ストレスによる視力低下の回復法は3つだが原因を取り除く方が有効

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最近何だか目が見づらいのよね。ストレスのせいかしら

ストレスによる視力低下は回復する方法があるのかしら

この記事を見ているあなたは、このように視力低下に悩まされていますよね。

精神的ストレスが原因の視力低下に試したい視力回復法は次の3つです。

  • ツボマッサージ
  • 食事内法の見直し
  • 視力回復トレーニング

しかし、ストレスによる視力低下はストレスの元を取り除くことが回復への近道ですので、自分に合ったストレス解消法を見つけうまく付き合っていくことが大切です。

この記事では、ストレス以外で考えられる視力低下の原因や思春期に多い心因性視力障害(しんいんせいしりょくしょうがい)についても説明していきます。

視力低下の原因や適切な視力回復法を知らないと、ますます視力が低下するかもしれません。

ストレスによる視力低下に試したい回復法はこの3つ!

ストレスによる視力低下に試したい視力回復法は3つあります。

  • 眼精疲労のツボマッサージ
  • 食事内容の見直し
  • 視力回復トレーニング

ストレスはありとあらゆる身体的異常を誘発します。甘く見てはいけないですね。では、上にあげた視力回復法を1つずつご紹介していきます。

どれも簡単にできるものだといいな

眼精疲労のツボをマッサージして嬉しい効果を得よう

目の周りには、目のピントを調整する毛様体筋(もうようたいきん)の緊張をほぐすツボがたくさんあります。

これらは眼精疲労や視力低下を予防してくれる効果があるため、仕事中やゲームの間など、ちょっと手が空いた時にツボをマッサージして刺激してあげると良いでしょう。

目の周りの緊張をほぐすツボは5か所「魚腰(ぎょよう)、天応(てんおう)、睛明(せいめい)、四白(しはく)、太陽(たいよう)」です。

目の周りだけでこんなにもツボがあるなんて知らなかったわ

効果は人それぞれですので、自分に合ったツボを見つけられるといいですね!

<魚腰>

魚腰とは、眉毛の真ん中あたりの凹みがある部分のことを指します。その部分に刺激するのですが、このとき小さな円を描くように上に向けて押すのがポイントです。

魚腰をマッサージすることで、眼精疲労のほか、目のむくみやたるみ、頭痛改善に効果が期待できます。

眼精疲労がある場合、頭まで痛くなることが良くありますよね。眼精疲労と一緒に頭痛まで改善を期待できるなんてとても嬉しいです♪

<天応>

天応とは、眉頭から2~3mm下の凹みがある部分のことを指します。両手を軽く握り、親指を左右の天応に当てて強めに押し揉んでください。

天応をマッサージすることで、ドライアイや目の充血を解消する効果が得られます。

<睛明>

睛明とは目頭の内側、やや上の方のくぼんだ部分のことを指します。この場所を親指と人差し指でつまむように押しましょう。

睛明をマッサージすることで疲れ目や目のかゆみ、頭痛や鼻水・鼻詰まりを改善する効果が得られます。

ツボをマッサージすることで目のかゆみまで改善することができるのは凄いですよね♪

<四白>

四白とは、目の真下にある頬骨の凹みがある部分を指します。力を入れ過ぎず、抑えるように優しく押しましょう。

四白をマッサージすることで、視力回復することができたり、眼精疲労や頭痛・偏頭痛を改善したりする効果が得られます。

<太陽>

太陽とは、眉尻と目尻をつなぐ線の中央から外側にたどっていき、くぼんでいるところを指します。要はこめかみのことです。左右同時に親指で外側に向かって刺激しましょう。

太陽をマッサージすることで、目の充血や老眼、目のかすみや頭痛、顔面神経痛を改善する効果が得られます。

ツボをマッサージするだけでこんなにもたくさんのメリットがあるんだね

視力を回復させる効果がある栄養素5選!

バランスの良い食生活はあなたの視力を回復させる力があるのです。

え!食生活で視力が回復するの!?

ここでは、視力を回復させる効果がある栄養素を5つ紹介していきます♪

*栄養素*
  • ルティン
  • DHA
  • ビタミンB
  • カルシウム
  • マグネシウム

<ルティン>

ルティンは私たちの身体に存在している栄養素で、目の黄斑部(おうはんぶ)に多く存在しています。

ルティンはパソコンやスマートフォンなどから発せられる、ブルーライトや紫外線を吸収する働きがあるといわれています。

ブルーライトや紫外線を吸収する成分が私たちの身体に存在していたなんて

長時間のゲームやテレビ、スマートフォンの操作でブルーライトを浴び続けると網膜がダメージを受け、目の疲れや睡眠障害等を招くため、意識的にルティンを摂取したいですね!

