電池の保管にはジップロックが優秀?!ラップやプラスチックも使える?!

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電池の保管にはジップロックを使うといいってホント?

はい!電池の保管にジップロックは優秀です!この記事では、「どうしてジップロックがよいのか?」「ジップロックで電池を保管する時のポイント」を紹介します。

他にも電池の間違った保管方法や、液漏れの処理の仕方、どうして液漏れが起こるのか?なども説明していきます。

電池の正しい保管方法を知らなければ、電池がショートして発火、最悪の場合あなたの家が火事になってしまうかもしれませんよ!

実際に電池が原因の火災事故は普通の民家でも起きています。

電池はあなたが思っているよりも危ないものです。この記事を読んだら電池に対するあなたの認識がかわるかもしれませんよ!

それでは早速ジップロックで電池を保管する時のポイントから説明していきますね。

電池の保管にはジップロックが優秀!ポイント5選!

電池の保管にはジップロックが優秀です!電池をジップロックで保管する時のポイントを5つ紹介します!

保管ポイント5選
  1. 種類ごとに保管
  2. 向きをそろえて保管
  3. 高温多湿を避けて保管
  4. 絶縁して保管
  5. 金属製品と一緒に保管しない

電池をジップロックで保管する時のポイントを詳しく確認していきましょう!

<種類ごとに保管>

電池は同じ種類だけで保管しましょう。他の種類と一緒に保管すると「放電」や「発熱」して火事になる危険があります。

単3、単4などの「大きさ」、アルカリ電池・マンガン電池・ボタン電池などの「種類」によって小分けして保管しましょう。

<向きをそろえて保管>

電池は向きをそろえて保管しましょう。これは違う極同士の接触を避けるためです。

「+」と「-」が接触するとショートする可能性があるので危険です

ショートとは極同士を直接つないでしまった時に、大量の電流が流れる危険な状態のことです。

小さめのジップロックだと電池が動かないように保管できるので、ショートする心配がありません。

<高温多湿を避けて保管>

電池は高温多湿を避けて保管しましょう。電池がサビたり劣化したりすることを防ぐためです。

電池を保管するのに適した温度は10~25度と言われています。

電池も人間と同じで寒すぎるのも暑すぎるのも苦手なのね!

寒い冬や暑い夏でも暖房や冷房を使うリビングなどで保管すると温度変化が少なくてすみますよ。

<絶縁して保管>

電池を個別に絶縁して保管するとなおよいです。セロテープやビニールテープを電極に貼れば、簡単に絶縁できますよ。

絶縁とは、電流を流さないようにすることを言います。

ジップロックはビニール製なので絶縁効果がありますが、あわせてセロテープやビニールテープを電極に貼っておけば、より安全に保管できます。

<金属製品と一緒に保管しない>

金属製品と一緒に保管するのは絶対にやめましょう!発熱や発火する危険性があります。

身近にある金属製品であるアクセサリーや鍵、硬貨などを電池のそばで保管するのはやめましょう。

アクセサリーや時計が入っている引き出しで保管してた!

電池の保管にジップロックが優秀なのはなぜ?

ジップロックが電池の保管に優秀なのはこんな理由からです。

ジップロックが優秀な理由
  • 絶縁できるから
  • 密閉できるから
  • 小分けにできるから
  • 中身が確認しやすいから

電池の保管にジップロックが優秀な理由を詳しく説明していきます。

<絶縁できるから>

ジップロックはビニール製なので電池を絶縁できます。ビニールは電流を通さないので、ジップロックを使えば電池を簡単に安全に保管できます

先程もお話ししましたが、ジップロックに入れる時に電池のプラスとマイナスの部分にセロテープを貼るとより安心です。

<密閉できるから>

ジップロックは密閉できるので電池の保管に向いています。電池は空気に触れると放電します。

ジップロックに入れれば空気に触れることがなくなります。

ジップロックの中の空気はしっかり抜こう!

ジップロックは密閉できるので、放電しなくて安全ですし、電池も長持ちさせられますよ!

