桜の花びらは6枚であれば珍しい!300枚もある超豪華なものもある!?

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あなたは春の花と聞かれたらどんな花を想像しますか?

私は、日本の春の花はと聞かれると、一番に桜を思い浮かべます!

春は入学式など新しいスタートをきる季節ですが、桜が満開になっているのを見ると元気をもらえますよね!

日本では桜の開花状況をニュースに取り上げるほど、桜は愛されています。

そんな桜ですが、あなたは桜の花びらが何枚か知っていますか?

5枚か6枚か迷うところですが、桜の花びらは5枚が基本であり、6枚のものは珍しいのです!

また、花びらが300枚以上にもなる豪華な桜も存在するのですよ!

桜の花びらが6枚は珍しいというように、桜について意外と知らないことがあるかと思います。

外国人も感動する日本の桜についてあなたも知ってみてはいかがでしょうか?

桜の花びらは6枚は珍しい?300枚以上のものも!?

桜の花びらは基本は5枚ですが、6枚以上の花びらをもつ品種や、300枚以上の花びらをもつ品種も実際にあります!

そもそも桜は、バラ科サクラ亜科サクラ属という分類で、落葉広葉樹になります。

桜はバラ科なんだね。意外!

バラ科の花びらはどれも基本的に5枚なので、バラ科に属すると聞けば桜の花びらも5枚なのは納得です。

日本の桜は、11種類の野生種と呼ばれる桜があり、うち5種類が「日本固有の桜」と言われています。

これらの変種を合わせて100種類以上の自生種があります。

さらに、自生種から育成された園芸品種が200種類以上もあり、固有種と交配種を含めると600種類以上になります!

私の家の近所にはソメイヨシノがあるのですが、桜の種類は多くても数十種類かと思っていました。

600種類と知って、桜の種類の多さに私も驚きました!

桜は以下の3つの品種に大きく分けられるのです。

  • 野生種…日本にもともと自生している品種
  • 自生種…他の品種同士が自然環境で交雑して生まれた品種
  • 園芸品種…栽培、鑑賞目的のために人が作り出した品種

この3種類すべてを合わせた数が600以上にもなるのですね!

見分けは難しいけど、そんなに種類があったのね!

公園や川沿いの土手によく見られる桜は、ソメイヨシノと言って、こちらも雑種を交配して生まれた園芸品種なのです。

ソメイヨシノは今や日本中どこに行っても見ることができる桜ですね!

桜と言えばソメイヨシノか八重桜という方もいるかと思います。

ソメイヨシノの花びらは5枚で、八重桜は6枚から100枚以上になります。

花びらが6枚以上もある八重桜も、園芸品種に含まれます。

ただし、八重桜もその品種はさまざまで、品種も異なれば花びらの枚数もバラバラです。

その品種は300以上と言われており、花びらが300枚もある品種があって見ごたえがある桜が楽しめますね!

それが石川県金沢市にある兼六園の中にある「兼六園菊桜」と呼ばれている菊桜という品種です!

要は、花びらが6枚以上だと、それは八重桜の一種だということになります。

私は2月に一度兼六園に訪れたことがあるのですが、その時は兼六園菊桜の存在を知りませんでした。

有名な桜なので、一度は見てみたいものです。

兼六園菊桜が満開の時に是非訪れてみたい!

ソメイヨシノと八重桜の違い

ソメイヨシノの花びらは5枚で、八重桜は6枚から100枚以上になります。

私は桜と言われるとソメイヨシノが一番に頭に浮かびました。

八重桜も身近な桜かも!

それでは、ソメイヨシノと八重桜の違いとは何なのでしょうか。

  • 花びらの枚数
  • 咲く時期
  • 咲く期間

ソメイヨシノと八重桜の決定的な違いはその花びらの枚数になります!

ソメイヨシノは花びらが5枚で、八重桜は花びらが6枚以上です。

見た目で全く異なるのでこれは分かりやすい違いですね!

また、ソメイヨシノの開花時期は3月中旬から3月下旬ですが、八重桜は3月下旬から4月下旬です。

咲いている期間も違いがあって、ソメイヨシノは約3週間、八重桜は約1ヵ月となります。

ソメイヨシノは開花から散るまでの期間が短いのに対し、八重桜は比較的長い期間開花しているのが特徴です。

ソメイヨシノって、咲いている期間が凄く短いのね…。

ソメイヨシノは開花すると、パッと散ってしまうため見逃してしまう方も多いのかもしれませんね。

タイミングを逃すとお花見が出来なくなってしまうので開花状況には注意が必要ですね!

