土鍋がihヒーターで使えないときの対処法とは?ステンレス板が活躍!

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引っ越し先がihヒーターで土鍋が使えない…。と思っているそこのあなた!

ihヒーターで使えない土鍋を使う方法があるのです。

まだ使える土鍋を捨てるのはもったいないですよね。

お鍋の時にずっと使っていたもので愛着があるから、出来れば使い続けたいなぁ。

土鍋をihヒーターで使うにはステンレスの発熱プレートを入れるなど、鍋に電流が流れるようにすればいいのです。

カセットコンロを使う方法もありますが、準備が面倒だったり、お子さんがいる食卓で火を使いたくなかったり、使うのが難しいこともありますよね。

この記事ではihヒーターで使えない土鍋を使えるようにする方法と、ihヒーターの仕組みやihヒーター対応の土鍋について説明します。

100均のアイテムを使った方法もあるので、手軽に試すことが出来ますよ♪

土鍋はihヒーターで使えない!?3つの対処法を紹介!

ihヒーターで使えない土鍋も電流が流れるようにすると使えるようになります。

土鍋は電流を通しません。そのため、基本的にはihヒーターで使えないのです。

電流が流れるようにアイテムを使えば、この問題を解決できますよ。

土鍋をihヒーターで使えるようにする方法3選になります。

  1. ステンレスの発熱プレートを土鍋の底に敷く
  2. 追加加工でih対応に転用してもらう
  3. ラジエントヒーターを使う

ステンレスの発熱プレートを土鍋の底に敷く

ステンレス発熱プレートはネットで簡単に購入することができます。

値段も数百円で購入することができるので、お手軽に試すことができますよ。

この商品はihヒーターで土鍋を使うためのものになります。

こんな商品があるなんて驚きだなぁ。みんな考えることは一緒なんだね!

土鍋を新しく買うと数千円はするので、買い替えるよりもコスパはかなりいいですね!

またihヒーター対応の土鍋を使っていたが、経年劣化で加熱しにくくなってきた、というときにも使えるようです。

ただ、試してみると少し調理に時間がかかる場合があります。

これは土鍋自体は電流が流れない、つまり発熱するわけではなく、発熱プレートのみ発熱することが原因です。鍋の大きさなどによって違いもあります。

また、細かい食材や締めの雑炊がプレートに引っかかってしまうことがあるようです。

土鍋をih用に加工してもらう

業者に委託して、土鍋の底にカーボン発熱体を貼り付けてもらう方法になります。

これは土鍋の底を削って、底に発熱体を貼りつける作業が必要です。

そのため時間がかかったり、費用が高くついたり、というデメリットがあります。

また、一度使用した土鍋は安全性の面から加工してもらえないようです。

そのため、気に入ったデザインの土鍋があるが、ihヒーターで使えないときにいいでしょう。

ステンレス発熱プレートのように、別に準備が必要ないので、お手入れは簡単になりますね。

ラジエントヒーターを使う

ラジエントヒーターがついているihヒーターでは対応外の調理器具も使うことができます。

ラジエントヒーターはihヒーターの鉄板自体を温め、その熱が鍋に伝わることで温めることができるのです。

こちらはihヒーターに比べて火力が弱くなります。

そのため、はじめの調理だけラジエントヒーターを使って、あとは食卓でカセットコンロで調理をする、という方法がいいでしょう。

なぜihヒーターで土鍋は使えないのか

そもそもなぜ土鍋はihヒーターで使うことができないのでしょうか。

その理由はihヒーターの仕組みにあります。

ihヒーターはInduction Heating(電磁誘導加熱)の略称です。

ihヒーターのコンロ部分にはガラスのプレートの下に渦状にコイルが埋め込まれています。

そのコイルに電力を流すことで磁力を発生させ、磁力がガラスのプレート上に置かれた鍋に伝わるのです。

そのときに渦電流となって、その電気抵抗で発熱する仕組みになっています。

ihヒーターそのものは発熱しないため、調理器具を置いていない場合は発熱しません。

そのため火事などが起こりにくく安全に使えるようになっています

またihヒーターはガスコンロよりも火力が強いのも特徴です。

そうなんだ!ガスコンロより火力が弱いと思ってたよ!

