あなたのおうちのテレビはどのように設置されていますか?最近人気なのが壁寄せテレビスタンドです。

壁寄せテレビスタンドって倒れる心配はないの?
支柱が一本なので、倒れるのでは?と思う人も多いようです。
ですが壁寄せテレビスタンドは正しく設置すれば倒れる心配はありません。
壁寄せテレビスタンドは、見た目もすっきりで場所を取らないなどメリットがたくさんあります。
一方で周辺機器の収納が少ないなどデメリットもあります。
人気があるからと壁寄せテレビスタンドを安易に選ぶと、あなたのご自宅には向いていなかったという場合もあるかもしれません。
これから壁寄せテレビスタンドのメリット・デメリット、その種類などをお伝えします。
この記事を読めば、壁寄せテレビスタンドを選ぶときのヒントになること間違いなしですよ!
壁寄せテレビスタンドは倒れる可能性が低くて安心!


壁寄せテレビスタンドはなんだか不安定そうだけど倒れることはないの?
そんな風に不安に思っているあなた!大丈夫です!
壁寄せテレビスタンドは基本的に前に倒れる危険性は低いです。
というのも、壁寄せテレビスタンドは重心が後ろにあるため、万が一倒れるとしたら後ろ、つまり壁側に倒れる可能性の方が高いからです。
また、スタンド自体もかなり重たいので、安定感があります。
そして、商品によっては耐震試験をしていて、その多くが震度7に耐えられるとなっています。

震度7の地震にも耐えられるなら安心だ!
しかし、大地震が起こった時の状況は予測不可能です。
「絶対に倒れない」とは言い切れないため、安心のためにさらなる地震対策をしておくと安心です。
- ワイヤーで壁に固定する
- テレビスタンドの土台に耐震マットを付けて固定する
- つっぱり式のスタンドにして、天井と床で突っ張って固定する
ワイヤーを使う方法だと壁に穴が開いてしまうため、賃貸物件の場合は他2つの方法がおすすめです。
壁寄せテレビスタンドは倒れる心配がほとんどないと説明しましたが、各商品の耐荷重や対応テレビサイズをきちんと守りましょう。
そうでないと倒れる可能性もあるかもしれません。
万が一倒れてしまったら、テレビが壊れるだけでなく、ケガの危険もあります。
壁寄せテレビスタンドにデメリットはあるの?


壁寄せテレビスタンドっていいところがたくさんある印象だけど、デメリットもあるの?
スタイリッシュで場所を取らない壁寄せテレビスタンドですが、もちろんデメリットもあります。
メリットもデメリットも知った上で、壁寄せテレビスタンドを選ぶかどうか決めてくださいね。
メリットはや省スペース性やデザイン性などたくさん!
まずは壁掛けテレビスタンドのメリットからご紹介しますね。
<場所を取らない>
壁寄せテレビスタンドは設置するのに場所を取らないのが最大のメリット!
結果、お部屋を広く使える、狭い部屋でも設置しやすいです。
テレビ台の場合は、テレビの幅と奥行き分のスペースが必要になり、テレビが大きくなればなるほど場所を取ってしまいます。
<倒れる心配が少ない>
先にお話ししたように、壁掛けテレビスタンドは倒れる心配はほとんどありません。
テレビ台に直接テレビを置いた場合は倒れる心配があるので、ワイヤーで壁に固定したり、耐震マットやバンドで固定したりするのは必須です。
<お部屋がスタイリッシュでおしゃれに>
壁寄せテレビスタンドは省スペースで設置できるのでお部屋がすっきり見えてスタイリッシュに。
スタンド自体もがっちりしていないものが多く、一見すると壁掛けテレビにも見えます。
ですが壁掛けと違って壁に穴を開けなくていいので、賃貸物件にも向いています。
支柱裏にケーブルを収納できるスタンドも多数ありますので、それならば更に見栄えがよくなります。
デザイン性が高い商品が多いので、インテリアに合わせて選べますね。
<移動が簡単>
壁寄せテレビスタンドの場合、重さはあるものの、スタンドごと動かせばテレビを移動させるのはそれほど難しくありません。
キャスター付きの商品もありますので、模様替えを頻繁にしたいあなたにはおすすめです。
これに対して、テレビ台はずっしり重く、サイズも大きいので、場所を変えようと思っても自由度が低いです。
壁掛けテレビの場合は、専用の器具を壁にくっつけてしまってあるので、テレビの場所選びには慎重になる必要があります。

