ポリエステルマスクの洗い方は手洗いが基本!その特徴や注意点とは

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ポリエステルマスクって、みんなどうやって洗っているの?

ポリエステルマスクの洗い方は「手洗い」が基本です。

洗濯機で洗うほうが簡単ですが、マスクのゴムひもが伸びたりマスクの形状が変わったりしてしまうこともあります。

せっかく繰り返し使えるポリエステルマスクを1回や2回で使えなくしてしまうのはもったいないですよね。

何回も繰り返し洗って使えるポリエステルマスクは、手洗いで長持ちさせればもっとお得です。

その洗い方もいたって単純なものなので、すぐに実行できるでしょう。

この記事を読めば、ポリエステルマスクの洗い方が一目で分かりますよ!

それではポリエステルマスクの洗い方やその特徴、効果などについて、これからお伝えしていきたいと思います。

ポリエステルマスクの洗い方は手洗いが基本!

ポリエステルマスクや布製マスクなど、洗濯して繰り返し使える素材のマスクの洗い方としては「手洗い」が基本です。

でも洗濯機で洗えるって表示があるものは洗濯機で洗ってもいいわよね?

洗濯機で洗えるという表示があっても、手洗いのほうが良いですよ!

洗濯機でポリエステルマスクを洗うと、マスクを劣化させる原因にもなるのであまりおすすめできません。

手洗いをすることでマスクを傷つけることが少なくなるので長持ちするのです。

私も最初は面倒に感じていましたが、今やもう慣れたものです。

それではポリエステルマスクを手洗いする手順について、これから説明していきますね。

ポリエステルマスクを手洗いする方法を知っておこう

ポリエステルマスクの洗い方は、手順を覚えてしまえばそんなに難しいことではありません。

基本的な洗い方を表にまとめてみましたので、ご覧ください。

  1. 桶かバケツに2Lのぬるま湯を入れて洗濯用洗剤を入れる
  2. 1の洗剤液にマスクを10分くらい浸(ひた)す
  3. 浸した後に、洗剤液の中でマスクを10回くらい押し洗いする
  4. 洗剤液から出し、両手でギュッと押しながら水気を絞る
  5. 洗剤液を捨て、再びぬるま湯を入れてその中でマスクをすすぎ洗いする
  6. ぬるま湯から出し水分を切ってからきれいなタオルではさんで水分をタオルに移す
  7. 陰干しして終了

洗濯用洗剤の量の目安は、濃縮洗剤なら0.7g、通常の洗剤なら1.7gくらいになります。

計量スプーンも用意しておいたほうが良いかしら?

実はコンビニでもらえるデザート用のプラスチックスプーン一杯分が1.2gくらいになります。

濃縮洗剤であればそのスプーン半分くらい、通常の洗剤であればそのスプーン1杯半くらいを目安にすれば簡単です!

週に2回くらいのまとめ洗いにしたいところですが、出来れば1日1回の手洗いがおすすめです。

私は最初、週に1回まとめて洗濯していましたが、ファンデーションの汚れがあまり落ちなかったことがありました。

ファンデーションの汚れはついていなくても、マスクには色々な菌が付着しているので、その日のうちに落としておいたほうが良いでしょう。

洗い方の注意点としては、洗剤液からマスクを取り出して水気を絞る時、ぞうきんを絞るようには絞らないようにすることが挙げられます。

ねじって絞るとマスクの形が崩れてしまうので、ねじらずに両手で挟むようにしてギュッと水気を絞りましょう。

そういえば、マスクについたファンデーションも基本の洗い方で落とせるの?

これ、女性は特に気になりますよね。それでは、マスクについたファンデーションや口紅などの洗い方について、これからお伝えしていきたいと思います。

マスクにファンデーションや口紅がついた時の洗い方

マスクについたファンデーションや口紅などは、基本的な洗い方の前に、別の洗剤を使って予洗いしておきましょう。

基本的な洗い方では落ちにくいのでひと手間かける必要がありますが、洗い方はそれほど大変なことではありませんのでご安心ください。

その別の洗剤とは次の3つです。家にあるもので良いので、わざわざこのために用意する必要はありません。

  • 泡で出てくるタイプのメイク落とし用クレンジング剤
  • 洗濯用洗剤と水を1:1の割合で混ぜたもの
  • 食器用洗剤

それぞれの簡単な洗い方を紹介するのであなたの家にあるもので試してみてくださいね!

