
オンラインサロンって最近耳にするけど、何をするの?
オンラインサロンは何をするのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
オンラインサロンとは、ビジネスや趣味など特定のジャンルにおいて、同じ興味・関心のある人たちが集まる会員制グループのことです。
オンラインサロンは、ファンが交流する、同じ趣味や志を持つ人と交流する、企画の実現に向けて協力する、セミナーを受けスキルアップする、と4つのタイプに分けることができます。
この記事では、オンラインサロンは何をするのか、オンラインサロンのメリット、デメリットなどについて紹介します。
この記事を読むと、同じ趣味や志を持つ仲間と出会い、より充実した人生を送ることができるかもしれません。
ぜひこの機会にオンラインサロンについて学んでみてください。
オンラインサロンって何をするの?4つのタイプがある!
オンラインサロンが何をするのかについては、以下の4つのタイプに分類できます。
- 主宰者のファンが集まって交流する
- 同じ趣味や志を持つ人と交流する
- 企画や目標を立て実現に向けて協力し合う
- 専門家のセミナーを受けスキルアップする
4つのタイプは、ハッキリ分類されるわけではなく、複数の要素を含むなど、色んな要素が織り交ざっているオンラインサロンもあります。
オンラインサロンの会費の相場についても紹介するので、何だか怪しげだと思っている人も安心してくださいね。
主宰者のファンが集まって交流する
アイドルや有名タレントなどが主宰者になり、主宰者とファン、ファン同士が交流するファンクラブのようなオンラインサロンがあります。
以下に、そのようなオンラインサロンの特徴をまとめました。
- 主宰者と近い距離で交流できる
- ファン同士で情報交換ができる
- 「お布施(ふせ)」ができる
- イベントの先行販売など特典がある場合もある
普段はテレビでしか見ることのできない「憧れの人」と近い距離で交流することができます。
本物のファンクラブではファン同士の交流はできませんが、オンラインサロンではファン同士の交流もできるので、普段話せないようなマニアックな話もできるかもしれません。
テレビでは見ることのできない主宰者の素顔が垣間見えたり、先行販売のような特典があったりと、ファンにとっては嬉しいサービスですね。
同じ趣味や志を持つ人と交流する
同じ趣味や夢、目標を持つ人と交流することを目的としたオンラインサロンがあります。
以下にそのようなオンラインサロンの特徴をまとめました。
- サークル活動に近い
- 主に少人数制から始まる
- 自分にとって心地よい空間を発見できる
- 仲間意識が芽生える
- 入会人数を絞っている場合もある
- アウトドアイベントや飲み会など実際に会って交流することも
- 主に横のつながりでゆるい雰囲気のサロンが多い
- コアな話題についても情報交換できる
- クラウドファンディング要素がある場合もある
大好きな音楽、食べ物、占い、キャンプなど自分の趣味について話す相手が周りにいない時には、オンラインサロン上で同じ趣味を持つ相手と出会うことができます。
「同じ趣味を持つ人が周りにいない。」「もっとマニアックな話がしたい。」と思っている方は、同じ趣味のオンラインサロンがないか検索してみてはいかがでしょうか。
今まで周りに話せなかったマニアックな話題についても情報交換できるので、会員の満足感が高いのが特徴です。
企画や目標を立て実現に向けて協力し合う
企画や目標をかかげ、その企画や目標に賛同したメンバーが自分の持っているスキルや資金で協力し合うオンラインサロンがあります。
以下にそのようなオンラインサロンの特徴をまとめました。
- 1人では難しい企画でも、会員同士で協力すれば目標を達成できる
- カリスマとされる人物がいる場合といない場合がある
- 仕事の受発注も活発に行なわれる
- 熱心な雰囲気で疎外感を味わう人もいる
- 有名ビジネスマンなどの専門家が主催することもある
