
木のまな板を購入したの!可愛くてテンション上がる!
木のまな板は、木のいい匂いと、刃当たりもよくて最高ですよね♪
「木のまな板を購入したら、使う前にオイルを塗って手入れしよう!」という言葉を耳にしませんか?
木のまな板にオイルを塗って手入れするのは、木の種類で異なります。

木のまな板はすべてオイルで手入れするものだと思っていた…。
この記事を読んで、どの種類の木はオイルで手入れしなくて良いのか、確認してくださいね♪
もちろん、オイルで手入れした方が良い場合もあります。
オイルでの手入れの仕方や、使うと良いオイルの種類を確認して、購入した木のまな板を愛でましょう!
黒ずみが出てきた場合のお手入れや、長持ちさせるメンテナンスの仕方も詳しく紹介していきますね!
木のまな板の手入れでオイルを塗るのは木の種類による

木のまな板を購入し、使う前にオイルで手入れをしなくてはいけないのは、木の種類によります。
- オイルで手入れしなくて良い木は、国産のヒバやひのきなどの針葉樹材
- オイルで手入れが必要な木は、海外製のカッティングボード
国産のヒバやひのきは、元々木の油分が豊富で、外側から油を塗る必要はありません。

木の種類でそんな違いがあるだなんて知らなかった…
適度な硬さで弾力があるひのきやヒバのまな板は、包丁の刃を傷めず、切れ味も長持ちするので、日常使いにおすすめです。
逆に海外のカッティングボードは、油分が少ない硬い材木を使うことが多いのです。
オリーブ、チェリー、クルミやリンゴの木が使われていますよ!
パン食を中心とした海外では、パンやチーズ、ピザなどをギザギザ刃のついたブレッドナイフを使うことが多いので、あえて硬い材料が選ばれています。
そのため、耐水性を増す為にオイルで手入れしましょうということなのです。

オイルで手入れすることを「オイルフィニッシュ」と言います!
オイルフィニッシュしなくて良いまな板の手入れ方法!
オイルフィニッシュしなくて良い木のまな板も、使う前にやるべきことがあります。
木のまな板を使う際のポイントは、「水」になるのですが、順を追って説明していきますね!
- 木のまな板全体を水で濡らす(裏側や側面も)
- まな板全体を乾いた布巾で拭き上げる
- キッチン用アルコールスプレーを、まな板全体に噴霧する
- 風通しの良い日陰で、乾燥させる
木のまな板を水で濡らすと、表面に膜ができます。
膜ができることにより、食材の余分な水気や臭いがまな板に浸透しにくくなる為、嫌な臭いが付きません。

「水」がまな板の隙間をコーティングするイメージです!
水を含ませた後は、しっかりと布巾で表面の水気をふき取りましょう。
木のまな板の黒ずみやカビを防ぐには、素早くまな板を乾かすことが重要です!
また、キッチン用アルコールスプレーを噴射することで、黒ずみの予防ができるので是非取り入れてください!

私は食品にもかけられる、パストリーゼを使っています♪
パストリーゼとは、酒造メーカーが作っているアルコール濃度77%の消毒性アルコールです。
殺菌、抗菌効果はもちろん高いですが、食品添加物として認められるほど安全性が高く、小さなお子様がいても安心ですよ♪
私の家にも2歳の子供がおり、まだまだ目が離せません…。
パストリーゼは安全性が高いので、ダイニングテーブルやぬいぐるみなど、様々なところに使って除菌しています♪
キッチン用アルコールはすぐに揮発するので、ふき取る必要はありませんが、生乾きは木のまな板には大敵です!
風通しの良い日陰で、しっかりと乾燥させてくださいね!
早く乾かしたい気持ちはわかりますが、直射日光や温風に当てるのは厳禁です。
木のまな板が割れたり、反ってしまったりするので注意しましょう!
また、木のまな板で食材を切るたびに、水洗い+布巾で拭く、そしてアルコール消毒を行うのがおすすめです!
カッティングボードなどをオイルフィニッシュする仕方
海外などのカッティングボードをオイルフィニッシュをすることで、まな板の表面を保護し、カビやシミ汚れを付きにくくします。
オイルフィニッシュの仕方を説明していきますね!
- まな板に乾性油を垂らす(木に吸い込ませるので少し多め)
- キッチンペーパーで全面塗りこむ
- 綺麗なキッチンペーパーで、表面をふき取る
- 風通しの良い日陰で一晩乾かす

