注意!奨学金の返済がいつまでかは貸与額次第!確認の仕方教えます!

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あなたは奨学金の返済をしていて、「一体いつまで払い続けるのだろう?」と思った事はありませんか?

私はあります。私の場合はありがたい事に毎月の返済額がそこまできついと感じる額ではないのですが、そんな私でも「奨学金の返済いつまでだっけ?」となってしまいます。

ずばり!奨学金の返済がいつまでかというのは、貸与金額によって決まります。

今回は奨学金の返済はいつまでかかるのかという返済期間の考え方と、繰り上げて返済する方法などもお伝えしたいと思います。

もしあなたが今、奨学金の返済がいつまでなのかを知らない場合今後のライフプランの組み立てに影響が出てしまうかもしれません。

そうならないためにも、今現在奨学金の返済がどこまで終わっていていつまで続くのかということをしっかり把握するようにして下さいね!

 

 

 奨学金の返済がいつまでかは貸与額次第です!

最初のところでもお話ししたように、奨学金の返済がいつまでかということは貸与金額によって決まります。

奨学金の返済はいつまでかかるものなのか、あとどのくらい払い続ければ完済出来るのかと疑問に思う事があるかもしれませんが、ここではその考え方をご紹介します。

これを見たらいつまで払うのかということが大体分かるかと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

貸与額にはそれぞれ割賦金(わっぷきん)の基礎額が設定されています。(割賦金というのは何回かに分割して支払うお金のことをいいます。)

例えば、毎月2万円の奨学金を4年間(48ヶ月)受けた場合(総額96万円)ですが、

貸与総額96万円÷割賦金の基礎額9万円=10.66…→10年間(120回)で返還

となります。「割賦金の基礎額」の一覧表は以下の通りです。

貸与総額割賦金の基礎額貸与総額割賦金の基礎額
200,000円以下30,000円1,300,001円~1,500,000円110,000円
200,001円~400,000円40,000円1,500,001円~1,700,000円120,000円
400,001円~500,000円50,000円1,700,001円~1,900,000円130,000円
500,001円~600,000円60,000円1,900,001円~2,100,000円140,000円
600,001円~700,000円70,000円2,100,001円~2,300,000円150,000円
700,001円~900,000円80,000円2,300,001円~2,500,000円160,000円
900,001円~1,100,000円90,000円2,500,001円~3,400,000円170,000円
1,100,001円~1,300,000円100,000円3,400,001円以上総額の20分の1

このように、あなたの貸与総額が分かれば奨学金の返済がいつまで続くのかが分かります。

私もこれまで闇雲(やみくも)に奨学金の返済を続けていましたが、これも機にきちんと調べようと思いこちらの計算方法で計算してみました。

結果、まだ折り返し地点にもいっておらず完済までの道のりは長いということを認識しましたが今自分の返済がどこまで終わっているのかを知れたことは良かったと思います。

あなたも一度計算してみてはいかがでしょうか。

 

奨学金の種類には給付奨学金と貸与奨学金がある!

奨学金には、「給付奨学金」というものと「貸与奨学金」というものの2種類があります。

給付奨学金は、世帯収入や資産、学生本人の成績や学習意欲を示すレポートなどの条件を満たす学生に対して、最大で年間約70万円の授業料を免除するものです。

一方で、返済しなければいけないものが貸与奨学金です。

貸与奨学金は、その中でもさらに分類があります。

「第一種奨学金」と「第二種奨学金」というものです。

さらにそこに追加して「入学時特別増額」という制度の融資も受けることができます。

それぞれの制度は、学生の成績や家庭の経済状況によって対象が変わります。

  • 第一種奨学金:利子がつかない奨学金で、特に優れた学生を対象としていて採用基準が厳しく設定されている
  • 第二種奨学金:利子がつく奨学金で、比較的ゆるやかな採用基準が設定されている

こちらが第一種奨学金と第二種奨学金の違いです。

 

奨学金の返済方法は月賦返還と半年賦併用返還がある!

