保存版!ワイシャツ黄ばみは時間がたった状態では落ちるの?徹底紹介!

これなに情報
記事内に広告が含まれています。

普段着ているワイシャツを何気なく見ると、丁寧に洗濯していたのに襟元や脇下が黄ばんでいる!という経験はないですか?

さらに、前シーズンで片づけていたワイシャツは時間がたった状態なので、全体的にも黄ばみが浮き出ている!ということが私はよくあります。

時間がたった黄ばみは、落とせるのかしら…

黄ばみは取れないから捨ててしまおうと思っているあなた!ちょっと待ってください!

時間がたったワイシャツの黄ばみは、いくつか落とす方法があります!

しかし普通に洗濯しても落ちない場合が多いので、この記事を読んでぜひコツをつかんでください!

襟元や脇下などの部分的な黄ばみ、ワイシャツ全体の黄ばみなど、適切な洗い方をすれば時間がたったワイシャツの黄ばみを落とすことができますよ!

ぜひ実践して、お気に入りのワイシャツを長く着用していきましょう。

ワイシャツ黄ばみは時間がたった状態でも落とせる

時間がたった頑固なワイシャツ黄ばみ、特に襟元や脇下などの部分的な黄ばみを落とすには、手間を加えることが必要不可欠になります。

まずはこの2つを試してみてください!とても綺麗になりますよ!

  • 固形せっけんを使う
  • 魔法水を使う(作り方は以下で説明します)

弱アルカリ性の固形せっけんで部分黄ばみを消す!

洗濯用の固形石けんは、部分的な黄ばみを落とすのに最適です。

黄ばみは時間がたった皮脂や汗などの酸性の汚れですので、弱アルカリ性できれいになります。

固形石けんは製法上必ず弱アルカリ性なので、どの石けんを使っても黄ばみ汚れとの相性は良いですよ!

私はウタマロ石けんを愛用していますが、ウタマロ石けんには蛍光増白剤が入っているので黄色味を消す効果があり、黄ばみ汚れとの相性は抜群です!

白い生地に汚れが付いた!というときは、まずウタマロ石けんを試すほど愛用中です!

固形せっけんでの落とし方
  1. 固形せっけん(ウタマロ石けん)をワイシャツの黄ばみにこすりつける
  2. 石けんの緑色が消えるまで、よくもみ洗いする
  3. 洗濯機に入れて通常通り洗濯する

この3ステップで、時間がたった黄ばみもきれいに消えますよ。

1点だけ注意があります!

ウタマロ石けんに入っている蛍光増白剤は、紫外線を吸収して青白い光に変え、見た目の白さを増やす効果があります。

白い衣類をより白くすることは得意ですが、淡い色の衣類(パステルカラーやきなり色)に使用すると白っぽくなってしまうので注意が必要です!

シミ抜きの神様考案!魔法水で黄ばみを抹消する

固形石けんで取れなかった場合、シミ抜きの神様と呼ばれている横倉靖幸氏が考案した 「魔法水」を使ってみてください!

この魔法水は、ほぼ確実に汚れが取れるといっても過言ではないです。

私はワイシャツの黄ばみの他に、子供の体操服や上靴、白いシャツなどにも使っています。

用意するもの
  • 食器用の中性洗剤(3滴)
  • 重曹(小さじ1)
  • 酸素系液体漂白剤(小さじ3)

用意するものは、この3つだけです。どのご家庭でもすぐに用意できそうですよね!

