是非食べて見てくださいね♪