蛍光灯がつかないのに豆電球はつく原因とは?グロー球などもチェック!

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夜に真っ暗な家に帰ってきて、まずすることは「部屋の電気をつける!」ですよね。明るい家に帰ってくるとなんだか安心しますね。

電気をつけようとしたら豆電球しかつかなくて…。照明が壊れたのかな?

彼女のように豆電球はつくのに肝心な蛍光灯がつかない!という経験、あなたはありませんか?

急にこの状態になるとかなり困りますよね。

蛍光灯がつかないのに豆電球はつく原因は蛍光灯自体に問題がある、グロー球や安定器が切れているといったことが考えられます。

この原因を詳しく紹介しますね。また蛍光灯についてまだ詳しくない方には朗報もあるのでお楽しみに♪

豆電球だけしかつかない照明はさすがに使えませんし、気分もダダ落ちですよね。

豆電球はつくのに蛍光灯がつかない原因を知って視界もスッキリ心もスッキリ明るくしましょう!

蛍光灯がつかないのに豆電球はつく原因3選!

蛍光灯がつかないのに豆電球はつく原因は蛍光灯、グロー球、安定器の3点に問題があるかもしれません。まずは蛍光灯をチェックしてみましょう。

  • 蛍光灯の寿命が切れていないか
  • 照明器具と蛍光灯が合っているか
  • 蛍光灯と照明器具の接続部分に緩みがないか

この3点がチェック項目です。豆電球はつくのに蛍光灯がつかない原因が蛍光灯だった場合を詳しく紹介していきますね。

蛍光灯の寿命が切れている

蛍光灯の寿命が切れていると電気はつきません。蛍光灯がつかなくなった時、最初に思いつく原因かと思います。

蛍光灯の寿命を見分ける方法って何かないかなぁ?

蛍光灯は完全に寿命が切れる前に前兆があります。

スイッチを付けたら普段よりも暗く感じる場合や使用している蛍光灯の黒い斑点(スポット黒化)が大きくなってきたら交換サインです。

このサインが出たら換えの蛍光灯を用意した方が安心ですよ。

また、電気のスイッチをつけたら電気はつくけれどもチカチカとついたり消えたりを繰り返す時があります。

これも蛍光灯の寿命が近い可能性があります。でもこの場合は、蛍光灯の寿命だけが原因ではないこともあるので注意が必要です。

チカチカしてきて新しい蛍光灯に取り換えたのに直らない時は他の部品の不具合や寿命が原因かもしれません。後ほど紹介しますね。

照明器具と蛍光灯が合っていない

蛍光灯は照明器具に合ったものを選ばないと点灯しません。新しく用意した蛍光灯は使っている照明器具に使えるものかを確認してみましょう。

でも蛍光灯の型番は英数字で書いてあるので覚えるのは難しいですよね。

全部メモして買いに行くけど、面倒なんだよね。

そんなあなたに朗報です!蛍光灯は「最初の英数字」さえ分かっていれば適合する蛍光灯が買えるのです!

私はあの長い型番は絶対に覚えられないので写真を撮ってお店で見比べて買うようにしていました。

その見比べる時間が大幅に減るなんて嬉しい情報♪また品番違いも防げそうですよね。詳しく説明していきますね。

この画像は私のお家にあった蛍光灯です。覚えるのは①と➁の部分だけで済みます。この蛍光灯をもとに説明していきますね。

<蛍光灯の点灯方式>

画像の①の部分には蛍光灯の点灯方式が記されています。直管蛍光灯には3種類の点灯方法があります。

型番 点灯方式 特徴
FL グロースターター形
  • 点灯までに2~3秒かかる
  • グロー球(点灯管)を使って明かりをつける
  • 価格が低い
FLR ラピッドスタート形
  • 即時に点灯する
  • グロー球が不要で使え、交換の時は蛍光灯だけで済む
FHF インバーター形
  • 即時に点灯する
  • グロー球が不要で使え、交換の時は蛍光灯だけで済む
  • 少ないワット数で明るさを保ち、ちらつきも少ない
  • 調光器で明るさを自由に調節でき省エネに繋がる
  • 価格が高い