<小分けにできるから>

ジップロックは電池を小分けにして保管できます。ジップロックには小さいサイズもあります。電池のサイズにあったジップロックで小分けにしましょう。

電池がジップロックの中で動いて、電極同志が触れてショートするのを避けられます。

<中身が確認しやすいから>

ジップロックは透明なので、中に電池が入っていることをすぐに確認できます。

透明なのでわざわざ開けて中を確認しなくても、何が入っているのか一目でわかります。

ジップロックは使用済みの電池の保管にもおすすめです。絶縁できるので、ゴミの日まで安全に保管できます。

ジップロックは外側に文字が書けるので、電池の使用期限を書いておくとわかりやすいですよ。

早速ジップロックを購入して、電池を保管してみませんか?

4つのサイズが入ったバラエティパックなら、電池の保管だけでなく、お料理の保存や小物の保管にも使えそうです。電池の保管にはSSサイズがちょうどよいです。

楽天市場ならなんと!1枚たったの7円ちょっとで購入できますよ!(2023年4月29日現在)

電池の保管はラップでもできる!ボタン電池もお任せ!

電池の保管はラップでも可能です。ボタン電池の保管にも向いています。

ラップならどこの家にもあるから手軽に使えるね!

開封済みの電池の保管にラップを使う場合は、1本ずつ巻いて保管します。

開封済みの電池は自己放電しています。ラップはビニールなのでショートする危険性がありません。

ラップも密閉できるから電池が放電しなくなるね!ジップロックみたいに使えるってことだね!

ボタン電池の場合、ジップロックで保管すると、バラバラになって電極同志がくっついてショートする危険性があります…。

ラップを使ってボタン電池を巻けば、バラバラにならずに保管できます。

ボタン電池を巻くときは、小さめのラップを使うと巻きやすそうですね。

ラップならあなたのご家庭にも常備していますよね?わざわざ買いに走る必要もなく、コストもかからないのが嬉しいです。

電池は保管方法によっては「放電」や「発火」の危険性があります。

正しく保管しないとあなたのお家が火事になってしまうこともあります。正しい保管方法を知って安全に保管しましょう。

電池を保管するにはプラスチック製品もおすすめ!

電池の保管に使い勝手のよいプラスチック製品は下記のようなものです。

  • 電池保管用ケースで保管
  • タッパなどのプラスチック製品

電気を通さないので、プラスチック製品も電池を保管するのに向いています。

<電池保管用ケースで保管>

電池保管用ケースはその名の通り、「電池専用のケース」なので、安心して保管できます。

電池保管用ケースは、ホームセンターやインターネット、100均で購入できます。

ジップロックだけじゃなく、100均も優秀すぎる!

1つ持っていると便利です。100均だと手軽に購入できるので、まずは100均の商品で試してみるのもありですね!

100均は便利なものがたくさん売っているので重宝しますね。

<タッパーなどのプラスチック製品>

タッパーなどのプラスチック製品も電池の保管に向いています。

タッパーなら100均でも買えますし、あなたのお家にあるものでも再利用できそうです。

プラスチック製のペンケースや名刺ケースなどもサイズがあえば利用できそうです。

ビニールやラップ、プラスチック製品は絶縁性があり密閉もできるので電池の保管に向いています。

電池を絶縁するにはセロテープやビニールテープも使える!

電池を絶縁するのに、セロテープやビニールテープも使えますよ。

方法は、電池のプラスとマイナスの電極部分にセロテープやビニールテープを貼ればOKです!

セロテープで簡単に絶縁できるのね!

セロテープやビニールテープだけだと密閉できないので、絶縁した電池はジップロックに入れて密閉して保管しましょう。

確かに!密閉すると放電しないから電池が長持ちするんだったよね!

未使用の電池にセロテープやビニールテープを貼ると電池がベタベタしてしまう場合もあるので、気になる場合はラップを使うとよいですよ。

使用済みの電池の電極部分にセロテープを巻いてから、ジップロックで保管して捨てれば発火の心配がありません!

ガムテープやマスキングテープは布や紙でできているので、発火した時に燃えてしまう可能性があります。危険なので電池の絶縁には使わないようにしましょう。

電池の保管方法が間違っていると危険って本当?!