桜の花びらは枚数によって呼び方が変わる⁉

桜は品種によって名前が変わりますが、花びらの枚数によって呼び方も変わります!

桜の花びらは基本的に5枚であるとお伝えしてきました。

ソメイヨシノの花びらは基本的な枚数である5枚、八重桜は花びらが6枚以上ともお伝えしました。

ですから、6枚の花びらを見つけることができたらとても珍しいのですよ!

そして桜が品種によって名前が変わるように、花びらの枚数によって呼び方も変わるのです!

ちなみに八重桜は品種ではなく、咲き方の名前なのですよ!

よく八重桜と耳にすることがありますが、品種ではなく咲き方の名前なのでお間違いなく!

花びらの枚数で呼び方が変わる典型的な例が八重桜なんだよ!

5枚の花びらである品種の桜と、6枚以上の花びらである品種の桜は以下の2種類に区別されます!

  • 一重咲き(ひとえざき)
  • 八重咲き(やえざき)

品種だけでなく、花びらの枚数で呼び方が変わるなんておもしろいですよね!

一重咲き

一重咲きの桜は、ソメイヨシノや11種類の野生種になります。

基本の一重咲きと言われる桜の花びらは5枚です。

ただし、古い桜の木などは花びらの枚数が3枚や4枚のものもあるんです。

それでは、野生種の11種類とはどのようなものがあるのかご紹介します。

大島桜(大島桜)、江戸彼岸(エドヒガン)、山桜(ヤマザクラ)、豆桜(マメザクラ)、寒緋桜(カンヒザクラ)、丁字桜(チョウジザクラ)、大山桜(オオヤマザクラ)、霞桜(カスミザクラ)、高嶺桜(タカネザクラ)、深山桜(ミヤマザクラ)、クマノザクラ

11種類の野生種ですが、あなたは何種類知っていましたか?

日本に存在している桜の8割はソメイヨシノなんだよ!

八重咲き

八重咲きの桜は、多くの方がご存じである八重桜になります。

八重咲の桜は花びらの枚数が6枚以上になります!

八重咲きの桜は、おしべが変化し八重の花びらになったもの、花びらが割けて八重になったものがあります。

花びらの枚数も品種によってさまざまで、10枚から100枚以上のものもあります。

特に多いものであれば花びらの枚数は300枚を超えるものもあるのです!

八重桜は牡丹のように八重咲きすることから別名「牡丹桜」とも呼ばれています。

咲き方によっても呼び方が変わるんだね!

花びらの枚数が6枚以上であれば、八重咲きの桜であり、八重桜と呼ばれるということです!

桜も梅も桃も花びらは5枚

桜、梅、桃、3種類ともとても似ていますよね。

あなたは3種類を見分けることができますか?

似ているけれど、どれも違っていて、でもどこが違うのか正直ぴんと来ませんよね。

でも、万が一子供に違いを聞かれた時にきちんと答えられないと、恥ずかしい思いをするかもしれませんよ!

まず、花びらの枚数は3種類ともバラ科に属するので、基本的に5枚となります。

また、花びらの形も違っていて、桜は花びらの先が割れています。

梅は花びらの先が丸く、桃は花びらの先がとがっています。

しっかり見ると確かに全然違うね!

余談になりますが、3種類とも素敵な花言葉がありますのでご紹介しておきます!

  • 桜の花言葉…優美な女性、精神の美
  • 桃の花言葉…チャーミング、あなたのとりこ
  • 梅の花言葉…高潔、忍耐、忠実

桃の可愛い響きと違って、梅は少し地味なイメージに捉えられますね。

桜、桃、梅の花束を贈る時に、花言葉を添えてプレゼントすると喜んでもらえるかもしれませんね!

どれも素敵な花言葉だね!

桜を自宅の庭で育てることができたら、春の訪れをいつでも感じることができますね!

ソメイヨシノは成長も早く日本各地で植栽されおり、優美で可憐な咲き姿が人気の秘訣ですよ!

桜の花びらと咲き方でも呼び方が変わるの?

桜は花びらの枚数で呼び方変わりますが、八重桜は咲き方によって更に種類が細かく分けられた呼び方があります!