メリットがたくさんあって、やっぱり壁寄せテレビスタンドは魅力的だなぁ。
デメリットは収納力の低さと組み立ての手間
メリットあふれる壁掛けテレビスタンドですが、もちろんデメリットもあります。
デメリットを知らないと、買ってから「こんなはずじゃなかった!」となりかねません。
デメリットも事前に知っておけば失敗を防げますよ。
<収納力が低い>
恐らく壁掛けテレビスタンドの最大のデメリットは、収納力が低いこと。
テレビ台と違って、DVDプレイヤーやゲーム機を収納するところがありません。
テレビ周りに機器がたくさんある場合は要検討です。
商品によっては、多少の機器を置ける棚が付いていたり、オプションで別売りされていたりします。
それで足りそうであれば、壁寄せテレビスタンドも候補に入れられますね。
<重いので組み立てが大変>
壁寄せテレビスタンドはかなりの重量があるので組み立てが大変です。
取り付けるテレビが大きくなればなるほど、スタンドの重量も上がります。
説明書を読みながら、ネジを留めたりパーツをはめたりするのが苦手な場合は、手伝ってくれる人を探しておきましょう。
<壁寄せテレビスタンドに非対応のテレビがある>
お手持ちのテレビが壁寄せテレビスタンドに非対応の場合、取り付けができません。
対応しているテレビは裏側にネジ穴があり、その位置は国際標準規格の「VESA規格」で決まっています。
壁寄せテレビスタンドに非対応のテレビはこのネジ穴がありません。

デメリットを聞いても、やっぱり壁寄せテレビスタンドが欲しい!
そんなあなたのために、次は壁寄せテレビスタンドの種類や選び方のヒントをお伝えしますね!
壁寄せテレビスタンドの選び方!ハイorロータイプ?


壁寄せテレビスタンドっていろいろ種類があるみたいだね。うちにはどれがいいかな。
壁寄せテレビスタンドは大きくわけてハイタイプとロータイプがあります。
どのような環境でテレビを見たいかによってどちらを選ぶといいかが決まります。
これから壁寄せテレビスタンドの種類(ハイタイプとロータイプ)やあるとうれしい機能についてご紹介します。
ハイタイプ?それともロータイプ?選び方を解説!

