水出し緑茶に危険性はない!保存の際の注意点と身体に良い効能も紹介

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水出し緑茶は危険!というウワサを聞いたことはないですか?

日本の水は安全性が高いため、水出し緑茶でも安心して飲むことができます。

手軽においしく飲める水出し緑茶は幅広い世代に親しまれていますが、「緑茶作りに水道水を利用して大丈夫?」と衛生面を気にする場合もありますよね!

水出し緑茶が危険と言われるのはなぜなのか、その原因と結論を徹底紹介していきます。

水出し緑茶には、良い効能がたくさんあるのですよ!

水出し緑茶を取り扱う際の注意点をよく読んで危険を回避すると、身体にとってメリットが多いです。

緑茶は食事からは取りにくい栄養素もふくまれており、体調を整える手助けになるので、この記事を読んで手軽に水出し緑茶を取り入れてみてくださいね!

水出し緑茶に危険性はない!水道水で手軽に作ろう

水出し緑茶は、基本的に日本のお水で作れば危険性はありません。

水出し緑茶は水で簡単に作れる手軽さがとても人気ですよね。

水道水で作る場合も多いと思いますが、水出し緑茶が危険と言われている原因は主に3つです。

  • 水道水の塩素が体に与える影響
  • 水道水は煮沸殺菌していない
  • 水道管の劣化

前提として、日本の水道水はそのまま飲むことができるほど、安全に配慮されています。

世界196ヶ国中、水道水が飲める国は15ヶ国しかありません。

日本の水道水の安全性を懸念して水出し緑茶を避ける場合もあるようですが、水道水そのものには問題ありません。

だけどやっぱり不安だわ!というあなたに向けて、危険と言われている原因を1つずつ説明していきますね!

水道水の塩素が体に与える影響はほぼない

日本の水道水にふくまれる塩素は、水を消毒し、病原体や微生物を死滅させます。

この塩素こそ、日本の水道水が安全と言われている元なのです。

だけど塩素って身体に良くない気がするわ…。

塩素は水中にある物質と反応し、トリハロメタンという発がん性物質を生成することがあります。

しかし日本は水道局の浄水場で除去されているので、家庭の水道水が汚染されている心配はありません。

発がん性を生成する活性酸素を生み出すには、膨大な量の塩素が必要で、そのような量が入ったお水はまず飲めません。

塩素の危険性がないことは分かったが、ニオイが気になるな…。

水道水にふくまれる塩素が多いほど、塩素のニオイを感じますよね。

日本の水道法では、一般家庭で使われる水道水の塩素濃度は0.1ppm以上と規定されています。

しかし上限は規定されていないため、お住いの地域によっては塩素のニオイが気になるところも出てきます。

水出し緑茶は煮沸殺菌していないが問題はない

水出し緑茶は煮沸殺菌していないから大丈夫かしら?

水道水の中には雑菌やカビの繁殖を防ぐために塩素が含まれています。

この塩素が水出し緑茶を作った際に、雑菌などの繁殖を防ぐ働きをしているのですよ♪

雑菌が最も増えやすい温度は30~40℃です。30~40℃になっている時間が長いほど、雑菌が増えてしまいます。

お湯を沸騰させて作る場合だと、この重要な塩素もなくなってしまいます。

お湯で入れたお茶を冷めるまで放置しておいた方が、雑菌が増えやすいという結果もあるのですよ!

お湯で入れたお茶を冷ましてから冷蔵庫に入れる場合は、氷などで急冷させてからいれてください。

水出し緑茶の場合は、時間が経過すると成分が腐敗して傷みます。

おなかを壊したり、風味にも影響が出たりしますので、 冷蔵庫で保管し、3~4日を目安に飲み切りましょう。

水道管の劣化でサビが入るのが気になる!

大量にサビがついた水道管でも、水道水にサビが溶け込むことはほとんどありません。

もしサビが溶けこんでいたり、カケラが混じっていたりしても、身体に重大な影響をおよぼすことはありません。

従来の鉄でできた水道管の寿命は、約40年程度と言われています。

定期的な点検や、サビない水道管への交換などのメンテナンスは必要です。

しかし、水道管を交換する工事にはかなりお金がかかるので、交換が追い付いていない自治体もあるそうです。

いくら日本の水道が安全と言っても、劣化した水道管を通った水は、確かに心配ですよね。

水道水はやっぱり気になる!解決策はこれ!

安全と分かっていても水道水に抵抗がある場合は、浄水器やウォーターサーバー、ミネラルウォーターを利用して水出し緑茶を作りましょう。

小さい子供もいるし、水道水の塩素臭も気になるものね。

浄水器やウォーターサーバーを利用すれば、緑茶の風味を損なわず安全な状態で緑茶を作れるので、水道水に抵抗がある場合は利用してみるといいでしょう。

また緑茶に合う水は軟水と言われています。日本の水道水は軟水なので、緑茶と合うのですね♪

ミネラルウォーターを選ぶ際は軟水を選ぶと手軽で安全に、美味しい水出し緑茶を楽しめます。

水出し緑茶を作る際におさえておきたい注意点

水出し緑茶をおいしく、そして安全に飲むためには保存の際の注意点があります。

  • プラスチック製ボトルでなく、ガラス製ボトルを使う
  • 水出しのお茶パックは入れたままにしない
  • お茶が傷む前の3~4日で飲み切る

この3つが注意点になるので、下記で詳しく説明しますね!

