結婚式を欠席でもご祝儀を渡さないのはマナー違反!渡さなくていい場合は?

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「結婚式を欠席するのに、ご祝儀は渡さないといけないの?」と思っている方が実は多いです!

基本的に結婚式に招待されているのに欠席する場合はご祝儀を渡すのが一般的です。

ご祝儀を渡さないのはマナー違反!しかし、例外があります。

結婚式に招待されたけれどほとんど付き合いがなく、なぜ招待されたのかわからないこともありますよね。

この記事では、結婚式を欠席した際にご祝儀を渡さなくても良いケースや、欠席時のご祝儀金額を詳しく解説していきます!

また、ご祝儀の渡し方や知っておきたいマナーも併せて紹介しますね。

これらを知らないで、ご祝儀を渡さないという選択を取ると非常識だと思われてしまうかも!?

そんなことが起こらないようにぜひ最後まで読んでいってくださいね!

結婚式を欠席する場合はご祝儀を渡さないの?

結論から言うと、結婚式に招待されたのに欠席する場合は基本的にご祝儀を渡すのが一般的です。

結婚式に招待された以上、何かしらお祝いの気持ちを伝えるものがあった方が良いかもしれません。

私も先月、親戚の結婚式に参加してきましたが、都合がつかない親族が数名欠席していました。

しかし、欠席するからといって欠席した親族が新郎新婦にご祝儀を渡さなかったわけではなく、郵送したり、参加する人にご祝儀を預けたりと、何かしらの方法でご祝儀を贈っていました。

結婚式に招待されたのに、欠席するからといってご祝儀を渡さないのはやっぱり非常識だね

しかし、必ずご祝儀を渡さないといけないということではありません!ご祝儀を渡さなくても良い例もあります。

ここからは結婚式に招待されて欠席する場合に、ご祝儀を渡さなくても良いケースをご紹介します。

  • 新郎新婦との関係性が薄い、付き合いがない場合
  • 相手との間にルールがある場合
  • 今後は一切お付き合いをしない場合

上記に該当する場合は、ご祝儀を無理に渡す必要はありません。では詳しく見ていきましょう!

<新郎新婦との関係性が薄い、付き合いがない場合>

意外な相手から結婚式に招待されることもありますよね。それほど親しくない方の結婚式を欠席する場合は、ご祝儀を無理に渡す必要はありません。

例えばどのような例があるかな?

  • 同級生だが今は全く付き合いがない
  • 話したことが数回ある程度の知り合い
  • 過去に一緒に仕事をしたがプライベートで会うことがない
  • サークル・グループなど同じ集まりに所属しているだけ
  • 昔は仲が良かったが最近は全く連絡を取っていない

上記に当てはまっていても、「今後も仲良くしたい」「昔お世話になったから」「せっかくのお祝いだから」という気持ちがある場合もありますよね!

その場合はもちろんご祝儀を渡しても大丈夫です!

自分自身の考えや気持ちで、ご祝儀を渡すか渡さないかを決めると良いですね!

<相手との間にルールがある場合>

親族や気心の知れた友人など、先ほど紹介したパターンとは逆に、関係性が濃い場合では欠席時のご祝儀についてルールがあることも。

「ご祝儀のやり取りはしない」「欠席ならご祝儀はいらない」といったルールを決めている場合は、ご祝儀を渡さなくても良いでしょう。

<今後は一切お付き合いをしない場合>

招待してくれた相手方に対して「もう今後のお付き合いは絶対にない」「二度と会いたくない」といった考えがある場合は、ご祝儀を渡さなくても良いです。

  • 昔は仲が良かったけれど嫌なことをされた
  • ずっと嫌いだった
  • 縁を切ったはずだった

など相手への感情は様々ですよね。ご祝儀はお祝いの気持ちです。

あなたの中に相手をお祝いする気持ちが全くないのであれば、無理をしてご祝儀を渡す必要はないです。

結婚式の招待を欠席しても、お祝いとしてご祝儀やプレゼントを渡すかどうかは、これからの新郎新婦との関係性を考えたうえで判断した方が良いと言えますね!

