ドレンホースからゴキブリが侵入するのは嘘?本当?対策方法教えます!

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あなたのおうちでは何かゴキブリ対策していますか?

エアコンのドレンホースからゴキブリが入ってくるって聞いたんだけど、嘘?本当?

答えは「本当」とも「嘘」とも言えないです。

エアコンの室外機に付いているドレンホースからゴキブリが侵入する可能性はゼロとは言えません。

しかし「ドレンホースからはゴキブリは侵入しない」という説もあります。

「室外機本体からゴキブリが侵入する」という噂は嘘ですよ。

できることなら家の中でゴキブリは見たくないですよね。

私もゴキブリは大嫌いです!絶対に家の中に入れたくありません。

この記事では、エアコン関係のゴキブリの侵入経路や対策、ダイソーで買えるゴキブリ対策グッズをお伝えします。

読まずにいると、あなたのおうちのエアコンにゴキブリが棲みついてしまうかもしれませんよ。

ドレンホースからゴキブリが侵入するって嘘?本当?

エアコンのドレンホースからゴキブリが侵入するって聞いたんだけど、嘘でしょ!?

これについては嘘とも本当とも言えず、両方の説があります。

しかし、エアコンのドレンホースに何の対策もしないと、そこからゴキブリが家の中に侵入する可能性がある、という意見の方が優勢です。

私はゴキブリが本当に嫌いなので、考えただけでゾッとします。

ちなみに、エアコンの室外機本体からゴキブリが侵入すると思われているあなた、それは嘘ですよ。

エアコンの室外機本体からゴキブリが侵入する可能性はとても低いです。

なぜかというと、室外機の配管には虫が入り込む隙間が全くないからです。

ドレンホースを含めエアコン関係でゴキブリが侵入する可能性がある経路は3つあります。

その侵入経路3つについて詳しく見ていきましょう。

侵入経路1つ目は室外機のドレンホース!?

ドレンホースとは、エアコンを使った時に発生する水を外に排出する役割をするホースのことです。

ホースなので、先は丸く空いていて、家庭用エアコンの場合、直径はおよそ20mm未満。

大きなゴキブリは入れませんが、小さなものや若いゴキブリはここから侵入する可能性がある、というのが説として優勢です。

そしてこのドレンホースは、暗くてジメジメしているのでゴキブリが好んで棲みつく格好の場所。

ドレンホースは室内機とつながっているので、ここから侵入されると室内機の中にゴキブリが入り、さらには家の中に入ってしまう危険性があります。

しかしながら、「ドレンホースからゴキブリが侵入する可能性は低い」という説もあります。

ゴキブリが活発に活動する夏のドレンホース内には多くの水が流れている、もしくは溜まっています。

そのような環境のホースに侵入しようとすればゴキブリの体や羽は濡れてしまうので、わざわざ入ってこないのではないか、というものです。

冬の場合は、屋外の室外機付近は寒いので、ゴキブリの生息には不向きであり、もっと暖かい場所に身を潜めているのではないか、とのことでした。

実際ドレンホースからゴキブリが侵入するどうかは、その瞬間を見た!と言う目撃情報が見つからなかったので、嘘とも本当とも言えません。

しかし、侵入する可能性が残っている限りは対策しておいた方が安心ですよ!

侵入経路2つ目はエアコンのスリーブ穴!

スリーブ穴とは、エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管を通すために空ける壁の穴のことです。

この穴がないとエアコンは設置できません。

このスリーブ穴の隙間を埋めるパテが経年劣化などで、ヒビが入ったり、隙間ができたりするとそこからゴキブリが室内に直接侵入してきます。

そんなに大きな穴は空いてないよ、と思ったあなた、甘いです!

ゴキブリは小さな隙間でも入って来る可能性があります。若い小さなゴキブリならなおのことです。

きちんと対策して、侵入経路をブロックしましょう。

侵入経路3つ目は室外機配管にできた亀裂!

室外機の配管に破損や経年劣化等で亀裂が入ると、そこからゴキブリが侵入する可能性があります。

室外機は文字通り「室外」にあるため、雨風の影響を受けやすいパーツです。

屋外にあるので忘れがちですが、定期的に破損がないかチェックした方がいいですよ!

なぜエアコンがゴキブリの住処になるの?

ドレンホースや室外機の配管からゴキブリが侵入すると、エアコンの室内機に棲みついてしまう危険性があります。

ドレンホース同様、エアコン内部もゴキブリが好む条件が整っています。

水分があることと、暗くて狭いこと、冬場も暖かいこと、ホコリがあることです。

なんとゴキブリはホコリさえもエサにして生き延びることができるそうです!

