スニーカー破れを修理しよう!箇所別の料金や方法を徹底解説します!

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スニーカーが破れてしまった…。

大切に履いてきたスニーカーが破れてしまうと、ショックですよね…。

スニーカーの破れは、破れ具合や箇所にもよりますが、靴修理専門店で修理してもらえるケースがほとんどです。

靴修理専門店での修理は、修理したことが分からないほどプロの仕上がりになります。

一方で、料金は高くなるので、破れた箇所によっては、自分で修理することもオススメです。

この記事では、破れた箇所別の修理料金や修理方法、自分でできる簡単で低価格な修理方法をご紹介しています。

スニーカーの破れは早めに対処しないと、どんどん穴が大きくなってしまいます。

長く愛用するためにも、この機会にスニーカー破れを修理してみてはいかがでしょうか♪

スニーカー破れの修理!履き口編!

スニーカーの履き口は、靴を脱ぎ履きするたびに摩擦が生じるので、破れやすい箇所です。

破れ具合がひどいと、中のスポンジがむき出しになってしまうこともありますよね。

履き口が破れていると、靴を脱ぐ時に少し躊躇してしまいます。

放置すると、破れた穴がどんどん大きくなってしまうので、小さいうちに直してしまいましょう!

スニーカーの履き口が破れてしまった時の修理料金や修理方法をご紹介します。

履き口破れの修理は1100円から7000円程度

履き口の破れは1100円~7000円程度で修理することができます。

履き口が破れたときの修理料金を靴修理専門店4社で比較をしてみました。

料金 補足 補修布
ミスターミニット 1100円~ 一カ所 オリジナル素材に近いもの
スニーカーアトランダム 7150円~ 両足
なかじま 6600円~ 両足
RMD 2200円~ 一カ所 オリジナル素材に近いもの

※料金はすべて税込み価格を表示しています。

※破れ具合やスニーカーブランドによって料金が変動します。

※履き口内部のスポンジの増減はオプション料金になる場合があります。

ミスターミニットやRMDは、一カ所から修理を受け付けており、なかじまやスニーカーアトランダムは両足からの修理になります。

僕は両足の履き口が破れちゃったよ。

また、靴修理専門店によって、破れた箇所を覆う補修布の素材が異なります。

なかじまでやスニーカーアトランダムでは、耐久性があり、経年変化によって崩れにくい革を補修布として使用しています。

ミスターミニットやRMDは、オリジナル素材に近い素材での修理になります。

メッシュ生地だった部分が革になると、見た目の雰囲気も違ってきます。

見た目の変化が気になる場合は、修理に出す際に補修布の色や素材を確認しておきましょう。

履き口の修理方法は補修布で覆うこと

履き口の一般的な修理方法は次の通りです。

  1. スニーカーの履き口の型紙をとる
  2. 1の型紙をもとに補修布を切る
  3. 接着剤を塗る
  4. かかと部分とインソールの間に補修布を押し込むようにして接着させる
  5. 全体的に押し込めたら、スニーカーのスティッチに合わせて縫う
  6. 補修布を靴のラインに合わせて切る

靴修理専門店の職人が、スニーカーの元々あるスティッチ一針一針に合わせて縫ってくれるので、縫い目が目立たず自然な仕上がりになります。

自分では、なかなかできない技ね。

また、破けた箇所に補修布を縫い付けてくれるので、物理的にも取れにくくなります。

スニーカー破れの修理!アッパー編!

スニーカーの足の甲に位置するアッパー部分は歩くたびに負荷がかかるので、破れやすい箇所になります。

スニーカーの顔とも言える、一番目立つ箇所なので、破れていたら少し恥ずかしいですよね。

雨天時は水たまりから水が入ってくるため、機能的にも良くありません。

スニーカーのアッパー部分は、スニーカーの種類やメーカーによって、メッシュやスウェードなど生地が異なるので、修理方法も違ってきます。

スニーカーのアッパー部分が破れてしまった時の、修理料金や修理方法についてご紹介します。

アッパー部分の修理は2000円から可能

アッパー部分の破れは2000円~9000円程度で修理することができます。

アッパー部分が破れたときの修理料金を靴修理専門店4社で比較をしてみました。

料金(ミシン刺し) 料金(スウェード張替え)
ミスターミニット     ー     ー
スニーカーアトランダム 5000円~ 9000円~(スウェードで補修)
なかじま     ー 8800円~(スウェードで補修)
RMD 2200円~ 2200円~(革で補修)

※料金はすべて税込み価格を表示しています。

※破れ具合やスニーカーブランドによって料金が変動します。

ミスターミニットは、アッパー部分の修理には対応していませんでした。

2000円台の安価にできる修理から、9000円近くかかる修理まで料金の幅が大きいですね。

ミシン掛けの方がスウェード張替えよりも工程数や材料が少ないので、比較的安く修理できます。

スニーカーや靴修理専門店によって、ミシン刺しかスウェード張替えか修理方法が異なってきますよ。

それぞれの修理方法について詳しくご説明しますね。

アッパー部分の修理方法は2種類ある!