<泡で出てくるタイプのメイク落とし用クレンジング剤>

泡タイプのメイク落としをマスクの汚れに直接つけて15分ほど置いておくという方法です。

そのあとは、基本的な洗い方と同じなのでそれほど手間もかかりません。

<洗濯用洗剤と水を1:1の割合で混ぜたもの>

こちらは、泡タイプのクレンジング剤がない時に便利です。

100均などで売られているスプレーボトルに、あらかじめ多めに作っておけば、あとは吹きかけるだけなので簡単ですよ!

こちらも汚れに直接吹きかけて15分ほど置いてから、基本的な洗い方で洗ってください。

<食器用洗剤>

食器用洗剤は油汚れに強いので、特に口紅などの色の濃い汚れに効果的です。

汚れに直接食器用洗剤をつけて指でトントンと叩くか、指先で優しくなでるようにして汚れを浮かせて落としましょう。

こちらの洗剤は、大体5分から10分くらいで汚れが浮いてくるので、その後に基本的な洗い方で洗ってください。

どの洗剤にも言えることですが、あせって汚れをゴシゴシとつまみ洗いすると、ポリエステルの繊維が傷つき劣化する原因になるので気をつけてくださいね。

私も最初はゴシゴシと洗っていましたが、マスクの形がよれたりしわになったりするので今では優しくなでるようにして洗っています。

私のメイク落としは泡タイプじゃないから、洗濯用洗剤か食器用洗剤を使えば良いのね!

「メイク汚れはこするのではなく汚れを浮かせて取る」というイメージで洗うと、きれいに落ちていきますよ!

ポリエステルや布製マスクを手洗いする理由とは

ポリエステルや綿素材で出来ているマスクは、洗濯機で洗えるという表示があるものもありますが、劣化することを考えると手洗いのほうが長持ちします。

でも洗濯機で洗えるなら洗濯機のほうが楽でいいよなぁ…。

確かに「少々の劣化くらいならいいよね」と考える気持ちも分かります。

私もそう思っていた時期もありましたが、マスクのゴムひもが伸びきっていく姿を見て、手洗いに切り替えました。

加えて、マスクには色々な菌やウイルスが付着しているので、他の洗濯物と一緒に洗うとその菌やウイルスも他の洗濯物にくっつくことになるのです。

逆に他の洗濯物についた菌やウイルスもマスクにつくことになるかもしれないね!

マスクについた菌やウイルスをしっかり落とすには、丁寧に手洗いすることが大切なのです。

繰り返し使えるはずなのに、1回か2回の洗濯でゴムひもが伸びきってマスクが台無しになってしまったら悲しいですよね。

繰り返し洗って使えるという利点を活かすためにも、ポリエステルや布製マスクは手洗いをおすすめします。

また、手洗いしたマスクを干す時にも一工夫するとマスクがより長持ちしますよ!

それではマスクを干す時のポイントについて、これからお伝えしていきますね。

マスクの干し方は3つのポイントをおさえよう!

マスクを干す時のポイントとは、以下の3点です。

  1. マスクを少し伸ばして形を整える
  2. 陰干しか部屋干しにする
  3. マスクのひもやゴムが伸びないようにする

マスクの水分を取った状態でそのまま干すと、だんだんと縮んでくることもあります。

少し伸ばして形を整えてから干すことでマスクを長持ちさせることが出来るのです。

外で干したほうが気持ち良いと思うのだけれど…。

お日様の下で干した洗濯物の匂いは、なんだか安らぎますよね。私もその匂いは大好きです。

しかしマスクは太陽の光にさらすと生地が黄ばむこともあります。生地を傷めてしまうことになるので、外で干すことはあまりおすすめできません。

どうしても外で干したい場合は陰干しが良いでしょう。しかしできれば部屋干しがおすすめです。

せっかく丁寧に手洗いしたのに干していたらゴムが伸びてきたよ。

マスクを干す時に耳にかけるゴムをピンチに挟んで干してしまうと伸びやすくなってしまいます。

マスクを干す時は、マスクの端の方をはさむか、ピンチの上からゴムを引っ掛けるようにして干すと良いでしょう。

部屋干しであれば、引っ掛けているだけでも風に飛ばされる心配はありませんよ!

