ジップロックコンテナを食洗機で洗っても大丈夫なの?
あなたはこんな疑問を持っていませんか?ご家庭で頻繁に使われるものなので、洗う頻度も高いと思います。
出来れば食洗機で手間なく洗って、家事の負担を少しでも減らしたいですよね。洗い物作業は地味に時間を取られるので、特に朝の時間は少しでも確保したいものです。
結論から言えば、ジップロックコンテナは食洗機で洗うことが出来ます。
食洗機のほうが手洗いよりも雑菌がきちんと落ちそうですし、節水にもなるので、あると便利な家電の上位にランキングされていますね。
しかしジップロックコンテナは食洗機で洗うことが出来ますが、気を付けなければならないこともあります。
その注意点について、ジップロックコンテナの魅力や活用法も交えてお伝えしていきます。
ジップロックコンテナを食洗機で洗える!
ジップロックコンテナは食洗機で洗うことが出来ます。ただし、いくつか確認するべき注意点があります。
これを知っておけば、ジップロックコンテナを安心して食洗機で洗うことができますよ。
ジップロックコンテナは、主にご飯やおかずを保存する時に使われますが、冷蔵保存や冷凍保存することがほとんどになります。
そうやって保存したものは、食べる時にはレンジ加熱しますよね。
一人暮らしだったりすると、レンジ加熱して食器に移さずそのまま食べるという方も多いのではないでしょうか。
ということは、ジップロックコンテナは、冷やされたり温められたり、食器代わりに使われたり等々、使用頻度が非常に高いことが分かります。
使用頻度が高いということは、洗う回数も多いということになるので、手洗いでは中々大変な作業になりますよね。
使用頻度が高いジップロックコンテナこそ、食洗機を使うべきです。洗浄力にも優れているので衛生面においても安心できますよ。
ジップロックコンテナを食洗機で洗うと溶ける?
食洗機は高温乾燥です。そのまま使用したら、変形してしまう可能性はゼロではありません。

食洗機は高温で乾燥させるから、ジップロックコンテナを入れると溶けるかも?
このような不安を感じて、せっかく食洗機があるのにジップロックコンテナやプラスチック容器は手洗いしている、なんて方は意外と多いのではないかと思います。
しかし、最初にお話した通り、ジップロックコンテナは食洗機で洗えます。
食洗機の便利な機能、「低温モード」に切り替えることが重要なポイントになります。
便利な食洗機があるのに、わざわざ手洗いするなんて、時間と手間の無駄遣いになってしまいますので、この「低温モード」を活用してみて下さい。
ジップロックコンテナは軽いから食洗機内でひっくり返らない?
ジップロックコンテナのようなプラスチック容器は普通の食器よりも軽いので、食洗機の温風でひっくり返ることもあります。
そうなると中にお水が溜まってしまうので、どれだけ乾燥させても乾きません。さあ、しまおうと思って食洗機を開けたら、がっかりすることになってしまいます。
そうならないように、食洗機の中にジップロックコンテナを入れる時は、上に何か食器を重ねて重しにしておきましょう。
ジップロックコンテナの蓋の溝も水が溜まりやすいので、本体と同様必ず下向きにして重しをするようにしてください。
ジップロックコンテナを食洗機で洗えれば、家事の負担が減り楽になります。ですので、食洗機内でのジップロックコンテナの置き方は注意していきましょう。
ジップロックコンテナは食洗機の低温モードで使用する
「低温モード」機能を使えば、ジップロックコンテナのようなプラスチック容器を食洗機に入れても、溶ける(もしくは変形する)心配はありません。
食洗機の便利な機能の一つである「低温モード」のことはご存知でしょうか。もしご存知なければお手持ちの取扱説明書を読んでみてください。
食洗機によっても違いますが、低温モードにしておけば、大抵の食洗機は耐熱90℃以上のものであれば、問題なく洗うことが出来ます。
プラスチック容器には、耐熱温度の表記がされているはずなので、お手持ちのプラスチック容器の耐熱温度をチェックしておきましょう。
耐熱温度が分からないプラスチック容器の場合は、食洗機の使用は避けた方が無難です。
ちなみにジップロックコンテナであれば、本体も蓋も耐熱温度は140℃なので、低温モードであれば問題なく使用できます。
食洗機であれば大抵はついている、モード切り替え機能ですが、使用前にお手持ちの食洗機の取扱説明書は必ず確認してください。
そしてもう一つ、注意するべき点は、「なるべく温風の出る付近には置かない」ことです。低温モードなら問題はないですが、念の為注意してください。
取り扱い説明書に従い、ジップロックコンテナも食洗機で洗って、手洗いの手間を無くしていきましょう。
ジップロックコンテナはお弁当箱に便利!