- 会員同士の連帯感が生まれやすい
1つの目的のために主宰者をはじめ会員が一丸となり、その目標に向かって自分のできることを行っていきます。
しかし、先鋭的で尖った人も多く、サロン内のテンションが高めだと疎外感を味わうことも…。
疎外感を感じた人は辞めていくので、生き残った会員同士には強い連帯感が生まれ、サロンを長期的に継続しやすいのが特徴です。
専門家のセミナーを受けスキルアップする
専門的な知識を持つ主宰者がスキルやノウハウを伝授するレッスンを受け、スキルアップするオンラインサロンがあります。
以下にそのようなオンラインサロンの特徴をまとめました。
- セミナーや習い事に近い雰囲気
- 主宰者がスパルタで教える場合は離脱者が多いがその分磨き上げられる
- 内容は趣味からビジネスまで幅広く存在する
- 初心者向けから上級者向けまでレベル別で存在することもある
- 同じ興味を持つ人たちと交流できる
- 実践的な内容を扱うサロンもあり、金銭的なメリットになることもある
大学教授や税理士、会社運営者などの主宰者から専門性の高い分野を教わり、スキルアップを狙うことができます。
初心者や上級者などレベル別で開催されているオンラインサロンもあり、自分のレベルに合わせて受講することができますよ。
中にはスパルタ式で教えるサロンもあり、徹底的にダメ出しするため離脱者は多くなりますが、生き残った人たちは固い絆で結ばれることもあるようです。
以上、オンラインサロンが何をするのかについて、4つのタイプを紹介しました。
あなたは何をするオンラインサロンに興味ありますか?
気になるオンラインサロンはどのような雰囲気か、事前にSNSでの評判を調べるのがオススメですよ。
会費は月額3000円から数万円が相場
オンラインサロンの会費ですが、月額3000円~数万円が相場です。

習い事ぐらいの価格だね。
月額制のサロンがほとんどですが、初月が無料のサロンや数カ月まとめて支払うと得するサロン、会費の一部が災害地支援などチャリティーに活用されるサロンもあります。
ビジネス系や金融系など専門性が高いジャンルほど、月額数万円など会費が高くなる傾向にあります。

堀江貴文さんが主宰する堀江貴文イノベーション大学校は2022年現在では10800円(税込)みたいだよ。
実践的な内容は高価になることもありますが、ほとんどの場合は習い事ほどの価格です。
基本的には月額制で毎月入退会できるので、気になるサロンがあれば気軽に入ってみてはいかがでしょうか。
オンラインサロンに入るメリットとデメリットを紹介
オンラインサロンのメリットとデメリットを紹介していきます。
オンラインサロンは会員制の閉鎖されたグループであるため、実態がなかなか掴みにくいです。
その点が怪しいと感じられる人もいるのでしょう…。
オンラインサロンのメリットとデメリットを知り、だいたいどんなものなのが把握していきましょう。
オンラインサロンのメリットを6つ紹介!
オンラインサロンのメリットを以下の6つにまとめました。
- 著名人や専門家と近い距離でつながることができる
- 同じ志や趣味を持つ人、ファン同士で新たな人脈づくりができる
- 1人ではできないことも会員同士で力を合わせると実現できる
- リアルな情報や最新情報など貴重な情報が入りやすい
- アンチコメントなどの荒らしが少ない
- サロン会員になると、いつでも気軽に意見・情報交換ができる
テレビで見る有名人のリアルな素顔やイベントでの裏話などを聞くことができるのが、オンラインサロンの良いところです。
普段家と会社の往復をしている社会人にとっては新しい友達が出来づらいですよね。
しかし、オンラインサロンでは普段の生活では出会えないような、同じ価値観を持つ友人を作ることもできます。

同じ趣味を持った人と出会えて楽しいわ。
わざわざお金を払って会員になる閉鎖的なコミュニティなので、誹謗中傷などのネット荒らしも少ない傾向にあります。
主催者やメンバーとの交流を通して考え方が変わったり、新しいことにチャレンジしたりと人生の転機になることも!
