ガスコンロがつかないわ!ガスは出るみたいだけど、どうして火がつかないのかしら?
ガスがでているということは問題は「火」が出ないことです。この場合、「点火プラグ」が作動していない可能性が高いです。
点火プラグが作動しないと、ガスは出るけれど火はつかなくなります。
まず最初にガスコンロの電池が切れていないかを確認しましょう。
次に点火プラグ周辺の部品をお掃除すれば、すぐにコンロがつくようになるかもしれません!解決できない場合もご安心ください!
この記事では、他の原因でガスコンロがつかない時の対処法も紹介していきます。最後まで読んで一緒に解決していきましょう!
まずは、ガスコンロがつかないのにガスは出る場合の原因になることが多い「点火プラグ」と「周辺部品」から一緒に確認していきましょう!
ガスコンロはつかないのにガスは出る時の確認項目4選!
ガスコンロがつかないのにガスは出る(ガスの音が「シューッ」とする)時、「点火プラグ」が着火しないことが原因の場合が多いです。
点火プラグは火花を起こしてガスに点火する役割をしています。ここに何らかの問題があるとガスは出るのに火がつかないということがおきます。
火花が出ないからガスが出ていても火がつかないのね!
よくある原因は電池です。まずは電池から確認していきましょう。
電池を確認しよう
<電池の残量>
電池が切れると点火プラグから火花が起こせなくなりガスコンロがつかなくなります。
ガスコンロは電池で火花を起こしてガスに点火します。この時に火花を起こすのが「点火プラグ」です。
- 電池の残量が「少ない」と「チチチ」と音が「なる」
- 電池の残量が「ない」と「チチチ」と音が「ならない」
電池交換サインが点灯していなくても電池切れの場合もあります。まずは最初に電池を交換してみると良いですよ。
電池の残量が原因の場合は電池を交換すれば点火するようになります。
<電池が正しく入っていない>
- 電池のプラスとマイナスが逆に入っている
- 電池ボックスに電池がきちんと入っていない(ういている)
- 電池ケースの接触が悪い
特に、電池を取りかえた時やそのあとに注意しましょう。
電池ケースの接触が悪い場合は電池を取りかえてもすぐに電池がなくなります。
自分では直せないのでメーカーに修理を依頼することになります。
ここではまだ原因がわからないので、最後まで読んで他の可能性もさぐっていきましょう。
<電池のメーカーや新旧>
- 電池を1本しか交換していない(1本は古い電池のまま使っている)
- 電池は同じ種類、同じメーカーのものを使用
電池を取りかえる時は2本一緒に新しいものに取りかえましょう。ガスコンロは単1電池が2本入るものが一般的です。電池はアルカリ電池を使いましょう。
アルカリ電池とマンガン電池を混ぜて使用すると発熱や液漏れの原因になるのでやめましょう。
ところで皆さんは、ガスコンロに電池が入っていることをご存じでしたか?
私は電池が入っていることを知らずに、「ガスコンロが壊れてしまった!」と思って慌てて取扱説明書を確認したことがあります。
原因は電池が切れていただけでしたが、その時初めてガスコンロに電池が入っていることを知って衝撃をうけました!
最近職場でも「ガスコンロが壊れた!」という騒ぎがありました。
その時も誰も電池が切れていることを疑わなかったので、「ガスコンロに電池が入っていることを知らない方は意外と多いのでは?」と思いましたがいかがでしょうか?
「ガスコンロがつかないけれどガスは出る」場合、電池が原因のことが多いようです。
電池をかえても解決しない場合、次は点火プラグを確認していきましょう!
点火プラグのぬれや汚れを確認しよう
- 点火プラグがぬれている
- 点火プラグに汚れがついている
点火プラグのぬれや汚れが原因の場合は、水分をふきとったり汚れを歯ブラシでこすったりすれば、ガスコンロの火がつきます。
ガスコンロをふいたりゴトクを洗ったりのお手入れは毎日する方でも、点火プラグはあまりお手入れしないのではないでしょうか?
