
夏も終わるし、扇風機片づけなくちゃ。
夏も終わりに近づき扇風機の出番がなくなると、掃除して片づけなければなりませんよね。
いざ掃除しようと思ったら、「あれ、分解できない…。」なんてことになっていませんか?
扇風機のファンやカバーが分解できない場合は、そのまま拭くしか方法はありません。
モーターなどの金属部分に気を付けて拭き掃除をすればOKです。
この記事では、扇風機が分解できない時の掃除方法のほか、便利グッズや後々の掃除が楽になるホコリ対策について、掃除するメリットなどをご紹介しています。
分解できないからといって、ホコリだらけの扇風機を回し続けていると、部屋中にホコリをまき散らすことになり、ひどいと喘息に発展する恐れもあります。
この記事を読んで、扇風機を清潔に保ちましょう♪
扇風機の掃除で分解できない時の対処法
扇風機の掃除で分解できない場合は、無理に分解せずにそのまま拭き掃除をしましょう。
やはり分解できた方が金属部分などを気にせずに、スポンジを使ってジャバジャバ洗えるので掃除が楽です。
しかし、扇風機の中にはカバーはドライバーなどで取り外せたとしても、プロペラからは簡単に取り外せないものもあるのです…。
分解できない扇風機の一般的な拭き掃除方法や便利グッズを使った裏技をご紹介していきます。
分解できない扇風機の掃除方法
分解できない扇風機の拭き掃除方法をご紹介します。
まず拭き掃除する前に以下のものを用意してください。
- 適当なタオルまたはドライタイプの掃除シート
- 中性洗剤(重曹やウタマロクリーナーなど)
適当なタオルは、掃除で汚れても良いものを選びましょう。
軽くホコリが被っているときは、中性洗剤を使わず水拭きしてもOKです。
次に、掃除する前に注意することを確認していきましょう。
- ホコリを吸わないようマスクを着用する
- 必ず電源を切り、コンセントを抜く
電源を切らずに拭き掃除をすると感電してしまう恐れがあります。
電源は必ず切ってから掃除するようにしましょうね。
注意点を確認したら、拭き掃除の手順に従って掃除を行っていきます。
- カバーを外す
- 取り外したカバーやプロペラ部分を乾拭きしてホコリを落とす
- 水拭きまたは中性洗剤で拭く
- 乾燥させる
分解できないからといって、特別なことは行いません。そのまま拭くだけです。
では掃除の手順を順番に確認していきましょう。
〈1.カバーを外す〉
まずは扇風機の一番手前にあるカバーを外しましょう。
私が使っている扇風機は、カバーの下にツメがあり、ツメを開いて手前に引くと取り外すことができました。
製品により仕様が異なるので、外し方が分からない場合は取扱説明書で確認しましょう。
〈2.取り外したカバーやプロペラ部分を乾拭きしてホコリを落とす〉
カバーやプロペラ部分を乾拭きしてホコリを落とします。
プロペラが分解できない場合でも、扇風機に取り付けたまま乾拭きすればOKです。
乾拭きで扇風機がキレイになれば、次の水拭きや洗剤を使う工程は飛ばしてかまいません。
〈3.水拭きまたは中性洗剤につけて拭く〉
乾拭きで落ちなかった汚れを水拭き、または中性洗剤(重曹やウタマロクリーナーなど)で取り除きます。
油汚れやヤニ汚れがある場合は、中性洗剤で拭くとキレイになるのでオススメです。
私の家では、よく揚げ物をするので、中性洗剤を活用してキレイにしています。
重曹の場合は、水100mlあたり重曹小さじ1を入れてかき混ぜた重曹液で拭きましょう。
ウタマロクリーナーの場合は、水で濡らし、固く絞ったタオルに軽くウタマロクリーナーをプッシュして拭けばOKです。
ホコリや油汚れが取れたら、最後に水拭きをして完成です♪
〈4.乾燥させて組み立てる〉
乾拭きしたり、風通しの良い場所に置いたりして乾燥させましょう。
濡れたまま組み立てるとカビの原因になることも。