プラスチック製ボトルでなくガラス製ボトルがおすすめ

水出し緑茶の保存はガラス製のボトルがおすすめです。

水出し緑茶の保存には、各ご家庭でプラスチック製やガラス製のボトルが使われることが多いと思います。

プラスチック製ボトルの場合は、お茶が傷みやすいため注意しましょう。

プラスチック製ボトルは、表面や内側に細かい傷ができやすいです。

そのため雑菌が隙間に残り繁殖しやすく、お茶が傷みやすくなります。

水出し緑茶を作るときは、なるべくガラス製ボトルで保存するのがおすすめです。

水出しのお茶パックは入れたままにすると危険

お茶のパックを入れたままにしておくと、せっかく作ったお茶が傷みやすくなります。

水出し緑茶ができた後も、お茶パックや茶葉を入れたままにしていませんか?

私はよく、パックをそのままいれて冷蔵庫に保存してたわ。

お茶パックを入れたままにすることは、味に渋みが出て良い面もあります。

しかし、雑菌が繁殖して茶葉が傷み、緑茶が腐りやすくなるので、緑茶ができあがったら必ずお茶パックを取り出してくださいね♪

水出し緑茶が傷む前の3~4日で飲み切ろう

お茶が傷む前に3~4日で飲み切ることは、心がけたい注意点です。

夏場は特にお茶が傷みやすいので注意が必要です。

明確な賞味期限がないため、傷んでいるかどうかの判断が難しいのですよね。

味やにおいに変化がある、膜のようなものが表面に張っているという時は、傷んでいると判断して良いでしょう。

少し放置しておくと、酸味が強くなるのは傷んでるかもしれないな。

濁りやとろみなどの何かしらの変化が見られたら、傷んでいる可能性があるため飲まないようにしましょう。

水出し緑茶の身体に良い効能やメリット

水出し緑茶には身体にとって良い効能がたくさんあり、また身体以外でも様々なメリットがあります。

  • ビタミンCが豊富にとれる
  • 口内トラブルの防止に繋がる
  • 免疫力を高める効果が期待できる

水出し緑茶を飲むことで期待できる効能やメリットについて、詳しく解説していきますね。

ビタミンCが豊富にとれる!美肌や風邪予防も!

水出し緑茶には、ビタミンCが豊富に含まれていることがわかっています。

水出しにすることで、ビタミンCを破損させることなく抽出することができるのです。

風邪予防や抗酸化作用が期待されているので、美容や健康を意識するあなたには必須の栄養素です♪

抗酸化作用で、若々しくありたいですよね!

ビタミンCは熱に弱く壊れる性質があるため、沸騰させたお湯に茶葉を入れると、茶葉に含まれているビタミンCが破損します。

水出し緑茶の場合は、熱を加えることがないので、ビタミンCを壊すことなく効率的に摂取できますね。

カテキン効果で口内トラブルの防止に繋げよう!

緑茶にはカテキンが含まれており、そのカテキンには、抗菌作用も兼ね備えています。

  • 虫歯
  • 口臭
  • 歯周病

このような口内トラブルの防止に繋げることができるのです。

緑茶カテキン成分入りの歯磨き粉があるのはこのことだね!

また、喉に付着しているウイルスを除去してくれる効果もあるので、風邪が流行る時期は緑茶でうがいをしてみると良いでしょう。

私も良くおばあちゃんに、緑茶でうがいしなさいと言われていたわ!

身体の免疫力を高める効果が期待できる

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキン(ECG)には高い免疫力が備わっています。

熱湯を利用するよりも水出しの方がよりも免疫力の高いお茶になるのですよ。


そして水出し緑茶を定期的に飲み免疫力を高めることによって、下記の軽減に繋げられる場合があります。

  • 脳卒中リスク
  • 心臓病リスク

身体にとって良い効能がたくさんあるな!

水出し緑茶は手軽に作れて日持ちするメリットあり

水出し緑茶は名前の通り、お水にお茶のパックを入れるだけの手軽な作り方です。

お水の中にパックを入れ、冷蔵庫に保管するだけなので、わざわざお湯を沸かす必要もないですよね!

そして、水道水には雑菌の繁殖を防ぐための塩素が含まれています。

水出し緑茶の場合はそのまま水道水を利用すると塩素が抜けないため、適切に保存すると日持ちします。

お湯の場合だと、沸騰させることで塩素が抜けてしまいます。

水出し緑茶と比べると、1日程日持ちが悪くなります!

より日持ちさせたい場合は、必ず冷蔵庫に保存して常温で放置しないようにしましょう。

まとめ

  • 水出し緑茶は日本のお水で作る場合、危険性はほとんどない
  • 日本の水道水は安全基準が高いため、塩素や煮沸殺菌なしを気にせず水出し緑茶を作れる
  • 水道水で水出し緑茶を作っても危険性はないが、気になる場合は、浄水器やミネラルウォーター(軟水)を使うのがおすすめ
  • 水出し緑茶を保存する際は、注意点を確認し緑茶が傷む前(3~4日)に飲み切ろう
  • 水出し緑茶には、身体に良い効能がたくさんある
  • 水出し緑茶は、手軽に作ることができ特に水道水で作った場合は、塩素により日持ちしやすい

人間の身体は6割が水分です。毎日しっかり水分をとって、身体の巡りを良くしましょう!

日本のお水で作れば危険性はほとんどありませんが、気になる場合はミネラルウォーターなどで対応しましょう!

保存方法さえ押さえれば、手軽で身体にいい効能もたくさんあるので、ぜひ試してみてください♪