ホコリもエサになるなんて衝撃!掃除をしないと家のあちこちにエサがあるような状態になってしまうわ…。

さすがゴキブリ、3億年も生き延びていると言われるだけの、すさまじい生命力です。

ゴキブリに棲みつかれないためにも、エアコンのフィルターはマメにお掃除した方がいいですよ!

その他、具体的な対策は後ほどご説明しますね。

ドレンホース他ゴキブリが侵入しないための対策3つ

なにがなんでもゴキブリの侵入を防ぎたい!有効な対策を教えて!

エアコンからゴキブリが室内に侵入するのを防ぐためには、先ほどお伝えした侵入経路をブロックすることが大切です。

それではゴキブリが侵入しないための対策を順に詳しく説明します。

ドレンホースには防虫キャップをしよう!

ドレンホースからの侵入を防ぐためには、ホースの先に防虫キャップを取り付けましょう。

そして、ドレンホースの先が地面から5cmくらい浮いた状態にすると、地面を這ってゴキブリがドレンホースに入るのを防げるのでさらに効果的です。

防虫キャップにゴミが溜まって穴が塞がれてしまうと、ドレンホースから排水ができなくなり、エアコンの故障に繋がることがあります。

防虫キャップを時々掃除したり、定期的に取り替えたりするといいですよ。

我が家も入居時に防虫キャップは取り付けましたが、付けて安心してしまい、ゴミが詰まっているかどうかは確認したことがありませんでした。

これは注意が必要ですね。エアコンが壊れたら大きな出費になってしまいます。

防虫キャップはエアコン購入時には付属していませんので、ご自身で購入してください。

ホームセンターやネットショップの他、後で詳しくお伝えしますが、ダイソーにも売っています。

日本に住む限りゴキブリの屋内侵入は必ずありうることなので、エアコン本体に付属していればいいのになぁと思ってしまいました。

防虫キャップって何かで代用できるの?

防虫キャップ自体それほど高いものではないので購入するのが一番手っ取り早いですが、身近にあるもので代用することもできます。

水切りネットやストッキングでドレンホースの先を覆う方法です。

この場合、ホースの先にピンと張った状態でつけると、ゴキブリに食い破られる可能性があります。

少し先をたるませるようにして付けると食い破られにくくなりますよ!

ゴキブリはドレンホースから室内に侵入するのか、嘘か本当かは謎ですが、可能性がある限りは対策しておいた方が安心です。

エアコンのスリーブ穴の隙間を埋めよう!

エアコンのスリーブ穴に隙間ができてしまったときは、エアコン用のパテで補修しましょう。

パテはホームセンターなどで売っています。

補修作業する時は、古いパテを剥がしてから新しいパテを塗ってください。

エアコン室外機の配管の亀裂を補修しよう!

エアコン室外機に亀裂が入っている場合も、しっかり補修してゴキブリの侵入を防ぎます。

亀裂が軽度の場合は、化粧カバーを設置したり、断熱材を配管に巻きつけたりすることで対応可能です。

ただし、亀裂が重度である場合、配管ホースの亀裂の場所が高い位置の場合は、自分で修理するのは難しいかもしれません。

エアコンの設置業者に依頼した方が安全ですし、確実に直りますよ!

エアコンでゴキブリを発見!対処法と予防法

エアコンの中にゴキブリが棲みついてしまったら、次の3つ対策をしましょう。

<ゴキブリを追い出してから殺虫スプレー>

エアコンの中にゴキブリがいたら、まずエアコンから追い出します。

それからゴキブリに殺虫スプレーをかけましょう。

エアコンに直接スプレーをかけるのはNGです。

エアコンの故障の原因になってしまいます。

<エアコンの近くに置き型の殺虫剤を設置>

エアコンの近くに置き型の殺虫剤を置いて、ゴキブリを退治しましょう。

ゴキブリが殺虫剤をエサと間違えて巣に持ち帰り、エアコン内部の他のゴキブリも駆除できます。

<プロの業者に依頼してエアコンを徹底クリーニング>

プロの業者に頼んでエアコン内部のクリーニングを依頼するのが一番効果的!

エアコン内部を徹底的に洗浄してくれるので、ゴキブリの卵やフンも除去してくれます。

エアコン内部のクリーニングは、素人がやると故障の原因や事故の原因になる可能性があります。必ずプロに依頼しましょう。

私もエアコンから出る風がカビ臭くなり、プロの業者に依頼したことがあります。

専用の機械を使ってテキパキと丁寧に作業してくださり、クリーニング後は本当に気持ちがいいです。

お金はかかりますが、定期的にお願いしようと思っています。

エアコンにゴキブリが棲みつかないようにするにはどうしたらいいの?