ルティンは、ケールやモロヘイヤ、ほうれん草や小松菜、ヨモギやパセリ、バジルなどの緑黄色野菜に多く含まれる栄養素となっています。

<DHA>

DHAは血液をきれいにしてくれる栄養素ですので、DHAを摂取することで目の周りに新鮮なサラサラの血液が流れるようになります。

その結果、毛様体筋がほぐれピントが合いやすくなると言われています。

また、DHAには視力改善、ドライアイの予防、近視や網膜機能の改善、ピント機能の低下予防にも効果があるとされています。

ドライアイの予防にもなるなんてすごいな

そんなDHAは青魚を食べることで摂取することができます。

特にサンマ、イワシ、アジはお手ごろな価格で手に入れることができるため、魚を食べる習慣づけとしても良いでしょう。

<ビタミンB>

ビタミンB群は炭水化物やタンパク質などの代謝を助けてくれる栄養素です。

筋肉疲労回復のビタミンとして有名ですが、目の疲労回復にも効果があります。

ビタミンB群の中でも、ビタミンB1とビタミンB12は視神経の活動を活発にしてくれるビタミンと言われ、視力低下を防ぐ働きがあります。

ビタミンB1が含まれる食材は、豚肉、そば、マダイ、玄米ごはん、ビタミンB12が多く含まれる食材には、かき(貝)、あさり、さば、ほたて、ホッケ、しじみなどがあります。

<カルシウム>

カルシウムは眼球の形成やピント調整に必要不可欠な栄養素ですが、カルシウムは不足しがちな栄養素です。

成長期は骨の形成に大量のカルシウムが必要となり、ピント調整にまで栄養素が回らず視力が低下しやすいのです。また、塩分の過剰摂取はカルシウム不足を引き起こす原因となります。

カルシウムは牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品や骨ごと食べることのできる小魚、とうふや納豆などの大豆製品、海藻類などに多く含まれます。

カルシウムが大事だというのは良く耳にするね

<マグネシウム>

マグネシウムも眼精疲労に必要な栄養素となります。網膜の色素を保護し、目の血液循環を一定に保ってくれる働きがあります。

マグネシウムはアーモンドや魚介類、海藻類、豆類などから摂取することができます。

視力回復トレーニングのやり方はとても簡単!

視力回復トレーニングもまた、視力改善に効果があるとされています。

この視力回復トレーニングは、近くと遠くを交互にみるだけの簡単なトレーニングなので、どこでも誰でも実践することができます!

  1. 目から30~40cmぐらいのところにピント(目の焦点)をあわせる
  2. 部屋の1番奥に見える対象物にピント(目の焦点)をあわせる
  3. これを1日のうち数分ずつ繰り返す

このトレーニングをすることで目の筋肉が鍛えられ、視力の低下予防や改善に効果が得られます。

とても簡単にできていいね

ストレス以外で視力低下を招く原因は8つもある!

ストレス以外で考えられる視力低下の原因は8つあります。

  • ゲームやパソコン、スマホなどの使い過ぎ
  • 姿勢が悪い
  • 呼吸が浅い
  • メガネやコンタクトレンズの度数があっていない
  • ドライアイ
  • 加齢による視力低下
  • 両親からの遺伝
  • 視力低下を伴う病気

視力低下の原因は、ストレス以外にもこんなにたくさんあります。この中に心当たりのあるものが複数あるかもしれません。

心当たりのあるものを1つずつ改善していき、視力低下を招いている原因を突き止めましょう!