奨学金の返還方法には「月賦返還(げっぷへんかん)」と「月賦・半年賦併用返還(げっぷ・はんねんぷへいようへんかん)」という方法があります。

奨学金の返還は、貸与期間終了後の翌月から数えて7ヶ月目の27日から始まります。

つまり、2022年3月に貸与が終わった場合は翌月の4月から数えて7ヶ月目の2022年10月27日日から返還が始まるということです。

月賦返還と月賦・半年賦併用返還の違いは以下の通りです。

  • 月賦返還: 割賦金(毎月の支払金)を返還回数に応じて、毎月引き落とす方法
  • 月賦・半年賦併用返還: 貸与金額の半分を分割して毎月返還し、もう半分は半年に1回(1月と7月)に返還するという方法

月賦・半年賦併用返還の特徴としては、毎年1月と7月だけ返済金額が高くなる分、他の月の返済金額が安くなります。

分かりやすく言えば、ボーナス払いのようなイメージでしょうか。

こちらの月賦・半年賦併用返還方法を使って返済する場合でも、返還開始月は上で説明した通りとなります。

奨学金の返済方法にも色々あるのね!

 

 

奨学金の返済がきついと思ったら救済制度を使おう!

奨学金の返済がきついと感じたら以下のような救済制度を利用する事が出来ます。

  • 減額返還制度
  • 返還期限猶予制度

ここでは、奨学金の返済がきついと思った時に利用できるこの2つの制度についてお話ししていきたいと思います。

 

月々の返済額を減らし返済期間を延ばせる減額返還制度

この制度は、月々の返済額を減らして返済期間を延長するという制度です。

月々の返済額が2分の1か3分の1に減額する代わりに、その期間も2倍または3倍延びます。

こちらの制度は誰でも利用できるわけではなくて、利用するにあたっての条件があります。その条件がこちらです。

利用できる条件
  • 災害
  • 障害、疾病
  • その他経済的な理由

上の条件に当てはまる人がこちらの減額返還制度を利用することができるのですが、注意事項があります。

それは、こちらの制度はあくまでも月々の返済額を減らす制度であって、貸与額自体を減らす制度ではないということです。

また、利息自体もなくなるわけではありませんのでそのことはよく覚えておいて下さい。

こちらの制度を利用するためには、「この制度を利用できますよ」ということを証明するようなさまざまな証明書の提出が義務付けられています。

そしてその提出する証明書が制度の求める要件に合致していなければ利用することはできませんので注意して下さいね。

 

返済を一定期間延ばせる返還期限猶予制度

この制度は、返済を一定期間先延ばしにできる制度です。

こちらの制度は日本学生支援機構(JASSO)で設けられています。申し込み方法は以下の通りです。

  1. マイナンバー提出書に「奨学金返還期限猶予願」と記載する
  2. 返済が困難である事が証明出来る証明書とともに日本学生支援機構に送付する

この2つを行って申し込みすることができます。また、こちらの返還期限猶予制度も利用するための条件があります。その条件がこちらです。

利用できる条件
  • 障害、疾病がある
  • 生活保護を受けている
  • 失業してしまって職がない
  • 経済状況が苦しくて返済する事がきつい

以上の条件に当てはまる人がこちらの制度を利用することができます。

返済がきついと感じたら無理をしないでね!

また、返済の猶予には「最大10年の期限付き」と「無期限」の2つがあります。

これは、返済の猶予を願い出ている原因よって異なります。

最大10年の期限付きの場合
  • 現在失業中である
  • 経済的に困窮している

この2つが原因になって制度の申請をしている場合は猶予に上限が設けられます。

そして、猶予が無期限になる場合の原因は以下のようなものです。

猶予が無期限の場合
  • 傷害、疾病がある
  • 生活保護を受給している
  • 現在失業中である
  • 経済的に困窮している
  • 特別研究員である
  • 新卒
  • 災害にあった
  • 産前・産後休業や育児休業期間中である
  • 大学校在学中である
  • 海外に住んでいる
  • 今年、国外から帰国する
  • 海外に派遣されている
  • 国外で研究中である
  • 海外留学している

こちらが猶予が無期限になる場合の原因です。結構多いような印象を受けますね。

育児休業中に奨学金の返済があってきついという話は私も友人から実際に聞いたことがありました。

しかし、そのような場合も救済制度を利用できる対象となっていることを知らなかったので正直驚きました。

もしあなたが今育児休業中や上のような状況で奨学金の返済に悩んでいる場合には、ぜひこちらの救済制度を利用することも考えてみて下さいね。

育児休業中も使えるんだ!