オイルフィニッシュは、とても簡単です!
木の食器やスプーンなども、オイルフィニッシュすると良いみたいですよ!
木製ってなんだか温もりがあってついつい集めてしまいますよね♪
オイルフィニッシュは使い始めだけでなく、木のまな板を長持ちさせるメンテナンスとしても使えます。
まな板にツヤがなくなったり、白っぽくなり、水のはじきが悪くなったりしたら、オイル切れのサインです!
その場合、同じように乾性油で保護してあげましょう!

手入れが必要な分、愛着が沸くわね!
オイルフィニッシュに使う油は何でもいいの?
オイルフィニッシュに使う油は、乾性油がおすすめです。
油には、乾き方によって種類が異なり、「乾性油」「半乾性油」「不乾性油」に分けられます。
- 乾性油…えごま油、ケシ油、アマニ油
- 半乾性油…ごま油、菜種油、サラダ油
- 不乾性油…オリーブオイル、バター
乾性油は、防水効果が高く、常温で乾燥するため、オイルフィニッシュに適しています。
オリーブオイルなどの不乾性油でも、オイルフィニシュができないことはありません。
しかし乾性油に比べると、べたつきやすいので塗りにくく、乾燥時間が長いです。

乾性油もスーパーやネットで簡単に手に入るよ!
木のまな板の手入れで洗剤は使っていいの?

木のまな板で食材を切った後、洗剤で洗いたくなりますよね!
しかし木のまな板についた汚れを取る際は、基本的には水できれいに流すだけで良いです!
木のまな板の場合、食器用の洗剤を使うと、木の持つ油分を取り除いてしまいます。
水で洗い流した後は、たわしでごしごしと洗って手入れしましょう!

スポンジより、たわしの方がおすすめですよ!
たわしは繊維が細かいため、木の目の隙間に入りしっかりと汚れをかき出してくれます。
また、木の油分を残すためには、塩やクレンザーを使って洗うのもおすすめです!

しつこい汚れは、どうしても洗剤が使いたくなるな~…。
木のまな板を手入れする際、洗剤を絶対に使ってはいけないことはないので安心してください。
魚やお肉を切った後に、洗剤を使いたくなる気持ちはよくわかります!

洗剤を使った方が、殺菌効果が高いと思うよね~!
洗剤を使う前には、必ず水を含ませることをお忘れなく!
そのあとに洗剤で木のまな板を洗い、すすぎ残しがないようしっかりと流してください。
洗剤のすすぎ残しは雑菌が繁殖する原因となり、カビが生えやすくなります!
洗った後は布巾などで水気をしっかり拭き取ってくださいね。

切るときに使った表面だけでなく、裏面や側面もしっかり拭ききりましょう♪
見落としがちな裏側や側面は、気づかないうちにカビや黒ずみが繁殖しています…。
時間が経つと、食材の匂いが木に入り込み、こびりついて取れなくなります。
1つの食材を切るたびに、洗う→拭くを繰り返すと良いですよ♪
木のまな板の熱湯消毒はいいの?
熱湯消毒は、消毒・除菌の方法として最も広く行われていますよね!
熱湯による消毒を行う場合は、必ず水や洗剤などを使い、木のまな板に付着した汚れを落とした後に行うことが重要です。
汚れが付いたままだと、落とし切れていなかったタンパク質が固まり、かえって雑菌が繁殖し、悪臭の原因にもなります。
木のまな板は食洗機で洗ってもいいの?
通常の木のまな板を食洗機で洗うことは、絶対にやめてください。
食洗機を使用することは、長時間水に浸した状態であり、高温で一気に乾燥するので、木製まな板にとって一番良くないことです。
食洗機で木のまな板を洗うと、割れたり、反ってしまったりします。

もちろん、つけ置き洗いもだめですよ!
しかしネット通販の中には、食洗機で洗える木のまな板を販売しているところがあります。
食洗機で洗える木のまな板は、表面に特殊加工が施されており、手入れがしやすいみたいです!