電池は保管方法を間違えると危険なので気をつけましょう。

先程もお話ししましたが、ショートによって発熱や発火して、最悪の場合火事になってしまう場合があります。

電池の危険な保管方法は下記のような方法になります。

電池のNGな保管方法!
  • 缶の中で電池を保管
  • 開封後の電池をそのまま引き出しで保管
  • 冷蔵庫で保管

よくやってしまいそうな保管方法ですね…。理由を詳しく説明していきます。

<缶の中で電池を保管>

缶の中で電池を保管するのはやめましょう。開封した電池は自己放電しています。

缶も金属だよね!ショートして火事になったら怖い…。

危険なので電池を缶の中で保管するのはやめましょう。

実際私もちょうどよいサイズの缶に電池を保管していましたが、危険だということを知ってやめました…。

<開封後の電池をそのまま引き出しで保管>

開封後の電池をそのまま引き出しで保管するのはやめましょう。

開封後の電池は放電してしまうのでそのまま引き出しに入れておくのは危険です。

ジップロックに入れたり、プラスチックのケースに入れたりして保管すれば絶縁も密閉もできるので安全ですよ。

開封後の電池をそのまま引き出しで保管している方は多いのでは?と思います。やってしまいがちな方法だと思うのですが、あなたはどうでしょうか?

<冷蔵庫で保管>

冷蔵庫で電池を保管するのはやめましょう。電池のサビや液漏れの原因になったり、放電しやすくなったりするのでやめておきましょう。

どこのご家庭でもやりがちな保管方法だと思うのですがいかがでしょうか?もしかしたらあなたも1つくらい経験がありませんか?

先程もお話ししましたが、電池は保管方法を間違えると危険です!

間違った保管方法はきちんと覚えておこう!

保管方法が原因で電池から液漏れすることがあるって聞いたけど本当?

液漏れしたらどうすればいいの?

電池が液漏れしたらどうすればよいの?

電池が液漏れしたら、液体に素手でふれないようにしましょう。

液漏れってなに?

電池の中の液体「電解液」が漏れることを「液漏れ」と言います。

<電池に含まれる成分>

電池に「含まれる成分」と「触れるとどうなるか」をまとめてみました。

電池の種類電解液の成分触れるとどうなる?
アルカリ電池水酸化カリウム皮膚をとかす
マンガン電池塩化亜鉛水溶液目に入ると失明する

皮膚をとかしてしまったり、目が失明したりする可能性があるのですね。電池の中身は思っていた以上に危険なものです。

もし液漏れを発見しても素手で触るのは絶対にやめましょう。

液漏れの電解液がこんなに危ないものだなんて知らなかった!

もしも触ってしまった場合はすぐによく手を洗いましょう。

機械に電解液がついてしまったらどうするの?

液漏れの電解液が機械についてしまったら、ウェットティッシュでふいて、その後に乾いた布でふきましょう。

液漏れの電解液は水溶性なので、ウェットティッシュや水にぬらした布やティッシュでふきとれば落とすことができます。最後にからぶきするようにしましょう。

お子さんのおもちゃの電池が液漏れした場合は危険ですので捨てるようにしましょう。

お子さんが万が一なめてしまったら大変なことになります!ここは心を鬼にしておもちゃを処分しましょう。

電池の液漏れの原因はいったい何?!

電池の液漏れの原因は以下のようなものです。原因になることを避けるためにも確認していきましょう!

<未使用電池の液漏れ原因>

  • 未使用で長い間放置した
  • 高い所から落とした
  • 高温で放置した

未使用の電池でも上記のような原因で液漏れしてしまうのですね。詳しく見ていきましょう。

<未使用で長い間放置した>

未使用の電池でも使用期限が切れてしまうと液漏れしやすくなります。

未使用の電池を引き出しにストックしているご家庭は多いと思います。

電池はあまり大量にストックしないで、使ったら買い足すようにする方が無駄がなく安全です。

電池を無駄にしないためにも使いきれる分だけストックしましょう。

<高い所から落とした>

電池が、高い所から落とした時のような強い衝撃(しょうげき)を受けると、電池が変形して液漏れすることもあります。

この場合発熱、発火、破裂などの危険があります。電極の部分にセロテープを貼って絶縁して、ジップロックに入れて捨てましょう!