先程からご説明しているように、「減額返還制度」と「返還期限猶予制度」のどちらの制度も申請するのには条件があります。

リレー口座(奨学金を返済する為の口座)に登録した上で年間の収入を証明する書類の提出が必要です。

いずれの制度も「返済を延期する事が出来る」という制度であり、貸与額や利息が減るという制度ではありません。

制度を利用したとしても返済義務は残っていますので、奨学金は必ず返済するようにしましょう!

 

 

奨学金の返済は一括でも出来る!利息が少なくなります

奨学金の返済はいつでも一括で返済することができます。これが奨学金の一括返済です。

奨学金を一括で返済するメリットは支払い総額が減る事です。

貸与型奨学金には無利子の第一種奨学金と利子がある第二種奨学金があるということは先程ご説明しました。

この利子がある二種奨学金の場合、貸与金額とその残高に応じた利息の合計から毎月の返済額を設定して返済をすることになります。

これを返済日より前に支払えば、前払いした元本部分に加えて元々支払う事になっている利息を支払う必要がなくなります。

そのため、もしお金に余裕がある場合は一括で返済することもおすすめですよ。

 

一括返済の申請はインターネットでもできます!

一括返済申し込みの方法は、インターネットを利用した「スカラーネット・パーソナル」で行います。

ただし「スカラーネット・パーソナル」による申請にはリレー口座の登録が必要です。

何らかの理由で登録ができない場合は、郵送・FAX・電話でも申請することができます。

また、利息がない第一種奨学金と、利息がある第二種奨学金では一括返済の金額が異なるため、その2つの違いをご説明します。

申請の仕方は簡単だよ!

<第一種奨学金>

第一種奨学金の場合は利息がないため、毎月元本のみを返済します。

そのため、一括で返済したとしても返済総額は変わらずに、返済期間が短縮されるだけとなります。

<第二種奨学金>

第二種奨学金の場合は、月々の返済額にプラスしてその時の残高に応じた利息も支払うことになります。

それを一括で返済するということは、その時点での元本の残高とその残高に応じた利息を支払うということです。

また、一括返済だけではなくて繰り上げて返済することもできます。

例えば、あなたが今奨学金を毎月15,000円ずつ返済していたとしましょう。

それを、「少し生活に余裕がでてきたから、月々の返済額を25,000円に増やそうかなあ…。」というように返済額を増額して繰り上げて返済することもできるのです。

繰り上げ返済を申し込む際に、「何回分を繰り上げ返済するか(A)」または「上限いくらで繰り上げ返済するか(B)」を選択します。

そうすると、それに応じて計算された金額が返済用の口座から自動的に引き落とされます。

Bを選択した場合は、希望額に近い金額が引き落とされることになります。

Aの場合もBの場合も、その返済金額が多ければ多いほど返済期間は短縮されますよ。

お金に余裕がある場合は一括返済や繰り上げ返済をするのも良いかもね!

 

 

まとめ

  • 奨学金の返済がいつまでかということは、貸与額次第
  • 貸与総額÷割賦金の基礎額で返済年数が分かる
  • 奨学金の返済がきついと感じたら、「減額返還制度」や「返還期限猶予制度」という制度を利用することができる
  • ただし、この制度を利用するには条件があり、それに当てはまらないと利用することはできない
  • 奨学金は一括で返済することや繰り上げて返済することもできる

今回は奨学金の返済はいつまでかかるのかということや、繰り上げ返済についてご説明しました。

奨学金を毎月コツコツ返済していると、「これっていつまで続くのだろう?」と思ってしまう時もあるかと思いますが、そう思ったら今回ご紹介した方法で確認してみて下さい。

また、奨学金の返済が苦しくなってきたら決して1人で悩むことはせずに日本学生支援機構(JASSO)に相談してみて下さいね

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