 パッと見た感じではカバーも付いていますし、使っている蛍光灯がどの種類なのかわかりませんよね…。型番って大事なのですね。

まっすぐな蛍光灯に種類があったのも知らなかったな!点灯方式が違うと長さが同じでもつかないのね。

ちなみに今はインバーター形が主流なのですが、その前まではラピッドスタート形がかなり一般的だったようです。蛍光灯でも省エネ化が進んでいるですね。

蛍光灯には直管蛍光灯の他にも丸型蛍光灯があります。丸型蛍光灯も種類があるので最初のアルファベットは同じものを買いましょう。

FCL(丸型蛍光灯)、FHL(丸型スリム蛍光灯)、FHD(二重環型蛍光灯)と種類があり、見た目でもすぐにわかりますよ。

<蛍光灯の管長>

画像の②の部分で記されているのは蛍光灯の管長(長さ)です。蛍光灯の長さは11種類もあります。

私のお家で使っている蛍光灯は②の位置に「20」と書いてあるので20形ということを表しています。20形は580mmです。

この○○形は△△mmという決まりはどのメーカーでも共通です。そのため、蛍光灯を買う時はメーカーを気にしなくても大丈夫なのです。

いつも蛍光灯を選ぶ時メーカーも気にしていたけど、こだわりがなければ覚えておく項目も減るね♪

後もう一点、管長₌ワット数でもあり、蛍光灯の長さと同時に消費電力も表しています。

消費電力は高い数字ほど発する熱も高くなることから蛍光灯の明るさも強くなります。

画像の蛍光灯は20ワットの明るさです。ということも表しています。

蛍光灯の長さと明るさ同時に表しているなんて合理的ね!

先ほど紹介していた「最初の英数字」とはここまでのことです。ここまでメモや覚えておくだけであなたが持っている照明器具に合う蛍光灯が買えるのです♪

①と➁の箇所だけ注意すればいいので全部覚えるよりかなり簡単になりましたよね。

蛍光灯に書いてある英数字が全部同じじゃなきゃダメかと思っていたけど最初の方だけ同じならつくのか!これなら覚えられそう。

さて残りのアルファベットが意味していることは簡単に説明しますね。

表示している内容は③サイズ(太さ)④光色·波長⑤消費電力⑥その他です。蛍光灯の点灯方式によって記載がない箇所もあります。

もしあなたが蛍光灯の色味を変えたい場合は④の部分に着目して選んでみてください。

今まで使っていた蛍光灯と同じ色が良ければ④の部分も同じアルファベットを選べばいいのね。

ちなみにこの画像の蛍光灯の型番が意味していることはこうなります。

①グロースターター形

②20ワットの明るさで580mmの長さ

③28mmの太さ

④白色

⑤20ワット(➁で記載があった数字)の明るさを出すのに18ワットの電力しか使わず、省エネ効果がある

⑥日立が製造

今まで暗号にしかみえない型番ですが、書いてある内容がわかるとなかなか面白いですし、便利ですよね。

蛍光灯と照明器具の接続部分に緩みがある

蛍光灯と照明器具の接続部分が緩んでいると豆電球はつくけれども蛍光灯がつかないことがあります。

点灯させるにはソケット(蛍光灯と照明器具をつなぐ端子部分)に上手くはめ込む必要があります。

丸型蛍光灯の場合は、ソケット部分が緩んでいないかグッと奥に差し込む感じで力を加えてみてください。

直管蛍光灯の場合はソケットとのつなぎ方によって違ってきます。

ひねって着脱するタイプは最後まできちんとひねる、押したり引いたりして着脱するタイプはしっかり奥まではめ込むことが必要です。

蛍光灯を着脱する時は感電する恐れがあるので必ず電源を消してから作業するようにしましょう!

蛍光灯がつかない状態だと、電気が通っているのか切れているのか、わかりにくいので注意してくださいね。

蛍光灯がつかないのはグロー球が切れている可能性も!