<高温で放置した>

電池を高温で放置すると液漏れする可能性があります。

高温だけでなく湿度が高い場所や直射日光が当たる場所も液漏れの原因になります。

車の中は高温で直射日光があたるので、電池を置きっぱなしにしないように気をつけましょう。

夏場の暑い時期は、車の中は恐ろしく温度が高くなります。特に注意が必要です。

<使用中の電池の液漏れ原因>

  • 電池を入れっぱなしにして放置した
  • 電池のプラスとマイナスを反対に入れた

使用中の電池の液漏れ原因は上記のようなものです。詳しく確認していきましょう。

<電池を入れっぱなしにして放置した>

使わなくなった機器の中に電池を入れっぱなしで放置すると液漏れの原因になります。

使わなくなったり壊れたりした機器からは電池を抜くようにしましょう!

使わなくなったテレビのリモコン、おもちゃ、時計など、電池が切れたまま入っていませんか?

どれも私が今までに電池を入れっぱなしにして放置してしまったものです。液漏れする前に気がついてよかったです…!

<電池のプラスとマイナスを反対に入れた>

電池のプラスとマイナスを反対に入れた場合も液漏れすることがあります。

電池のプラスとマイナスを間違って反対に入れてしまうと、普通は電源が入りません。

注意が必要なのは、電池を3本以上入れる機器です。この場合電源が入ってしまうことがあります。

電源が入るので間違っていることに気づかずにそのまま使ってしまうと、液漏れしてしまいます。

膨張(ぼうちょう)したり、外装(がいそう)がめくれていたりする電池は危険なので捨てましょう。

捨てる時はビニールテープを巻いてジップロックに入れて絶縁してから捨てるようにしましょう!

電池の正しい保管方法はどうすればよいの?!

電池の正しい保管方法は下記のようにすればよいですよ。

電池の正しい保管方法
  • 保管温度や環境に気をつける
  • 未使用と使用済みの電池は分けて保管する
  • 金属と一緒に保管しない

正しい保管方法はジップロックでの保管方法と重複するところもありますが、説明していきますね。

<保管温度や環境に気をつける>

電池は10~25度で保管しましょう。35度を超えないように注意しましょう。

先程もお話しした通り、直射日光や湿気が多い場所も避けましょう。逆に言えば、保管温度や直射日光、湿気にさえ気をつければ、液漏れしたり、電池の寿命が短くなったりせずに済みますよ。

<未使用と使用済みの電池は分けて保管する>

未使用の電池と使用済みの電池は分けて保管しましょう。

未使用の電池と使用済みの電池を一緒に保管すると、新しい電池の寿命が短くなったり、一緒に使ってしまうと液漏れの原因になったりします。

子供のおもちゃは電池を使うものが多いのよね…。ついつい入れっぱなしでそのままになっちゃう…。

お子さんのおもちゃの電池を、「この頃使っていないから抜いておこう!」と思って保管する場合も未使用電池とは分けて保管しましょう。

<金属と一緒に保管しない>

金属と一緒に保管すると発火の原因になります。金属は電気を通すのでショートして発火する恐れがあります。

怖いですよね…。金属製品と一緒に保管するのはやめましょう。

未開封の未使用電池はそのまま保管して問題ありません。消費期限を過ぎないように使い切りましょう。

まとめ

  • 電池を保管するのはジップロックが優秀
  • 電池の保管はラップでもできる
  • 電池の絶縁にはセロテープやビニールテープが使える
  • 電池を保管するにはビニールやラップ、プラスチック製品がおすすめ
  • 電池の保管方法が間違っていると、電池がショートして発熱や発火してしまい、火事になることもある
  • 電池が液漏れしたら液体を素手で絶対にさわらないようにしよう
  • 電池の正しい保管方法は「高温を避ける」「未使用電池と使用済み電池を混ぜない」「金属のそばで保管しない」

あなたのお家のリモコンや目覚まし時計、お子さんのおもちゃなどいろいろな場面でお世話になっている電池。

間違った方法で保管すると、火事の原因になる危険なものなのです…。電池に対する見方が少し変わったのではないでしょうか?

正しく保管して、あなたの生活に欠かせない電池を安全に使っていきましょう!

電池の保管と言えばジップロックでしたよね!電池を保管する時に大切な「密閉」と「絶縁」の両方ができる優れものです!

ジップロックは食品だけでなく、あなたのカバンの中の小物類を整理したり、薬を持ち歩く時に使えたりと、サイズが複数あると便利ですよ