「塾を辞めることを切り出すのが気まずい…。」と思っているあなた!
大丈夫です!あなたが気まずいと感じる必要はまったくないです。安心して辞めることを伝えてください。
塾に引き止められた時は「経済的な理由で辞める」と伝えれば、塾側も引き止めにくくなるので辞めやすくなりますよ。
他にも、塾を辞めるタイミングや伝え方、挨拶が必要なのか?今後の勉強法をどうするか?など気になることを解決していきます!

辞めるとなると気になることがいろいろあるわ…。
この記事を読まずに塾を辞めたら、あなたのお子さんはもしかすると後悔するかもしれません…。
「あなたのお子さんが塾を円満に辞められたらよいな!」という気持ちでこの記事を書きました。
まずはあなたの感じている「気まずい」という気持ちから解消していきましょう!
塾を辞めるのは気まずいことではない!悩まなくてOK!

塾を辞めると気まずいと感じているあなた!まずは安心してください。あなたが気まずいと感じる必要はまったくありません。
お子さんが、通っている塾をなんらかの理由で辞めたいと考えているのですよね?でも言いにくいのですね…。
「講師に止められたらなんて言おう?」「本当の理由は言いにくい!」など考えてしまいますよね。
でもよく考えてください。あなたとお子さんは塾からするとお客様です。
お客様だからといって、横柄(おうへい)な態度をとったり、上から目線で接したりしているわけではありません。
ただ単純に「塾を辞めたい」と思っている。それだけですよね?
お子さんが、塾を辞めたい理由はいろいろあると思いますが、辞めることに対してあなたが気まずいと思う必要はまったくありません!断言できます!
スーパーでマヨネーズを手に取ったけれど、家にストックがあるのを思い出して棚に戻したら気まずいと思いますか?
コンビニで手に取った菓子パンを棚に戻して、おにぎりを買ったら気まずいと思いますか?
思わないですよね?!それと同じくらい気まずいことではありません。塾も商売ですから、あなたが「辞める」と伝えれば、引き止めるでしょう。
あなたのお子さんが、塾を辞める決心がついているのなら、辞めるという「目的」だけを考えて行動しましょう。
知人の塾講師の話では、「絶対に一度は引き止める」と話していました。
塾も商売ですから、生徒に辞められるのは困ります。本部になぜやめたのか報告しなければなりませんし、塾の売り上げが減ることになるからです。
確かにお子さんの成績を心配して引き止めてくれる親切な塾講師も大勢いらっしゃいます。ですが営業目的なしで引き止めることはまずありえません。
塾の講師は仕事で講師をしています。入塾生を増やすこと、確保することも彼らの立派な仕事です。
生徒が減ることは彼らにとってマイナスでしかありません。

引き止められると困っちゃうのよね…。
そうですよね…。なるべく引き止められないような理由、知りたくないですか?!
これから、塾を辞める時に引き止められにくい理由を紹介していきます。
塾を辞めるには理由が大切!?効果的な3選紹介します!