息の合う会員同士がビジネスパートナーとして事業をおこすなど、今後のビジネスパートナーを探すことができるのもメリットですね。
オンラインサロンのデメリットを6つ紹介!
オンラインサロンのデメリットを以下の6つにまとめました。
- あまりコンテンツが更新されないサロンでは会費に見合わないこともある
- サロン内の雰囲気が合わない可能性もある
- 実際に入ってみるまでサロンの雰囲気が分かりづらい
- 閉鎖されたコミュニティなのでパワハラやセクハラが起きることも
- 中には悪質なビジネスをしているサロンもある
- 主催者や会員間の距離感が近いため、仕事を手伝わされたり、タダ働きを強いられたりすることもある
オンラインサロンは、閉鎖されたコミュニティであるため、どのような雰囲気なのか掴みづらい傾向があります。
実際に入ってみるとコンテンツの更新頻度が低く、会費に見合わず不満を抱く可能性も…。
マルチ商法などの悪質なビジネスを行っているサロンもあるので、注意が必要です。

パワハラやセクハラ、タダ働きと聞くと少し怖くなってしまうわ。
パワハラやセクハラ、タダ働きを強いられるようなオンラインサロンはほんの一部で、多くのオンラインサロンは、安心安全に経営に取り組んでいます。
会員がSNS上で感想を投稿していることも多いので、事前に口コミや評判を調べておくのがオススメです。
オンラインサロンを始める方法!7つの手順
オンラインサロンを始める方法を7つの手順に分けて紹介します。
- まずはSNSで有名になる
- コンセプトを考える
- オンラインサロンを立ち上げる!方法は2つ
- SNSでオンラインサロンを始めることを報告する
- 会員が交流できる場所をネット上に作る
- オンラインサロンのルールを決める
- 離脱されないようにする!コツ5つをご紹介!
せっかくオンラインサロンを立ち上げるなら、多くの人に入会してもらったり、入会した人に満足してもらったりしたいですよね。
これからご紹介する手順の中には、多くの人に知ってもらう方法や入会後も離脱しにくくなるコツも紹介しています。
今後のオンラインサロンを立ち上げる時の参考にしてみてください。
まずはSNS上で知名度を上げておく!
オンラインサロンを始める前に、まずはTwitterやInstagramなどのSNS上で知名度を上げておきましょう。
SNS上で知名度を上げておくと、オンラインサロンを立ち上げる際に、多くの人に知ってもらうキッカケになります。
いきなりオンラインサロンを立ち上げても、どんな人がやっているか分からないと少し入りづらいですよね。
あなたはどんな人でどんなことに興味があるのか、SNS上で発信して知ってもらいましょう。
まずは地道にコツコツ投稿し、あなたの知名度を上げていきましょうね。
オンラインサロンのコンセプトを考える
SNS上での知名度が上がってきたら、オンラインサロンのコンセプトを考えましょう。

コンセプトって何?