ガスコンロがつかない場合は確認してみましょう。
見わけ方は上の通りです。点火プラグを確認しても解決しない場合、次にバーナーキャップを確認していきましょう!
バーナーキャップを確認しよう
- バーナーキャップがはまっていない
- バーナーキャップがぬれている
- バーナーキャップの隙間によごれがたまっている
バーナーキャップがきちんとはまっておらず浮いていたり、ぬれていたりすると、ガスコンロの火がつかなくなります。特にお掃除後に注意が必要です。
私も掃除した後にバーナーキャップがういていてコンロがつかないことがあります。ガスコンロがつかない場合は確認してみましょう。
バーナーキャップの汚れが原因で火がつかなくなる事もあります。歯ブラシと中性洗剤を使って汚れを洗い流してきちんと乾かしましょう。
ここまでで解決しなければ、次は立ち消え安全装置を確認しましょう。
立ち消え安全装置を確認しよう
- 立ち消え安全装置がぬれている
- 立ち消え安全装置が汚れで詰まっている
立ち消え安全装置がぬれていたり、汚れで詰まっていたりするとガスコンロがつかなくなります。
「立ち消え安全装置」は火を検知するので、吹きこぼれや風の影響で火が消えてしまった時にガスを自動で止める役割をしています。
片方のコンロだけつかない、手を離すと火が消えてしまう、という場合はこれが原因かもしれません。
ここまでで原因がわからない時は点火プラグ本体の故障か断線の可能性があります。
取り急ぎガス会社に連絡して今の状況を説明しましょう。修理が必要な場合はガス会社、ガスコンロの販売店やメーカーに依頼しましょう。
ガスコンロがつかない原因は他にもある!その他4選!
ここからは、ガスコンロがつかない上にガスも出ていない(「シュー」というガスの音がしなくて、ガスのニオイもしない)場合に考えられる原因を紹介します。
まず最初にすぐに解決できるところから確認していきましょう。
- ガスの元栓が閉まっていないか?
- チャイルドロックはかかっていないか?
まずは基本の2つを確認しましょう。チャイルドロックがかかっている場合は説明書を読んで解除の方法を調べましょう。次はガスホースを確認しましょう。
ガスホースを確認しよう
ガスホースが折れ曲がっていたり、古くなって傷がついていたりするとガスが通らなくなってガスコンロがつかないことがあります。
また、ガスコンロをずらしたり、掃除をしたりした後はホースが折れ曲がっていないか気をつけましょう。
私は掃除した後にガスホースが曲がっていてコンロがつかなくなったことがあります。
ガスホースはホームセンターなどで購入して自分で交換できます。
ところで、他のガス機器は現在使用できますか?できない場合は以下のことが考えられます。
他のガス機器が使用できるか確認しよう
すべてのガス機器が使えなくなっている場合は以下の原因が考えられます。
- ガスの供給停止
- ガスメーターの元栓が閉まっている
起こる頻度は少ないですが、自分でガスメーターを操作するので不安がある方はガス会社へ問い合わせをするとよいですよ。
<ガスの供給停止>
ガスの供給停止の場合はガスメーターのランプが点灯します。すべてのガス機器の電源をオフにした後に、ガスメーターの「復帰ボタン」を押しましょう。
異常がない場合はこれで使えるようになります。
震度5以上の揺れを感知したり、長時間ガスを使い続けた場合、自動的に安全装置が働いてガスが止まるようになっています。
<ガスメーターの元栓がしまっている>
ご自分でガスメーターの元栓を閉めた方以外は可能性は低いです。
外にあるガスメーターの元栓を閉める事はしないので、原因としては考えづらいですが、念のために確認してみましょう。
場所は集合住宅ですと玄関の近くにメーターボックスがあるのが一般的です。閉まっていたらガス会社に連絡しましょう。
ヒューズガス栓が作動していないか確認しよう
お使いのガスコンロがガステーブルの場合、「ヒューズガス栓」が作動して火がつかないことがあります。
ヒューズガス栓は、ガスホースが切れた時にガスを止める安全装置のことです。
この機能が働いてガスが出なくなり火がつかなくなることがごくまれにあります。
この場合は、一度ガスの元栓をしめて開け直すと火がつくようになります。
温度センサーが誤作動した場合
温度センサーは汚れが原因で誤作動を起こします。
中央の温度センサーが押し込まれると「鍋がのっている」と判断しますので、この部分がきちんと動くように掃除をしましょう。
特に吹きこぼしをした時は、きちんと掃除すると温度センサーの故障を防ぐことができますよ。誤作動ではないですが下記のような場合も火がつかないです。
<ガスコンロに鍋をのせずに火をつけた時>
鍋をガスコンロにのせれば火がつきます。最近のガスコンロは温度センサーに「鍋なし探知機能」がついていて、鍋がのっていないと火がつかない仕組みになっています。
軽い鍋だと温度センサーが反応しなかったり、押し上げられて傾いたりして使えません。
鍋がのっていないと「ピピッ」などの音が鳴ります。
<焼き網を直接のせて調理した時>
最近のガスコンロは焼きを網を直接のせて調理することはできません。温度センサーが働いてすぐに火が消えるようになっています。
どうしても焼き網を使いたい方は「温度センサー対応の補助ゴトク」を使うと使用できますよ。
Amazonでも売ってるよ!