塾を辞めるのに効果的な理由は「塾側には解決できない理由」です。
辞める「理由」は、塾側が引き止めにくいもの、深く追及(ついきゅう)できないものがベストです!
さっそく塾を辞めるのに効果的な理由3選を紹介します!
- 経済的な理由
- 家庭の事情
- 父親の判断
上記の3つは塾側では解決することができないので、辞めることを止めにくい理由です。どうしてなのか詳しく説明しますね。
<経済的な理由>
塾側がもっとも止められない理由が「経済的な理由」です。
塾側にはどうすることもできませんし、お金を払ってもらわないと困るので納得するしかありません。
経済的な理由はプライベートなことなので、深く聞かれる心配もないのでおすすめです。
「金銭的に塾に通うのが難しくなってしまったので辞めます」といえばすぐに辞められます。
<家庭の事情>
「家庭の事情で辞めます」と言うのも塾側が止めにくい理由のひとつです。
家庭の事情には経済的な理由から、子供のやる気の問題まで家庭内のすべての事が含まれます。とても便利な言葉です!
大きくとらえればすべての理由が「家庭の事情」になるような気もしますね。とても便利な言葉だと思います。
そもそも塾を辞める時に理由を言わなければならないという決まりはないですから、このくらい曖昧(あいまい)に言ってもよいと思います。
掘り下げて聞かれるようなら「経済的な理由です」といえば、それ以上は聞かれないでしょう。聞いてきたらびっくりします。
<父親の判断>
「父と話しあった結果、父の判断で塾を辞めることになりました。」と言えばOKです。
母親なら引き止めてくる塾側も「父親」を出されると何も言えなくなります。
「父親の判断=絶対」という考えが根づいているので、父親が出てくると弱いのは、学校も塾も同じです。
「お父さんとお話しさせてください!」と言ってくるようなつわものの塾講師はいないでしょう。これもスムーズに辞められる理由のひとつです。
いずれも生徒側の家庭の問題です。塾側にできる事がないので引き止めにくい理由です。「何度も引き止められて困る!」ということがなくておすすめです。

塾に不満があるのに、どうして本当の理由を言わないの?
塾を辞めるのは不満があるから!本当の理由をなぜ言わないの?
塾に不満があって辞める場合は、本当の理由を言わない方がよいです。以下のような理由からです。
- 改善案をだして引き止めやすくなる
- 円満に辞められなくなる場合がある
もしも塾に不満があって辞める場合は、本当の理由を言いたくなりますよね?
本当の理由を言ってもいいのですが、引き止められる可能性が高くなります。
本当の理由が塾への不満であった場合、塾側が「改善します」と言ってくるかもしれません。
それ以上辞めるとは言いづらい状況になりますし、塾側も引き止めやすくなります。
また、塾の不満な部分を指摘して言い過ぎてしまった場合、円満に辞められなくなる可能性もあります。

どうせ辞めるのに円満に辞めないといけないの?
私もそう思いましたが、実は同じ塾に再入塾する人は予想以上に多いそうです。これは私の知人の元塾講師が言っていたことです。
辞める時にもめて、円満に辞められなかった場合、再入塾することはお子さんの気持ち的に難しくなると思いませんか?
あなたやお子さんの為にも、なるべく円満に辞めることをおすすめします。
最初に塾に入る時に、授業内容や授業料を比較して入られる方が多いと思います。
同じ塾に再入塾するのは、他の塾に行っても「バランスがよいのはやはり前の塾!」と感じるからかもしれないですね。
塾を辞める本当の理由で多いのはこれ!
塾を辞める本当の理由は、簡単に言えば「成果が出ない」ことでしょう。
成果はお子さんのやる気と直結する部分でもあるので、お子さんが「辞めたい」と思っている以上その塾で成果を出すのは難しいでしょう。
本人が「やろう!」と思わない限り成績は上がりません。「やろう!」と思える環境も大切です。
塾を辞める本当の理由は以下のような理由です。
- 成績が上がらない
- 塾の指導方針やレベルがあわない
- 子供のやる気がない
- 部活との両立が難しい
- 体力的に塾に通うのが難しい
<成績が上がらない>
お子さんのやる気と直結する部分だと思いますが、塾があわないからやる気がでないのかもしれません。
- 自分の意志で塾に通っていない
- 学校の勉強を大切にしていない
- 自主学習していない
塾があわないからなのかそうでないのかは見極める必要があります。
残念ながら、塾に通っているだけでは成績は上がりません。お子さんがやる気を出して勉強を自主的にすることが成績アップにつながります。