職場や学校に、お弁当を持って行くなら、ジップロックコンテナをお弁当箱として使われると良いのではないかと思います。
ジップロックコンテナは、蓋がきっちりと閉まるので密閉力が高く、普通のお弁当箱よりも液漏れの心配が少ないと言われています。
ただ、ジップロックコンテナは、スクリュータイプ(丸型)と違って、完全に汁漏れしないわけではないので、スープなどの汁物には向いていません。
それでも、ナスと豚肉の味噌炒めやチンジャオロースなどの汁気のあるおかずくらいなら問題ないので、育ち盛りのお子様のお弁当にいかがでしょうか。
ジップロックコンテナは用途に合わせて使おう!
ジップロックコンテナは、容量が小さいものから大きいものまであるので、用途に合わせて使うことが出来ます。
- 130ml(フルーツなどを入れるのに最適)
- 300ml(おかず入れ)
- 480ml(少食用のお弁当に最適)
- 510ml(深型なので、ご飯におかずをのせる丼弁当に最適)
- 820ml(深型でサイズも大きめなので、育ち盛りの中高生男子に最適)
- 1100ml(A5ノートサイズと同等。運動会などのピクニック弁当に最適)
- 1900ml(1100mlとサイズは同じで深型タイプ)
ジップロックコンテナは、おかずを詰め込みやすい角型ですし、きれいに重ねることが出来るので、機能性も抜群のお弁当箱と言えます。
しかも普通のお弁当箱よりも軽いので、持ち運びも楽々♪さらに仕切りがないためおかずが詰めやすいという優れものです。
普通のお弁当箱にある仕切りは便利な面もありますが、中高生くらい(特に男子)になるとおかずにボリュームが必要になるので、仕切りがないほうが詰めやすいのです。
良いことづくめのジップロックコンテナ、お弁当箱として検討の余地はあるのではないでしょうか。
ジップロックコンテナはご飯の冷凍保存に便利
ジップロックコンテナの耐熱温度は140℃ですが、耐冷温度は、というと、なんとマイナス20℃と言われています。
多く炊きすぎたご飯を冷凍保存するのにもオススメです。
ラップに包むのも良いですが、数が多いとごちゃごちゃしがちになりますよね。
他の冷凍食品などと混ざって取り出すのが大変!なんて経験はありませんか?
その点、スタッキング出来るジップロックコンテナは、冷凍庫内がきちんと整理出来るので良いのではないでしょうか。
日付シールを貼っておけば、さらに管理しやすくなります。容量は、300mlが丁度茶碗ご飯一杯分くらいになるのでオススメです。
お子様用に、お休みの日にまとめ炊きをして冷凍保存しておけば、朝「炊き忘れた!」と慌てることもありません。
ちなみに私は、夜に余ったご飯は必ずジップロックコンテナに冷凍保存をしておきます。
大体週の半ばくらいになってくると色々と疲れてしまうので、私の家庭では、週半ばはレンチンご飯が多めです。
また、ジップロックコンテナは、ご飯だけではなくおかずも冷凍保存出来ます。

まとめて作り置きしておけば、レンジでチンするだけで一品出来上がりね。
私の場合は、ひじきや切り干し大根など、副菜になるものを2日分を目安に作っておきます。2日分なので基本的に冷蔵保存ですが、余った時は冷凍保存しています。
副菜さえあれば、メインおかずを一品作るだけなので、それほど時間もかからないので楽ちんですよ。
メインと言っても、私の場合はお肉かお魚を焼くか煮るかのどちらかになるのがほとんどです。
週半ばくらいになると、レトルトやお惣菜がメインおかずになることもあります。毎日おかずを作るのは本当に大変ですし、スーパーのお惣菜は結構美味しいですよ。
頑張って作ったおかずより、お惣菜のメンチカツやエビチリのほうが好評なのは複雑ですが、美味しければ良いか、と考えるようにしています。
ジップロックコンテナに保存してあるおかずをレンジでチンすれば、お皿に移さなくてもそのまま食卓に出せますよ。
洗い物も減るので、忙しい主婦の味方とも言えるのではないでしょうか。少々手抜きするくらいが丁度良いのです。
まとめ
- ジップロックコンテナは低温モードにすれば溶ける心配がなく、食洗機の使用が可能
- ジップロックコンテナは軽いので食洗機の中でひっくり返ることがあるので、上に何か食器を重ねておくとよい
- ジップロックコンテナはお弁当箱としても使いやすい
- ジップロックコンテナは仕切りがないので、おかずを詰めやすい
- ジップロックコンテナはご飯やおかずの冷凍保存にも便利
ジップロックコンテナを食洗機で洗う時の注意点を解説しました。
「低温モードに切り替える」ということを忘れずに、便利な食洗機を使って、快適な毎日を過ごされてみてはいかがでしょうか。