我が家も今の家はihヒーターですが、以前はガスコンロでした。

引っ越しのときに、ihヒーターっておしゃれだし、掃除も楽でいいなぁと思っていました。

ですが、引っ越した後に使えない調理器具があることを知ってびっくり!

特に冬場大活躍していた土鍋が使えないのは驚きでした。

使っていた土鍋がお気に入りのものだった場合や、古いものを処分する手間を考えると、今の土鍋を使うことができたら助かりますよね!

土鍋をihヒーターで使うためのプレートは100均が便利!

100均で手に入る「ステンレス製の落し蓋」を使うことで、ihヒーターで土鍋が使えます。

ihヒーターで土鍋を使う方法は3つ紹介しました。

でもちょっと面倒くさいなぁ。費用も結構かかりそうだし…。すぐに試したいんだけど、もっと手軽にできる方法はないの?

そんなあなたには、ステンレス製の落し蓋を発熱プレートの代わりに使う方法がおすすめです!

費用も100円なので、他の方法を試してみる前に一度試してみるのもいいですね!

準備するのは「ステンレス製の落し蓋」のみになります。

この商品はダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均で取り扱っていますよ。

方法は驚くほど簡単です!ステンレス製の落し蓋を土鍋の底に敷くだけ!

原理は先ほど説明した発熱プレートと同じになります。

ステンレス製の落し蓋をプレートとして敷くことで土鍋に電流が流れるようになるのですね。

このときに注意すべきなのがステンレス製落し蓋のサイズです。

小さすぎるものを選ぶと電流が流れないことがあります。これは発熱プレートの場合もおなじです。

鍋のサイズと商品のサイズをしっかり確認した上で購入しようね。

ちなみに2022年12月現在、ダイソーでは「ステンレス自在落し蓋」という商品が200円(税込み220円)で販売されていました。

これはサイズを14㎝~23㎝に変更することができます。サイズを気にせず使えそうですよね!

ステンレスの発熱プレートと原理は同じですが、こちらはあくまで落し蓋です。

一方、発熱プレートはihヒーターで土鍋を使うことに特化しています。

そのため、ずっと使うというよりも、発熱プレートを買う前に使い心地を試してみたい、というときに100均で探してみるといいですよ。

この土鍋はihヒーター対応?どんなものを選べばいいの?

ih対応の鍋かどうかは土鍋の底に磁石をくっつけるだけで分かります。

磁石がくっつくときは使えます。くっつかないときはihヒーターでは使うことはできません。

ihヒーターは電流が流れる調理器具でないと使用することができません。

そのため、磁石がくっつくかどうかで判断することができるのです。

またihヒーターに鍋を置いて、ランプが点灯している場合は使えます、点滅している場合は使えません。

簡単に分かる方法なので、家の土鍋がih対応か分からない場合は試してみてください。

我が家の土鍋は磁石がくっつかなかったわ。色々な方法も分かったけど、やっぱりih対応の土鍋を買うことにしようかな。どんなものを選んだらいいの?