教え方が上手な先生がいると勉強が楽しくなる!
塾には、やる気を出させてくれるような、わかりやすくて楽しい授業をしてもらえるとありがたいですね。
<塾の指導方針やレベルがあわない>
成績を貼り出したり、授業中一度は手をあげないとならなかったりする塾もあるようです。こういった指導方針にプレッシャーを感じるお子さんもいます。
こういった指導方針は苦手な子が多いのでは?と感じます。私が子供なら、すぐに「辞めたい!」と親に言ってしまいそうです。
塾のレベルがお子さんにあわない場合も辞める原因になります。
志望校がハイレベルな場合、中学1、2年生の時にレベルの高い塾へ行ってしまうと、周りについていかれないことがあります。
塾のレベルを見極めてお子さんにあった塾を選ぶとよいかもしれません。
<子どものやる気がない>
受験する「実感」がわかないから勉強する気もあまり起こらないということがあるかもしれません。
中学1、2年生ですと、受験まで時間があるので「実感」がわかないのかもしれません。この場合は一度塾を辞めて様子を見てもよいかもしれません。
<部活との両立が難しい>
部活との両立も塾を辞めるのに多い理由のひとつです。部活をして塾に行くと眠くもなりますし体力的にもハードですよね。
1年生前半は部活にも慣れていないので体力的に「つらい」と感じるお子さんも多いかもしれません。
しかし部活をやりながら塾に通ってるお子さんもたくさんいるということも事実だと思います。

疲れてしまうなら、「早く寝る」「部活のない日に塾へ行く」「塾の前に少し仮眠をとる」などを試してみよう!
部活を始めたばかりでまだペースがつかめないなら、部活に慣れてから塾に通い始めてもよいかもしれません。
部活を頑張る子は勉強も頑張れる子が多いように感じます。勉強にスイッチが入ればきっと頑張れます!
いずれにしても塾に通っているだけで成績が上がるわけではありません。
本人のやる気が出ないようならば、いっそ辞めてしまった方がお子さんにとっても、経済的にもよいかもしれません。
塾を辞めた後の勉強法をお子さんとよく話しあわれることをおすすめします。
お子さんにあう方法は、試してみないと分からない部分もあると思います。本人がやる気になるものを選ぶことが一番です!
私の住んでいる地域では、「塾へ行かないと、どの高校を受験してよいかわからない!」と言っている中学生の親御さんが多いです。
学校だけでは自分の子供の学力レベルがわからないのだそうです!何のために学校に行っているのかわかりませんよね…。
それだけ塾に行く事が重要視されているのだと思います。
塾を辞めるタイミングや伝え方は?!電話やメールでOK!?

塾を辞めるタイミングはこちらの都合で決めればOKです。
辞める時に返金がない塾は多いです。タイミングとしては、月謝を最後に払った月の最終日まで受講してから辞めるのがベストです。
- いつまでに辞めることを伝えれば次月の月謝が発生しないか確認する
- 教材費や維持管理費などまとめて先払いしているものがあれば返金されるか確認する
入塾する時の契約書に書いてあります。わからなければ、塾に直接確認してみましょう。
先程もお話ししましたが、返金がない塾が多いです。特に教材費は1年分一括支払いする塾が多いです。
塾の新学年が始まるのは3月からなので、学年が切り替わるタイミングで塾を辞めるのがベストです。
塾によって請求方法が違うので、確認してみましょう。

塾に辞めることを伝える時は塾に行った方がよいのかなぁ…?
塾を辞める時の伝え方は電話やメール?直接塾へ行く?
塾を辞める時の伝え方は電話がベスト!直接塾へ行かなくても大丈夫です。
直接塾へ行くと引き止められる可能性が高まるので、電話で伝えれば大丈夫です。親御さんではなくお子さんが、直接引き止められる場合も多くあります。
次の月謝の引き落としを止めるためにも引き落としよりも前に辞める意思を伝えましょう。

月謝の引き落としの締め日を確認しましょう!
手続きに行かなければならない塾もあります
塾を辞める時のお礼や挨拶に菓子折りは必要?!
塾を辞める時に、特別なお礼や挨拶は必要ありません。菓子折りを持っていく必要もないです。
元塾講師の話では、「特別なお礼や挨拶、ましてや菓子折りなどは期待していないので必要ない」ということでした。
個人的にとてもお世話になった講師がいて、「どうしても!」という気持ちがあるなら、個人の判断でされるのはOKです。通常は必要ありません。