ポリエステルマスクを長持ちさせるには、洗い方だけではなく干し方も重要なのです。

お気に入りのポリエステルマスクを探して、丁寧に手洗いし干す時まで気を抜かないようにしましょう。

ポリエステルマスクに効果はある?その考え方について

ポリエステルマスクは通気性が良いのでつけていても快適に過ごせます。しかしその効果は不織布マスクと比べると少し低めです。

とはいえ、運動中にもマスクをつけていなければならないことが多い日本の現代社会では、ポリエステルマスクの通気性の良さはかなり魅力的です。

ランニング中もマスクをつけていないと周りに嫌な顔されるんだよね…。

確かに、私もマスクをしていない人を見かけると、ついチラッと見てしまいます。

嫌な顔をしているつもりはありませんが、人によってはそう感じるかもしれません。

しかし運動中はただでさえ息が上がりやすいので、不織布マスクをつけていると具合が悪くなっていきそうですよね。

その点、通気性の良いポリエステルマスクは運動中に最適と言えます。

不織布マスクよりも効果が低いとはいえ、ポリエステルマスクをつけることで感染予防効果は十分にあるそうです。

それでは、ポリエステルマスクの効果について、様々な観点から説明していきたいと思います。

ポリエステルは不織布よりも飛まつ飛散防止効果は低め

ポリエステルマスクは、くしゃみや咳をした時の飛まつ飛散防止効果が不織布マスクよりも低めです。

その点不織布マスクは通気性こそ低めですが、くしゃみや咳をした時に周囲にまき散らす量も自分が吸い込む量も少ないそうです。

感染防止の面から見ると、やっぱり不織布マスクが一番なんだね!

しかし、人との距離を保てる場所でしかも屋外であれば、そこまで不織布にこだわることもありません。

効果に差はありますが、ポリエステルマスクでも飛まつ防止効果はある程度認められているのです。

不織布マスクは感染予防には一番効果的ですが、通気性が低い分呼吸がしづらいという欠点もあります。

そのため例えばジョギングやその他の運動中に不織布マスクをつけるのは、かえって危険とも言えます。

その点ポリエステルマスクであれば、通気性が良いので運動中でもつけていることが出来るのです。

ポリエステルマスクは場所を考えて使うことが重要

ポリエステルマスクは通気性が良いので運動中や屋外でつけるのに向いていますが、人が密集した場所でつけるのには向いていないと言えます。

でもいちいちつけかえるのは面倒だな。

その場合は、人が密集している場所にいる時だけポリエステルマスクの上から不織布マスクをつけても良いでしょう。

人込みから離れたら、不織布マスクだけ外せばよいのでつけかえる必要がなくて楽ですよね。

ポリエステルマスクは大抵が立体構造になっているので、素材の面だけではなく構造的にも息がしやすい設計になっています。

そのためポリエステルマスクの上に不織布マスクをつけてもそれほど息苦しさは感じづらいと言えます。

ポリエステルマスクは、色も明るくておしゃれなものが多いしね!

マスク社会ともいえる現代の日本においては、もはやマスクもファッションの一部と言えます。

洋服を着るのと同じ感覚で、通気性の良いおしゃれなポリエステルマスクをつけていると気分もあがりますよね!

マスクは素材にかかわらず、つけることでかなりの感染予防になるというデータも出ています。

人込みにいる時は不織布マスク、人との距離が保てる時はポリエステルマスクといったように、状況に応じて使い分けると良いですよ!

ポリエステルマスクは肌荒れする?その原因や対策とは

ポリエステルマスクをつけるようになってから、肌荒れが増えた気がするわ。

ポリエステルや不織布マスクは化学繊維で出来ています。化学繊維は繊維が硬いため、肌に優しくないのです。

そのため、肌が弱い人には向いていないと言われています。

繊維が硬いとなぜ肌荒れするの?

繊維が硬いと肌との摩擦が大きく、非常に弱めですが静電気も起こしやすくなります。すると、肌にダメージを与えやすくなるのです。

マスクはしないといけないけれど肌荒れも困るわ。

そんなお悩みをお持ちのあなたに、スキンケアのポイントや肌荒れしにくいマスク選びなどについてお伝えしていきたいと思います。

マスクで肌荒れするのを防ぐには洗顔と保湿がポイント

マスクには飛まつ防止効果があります。ということは、マスク内は常に空気がこもっているという状態ということになります。

咳やくしゃみが外に出ないということは、マスク内にとどまっているということになるからね!