そうならないためにも、しっかり乾燥させてから組み立ててくださいね。
分解できない扇風機の裏ワザ便利グッズ3選
分解できない扇風機の裏ワザ便利グッズを3つご紹介します。
- 割りばし、筆
- マイクロファイバー手袋、軍手
- 掃除機
「扇風機のワイヤー1本1本を拭くのが大変!」、「タオルだと細かい部分が拭けない!」と思われた方は、参考にしてみてくださいね。
〈割りばし、筆〉
タオルでくるんだ割りばしや筆を使うと、細部のホコリまでスッキリ落とすことができます。
扇風機の中心辺りはボコボコしており、掃除しにくいですよね…。
そのような場所でも、割りばしや細い筆だと隙間に入り込み、ホコリを取ることができるのです。
隙間までキレイに掃除したいときには、活用してみてくださいね♪
〈マイクロファイバー手袋、軍手〉
マイクロファイバー手袋や軍手は、ワイヤーをつまんでホコリを取ることができます。
自分の手にタオルが巻き付いているような感覚なので、楽に掃除ができますよ。
手袋や軍手をお持ちの方は、ぜひ試してみてください。
〈掃除機〉
今回ご紹介した中で一番お手軽な方法です。掃除機の吸引力を利用して、扇風機に付いているホコリを取り除きましょう。
軽くホコリが被っているだけの場合は、掃除機で十分ホコリが取れます。
タオルやペーパーで拭くよりも短時間で楽に掃除ができますね。
そこまで汚れていない場合やとりあえずホコリだけでも取っておきたい場合は、掃除機を利用するのも手です。
良い裏技グッズはありましたか?便利なグッズを使って少しでも楽に掃除できるようにしたいですね。
扇風機の掃除が簡単に!ホコリ対策6選
扇風機のファンやカバーにホコリが付きにくいよう対策しておくと、扇風機の掃除が簡単になります。
扇風機にホコリが付きにくくなる対策は以下の5つです。
- 気づいたときにプチ掃除をする
- 扇風機用カバーをつける
- 柔軟剤で拭く
- ダストプロテクターを活用する
- 収納時はビニール袋にしまう
- 外れない扇風機は買わない
扇風機に大量のホコリがたまっていると、いざ掃除しようと思ったときに掃除するのが大変ですよね…。
こまめにホコリを取ったり、カバーを付けたりと簡単な対策をすることで扇風機のお手入れがグッと楽になります。
どれも簡単な方法なので、ご自分でできそうなものを取り入れてみてくださいね♪
〈気づいたときにプチ掃除をする〉
扇風機のスイッチを入れる時や扇風機を移動させる時など気づいたときにサッとハンディーワイパーなどで汚れを取ると、いざ掃除する時もホコリが少なく楽になります。
掃除機で扇風機のホコリを軽く吸っても良いですね。
コンロを掃除するときも、料理が終わった後に毎日コンロを拭いていると、お手入れが楽になります。
その場合と同じで扇風機も毎日ホコリを取っているとキレイな状態をキープでき、お手入れも楽になります。
扇風機の近くか普段過ごすエリアにハンディーワイパーを忍ばせておくのもオススメです。
〈扇風機用カバーをつける〉
扇風機用カバーを付けると扇風機のプロペラやカバーにホコリが付くのを事前に防いでくれます。
扇風機は裏側から空気を吸い込んで、前に風を押し出すので、裏側に着けるタイプのカバーが多いです。

換気扇にホコリとりカバーを張り付ける感覚ね。
カバーを付けることでホコリの付着をある程度予防することができます。
ネットやショップで500円~1000円で販売されていますよ。
〈柔軟剤で拭く〉
柔軟剤を溶かしたぬるま湯で扇風機を拭くことにより、静電気によるホコリの付着を抑えることができます。
通常の掃除後は、プロペラがきれいな状態なので、続けて柔軟剤で拭くのがオススメです。
ぬるま湯1Lに対して柔軟剤小さじ1を溶かし、タオルに染み込ませて固く絞り、プロペラやカバーを拭きます。
柔軟剤で拭くことで、静電気によるホコリの付着を防ぎ、さらに柔軟剤のいい香りもするので一石二鳥です♪