塾講師は勉強を教えることや合格させることが仕事だもんね!
塾を辞める前に今後の勉強法を話しあっておこう
塾を辞める決断と一緒に、これからどのように勉強を進めていくかお子さんと話しあって決めておきましょう。
塾を辞めても勉強をしないわけにはいかないですよね?
お子さんの性格やライフスタイルにはどのような勉強法があっているかよく考えて、お子さんと話しあって決めましょう。今後考えられる勉強法は以下の4つです。
- 家庭学習教材
- 家庭教師
- 別の個別指導塾
- 別の集団指導塾
お子さんにあう勉強法を家族で話しあって決めてから塾をやめることで、勉強はつづけなければならないことをお子さんもきちんと理解するでしょう。

勉強について、真剣に考えるよい機会になるかもしれない!
今はなんでも「お試し」ができるので、次の勉強法も「お試し」をして決めるとよいですよ。
あなたのお子さんにあうかあわないかはやってみないと分からないですし、きっとよりよい判断をすることができます。
家庭学習する時は家族の協力も必要?!
家庭学習には「個人のやる気」が重要ですが、家族の協力も必要です。
家庭学習をする時にご家族で協力できることをピックアップしてみました。
- 勉強する環境をつくる
- ゲームやテレビを勉強部屋に置かない
- 将来や目標の話をする
モチベーションを上げる工夫や環境を整えるとよいですよ!
<勉強する環境をつくる>
勉強する環境がなければ勉強する気にならないです。
ご家庭で、自主学習をする時間を決めて、その時間は家族全員が勉強や読書をするようにするなど、家族全員で協力することも大切です。
私の家は小学生の子供がいますが、勉強する時間は兄弟そろってする。大人もテレビは消して自分の仕事や読書をするなどしています。
<ゲームやテレビを勉強部屋に置かない>
テレビやゲームなどは勉強部屋に置かないことが大切です!
他にもマンガ本など、ついつい遊んでしまいそうなものは移動させるなど、ご家庭でルールを決めるとよいですよ。
親の目があるリビング学習にするのもひとつの方法です。
<将来や目標の話をする>
将来どうなりたいのか?目標は?などの話をすると効果がある場合もあります。
私もそうでしたが、「勉強しなさい!」といわれたところで勉強したくなる人はいませんよね。
お子さんの中で「将来こうなりたい」とか「中間テストは平均80点を目指す」とか目標を設定すると勉強する意欲もわくのかなと思います。

具体的に目標設定すると頑張れそう!
私は勉強が好きではありませんでしたが、大人になって思うことは「もっと勉強しておけばよかった!」ということです。
私を含めたくさんの大人達が同じことを思っているのではないでしょうか?
これは価値観にもよるかもしれませんが、「勉強しておいた方が将来の選択肢が広がる」ということをお子さんに教えるのも教育のひとつなのかなと私は思っています。

自分の子供には後悔(こうかい)の少ない人生を歩んでほしいな!
まとめ

- 塾を辞めることを気まずいと感じる必要は全くない
- 塾を辞めるのに効果的な理由は「経済的な理由」「家庭の事情」「父親の判断」
- 塾を辞める本当の理由を言わないのは、引き止められて気まずい思いをしたり、円満に辞められなくなったりしないため
- 塾を辞める本当の理由は成果が出ないから
- 辞めるタイミングはこちらの都合で電話で伝えればOK。特別なお礼や菓子折りは必要ない
- 塾を辞めることと一緒に今後の勉強法を家族で話しあおう
- 家庭学習はお子さんのやる気と家族の協力が必要。環境づくりやゲームやテレビを勉強部屋に置かない、将来のことや目標など定めて「やる気」を引き出そう
あなたが感じていた「塾を辞めるのは気まずい」という気持ちを少しは解消できましたか?!
引き止められにくい理由を使って、勇気を出して辞めることを伝えてみてください!きっとうまくいきますよ!
お子さんにあう勉強法が見つかることを心からお祈りしています!