作り方
  1. 深さのあるお皿に重曹と酸素系漂白剤を入れ、よく混ぜる
  2. そこに食器用中性洗剤を3滴たらす
  3. しっかり混ぜるのではなく、ざっと3~4周ほど軽く混ぜる

混ぜすぎてしまうと溶剤が中和するため、せっかくの洗浄力が落ちてしまいます。

ササッと混ぜ合わせる程度にしてくださいね!そして使い方は以下の通りです。

魔法水の使い方
  1. 黄ばみがついたワイシャツの下に、汚れてもいいタオルを敷く
  2. 黄ばみの上から歯ブラシで魔法水を叩き込む
  3. 黄ばみが薄くなったら、上からスチームアイロンのスチームを噴射する

そして、スチームアイロンの熱によってアルカリ度が増して、黄ばみがさらに落ちやすくなりますよ。

ワイシャツの黄ばみが全体的にある場合の落とし方

ワイシャツの黄ばみが全体的にある場合は、「つけ置き洗い」が最適です。

特に目立った汚れはないけれど、何となくシャツが黄色いな?と感じることはありませんか?

私は特に、衣替えの際に前シーズンのワイシャツが黄ばんでいると感じることが良くあります。

捨てるのももったいないし、クリーニングに出すのもなあ…

そのようなときにおすすめの黄ばみの落とし方を紹介します!

粉末タイプの酸素系漂白剤で明るいワイシャツに!

ワイシャツ全体の、広範囲の黄ばみ落としには粉末タイプの酸素系漂白剤が有効です。

ワイシャツ全体を石けんでこすり、手洗いするのは大変ですよね。

粉末タイプの酸素系漂白剤を40℃前後のお湯に溶かして、30分~1時間つけ置きしましょう。

2リットルのお湯に対して、酸素系漂白剤(粉末タイプ)大さじ1くらいが目安となります。

その後は、通常通り洗濯するだけです♪

これで、真っ白で明るいワイシャツになりますよ!つけ置きの際のポイントは以下の2点です。

  • 40℃のお湯が冷めないように、蓋をして漂白効果を高める
  • 酸素系漂白剤は、液体ではなく粉末タイプを使う

お湯を使うことで漂白効果が高まりますが、温度が高すぎると生地を傷めてしまうので、40℃前後を守りましょう。

そして酸素系漂白剤は、液体と粉末で性質が異なるので注意してください!

  • 液体タイプ= 酸性または弱酸性
  • 粉末タイプ= 弱アルカリ性

黄ばみ汚れは酸性になります。液体タイプではあまり効果がありませんよ。

肌が弱い場合も安心!重曹で煮洗いしよう!

アトピーや敏感肌で、肌が弱い場合や自然派の場合は、重曹で煮洗いする方法がおすすめです。

重曹で煮洗いする方法は、色柄物には使えませんが、白い綿100%の衣類であれば全く問題ありません。

水に重曹を溶かし、ワイシャツを入れて煮ると、黄ばみがだんだんと浮き上がって落ちていきます。

ただし、重曹は他の方法と比べると黄ばみ汚れの落ちの面で劣ります。

とてもひどい汚れは落ちないこともありますが、うっすらとした全体的な黄ばみでしたら試してみるのもありです!

肌に優しいところがいいわね!

ワイシャツの黄ばみの原因はなに?予防策も紹介!

そもそもワイシャツの黄ばみの原因ってなに?と疑問に思いますよね。

ワイシャツの黄ばみの原因は、人の汗や皮脂が付着し、時間が経つことによって変色してしまったものです。

汗や皮脂汚れが空気中の酸素と化学反応をおこして、酸化すると黄ばみになります。

特に夏場は沢山汗をかくから、これが原因だよな…。

また、黄ばみの原因は皮脂だけではないのです。

汚れを落とす洗剤も、使い方を間違えることで黄ばみの原因となります。

私もよくやってしまうのですが、黄ばみや汚れを取ろうとし、洗剤の量を増やしてしまいます。

しかしこれは、洗剤を洗い流す水が足りず、残った洗剤が黄ばんでしまいます。

洗剤の量を守ることも、黄ばみを発生させないためにはとても大切です。

さらに、最近の洗濯機は節水タイプのものが主流ですよね!

汚れを落とすには洗剤以上に水量や水流も重要です。

水道代がもったいなくて、ついつい節水をしてしまうわ…。

特に少ない水で洗うドラム式洗濯機の場合は、しっかりと汚れを取ることが難しいです。

「すすぎ1回で可能」と書かれている洗剤でも、黄ばみや汚れをしっかり落としたいときは、すすぎを2回するのがおすすめですよ!