壁寄せテレビスタンドはハイタイプとロータイプどちらがいいかな?
ハイタイプとロータイプのどちらがいいかは、あなたがどのような場所でテレビを見たいかによります。
まずハイタイプですが、目線が高い位置から見る場合におすすめです。
例えばダイニングテーブルに座ってテレビを見る、という場合です。
その他遠くから見る場合もハイタイプが適しています。
一方でロータイプは目線が低い位置から見る場合におすすめです。
例えばソファや座椅子、床に座ってテレビを見る場合ですね。
低い位置に座っているのに、高い位置にテレビがあると見上げなければならなくて首が疲れてしまいます。
映画館の一番前の席に座ってスクリーンを見上げるようなイメージです。
ちなみに、疲れにくいテレビの高さは正面から見て15度下をうつむくくらいと言われています。
この高さだと首に負担がかからず快適に見られるそうです。
ハイタイプとロータイプ、それぞれの高さは商品によって異なります。
参考にお手頃価格の家具で有名なニトリの商品の高さを調べてみました。
ニトリ お部屋広々 壁寄せテレビスタンドWAT(高さが調節できる商品) | |
ハイタイプ | 高さ118〜168 cm ※テレビの高さは含まず |
ロータイプ | 高さ92~117cm ※テレビの高さは含まず |
ハイタイプにするかロータイプにするか、選択を間違えると、テレビが快適に見られない恐れがあります。
どこに置きたいか、どこに座って見たいか、よく検討しましょう。
高さ調節機能があると場所に応じて快適に視聴できる!
高さ調節ができると設置したい場所に合わせて高さが変えられて便利ですね。
まさに先ほどご紹介したニトリの壁寄せテレビスタンドは高さ調節ができる商品です。
テレビの場所を変える可能性がある、模様替えが好きという場合は高さ調節機能があると臨機応変に対応できてよさそうです。
キャスター付きは移動が簡単!掃除もしやすい!
キャスター付きのスタンドなら、移動が簡単です。テレビの位置を変える時に便利ですね。
また、キャスターがあればスタンドの周辺のお掃除もしやすいです。
テレビ台の場合、掃除機やワイパーが入らない隙間ができやすく、サイドや後ろにホコリがたくさんたまってしまいます。
私の家はテレビスタンドではなく、テレビ台なのですが、隙間に子どものおもちゃが転がってしまい、拾うのが大変でした。
テレビに限らず、さまざまな物がキャスター付きで移動できたら、掃除がしやすくて便利なのかもしれませんね。
首振り機能であらゆる場所からテレビが見やすい!
壁寄せテレビスタンドには左右・前後に首振りできる機能がついたものがあります。
ニトリにも首振り機能のあるスタンドがあるようです。
首振りができれば、部屋のあらゆる場所からテレビが見やすくなりますね。
私の家はリビングにひとつだけテレビがあるのですが、首振り機能がないのでリビングのソファからしか見えません。
本当はキッチンで料理をしている時に見たいのですが、角度が悪くて見られないのを残念に思っています。
次にテレビスタンドを買い替えるなら、首振り機能が欲しいです。
配線が隠れるスタンドなら見た目がさらにすっきり!
壁寄せテレビスタンドの中には、支柱の裏側に配線を隠せるものがたくさんあります。
先ほどご紹介したニトリのスタンドも支柱裏側に配線を収納できるようになっていますよ。
配線がごちゃごちゃせず、見た目のすっきり感もアップしますね。
専用の棚付きなら周辺機器の収納力もアップ!
スタンドの支柱部分に専用の棚がつけられる商品なら、周辺機器を収納できて便利です。
商品によっては棚が何段もつけられたり、テレビの背面に収納を設置できたり、サウンドバー専用棚があったりします。
あなたの設置したいものに合わせてオプションを選んでみてください。
収納力の低さは壁寄せテレビスタンドのデメリットとして挙げましたが、周辺機器が少ない方が見た目もすっきりしてスタイリッシュ。
これを期に手持ちの機器を見直すのもいいかもしれませんよ。
まとめ

- 壁寄せテレビスタンドは重心が後ろにあり、スタンド自体もかなり重たいので、前に倒れる心配は少ない
- 商品によっては耐震試験をしていて、その多くが震度7に耐えられるとしている
- 大地震が起こった時に倒れる危険性も考えて、ワイヤーで壁に固定する、テレビスタンドの土台に耐震マットを付けて固定する、つっぱり式のスタンドにする、などの対策はしておいた方がさらに安心
- 壁寄せテレビスタンドを倒れる心配なく使用するためには、各商品の耐荷重や対応テレビサイズをきちんと守ることが大切
- 壁寄せテレビスタンドのメリットは、場所を取らない、倒れる心配が少ない、見た目がよくお部屋がスタイリッシュになる、移動が簡単など
- 壁寄せテレビスタンドのデメリットは、収納力が低い、重いので組み立てが大変、壁寄せテレビスタンドに非対応のテレビがあるなど
- 壁寄せテレビスタンドにはハイタイプとロータイプがあり、ハイタイプは目線が高い位置から見る場合におすすめ。ロータイプは目線が低い位置から見る場合におすすめ
- 壁寄せテレビスタンドを選ぶ時のその他の特徴は、高さ調節機能があるか、キャスター付きか、首振り機能があるか、配線が隠れるか、専用の棚がつけられるかなどがある
壁寄せテレビスタンドは倒れる心配も少なく、お部屋も広々スタイリッシュに使えて、私としては魅力的な商品に感じています。
事前にデメリットを知っておけば、「失敗した!」となることも避けられますね。
狭いお部屋や賃貸物件にも適した壁寄せテレビスタンドはこれからますます人気になりそうですね。