新郎新婦の立場で考えよう!ご祝儀がないとどう思う?

結婚式の準備は、式場の見学・料理のコースや引出物の選択・席決め・挨拶の依頼など実は意外と大変なもの。

先月結婚式を挙げた親戚も準備に追われて忙しそうでした。

だからこそ突然のキャンセルは新郎新婦側に様々な迷惑がかかります。

また、挙式まで1カ月を切ったタイミングでのキャンセルは、怒りというよりは悲しい気持ちになるのではないでしょうか。

新郎新婦の立場に立ってみると、ご祝儀を贈るのがマナーという理由がわかるね

ご祝儀がないとお金の問題もありますが、新郎新婦側は「お祝いしてもらうことができないのか」と寂しく感じます。

欠席になってしまうのは仕方のないことですが、お祝いの気持ちを伝えるためにご祝儀はきちんと渡した方が良いと言えます。

結婚式を欠席する場合のご祝儀金額の目安は?

一般的に結婚式を欠席する場合、出席時に渡す予定だった金額の2分の1から3分の1程度の金額が目安となります。

しかし、結婚式の欠席を伝えるタイミングによってご祝儀の金額は変わります。また、新郎新婦との関係性によっても贈るご祝儀の相場は変わってきます。

結婚式を欠席するとなると、どれぐらいの金額を贈るのか悩むわ

多くは、きりの良い数字を選び、5千円・1万・2万・3万を贈ることが多いですが、関係性の深さによってはそれ以上を包む場合もあります。

また、中にはご祝儀の代わりにプレゼントを贈る方もいます!

ここからは、新郎新婦側に欠席を伝えるタイミング別にご祝儀やプレゼントの金額目安を紹介していきますね!

欠席を伝えたタイミングご祝儀の相場プレゼントの相場
招待状送付前5千円~1万円程度5千円から1万円程度
結婚式2カ月前5千円~1万円程度5千円~1万円程度
結婚式1カ月前出席時に予定していた金額のご祝儀ご祝儀を送るのが望ましい
結婚式10日前~直前出席時に予定していた金額のご祝儀ご祝儀を送るのが望ましい