そうですよね、棲みつかない方法があるなら知りたいですよね。予防する方法は次の2つです。

  • エアコンフィルターをマメに掃除して、ホコリがないようにする
  • 冷房・除湿を使用後は内部クリーン運転する

内部クリーンとは、冷房や除湿機能を使った後に、エアコン本体の内部を乾燥させる機能のことです。

冷房や除湿機能使用後は、エアコン内部には結露が発生します。

結露した時の水はドレンホースを通って室外に排出されますが、それでもエアコン内部には湿気が残ってしまいます。

この湿気を内部クリーンで乾燥させることでゴキブリの好む環境にしづらくし、さらにカビ予防にもなります。

最近のエアコンにはどれも付いている機能ですので、取扱説明書で使い方を確認してみてくださいね!

ドレンホースのゴキブリ対策はダイソーでもできる!

ダイソーでも防虫キャップが売っているってさっき書いてあったよね?

はい、ドレンホースの防虫キャップは、なんとダイソーにも売っています!

2個入りで100円(税抜)です。(2022年8月現在)

ドレンホースの内径14mmと16mmの両方に対応しています。

さすがダイソー!そんなものもあるんだね!安くゴキブリ対策できてうれしい!

ダイソーだけでなく、セリアにもドレンホースの防虫キャップが販売されていますよ。

ダイソーと同じく、2個入りで100円(税抜・2022年8月現在)、ドレンホースの内径14mmと16mmの両方に対応しています。

セリアのドレンキャップはねこ型としろくま型があり、ドレンホースの先にねこやしろくまのモチーフがつきます(笑)。

かわいくゴキブリ対策できますね!

掃除用品売り場に陳列されていますので、購入したいあなたはぜひ!

ゴキブリはじめ、害虫対策は頭を悩ませるところですが、ダイソーやセリアなど、まずは100円ショップに足を運んでみるのがいいですよ!

どんな雑貨も、他で高く買った後に100円ショップに行くと、同じようなものが100円で売っていてショックを受けることが私はよくあります。

「まさかこんなものまで百均にあるとは…。あぁ、最初に百均に来るべきだった…。」と毎度思うのです。

安くて優秀なグッズが揃う100円ショップは上手に活用したいですね!

まとめ

  • エアコンのドレンホースからゴキブリが侵入するという噂は嘘とも本当とも言えず、両方の説があるが、室外機本体からゴキブリが侵入するという噂は嘘
  • エアコン関係でゴキブリが侵入する可能性がある経路はドレンホース、エアコンのスリーブ穴、室外機配管にできた亀裂の3つ
  • エアコン内部は「水分があること」「暗くて狭いこと」「冬場も暖かいこと」「ホコリがあること」という、ゴキブリが棲みつきやすい環境が整っている
  • エアコンからゴキブリが室内に侵入するのを防ぐための対策は、「ドレンホースに防虫キャップをする」「エアコンのスリーブ穴をエアコン用のパテで補修する」「エアコン室外機の配管の亀裂を補修する」の3つ
  • 防虫キャップにゴミが溜まって穴が塞がれてしまうと、ドレンホースから排水ができなくなり、エアコンの故障に繋がることがあるので、時々掃除したり、定期的に取り替えたりするとよい
  • 防虫キャップは水切りネットやストッキングをたるませて付けることで代用可
  • エアコン室外機の亀裂を補修する場合、亀裂が軽度なら化粧カバーや断熱材を配管に巻きつけるなど自分で対応可能。ただし、亀裂が重度の時などは業者に依頼するとよい
  • エアコン内部でゴキブリを発見した時の対処法は「ゴキブリを追い出してから殺虫スプレーする」「エアコンの近くに置き型の殺虫剤を設置する」「プロの業者にエアコンクリーニングを依頼する」の3つ
  • エアコンにゴキブリが棲みつかないための予防法は「エアコンフィルターをマメに掃除して、ホコリがないようにする」「冷房・除湿を使用後は内部クリーン運転する」の2つ
  • ドレンホースの防虫キャップはダイソーやセリアにも売っている

最初にお話したように、私はゴキブリが大嫌いです!

ドレンホースからゴキブリが侵入するかはわからないとしても、きちんと対策しておけば「とりあえずここからは入ってこないぞ」と安心できます。

また、エアコン内部が汚いと、ゴキブリの心配の他に、カビがわく危険もあります。

カビがわけばアレルギーなどの心配もでてきますので、エアコンはいつも清潔にして、気持ちよく過ごしたいですね!