コンセプトとは、「制作するときのベースとなる考え方」のことで、ここでいうコンセプトとは「オンラインサロンをどういう思いで作ったのか」のことをいいます。
たとえば「同じ趣味を持つ人たちと情報交換して、趣味を充実させ、人生を楽しく生きてもらいたい」などです。
このコンセプトがしっかりしていれば、何かトラブルがあった時にもコンセプトを基準にどう対応するか明確になります。
オンラインサロンを立ち上げる!方法は2つ
オンラインサロンを立ち上げる際には、2つの方法があります。
- オンラインサロン向けのプラットフォームを利用する方法
- オンラインサロンを自分で作る方法
オンラインサロン向けのプラットフォームは次の通りです。
- キャンプファイヤー
- A-portオンラインサロン
- DMMオンラインサロン
- Salon.jp
オンラインサロン向けのプラットフォームを利用する場合は、審査を通過したり、手数料を支払ったりする必要があります。
そのため、少し手間はかかりますが、オンラインサロンを自分で作る方法が、自由度が高く収益性も高いのでオススメです。

自分で作るって難しそう…。
自分で作るのが難しい方は、ココナラなどの受託システムを利用すると5万円ほどで自前のオンラインサロンを作ってもらうことができます。
SNSでオンラインサロンを始めることを報告する
開設準備ができると、SNSでオンラインサロンを始めることをフォロワーに報告しましょう。
あなたのオンラインサロンのコンセプトや目標に賛同してくれたフォロワーが入会してくれたり、拡散してくれたりするはずです。
オンラインサロンの告知を多くの人に見てもらえるよう、事前にSNS上で知名度を上げておきたいですね。
会員が交流できる場所をネット上に作る
会員が集まったら、会員同士が交流できる場所をネット上に作りましょう。
Facebookでも良いですが、実名では活動したくない会員もいます。
そのため、実名でなくても登録ができるLINEOpenChatやChatworkなどがオススメです。
気軽に意見交換や情報交換ができる、会員だけの限られた場所を提供しましょう。
オンラインサロンのルールを決める
集まった会員と話し合い、オンラインサロンのルールを作りましょう。
会員同士が活発に意見を述べたり、情報交換したりできるようなルールを決めていきましょう。
たとえば「1日1回学んだことをアウトプットする」と決めると、他の会員も刺激を受け、会員同士で成長できる空間づくりが行えます。
「年に1回は実際に会ってオフ会をする」「サロン内の内容は口外せず安心して吐き出せる場所にする」など目的に合うルール作りでオンラインサロンを盛り上げましょう。
離脱されないようにするコツ5つをご紹介!
いよいよオンラインサロンを運営し始めると、離脱者を出さないようにしなければなりません。
離脱されず長期的にオンラインサロンを楽しんでもらうコツは5つあります。
- 頻繁にコンテンツを更新する
- 上質な情報を提供する
- 会員同士が積極的にコミュニケーションを取れるように配慮する
- 会員からのコメントにはすぐに返信する
- 定期的にオフ会などのイベントを行う
会費を支払い、ワクワクして入ったオンラインサロンが全然更新されなかったら、悲しいですよね。
会員さんに満足してもらうためにも、頻繁にコンテンツを更新するよう心がけましょう。
また、オンライン上ではなく実際に会う「オフ会」を定期的に行い、会員同士の親睦を深めるとオンラインサロンを離脱しにくくなります。
自分が作ったオンラインサロンで、新たな交流が生まれ、会員さんが楽しんでくれたら嬉しいですよね。
常に会員さん目線に立ち、ワクワクすることを提供し続けましょう。
まとめ
- オンラインサロンが何をするのかについては、主宰者のファンが集まって交流する、同じ趣味や志を持つ人と交流する、企画や目標を立て実現に向けて協力し合う、専門家のセミナーを受けスキルアップする、と4つのタイプに分けることができる
- オンラインサロンのメリットは、著名人と近い距離で関われる、同じ志や趣味を持つ人と友人になれる、1人ではできないことも力を合わせて実現できる、貴重な情報が入りやすい、アンチコメントなどの荒らしが少ない、気軽に意見・情報交換ができることである
- オンラインサロンのデメリットは、更新頻度が会費に見合わないサロンがある、サロン内の雰囲気が合わない場合もある、実際に入ってみるまで雰囲気が分かりづらい、稀にパワハラやセクハラが起きる、悪質なビジネスをしているサロンもある、仕事を手伝わされたり、タダ働きを強いられたりするである
- オンラインサロンを作る手順は、まずはSNSで有名になる、コンセプトを考える
オンラインサロンを立ち上げる、SNSで告知をする、会員が交流できる場所を作る、ルールを決める、離脱されないようにするである
オンラインサロンが何をする場なのか理解していただけたでしょうか。
オンラインサロンは、同じ思いの仲間たちが集まる「大人の部活動」のようなもの。
新しい人脈を作りたい、何かを学びたい、趣味を充実させたい!そんな思いがある方は、興味のあるオンラインサロンは何をするのか調べてみてはいかがでしょうか。