安全性が向上した最近のガスコンロですが、鍋を持ち上げると弱火になったり、少し時間がたつと火が消えてしまったりと、ストレスに感じる事も多いですよね。
ここまででガスコンロがつかない症状が解決できないようであれば、故障している可能性があります。
ガスコンロがつかない時の対処法は?故障の可能性あり!
これまでの方法を試してもガスコンロがつかない場合は、故障の可能性があります。
取扱説明書を読んでも解決できなければ、契約しているガス会社に連絡してみましょう。
ガス会社に連絡すれば、ガスが原因でコンロがつかないのか判断できそうです。
エラーコードが出ている
タイマー表示される部分にエラーコードが表示されていたら、まず取扱説明書をみて対処法を確認しましょう。
取扱説明書通りにしても直らない場合は、対処法がわからないので、メーカーに問い合わせしましょう。
エラーコードが出ると焦りますよね。説明書を見てもよくわからなかったり、説明書が見つからなくて急いでいたりする場合は、メーカーに問い合わせてみましょう。
ガスコンロは毎日使うものなので問題は早く解決したいものです。
温度センサーが故障している
温度センサーは、料理の吹きこぼしなどの掃除不足で汚れが内部へ浸透して故障するケースが多いです。その場合は、メーカーや販売店に修理を依頼しましょう。
私はよく吹きこぼしをしてしまうのですが、吹きこぼしをすると後の掃除が大変ですよね。
調べてみると「吹きこぼし防止グッズ」が販売されていました!ダイソーにも販売されているようなので、試してみたいと思います。
ガスコンロ自体の寿命の可能性も!
ガスコンロが劣化してガスコンロがつかない場合もあります。ガスコンロの寿命は約10年です。
まずはガス会社に連絡して危険な状態でないかを確認して、対処法があるか聞いてみましょう。
原因がわからないとどこに頼んでよいかわからないですよね?
修理が必要な場合は、ガス会社、ガスコンロの販売店、メーカーなどに依頼しましょう。
古いガスコンロの場合は、買い替えを検討した方がよいでしょう。
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まとめ
- ガスコンロはつかないのにガスは出る場合、まず電池を交換してみよう
- ガスコンロはつかないのにガスは出る場合、次に「点火プラグ」「バーナーキャップ」「立ち消え安全装置」の汚れやぬれ、きちんとはまっているかを確認しよう
- ガスホースが曲がっていないか確認しよう
- 他のガス機器も使えない場合はガスメーターを確認しよう
- 温度センサーをきちんと掃除して誤作動がないようにしよう
- ガスコンロがつかない原因がわからない場合はガス会社へ連絡しよう
「ガスコンロはつかないのにガスは出る場合」と「それ以外の原因でガスコンロがつかない場合」の対処法を紹介しました。
あなたのお悩みを解決することはできましたか?この記事が少しでも役に立てたらうれしいです。
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