<ゲームやパソコン、スマホなどの使い過ぎ>

ゲームやパソコン、スマホの使い過ぎは、長時間近い距離を見続けることで目の筋肉に負担がかかりその結果、眼精疲労が蓄積し視力低下に繋がります。

また、近くの物を見続けていると脳が近くの物を見やすい目にしようと誤作動を起こし、目の構造を変えてしまいます。

<姿勢が悪い>

姿勢が悪い状態でゲームやパソコン、スマホを見た場合、背筋を伸ばしたきれいな姿勢時と比較すると目のピントを合わせる筋肉にかかる負担が何倍にもなります。

また、目は多くの酸素を必要としているにもかかわらず、首がしっかりと伸びていない姿勢や、背筋が伸びていない丸まった背中は、気道や肺を圧迫します。

この姿勢は酸素を多くとりこめない状態だと言えます。

目は多くの酸素を必要とするなんて知らなかったわ

<呼吸が浅い>

浅い呼吸は、ゲーム中やパソコンで仕事している人に多く見られる現象です。

誰とも話さず、画面を凝視した集中状態でいると、必然的に息をする回数が減り呼吸が浅くなります。

前述したように、目は多くの酸素を必要としているため、呼吸が浅い状態でいると目の細胞が酸欠状態となり動きが鈍化し、周りの筋肉の伸縮性がなくなるのです。

また、集中状態以外でも人間関係のストレスが影響し、習慣的に呼吸が浅くなっている場合も多いので、1度呼吸に意識をむけてみてください。

<メガネやコンタクトレンズの度数があっていない>

自分の目に合わないメガネやコンタクトレンズを使い続けると、目の周りを調整する機能が弱り、ピントを合わせられなくなります。

本来、メガネやコンタクトレンズは目の働きをサポートしてくれるはずのものなのに、視力を低下させてしまっては意味がないわね

<ドライアイ>

ドライアイとは涙の分泌量が少なかったり涙の安定性が悪いため、角膜が傷ついたり疲れ目などの不快な症状が出る状態です。

原因はいろいろありますが、代表的なものにコンタクトレンズの使用があげられます。

私もコンタクトレンズが合っていないのか、装着すると目薬をさしても目が乾いてしまっています。これが視力低下を招いてしまうなんて怖いですね。

また、エアコンでの涙の蒸発や、ゲームやパソコンに集中してまばたきの回数が減り、涙の量が減ってしまうことも要因の1つと考えられます。

<加齢による視力低下>

目は歳を重ねるごとに見え方が変わってきますよね。

目の水晶体が加齢により白く濁り、レンズが濁ってしまうと外からの光が乱反射し焦点が合わなくなります。

その結果、物が見えにくくなり、正常な水晶体と比べるとまぶしく感じるなどの症状が現れるのです。

加齢による視力低下は仕方がないわね

<両親からの遺伝>

視力低下の原因の1つに両親からの遺伝の可能性があげられます。

両親が近視だった場合、子供が近視になる確率は8倍、片親が近視だった場合は、2倍の確立で子供が近視になる可能性があるそうです。

また、長時間のゲームやテレビ等、親の悪い習慣が子供に影響し親子共に視力が悪くなっている場合もあります。

遺伝は仕方のないことですが、習慣に原因がある場合は悪い習慣に早く気づいて改善したいですね。

<視力低下を伴う病気>

視力低下の原因となる病気は「白内障」や「網膜剥離」など、考えられるだけでもたくさんあります。

急な視力低下や目がチカチカして視界が悪くなったなどの症状がある場合は、できるだけ早めに専門医の診察を受けましょう。

ここまで、ストレス以外に考えられる視力低下の原因を見てきましたが、いかがだったでしょうか。

私自身も当てはまるものが1つや2つではありませんでした。これまでの習慣を急に全て改善するのは難しいですが、小さいことからでも変えていくと良いかもしれませんね。

ストレスによる視力低下を心因性視力障害と言う

ストレスによる視力低下を心因性視力障害と言います。心因性視力障害は思春期に入った子供に多く見られ、視神経や網膜等の検査をしても異常が見つからないことが多いです。

この場合、学校や家庭で心の悩みを抱えていることが多く、それがストレスとなり視力低下となって表れていると考えられます。

心因性視力障害は検査をしても何も異常が見つからないのか…。

心理面が大きく関係しているため、得意な教科の黒板やテストの場合は良く見えるのに、苦手な教科は見えにくくなるなど症状は多岐にわたります。

精神的ストレスが原因の視力低下は目薬の点眼などという治療法がないため、ストレスの原因を取り除くことが効果的です。

そのため、メガネやコンタクトレンズを使用しても視力が良くなることがありません。

え!メガネやコンタクトレンズでも視力の改善が得られないの!?

治療もこれと言って無く、ストレスの原因となっているものを取り除くことが有効です。

ほとんどの場合、視力の低下は半年~1年半ほどで自然に治り、失明することはほぼありません。

ストレスの原因を取り除くためには、家族や周りの協力が不可欠ね

心因性視力障害は、メガネやコンタクトレンズをつけて視力が回復するものではありませんが、メガネをかけることで安心する子供もいます。

その場合は、度のないメガネを使用することもあるようです。

心因性視力障害は、目や脳に原因がないため、必ず良くなります。過度の心配はせず、長期的に見ていきましょう。

心因性視力障害は子供に多いですが、ストレスによる眼精疲労やまぶしさは大人でも起きます。

ストレスによる視力低下は治療法がないため、ストレスの元になっているものを取り除くことが回復への近道です。

ストレスのない生活は難しいですが、過度のストレスは目に限らず様々な不調をもたらすため、自分に合ったストレス解消法を身に付けておきましょう。

まとめ

  • ストレスによる視力低下に試したい視力回復法は3つある
  • ストレス以外で考えられる視力低下の原因は8つある
  • ストレスによる視力低下を心因性視力障害と言う。心因性視力障害は思春期に入った子供に多く見られ、視神経や網膜等の検査をしても異常が見つからないことが多い
  • ストレスによる視力低下は治療法がないため、ストレスの元になっているものを取り除くことが回復への近道
  • ストレスのない生活は難しいが、過度のストレスは目に限らず様々な不調をもたらすため、自分に合ったストレス解消法を身に付けておこう

ストレスによる視力低下に試したい視力回復法はツボマッサージ・食事内容の見直し・視力回復トレーニングがありましたね。

ストレスが原因の視力低下は治療法がないので、ストレスの原因を取り除くことが有効とされています。

ストレスとうまく付き合い、あなたの目の見えにくさが少しでも改善しますように。