蛍光灯がつかない原因の2点目にグロー球にも問題があるかもしれません。グロー球も寿命があるのです。

蛍光灯を新しいものに交換したのにチカチカしている場合もグロー球が原因かもしれません。

グロー球とは点灯管のことで、グロースターター形の蛍光灯に必要な部品です。

豆電球に似たような部品だね。それも交換が必要なの?そもそもどこに付いているの?

私の家の照明器具には画像のような位置についていました。

照明器具によってはそれぞれ位置が違うようですが、すぐに見つけられる位置についていますよ。機械が苦手な私でもみつけられました。

このグロー球、グロースターター形の蛍光灯をつけるために欠かせない仕事をしてくれています。

グロー球は、蛍光灯を灯す為に一瞬だけ使われます。グロー球に電圧を加えて放電させ、その熱を利用して蛍光灯を点灯させています。

いわば着火剤のような仕事をしてくれているのです。

グロー球のことあまり知らなかったけど、意外に働き者だったのか。笑

グロー球が寿命を迎える前兆には蛍光灯を点灯させるのにいつもより時間がかかることがあります。

しかし、グロー球は蛍光灯を取り換えるときに一緒に交換することをおすすめします。

蛍光灯と同時に換える習慣をつけておけば、見た目で判断できないグロー球の寿命切れからも回避できるからです。

そしてグロー球にも型番があります。違う型を付けても電気はつかないので注意してくださいね。

グロー球は小さい部品だから実際に持って行った方が確実かもしれない!

また、グロー球を取り付けるときも蛍光灯と同じように最後まで回し切ってきちんと装着してくださいね。

もし蛍光灯やグロー球でも蛍光灯がつかない問題が解決しなかった場合、他にどんな原因があるのでしょうか。

蛍光灯がつかない他の原因は安定器に問題がある!

蛍光灯がつかない原因の3点目に安定器の問題があります。

蛍光灯やグロー球にも問題がないようなら、安定器が壊れていて電気がつかない可能性があるのです。

蛍光灯は放電を利用して明るさを保っています。この蛍光灯で利用されている放電は不安定なもので電流が流れすぎると蛍光灯が壊れてしまいます。

そこで安定器の出番です。安定器はその不安定な電流を流れすぎないように調整する大事な働きをしてくれているのです。

安定器が壊れるとどんなことが起きるの?

安定器が壊れると蛍光灯がつかないのはもちろん、チカチカしたり異音や異臭、ショートし発火したり漏電したりすることもあります。発火は怖いですよね…。

そのため蛍光灯やグロー球を交換しても蛍光灯がつかない場合は早めに修理した方がいいですね!

でも安定器が壊れていたら自分で直せるの?

残念ながら安定器が壊れていた場合は自分では直せません。

安定器を修理するには知識や技術が必要になるので電気店や工務店などの業者にお願いしましょう。

もし、安定器を交換するのならばLEDに交換することも考えてみるのもおすすめです。

工事が必要となってくる場合もあるのですが、蛍光灯に比べると消費電力がおよそ1/2になります。つまり電気代が安くなります!

それに加え、蛍光灯より長もちするので交換する手間やストックを心配することもなくなりますよ♪

蛍光灯からLEDに交換した方がメリットは多いよね。交換も考えてみようかな。

まとめ

  • 豆電球はつくのに蛍光灯がつかない原因は蛍光灯、グロー球、安定器に問題がある。
  • 蛍光灯での原因は、寿命が切れている、照明器具と合っていない、接続部分に緩みがあるといったことがあげられる
  • グロー球での原因は、寿命切れが考えられる
  • 蛍光灯やグロー球が原因ではない場合、安定器が壊れてしまっている可能性がある

豆電球はつくのに蛍光灯がつかないから壊れてしまったと判断する前に少し照明の部品をチェックしてみることで復活するかもしれませんよ。

蛍光灯がつかないのに豆電球はつく状態は照明としては不十分ですし、気になってストレスもたまってしまいます。

早めに解決して部屋も心も明るい生活を取り戻しましょう!

LEDに交換することで電気代が1/2になり、交換する手間も省けいい事づくしなので、ぜひ検討してみてくださいね!