<招待状送付前>

招待状送付前とは、新郎新婦から電話で招待状を送っても良いかという打診の際に断った場合です。

このタイミングで欠席を伝えた場合は、ご祝儀・プレゼント共に5千円~1万円程度が金額の相場となります。

新郎新婦との関係性にもよりますが、自分の結婚式に出席してもらった場合は2~3万円贈ることもあります。

<結婚式2カ月前>

結婚式2カ月前というのは、招待状を受け取った後のことを指します。

招待状を受け取った後に欠席を伝えた場合も先ほどと同様、ご祝儀・プレゼント共に5千円~1万円程度が相場です。

しかし招待状をもらう前、打診の際に出席の意向を伝えていたのに、やはり欠席することになった場合は、ご祝儀として1万円渡す方が良いでしょう。

このタイミングでも、自分の結婚式に出席してもらった場合は2~3万円贈ることがあります。

<結婚式1カ月前>

このタイミングは、招待状で出席を返信した後にやはり欠席することになった場合です。

正式に出席の返事をした後で、欠席の連絡をする場合には、予定していた金額のご祝儀をお送りするのが望ましいです。

ただし、挙式まで1カ月以上ある場合など、早めに欠席を伝えることができた場合は、新郎新婦側も料理や引出物などのキャンセルができます。

その場合は、予定していたご祝儀金額の2分の1から3分の1程度も問題ありません。

しかし、新郎新婦に迷惑をかけてしまうことに変わりはないので、しっかりお詫びをしましょう。

このタイミングで欠席を伝えるときは、プレゼントよりご祝儀を贈る方が良さそうだね

<結婚式10日前~直前>

結婚式当日が近づいた段階で欠席を伝える場合は、出席時に予定していた金額をそのままご祝儀として贈るのがマナーです。

結婚式まで10日を切って欠席をする場合、もはや料理も引出物のキャンセルも難しいことが考えられます。

新郎新婦にとても迷惑がかかるため、お詫びの気持ちも込めて全額渡すようにしましょう。

その他にも、自分の結婚式でご祝儀をもらっている場合は、その人の結婚式を欠席するとしても、いただいたご祝儀と同じ金額を送るのがマナーです。

また、親族の場合は親族間の決まりや考え方があることも多いです。親族間の取り決めに従ってご祝儀やプレゼントを渡すようにしましょう。

ちなみに私の親族は結婚式を欠席でも、出席時と同じ額のご祝儀を贈っていましたよ。

年配の親族に確認を取ると安心だね

結婚式を欠席する時ご祝儀の渡し方は手渡しが最も丁寧

本来結婚祝いは、手渡しすることが最も丁寧な渡し方とされています。

式の前に相手の自宅に伺い、できる限り直接会って欠席のお詫びとお祝いの気持ちを伝えるようにしましょう!

しかし、いくら直接手渡しすることが丁寧な渡し方とはいえ、遠方に住んでいる方の場合、直接渡すのは難しいですよね。

私の親族も遠方に住んでいる方が多いので、結婚式を欠席するからといって、ご祝儀を手渡しするのは難しい状況でした。

その場合は、郵送したり現金書留で送ったりしても大丈夫です!

ご祝儀の渡し方は新郎新婦とも相談すると良いね!ご祝儀やプレゼントはいつまでに渡す方が良いのかな

結婚式を欠席する場合、ご祝儀やプレゼントは結婚式当日の1~2カ月前から、遅くても1週間前には新郎新婦の手に渡るように手配しましょう。

何もメッセージがないまま突然お祝いを送ってしまうと、相手が驚いたり気分を害したりする可能性があるため、手紙やメッセージを一緒に添えると良いですね♪

結婚式に出席できないことのお詫びとお祝いの言葉を添えた手紙を同封すると丁寧でいいね

ご祝儀やプレゼントを贈る場合のマナーは2つ!

結婚式を欠席でご祝儀やプレゼントなどのお祝いを送る場合のマナーを2つ紹介します!

  • 1万円以下の金額を贈る場合は現金ではなくプレゼントを贈る
  • ご祝儀は綺麗な新札で用意する

あらかじめマナーを知っておくと安心ですね!では、詳しく見ていきましょう。

<1万円以下の金額を贈る場合は現金ではなくプレゼントを贈る>

1万円以下の金額でお祝いを贈る場合、現金ではなく品物やプレゼントで贈った方が良いという考え方があります。

欠席を伝えるのが、招待状を返信するタイミングの場合は、結婚祝いとしてプレゼントを贈る方も多いようです。

<ご祝儀は綺麗な新札で用意する>

ご祝儀を現金書留で送ったり手渡ししたりする場合、現金は綺麗な新札を用意するようにしましょう。

新札を結婚祝用ののし袋に入れ、のし袋の表書きと中袋に名前を書いて準備してください。

現金書留の封筒は郵便局で手に入るよ

まとめ

  • 結婚式に招待されたのに欠席する場合は基本的にご祝儀を渡すのが一般的。結婚式に招待された以上、何かしらお祝いの気持ちを伝えるものがあった方が良い
  • 場合によっては必ずご祝儀を渡さないといけないということではなく、渡さなくても大丈夫なケースもある
  • あなたの中に相手をお祝いする気持ちが全くないのであれば、無理をしてご祝儀を渡す必要はない
  • 結婚式を欠席する場合、出席時に渡す予定だった金額の2分の1から3分の1程度の金額が目安だが、結婚式の欠席を伝えるタイミングによってご祝儀の金額は変わる
  • 本来結婚祝いは手渡しすることが最も丁寧とされている
  • ご祝儀やプレゼントは結婚式当日の1~2カ月前から、遅くても1週間前には新郎新婦の手に渡るように手配しよう

結婚式に招待されても欠席をする場合、ご祝儀は渡さないといけないの?と悩みますよね。

基本的に結婚式を欠席する場合でも、ご祝儀を渡さないのは失礼ですので特別な場合を除き、適した金額のご祝儀を贈るようにしましょう。

1番大切なのは「お祝いをしてあげたい」というあなたの気持ちです!