アッパー部分の修理方法は、ミシン刺しとスウェード張替えの2種類あります。

まずはミシン刺しの修理方法からご説明しますね。

*ミシン刺しの修理方法
  1. 破れている部分に近い色の糸を選ぶ
  2. 裏からミシンを使い、スティッチを細かく入れて補修していく

メッシュ部分が破れた際に多いのが、ミシン刺しで修理する方法です。

破れた箇所にミシン掛けをするので、破けていない箇所と見比べると、見た目は多少異なります。

刺繍を二重、三重で重ねたような見た目だね。

近くで見ると、修理した箇所が分かりますが、立ち上がって見下ろせば、ほとんど気になりませんよ。

次に、スウェード張替えの修理方法についてご説明します。

*スウェード張替えの修理方法
  1. 破れた箇所全体を覆うようにして、スウェードを被せる
  2. その周りのスティッチに合わせて縫い付ける

破れている部分が広範囲であったり、ミシン刺し修理の見た目が気になったりする場合は、スウェード張替えがオススメです。

被れた箇所周辺のつなぎ目部分まで、全体をスウェードで覆うので、ミシン刺しよりも見た目がスッキリしてキレイに仕上がります。

しかし、もともとメッシュ生地だった部分をスウェード生地に張替えるので、見た目の印象がガラリと変わってしまいます。

見た目の変化が気になる場合は、補修布の色を事前に打ち合わせしてから修理に臨みましょう。

新しい靴として新鮮な気持ちで履くのも良いね♪

スニーカーの破れ修理!かかと編!

スニーカーのかかと部分は、歩いているうちにすり減ってしまい、穴が空いて破れてしまうことがあります。

かかとがすり減ったと一言で言っても、かかと部分だけすり減っているのか、靴底全体がすり減りツルツルとしているのかで、修理方法や修理料金が変わります。

まずは、かかとのすり減り破れにかかる修理料金から詳しく見ていきましょう。

かかとのすり減り補強は1650円から4000円程度

かかとの一部のすり減り補強は、1650円~4000円程度で修理することができます。

スニーカーのかかと部分の修理料金を靴修理専門店4社で比較をしてみました。

料金(一部補強) 料金(靴底全体) 補足
ミスターミニット 1650円~ 4400円~ 両足料金
スニーカーアトランダム 3300円~ 12100円~ 両足料金
なかじま 2200円~ 15400円~ 両足料金
RMD 2000円~ 4000円~ 1カ所料金

※料金はすべて税込み価格を表示しています。

※破れ具合やスニーカーブランドによって料金が前後する場合があります。

かかとの一部補強は、比較的安い料金で修理が可能です。

靴修理専門店により、1カ所から修理できるのか、両足の修理になるのか異なってきます。

両足とも、すり減っている場合が多い気がするね。

また、かかと部分だけがすり減ったスニーカーは、一部補強で対応できますが、靴底全体がツルツル摩耗したスニーカーは、靴底全体を張替える修理がオススメです。

あなたのスニーカーの靴底のすり減り具合や履き心地によって、どのプランにするか考えましょう。

かかと部分の修理方法はゴム傾斜版を張ること

かかと部分の一般的な修理方法は次の通りです。

*かかと部分の一部修理
  1. すり減ったかかと部分を少し削って均等にする
  2. 均等に調整した部分へ靴底に近い色のゴム傾斜版を張る

かかと部分の一部修理は、比較的簡単な作業のため、安い料金で手早く作業できます。

一方、靴底全体の修理は、元の靴底を丁寧にはがし、新しい靴底を張り合わせる、職人のスキルを必要とする作業になります。

工程数も一部修理に比べると多いため、料金も高くなる場合が多く、翌日引き渡しになることもあります。

靴底全体の修理では、靴底にあるブランドロゴは無くなる可能性が高いです。

靴を長持ちさせるには、仕方がないことだと割り切りましょう!

