プレゼントを贈る際、リボンの色やラッピングペーパーの色に悩んだことはありませんか?
色には、それぞれ意味があり、想いに見合った色をリボンなどに選ぶことで、素敵なプレゼントを作ることができます。
またプレゼントには適さない色というものもありますので、そちらの解説もしていきます。
自分でラッピングする際や、店舗でラッピングしてもらう際にも、リボンの色などを選ぶ場合があります。
これを読まないと、せっかくのプレゼントが、色の意味を理解していないせいで、贈った相手と微妙な関係になってしまうかもしれません。
この記事を最後まで読んでいただき、相手に伝えたい想いもプレゼントしましょう。
ピンクが恋人に贈るもののイメージはあるけど、他の色の意味はわからないな~
リボンの色が持つ意味をプレゼントに込めて贈ろう!
色には意味があります。プレゼントを用意する際には、その意味を理解して、リボンの色やラッピングペーパーを選ぶ必要があります。
またプレゼントにかけられるリボンそのものにも意味があります。詳しく解説していきましょう。
色の意味!あなたが相手に伝えたい気持ちは何色?
赤 | 情熱的・パワフル・エネルギッシュ・アグレッシブ |
青 | 冷静・我慢強い・保守的・内向的・信頼・誠実 |
ピンク | 女性らしさ・やさしさ・無邪気・無償の愛・可愛い・甘い |
オレンジ | 刺激的・社交的・楽しい・元気・温かい |
グリーン | 穏やか・平和主義・中立・リラックス・新鮮 |
ゴールド | 成功・価値・自信・感謝 |
紫 | 二面性・ミステリアス・神秘的・上品・高貴 |
黒 | フォーマル・重厚・高級 |
白 | 清潔・純粋・明るい |
灰色 | 洗練・上品・シック |
やはり、赤やピンクは、恋人や意中の相手、オレンジは友人、グリーンは家族といったところでしょうか。
代表的な上の赤、ピンク、オレンジ、グリーン4色を詳しく解説いたします。
<赤>
赤は愛情深いという意味もあることから、自分のすべての愛情を相手に伝えたいのなら、赤が最適です。
「愛しています」という言葉を伝えるのに、ピッタリな色です。
<ピンク>
ピンクは好きな相手に想いを伝えるのにピッタリであり、可愛い・優しい以外にも、「恋愛の幸福感」を感じさせる色です。
またピンクには、淡いピンクや、濃いピンクなどたくさん種類もありますし、ビビッドピンクにすることによって元気さも伝えることができ、プレゼントにおすすめです。
<オレンジ>
「あなたといて、とても楽しい!」を表現してくれるのが、オレンジのため、友人のプレゼントにベストです。
好きな相手にオレンジのリボンのものをプレゼントすると、「友達として」と、捉えられてしまうかもしれないので注意が必要です。
<グリーン>
グリーンには心の居場所という意味があることから、一緒にいて安らげる相手や、家族にピッタリな色です。
バレンタインの時期になると、お店の装飾が一気に赤やピンクになるのも色の意味に由来しているのかもしれません。
リボンの意味!人と人を結ぶという意味がある!
リボンには、人と人を結ぶという意味が込められており、「良縁」の象徴です。
したがって、結婚式などに多く使われるなど、プレゼントにはリボンがつきものです。
このリボンをつけるという習慣は、欧米から伝わってきたもので、日本では「水引」がリボンにあたります。
リボンや水引をつけると、華やかになるだけでなく、「良縁」という意味を添えることができますね。
私は洋菓子店で働いていたとき、営業後にリボンを作る練習時間がありました。
その時は、なぜこんなことに時間を取っているのかわかりませんでしたが、今回リボンが良縁の象徴と知り納得しました。
プレゼントを贈る際、リボンが崩れていないか最終確認しよう!
ラッピングはリボンの色や意味と組み合わせが大事
ラッピングはリボンの色や意味、その組み合わせを意識すると、センスの良いプレゼントが出来上がります。
またリボンの種類や、結び方にもたくさん種類がありますので、その中からおすすめのリボンの素材と、結び方をお伝え致します。
ラッピングを自分でする際や店舗でしてもらう際、色やその組み合わせに悩んだ経験はありませんか?
まず、色を意識する上で外せないのが、色相環です。色相環とは色相を明るさ順に円形に並べたものです。
赤・橙・黄・緑・青・紫というように連続的な変化を知覚できるようにしたものです。
これを頭の片隅において、ラッピングペーパーや、リボンを選ぶとうまくいきます。
具体的な組み合わせを色相環という観点と柄や無地という観点から紹介いたします。
包み紙とリボンの色の組み合わせがポイント!