お伝えしたように、八重桜の花びらは300以上のものもあり、品種によって枚数もバラバラです。

八重桜の咲き方で更に細かく分けた呼び方は以下のとおりです。

  • 半八重咲き(はんやえざき)
  • 一重八重咲き(ひとえやえざき)
  • 八重咲き(やえざき)
  • 菊咲き(きくざき)

桜の花びらの枚数と咲き方で呼び方がこんなに変わるとは私も驚きました!

普段、何気なく見ている桜ですが、こんなに細かい呼び方があるのですね。

「この桜の咲き方は一重八重咲きだね!」と自信を持って言えたなら物知りだねと褒められるかもしれませんね!

どうしてこんなにたくさん花びらの枚数が変わるの?

本来雄しべと雌しべになるはずの花びらがあります。

それが、雄しべと雌しべにならず、花びらに変化してしまうのです。

その花びらがたくさん重なることで、複数の花びらになっていくという咲き方をするのが八重桜なのです。

なるほど!

桜の花びらの枚数を数えてみるのも楽しいかも!

役立つタイミングがあるかは分かりませんが、知識として知っておく価値はあると思います!

半八重咲き

半八重咲きは、花びらの枚数が6枚から10枚の咲き方のことを言います。

花びらの枚数は八重桜のなかでも少な目ですが、花びらがひらひらと見えて、優雅な雰囲気を感じられます。

ただ、何枚から半八重咲きと呼ぶのかは、地域などによって差があります。

一重八重咲き

一重八重咲きは、花びらの枚数が5枚までの桜と、同じ木に花びらが6枚から10枚の咲き方が混在することを言います。

花びらの枚数が6枚以上であれば八重桜となるとお伝えしましたね。

その木に5枚までの花びらがあれば、その桜の木は八重桜の一重八重咲きと言うのです。

花びらが5枚であっても、6枚以上の花びらが混在していれば八重桜に区別されるのね!

八重咲き

八重咲きは、花びらの枚数が10枚から100枚の咲き方のことを言います。

八重と聞くと、花びらの枚数は8枚なのかなと思いますが、幾重にも折り重なっているという意味合いがあるのです。

なので、八重桜の花びらの枚数って8枚なのかなと思う人は多いと思いますが、実際は10枚から100枚以上の花びらがあります。

八重咲きの桜は基本の花びらの枚数と比べると明らかにボリュームが増えるので圧巻ですよね!

菊咲き

菊咲きは、花びらの枚数が100枚以上の咲き方のことを言います。

さきほどお伝えした、兼六園の兼六園菊桜がこの八重桜の菊咲きの咲き方をする代表的な桜ですね!

もこもことボリュームのある花びらがとても特徴的な桜ですね。

菊咲きをする八重桜が別名、牡丹桜と呼ばれる理由が分かるね!

八重桜は花びらの枚数がたくさん重なっているという意味が拡大された状態を指します。

日本語で「八」の字はたくさんという意味や、末広がりという意味があり縁起がいいと言われています。

八重桜の豪華な見た目から、そういった縁起がいいという点が「八重桜」という呼び方を定着させた理由とも考えられます。

まとめ

  • 桜の花びらは5枚が基本なので、6枚は珍しいが、花びらが300枚以上にもなる豪華な桜も存在する
  • 桜の花びらは6枚以上だと八重桜の一種になるが、八重桜は品種ではなく咲き方の名前となる
  • 桜の品種は600以上と言われており、花びらが300枚もある品種がある
  • 桜は品種によって名前が変わるが、花びらの枚数によって呼び方も変わる
  • 八重桜は咲き方によって更に種類が細かく分けられ、呼び方が変わる
  • 八重桜の咲き方である菊咲きの代表的な桜は石川県金沢市にある兼六園の中にある兼六園菊桜

桜は花びらの枚数が5枚が基本であるソメイヨシノが代表的ですが、花びらの枚数が6枚以上である八重桜も綺麗で心癒されますね!

毎年、多くの方が開花を心待ちにしている桜ですが、品種だけでなく咲き方や花びらの枚数で呼び方が変わる特徴を持っています。

日本の春を彩る桜、今年はまた違う視点でお花見を楽しまれてみてはいかがでしょうか。

ソメイヨシノ咲き始め淡紅色で満開になると白色に変化するので、ご自宅で春を一番に感じることが出来ますよ!

ソメイヨシノは若木のうちから花を咲かせるのが特徴的で一番人気の桜ですよ!