ih対応の土鍋を買う際に気を付けたいポイントをお伝えします。

ポイント
  1. ihヒーターに対応しているか
  2. SGマークがついているか
  3. 鍋のサイズは合っているか
  4. 鍋の形は使いやすいか

の4つのポイントになります。詳しく説明していきますね。

ihヒーター対応の土鍋か

当然ですが、ihヒーター対応のものを購入しましょう。

これは新品であればih対応か非対応か記載されています。

ih対応の土鍋にはもともとプレートが底に付けられているものと、普通の土鍋に付属の発熱プレートを入れて使用するものがあるのです。

一体型のものは洗うときにお手入れが簡単で便利ですよ。

プレート取り付け型は一体型よりも手間がかかりますが、値段は安い傾向にあります。

また土鍋ではなく、ステンレス製など電気を通す鍋を選ぶのもいいでしょう。

SGマークがついているものを選ぼう

SGマークがついている土鍋がおすすめですよ。

SGマークとは一般財団法人の製品安全協会が定めたSG基準を満たしているものです。

SG基準は実用性と安全の証となっています。

そのため、SGマークがついている土鍋を選んだ方が安心して使えますね。

鍋のサイズは合っているか

使用する人数にあった土鍋を選びましょう。

  • 5号(口径15㎝前後)は1人用
  • 6号(口径18㎝前後)は1~2人用
  • 7号(口径21㎝前後)は2~3人用
  • 8号(口径24㎝前後)は3~4人用
  • 9号(口径27㎝前後)は4~5人用
  • 10号(口径28~30㎝前後)は5~6人用

となっています。今後家族が増える、友人がよく遊びに来る、などの場合は大きめを選ぶと長く使えますね。

使いやすい鍋の形を選ぼう

土鍋には深型と浅型があります。これは料理する際にどちらが使いやすいかで選ぶといいでしょう。

深型は大きく切った具材や量を作りたいときもたくさん入ります。

鍋の場合はキッチンのコンロですべて調理するのに向いているでしょう。

反対に浅型は具材がきれいに見えます。また浅いので具材が沈まず調理しやすいですね。

カセットコンロで具材を追加しながら調理する際などぴったりでしょう。

おすすめのih対応土鍋

おすすめのih対応土鍋を3つ紹介したいと思います。

  1. HARIOの「フタがガラスのIH対応ステンレス鍋」
  2. KAKOMIの「IH土鍋」
  3. ニトリの「IH軽量土鍋風卓上鍋」

<HARIO フタがガラスのIH対応ステンレス鍋>

引用 HARIO公式HP

ステンレス製雪平鍋になります。とてもおしゃれなお鍋ですよね。

いつものお鍋がワンランクアップした感じになった、という口コミがあったよ!これなら友達との鍋パーティーがもっと楽しくなるね!

しかも食洗器対応なので、後片付けも助かりますね!

また蓋が耐熱ガラスになっているため、具材の状態を確認することができます。

<KAKOMI IH土鍋>

引用 KAKOMI公式HP

一体型の商品なのでお手入れは簡単です。また、こちらの商品は料理の臭いが鍋に移りにくくなっています。

とてもおしゃれな見た目なので、鍋だけでなくポトフや洋風おでんなど、洋風料理にも合いそうですよね♪

<ニトリのIH軽量土鍋風卓上鍋>

引用 ニトリ公式HP

正確には土鍋ではなく土鍋風ですが、アルミニウムでできているためihで使用できます。

口コミでは「軽くて驚いた!」という声が多かったよ!お鍋はたくさん具材を入れるから、鍋そのものが軽いと助かるよね!

見た目もシンプルで料理を選びません。流石、「お値段以上、ニトリ」の商品ですね♪

また他の商品と比べると比較的安価で手に入れることができますよ。

まとめ

  • ihヒーターで使えない土鍋でもステンレス発熱プレートを使ったり、ラジエントヒーターを使ったりする方法がある
  • 100均のステンレス製落し蓋をステンレス発熱プレートの代わりに使うことができる
  • ihヒーターで使えない土鍋は磁石がくっつかないが、使える土鍋はくっつく
  • 新しい鍋を購入する場合はihヒーター対応か、その種類、SGマーク、大きさ、形で選ぶといい

ihヒーターで使えない土鍋でも使える方法はあります。

追加アイテムを購入するか、新しいお鍋を購入するか、あなたに合った方法でお鍋を選ぶことができるといいですね。