<同系色>
同系色とは、色相環で見ると、隣や、近い位置にある色のことを指します。
同系色を使うと馴染みが良く、全体に一体感があり、センス良くまとまったプレゼントになります。
意中の相手には、ピンクの同系色、友人には、オレンジの同系色なので、先程の色の意味を加味して作るといいでしょう。
<反対色>
反対色とは、色相環で見ると、正反対の位置にある色のことを指します。赤の反対色は緑といったところです。
反対色を使うと、お互いの色を目立たせ、引き合う効果が発生し、インパクトのあるプレゼントになります。
ただ、反対色だと、先程の色の意味が分散してしまい伝わりにくいので、注意が必要です。
<万能カラーを使う>
万能カラーとは、金や銀や白・グレーなどを指します。
どんな色にもあうことはもちろん、金や銀は華やかさをプラスしてくれ、白やグレーは上品さをプラスしてくれます。
金色は感謝、銀が洗練、白は純粋、グレーは上品という意味のため、プレゼントに使う意味としても、無難で間違いないでしょう。
よくお店なので、ラッピングなどをしてくれるサービスを利用すると、金や銀のリボンのことが多いですよね。
リボンの色に迷ったら、万能カラーを使うのもよいかもしれません。
<柄から一色選ぶ>
柄物のラッピングを選んだのであれば、その柄の中で使用されている一色を選び、リボンの色にすると、一体感が出ます。
柄の中でも、指し色のように、メインカラーの他にアクセントとして使われている色をリボンに選ぶと、センスあふれるプレゼントになります。
自分でラッピングカラーを選んで、世界で一つの贈り物をしよう!
おすすめのリボンの種類とリボンの結び方を紹介!
<リボンの種類>
リボンにも様々な種類がありますが、代表的な4種類をご紹介します。
サテン | お祝いごとなどオールマイティに使える |
ベルベット | 秋・冬の贈り物で重宝する素材 |
オーガンジー | 透け感があり、上品な印象を与える |
レース | かわいらしく、女性らしい印象を与える |
素材によってプレゼントのイメージが大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてください。
<リボンの結び方>
リボンの結び方にもいくつも種類がありますが、代表的な3種類をご紹介いたします。
蝶々結び | 一番代表的で、簡単かつ可愛らしい印象を与えます |
十字結び | 上品で大人っぽい印象を与えます |
斜め掛け結び | スタイリッシュな印象を与えます |
包むものにもよるとは思いますが、結び方もいろいろな種類をマスターできると、プレゼントの幅も広がりますね!
リボンの色や意味で白色は出産祝いにピッタリ!
目上の人や重要な場面でのプレゼントには、リボンの色が持つ意味がより重要になります。出産祝いには白がピッタリ、目上の人には黒がNGなどの決まりがあります。
バレンタインや、誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントなどは、頻繁にカジュアルに贈れるプレゼントです。
しかし、渡す相手が目上の人、出産祝いなど重要な場面であれば、どうでしょう。
これを知らないと、目上の人に失礼だったり、大事な場面で恥をかいたりするかもしれませんので、しっかり把握しておきましょう。
出産祝いは水色やピンクに白を合わせるとよい
基本的に出産祝いは、男の子には水色、女の子にはピンクを使うと無難な仕上がりになり間違いないでしょう。
また白は、清潔や純粋を表す色のため、出産祝いにピッタリです。
出産祝いに弔事(ちょうじ・・・葬儀などのお悔やみのこと)を連想させるラッピングは好ましくありません。
従って、白色と黒色の組み合わせは避けて、明るい雰囲気のデザインを選ぶと安心です。
ラッピングとしてリボンを巻く場合、のしをかけるのはふさわしくありません。
リボンとのしの組み合わせはご法度といわれているためです。
代わりにメッセージカードを使用し、お祝いの気持ちを添えると心温まるお祝いになります。
目上の人へのお祝いは青や緑で決まり!黒はタブー!
青や緑は信頼や、安心という意味があることから、目上の人へのプレゼントに適した色です。
気を付けるべき色・絶対使ってはいけない色は黒色です。
黒色は、喪(も…近親者の死を表す)を意味する色として捉える方も多いので、目上の方へのプレゼントでは避けた方がいいです。
黒は高級感や重厚感があり、男性に贈るプレゼントであれば、問題なさそうと思っていましたが、マナーなどを気にされる方もいるので、黒は避ける方が良いと思います。
まとめ
- リボンの色にはそれぞれ意味がある
- ラッピングは、ラッピングペーパーやリボンの組み合わせが大事
- プレゼントのラッピングに迷った時は万能カラーを使うとよい
- 出産祝いでは、お祝いする子の性別や、白を使うと良い
- 目上の方のプレゼントには、青や緑を使うと良い
- 黒は喪を意味するため、プレゼントには使わない方が良い
私はプレゼントを選ぶ際、これまで相手のイメージでラッピングを選んでいたため、リボンの色でタブーを犯していないか自信がありません。
リボンの色の持つ意味を早く知りたかったなと思いました。
あなたがプレゼントを贈る際、リボンの色で失敗しないよう、むしろ好印象を与えられるように、今回の記事を参考に色選びをしていただけると幸いです。