マスク内の状態は、例えるなら密室状態と言えます。雑菌がすべてマスク内に閉じこめられているので、肌は雑菌だらけになりますよね。

そう考えると、マスクをつけている部分って汚いのね。

そのため、帰宅してマスクを外したら出来るだけ早めに洗顔をしましょう。

その時、あまりゴシゴシと洗いすぎるとかえって肌を傷つけることになるので気をつけてください。

洗顔料をたっぷりと泡立ててから、優しく洗顔しましょう。洗顔料は洗浄力の強さよりも低刺激のものを使うとより効果的です。

洗浄力の強い洗顔料は、皮脂を取りすぎて乾燥が進んでしまうこともあるからです。

乾燥した肌に、ポリエステルや不織布などの化学繊維で出来ているマスクをつけると、摩擦力が強くなるので肌荒れしやすくなるのです。

なるほど!肌を乾燥させないことも肌荒れを防ぐポイントかもしれないな。

そして洗顔が終わったら今度は保湿します。化粧水や乳液などをつけて必ず保湿し乾燥を防ぎましょう。

何種類もつけるのは面倒だわ。

そんなあなたには「オールインワンジェル」がおすすめです。

一本で化粧水から乳液、美容液まで含まれているので簡単にお手入れできますよ!

私も化粧水や乳液をつけるのは面倒なので、オールインワンジェルはスキンケアの必須アイテムになっています。

オールインワンジェルに切り替えてからは、肌荒れも少なくなってきました!

マスクによる肌荒れには「洗顔」と「保湿」が効果的です。このポイントを守れると肌荒れも少なくなってくると思います。

肌荒れしにくいのは綿とシルク!その特徴とは

洗顔や保湿をしても肌荒れが良くならないというあなたには、マスク素材を肌に優しいものに変えることをおすすめします。

肌に優しい素材とは、「綿」と「シルク」です。

確かにどちらも柔らかい素材だから肌に優しそうね!

見た目的にも肌に優しそうなこの2つの素材ですが、肌に優しいのは見た目だけではありません。

では、これらの素材の特徴について説明していきますね。

<綿の特徴:吸水・吸湿性が抜群で肌への刺激が少ないこと>

綿の繊維には空洞があり、その空洞の中に水分を蓄えます。綿素材の洋服を洗濯すると乾きづらいのはこのためなのです。

水分を蓄えることで肌への刺激が少なくなります。肌への刺激が少ないということは肌ダメージも少なくなるということです。

綿のTシャツって中々乾かないけれど、そのほうが肌には優しいのね!

<シルクの特徴:吸湿性・保湿性・通気性に優れ、繊維の成分が人の肌に近い>

綿のマスクは吸水と吸湿性に優れていますが、通気性には少々欠けるところもあります。

その点、シルクのマスクは通気性にも優れ、綿の良い特徴も兼ね備えているので、使いやすい素材と言えるでしょう。

繊維の成分が人の肌に近いということは、肌へのダメージも少ないということになります。

もしあなたが敏感肌で刺激に弱いのであれば、シルクマスクがおすすめです。

あとは肌触りの良さが決め手になりますが、これは好みなので特にどちらのほうが良いということはありません。

私は綿の柔らかい感じが好きなのですが、シルクのあの光沢のあるつるつるとした感触も捨てがたいと思います。

迷われているあなたには両方おすすめします。どちらも肌荒れしにくいので、肌のお悩みからは解放されますよ!

その日の気分によって使い分けていくと良いかもしれません。

まとめ

  • ポリエステルマスクの洗い方は手洗いが基本
  • 手洗いする理由は「劣化させない」ことと「ウイルスや菌をマスクに付着させない」こと
  • ポリエステルマスクは「洗い方」だけではなく「干し方」にも注意が必要
  • ポリエステルマスクの感染予防効果は不織布に比べると低め
  • どの素材のマスクでも、つけることで感染予防効果があることが認められている
  • ポリエステルは化学繊維で出来ているので繊維が硬く肌ダメージを起こすこともある
  • マスクによる肌荒れを防ぐには「洗顔」と「保湿」がポイント
  • 肌荒れしにくいマスクの素材は「綿」と「シルク」

ポリエステルマスクの洗い方は手洗いが基本ですが、慣れればそう難しいことではありません。

ポリエステルマスクには、通気性が良く乾きやすい反面、化学繊維で出来ているため肌荒れを起こしやすいという欠点もあります。

しかし肌が弱いという方でなければ、効果を考えると普段使いに最適なマスクと言えるでしょう。

あなたの肌質や生活スタイルに合わせて、快適なマスク生活を送ってくださいね。