ワイシャツの黄ばみを予防する方法を紹介!

ワイシャツの嫌な黄ばみを予防する方法を紹介しますね!

黄ばみができてしまっては、やはり落とすのに時間も労力も使ってしまいます。

少しでも家事を楽にして、自分の時間を確保したいわ…。

<一度着用したものは、なるべく早く洗濯>

最も有効な黄ばみの予防方法は、ワイシャツを一度でも着用したら、できるだけ早めに洗うことです。

一見キレイに見えるワイシャツでも、汗や皮脂汚れは目に見えません。

汚れはしっかりついているため、そのまま放置するとしつこい黄ばみが発生してしまいます。

黄ばむ前なら洗濯機の通常洗いで十分落ちるので、着用したワイシャツはできるだけ早く洗いましょう。

<弱アルカリ性の洗剤を使用する>

適切な洗剤を使って黄ばみになる前にしっかり落としておくのも大切です。

洗剤は中性や弱アルカリ性などのタイプがありますが、汗や皮脂の汚れを落とす場合は、弱アルカリ性が効果的です。

弱アルカリ性の洗剤を選びたい場合は、パッケージの成分表示に必ず書いてあるので、確認してみてください!

基本的に、粉末タイプの洗剤は弱アルカリ性です。

洗浄力も液体洗剤に比べて高いことが多いですよ!

私はこの情報を知ってから、粉末タイプの洗剤に変えました。コスパもよく、消臭効果も高い気がします♪

P&G「ボールド」や花王の「ニュービーズ」など、この2つは蛍光増白剤(蛍光剤)が入っていないので、色柄物にも使えて便利です。

液体タイプの洗剤は、ネイチャーラボの「ラボン(LAVONS)」、花王の「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル」などが弱アルカリ性です。

<肌着は必ず着用しよう>

ワイシャツの中に肌着を着用すると、皮脂の付着を避けることができます。

汗をかきやすい場合は、速乾性の生地を使った肌着を着用しましょう!

暑苦しさも解消されるね!

<洗った後の仕上げに洗濯のりを使う>

ワイシャツを洗った後、仕上げに洗濯のりを使うと黄ばみを防止できます。

洗濯のりの役割は、ワイシャツの形を整えてパリッと仕上げるだけでなく、繊維を覆い汚れを付着しにくくします。

万が一汚れがついた場合も、洗濯時にのりと一緒に剥がれ落ちるので、汚れが落としやすくなりますよ。

このひと手間もとても大事なのね!

まとめ

  • 時間がたったワイシャツ黄ばみ(襟元や脇下)の部分汚れは、弱アルカリ性の固形石けんを使って落とす
  • シミ抜きの神様が考案した 「魔法水」を使うと、時間がたったワイシャツの黄ばみはほぼ確実に取れる
  • ワイシャツの黄ばみが全体的な場合、粉末タイプの酸素系漂白剤で明るくする
  • 粉末タイプでつけ置きをする場合は、お湯の温度を40℃前後に保つ
  • つけ置き洗いをしたいが肌が弱い場合、重曹を使うのがおすすめ
  • ワイシャツ黄ばみの原因は、汗や皮脂が酸化によって変色したものや洗剤の残りが原因
  • 黄ばみを発生させないためには、適切な洗剤の量と十分な水流、水量が大切
  • 黄ばみを予防する方法は、「着用したらなるべく早く洗濯「弱アルカリ性の洗剤を使う」「肌着を着る」「洗濯のりを使う」ことで予防できる

時間がたったワイシャツの黄ばみを見ると、テンションが下がってしまいがちですよね。

しかし、この記事を読んでいただいたあなたはあきらめる必要はありません。

真っ白で明るいワイシャツで、あなたも家族も笑顔になれること間違いなしです!