〈ダストプロテクターを活用する〉
ダストプロテクターは、ホコリの付着を防止するプロテクタースプレーです。
ダストプロテクターを振って20~25cm離れたところからスプレーするだけなので、とても簡単に活用できます。
さらに、扇風機だけでなくエアコンや換気扇、トイレの換気口など、静電気によりホコリが溜まりやすい場所にも使うことができます。
お家全体のホコリを予防してくれるのは嬉しいですね。
〈収納時はビニール袋にしまう〉
扇風機を収納するときは、ビニール袋を被せて、ホコリが付かないようにしましょう。
ビニール袋に被せずにそのまま収納すると使用していなくてもホコリがたまってしまいます。
掃除後のキレイな状態をキープするためにも、梱包されていた箱やビニール袋を被せてから収納することをオススメします。
〈外れない扇風機は買わない〉
扇風機の掃除が大変になるので、プロペラやカバーが外れないものはオススメしません。
掃除方法でもご紹介しましたが、実際に外れない扇風機を掃除するのは外れる扇風機に比べて大変です。
プロペラやカバーが取り外せると、モーターなどの金属部分に水が触れないように気をつける必要もなく、バシャバシャ水洗いできます。
私も外せる扇風機と外れない扇風機を持っていますが、外れない扇風機の掃除は気を使いながら掃除するので疲れます。
プロペラやカバーが外れるか外れないかで掃除のしやすさが大きく違ってくるので、新しく扇風機を買う時には一つの目安にしてみてはいかがでしょうか。
定期的に掃除したり、ホコリ対策グッズなどを活用したりすることで後々の掃除が簡単になります。
実践できるものを見つけて試してみてくださいね。
扇風機を掃除するメリットとデメリットをご紹介!
扇風機の掃除をするメリットと掃除をしないデメリットをご紹介します。
まずは、扇風機を掃除するメリットから考えてみましょう。
扇風機のプロペラやカバーを掃除すると、ホコリによる抵抗がなくなるので、風力がアップします。
買ったばかりは良かったのに最近風力が下がってきた…。という場合は、掃除をすると元の風力に戻るかもしれません。(扇風機の劣化の問題もありますが。)
次に、扇風機を掃除しないデメリットについて考えてみましょう。
- 部屋中にホコリをまき散らす
- ホコリが付いた扇風機を回すと、喘息やアレルギーにつながる恐れがある
- モーターに負担がかかり風力が低下し、扇風機の寿命も短くなる
ついつい放置してしまいがちな扇風機の掃除ですが、これらのデメリットのことを考えると掃除しなきゃと思ってしまいますね。
特に喘息の原因になる恐れがあるというのは怖いです…。
メリットやデメリットを確認したこの機会に、扇風機の掃除をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
- 分解できない扇風機は、分解せずにモーターなどの金属部分が濡れないよう気を付けながら拭き掃除をする
- 分解できない扇風機は、割りばしや筆、マイクロファイバー手袋、軍手、掃除機を使うと、掃除が楽になったり細部までキレイに拭き掃除ができたりする
- 扇風機のホコリ対策は、気づいたときにプチ掃除をする、扇風機用カバーをつける、柔軟剤で拭く、ダストプロテクターを活用する、収納時はビニール袋にしまう、外れない扇風機は買わないなどがある
- 扇風機を掃除するメリットは、扇風機の風力がアップすることである
- 扇風機を掃除しないデメリットは、部屋中にホコリをまき散らす、ホコリが付いた扇風機を回すと喘息やアレルギーにつながる恐れがある、モーターに負担がかかり風力が低下するなどがある
分解できない扇風機の掃除は、扇風機に取り付けたまま拭き掃除をすればよいことが分かりました。
いつの間にかすぐにホコリが被る扇風機ですが、定期的に掃除をしてキレイな風を送ってもらいましょう♪