食洗機で食器と一緒に洗えるのは、とても便利ね!
子供が小さいと、便利家電のありがたさがよくわかります。
手間がかからず、生活スタイルに合ったものを選ぶと満足度も上がりますよね♪
木のまな板の手入れで黒ずみが発生した場合の対処

木のまな板を大切に手入れしていても、気がついたら黒ずみができてしまったり、カビが発生してしまったりすることはありますよね。
私は、木に黒ずみやカビが発生したら、処分しないといけないと思っていました。
木のまな板に黒ずみやカビが発生した場合は、軽い汚れならレモンを使用して落とせます。
そしてしつこい黒ずみなら、ヤスリやサンドペーパーを使用して削り取ってしまうことがきます。
木のまな板は天然素材なので、成分を吸い込んでしまったり、傷めてしまったりするので、漂白剤は使わないでくださいね!

漂白剤が、まな板の隙間に入り、食品に付いて身体に害を及ぼします!
それでは、黒ずみやカビが発生した時の対処方法を1つずつ説明していきますね。
軽めの黒ずみならレモンを使おう!
木のまな板で黒ずみに困ったら、まず「レモン」でこすってみてください。
絞り終わったものや、捨ててしまう前のもので大丈夫です。

レモンの酸性の力で、黒ずみが薄くなりますよ!
また、レモンには脱臭効果もあるので、匂いが気になるときにもおすすめです!
私はよくシンクなどにもレモンを使うので、使い終わったレモンをまとめて冷凍保存しています。
黒ずみなどの手入れにも使えるのは、とても便利ですよね♪
やすりやサンドペーパーを使用して黒ずみを撃退!
しつこい黒ずみは、やすりやサンドペーパーを使って手入れしましょう!
- 1100~150番のサンドペーパーを使う
黒ずみをある程度落とします。
- 2240番のサンドペーパーを使う
表面を滑らかに整え仕上げましょう。
表面をサンドペーパーで黒ずみを取ると、買ったばかりの新品のように戻ります♪

黒ずみだけでなく、木のまな板が反ってしまった場合には、やすりがおすすめです!
まな板が反ってがたついたり、包丁はまっすぐなのに、切ったはずの食材が切れていなかったりする場合は、やすりで削り直しすると、平らに保てますよ!

木のまな板を購入したお店で、削ってくれるサービスがある所もあります♪
木のまな板はメンテナンス次第で6年~8年使えます。
主婦のみなさんでしたら、毎日愛用するまな板が、メンテナンス次第で長期に使えるとなると嬉しいですよね!
プラスチック製のまな板で、約2年の使用期限と言われているので、節約にも良さそうです♪
まとめ

- 木のまな板をオイルで手入れする場合は、木の種類による
- 海外製カッティングボードなどの木のまな板は、オイルフィニッシュをして手入れする
- 国産のヒバやひのきを使っている木のまな板は、オイルではなく、水を含ませて手入れする
- 木のまな板は生乾きが大敵なため、風通しの良い日陰でしっかり乾かす
- オイルフィニッシュに使う油は、えごま油などの乾性油がおすすめ
- 木のまな板は、洗剤は極力使わず、水やたわし、塩などで汚れを落とす
- 黒ずみやカビができた際は、サンドペーパーややすりを使う
木のまな板の手入れの仕方は、木の種類によって異なるなんて驚きですよね!
みなさんも、持っている木のまな板の種類を確認してお手入れしてくださいね♪
可愛くて素敵な木のまな板を長く、清潔に使いましょう!