スニーカーの破れ修理は自分でできる!2つの方法を紹介

スニーカーの破れ修理が自分でも簡単に低価格でできる方法は次の2つです。

  • 履き口の破れ修理では、シールタイプで応急処置をする
  • かかと部のすり減り修理では、靴用補修剤を塗る

どちらも靴修理専門店のようなプロの仕上がりとまではいきませんが、自分で簡単に低価格で修理することができます。

子供靴やランニングシューズなど、消耗が激しく、頻繁に修理に出すことが難しい場合は特にオススメです。

靴のアッパー部分は、履いていて目立つ箇所なので、目立たないように修理するのは少々ハードルが高いです。

作業も履き口やかかと部分に比べると難しいよ。

手先が器用で自信がある場合は、試してみても良いかもしれませんね。

では、履き口、かかと部のすり減りのオススメ修理方法をご紹介していきます。

履き口修理はシールタイプで応急処置

履き口の破れ修理は、履き口に張り付けるだけのシールタイプの修理がオススメです。

中でも、アクティカの「すりきれ防衛隊」は、楽天市場の靴修理用品の中でデイリーランキング1位に輝いていた人気商品です。

人気の秘密は、粘着力が強く、履き心地も違和感がないことです。

ネットショッピングサイトで800円程度で売られているので、気軽に購入できますよ。

今回は、アクティカの「すりきれ防衛隊」を使用した修理方法についてご紹介します。

*自分で履き口を修理する方法
  1. 「すりきれ防衛隊」をスニーカーの履き口の形に合わせて切る
  2. シールをはがし、軽く押さえながら形に添って張り合わせる

作業はとても簡単なので、あなたが不器用でも安心して修理に臨めます♪

シールをはがれにくくするため、布用ボンドと併用して修理しているケースも多いようです。

低価格で簡単に修理できるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

かかと部のすり減りは靴用補修剤を塗る

スニーカーのかかと部のすり減りは、靴用補修剤を塗るのが簡単で効果的です。

中でも、国際技術貿易会社の「シューグー」は、楽天市場で口コミ件数415件、評価が星4.61の人気靴用補修材です。

引用 ShoeGoo公式HP

ネットショッピングサイトでは100g入りが1000円前後で売られています。

今回は、シューグーを使用した修理方法についてご紹介しますね。

*自分でかかとのすり減り部分を修理する方法
  1. 付属のヤスリでかかと部分を均(なら)す
  2. かかとのすり減った部分にシューグーを塗る
  3. 付属のヘラでシューグーを平らに伸ばす
  4. 2~3回に分けて、かかとを好みの高さに仕上げる
  5. 完全に固まったら、サイドにはみ出した部分をハサミなどで切り取る

シューグーは、一度失敗しても、乾いたら取り外すことができます。

失敗を恐れずに修理できるね。

シューグーは塗る時はペースト状ですが、塗った後は硬化して合成ゴムになります。

滑り止めや防水効果もあるので、心強いですね!

こちらも、低価格で簡単に修理できるので、ぜひ気軽に試してみてください♪

まとめ

  • スニーカーの履き口は、靴を脱ぎ履きするたびに摩擦が生じるので、破れやすい箇所である
  • 履き口の破れは1100円~7000円程度で修理することができる
  • 履き口の一般的な修理方法は、破れた箇所を補修布で覆って接着させる方法である
  • スニーカーの足の甲に位置するアッパー部分は歩くたびに負荷がかかるので、破れやすい箇所である
  • アッパー部分の破れは2000円~9000円程度で修理することができる
  • アッパー部分の修理方法は、ミシン刺しとスウェード張替えの2種類ある
  • スニーカーのかかと部分は、歩いているうちにすり減ってしまい、穴が空いて破れてしまうことがある
  • かかとの一部のすり減り補強は1650円~4000円程度で修理することができる
  • かかと部分の一般的な修理方法はゴム傾斜版を張ることである
  • 自分でできる簡単で低価格な修理は、履き口の破れはシールタイプで、かかと部のすり減りは、靴用補修剤で修理することがオススメ

スニーカーの破れは、靴修理専門店で修理してもらえるケースがほとんどだということが分かりました。

思い出が詰まったスニーカーや限定モデル、コラボスニーカーなどあなたが大切にしているスニーカーが破れてしまった時は、速やかに修理しましょう。

あなたが大切なスニーカーを長く愛用できるよう願っています♪