ブレーカーが落ちる原因を計算で確かめよう!対策もご紹介します!

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最近よくブレーカーが落ちて困ってしまう。

頻繁にブレーカーが落ちる場合は、契約している電気の量を見直す必要があります。

頻繁にブレーカーが落ちる原因を把握するには、契約している電気の量(アンペア)と使っている電化製品の電気の量を計算して照らし合わせてみましょう。

【契約アンペア数(A)×100ボルト(V)=使用できる電力(W)】この式で使用できる電力を確認します。

使用電力が契約電力をオーバーしてしまうとブレーカーが落ちてしまいます。

この記事では、ブレーカーが落ちる原因を計算で確かめる方法のほか、今後の対策についてもご紹介します。

適切な電気の量で契約しないと、またいつブレーカーが落ちるのか不安を感じながら生活することになります。

この記事を読んで、必要な電気の量を計算して契約しましょうね♪

 

 

ブレーカーが落ちる原因を計算して確かめよう!

ブレーカーが落ちる原因を把握するためには、契約している電気の量(アンペア)と使っている電化製品の電気の量を計算して照らし合わせる必要があります。

まずは、いま電力会社で契約しているアンペアがどれぐらいなのかを【契約アンペア数(A)×100ボルト(V)=使用できる電力(W)】この式で確認しましょう。

その後、普段使用している電化製品の電気の量を合計して、契約しているアンペアをオーバーしていないか確かめましょう。

「ちょっと計算は苦手かも…。」という方にも分かりやすい説明を心がけているので、一つずつ一緒に理解していきましょうね。

ブレーカーが頻繁に落ちる状態はとても危険ですし、一旦電化製品の作業が中断されるのでとても不便です。

一つずつゆっくりと原因を確認していきましょう。

 

いまの契約アンペア数を確認する

いまの契約アンペア数を確認する方法は、ブレーカーから確認する方法と請求書から確認する方法の2パターンあります。

ご自分が分かりやすい方法で確認してくださいね。

〈ブレーカーから確認する方法〉

ブレーカーを開けると、一番左にアンペアブレーカーがあります。

そのアンペアブレーカーに数字が記載されているので確認してみましょう。

  • 10A…ほとんど家を空ける単身世帯向け
  • 15A…ほとんど電気を使用しない単身世帯向け
  • 20A…電気の使用量が一般的な単身世帯向け
  • 30A…単身から二人程度の世帯向け
  • 40A…三人以上いるファミリー世帯向け
  • 50A…家族の人数が多く、家電も多い家庭向け
  • 60A…二世帯住宅など人数が多く家電も多い家庭向け
  • オール電化の場合は60A以上のケースも

このアンペアブレーカーは色でも区別がつくようになっており、色分けはお住まいの地域の電力会社によって異なります。

ブレーカーを開けて数字か色で確認するのね。

〈請求書から確認する方法〉

電力会社から毎月送られる請求書(電気ご使用量のお知らせ)にも契約アンペア数は記載されています。

請求書には、必ず契約アンペア数が記載されています。

ブレーカーが見づらい場合は、請求書から確認しましょう。

また、ご契約の電力会社のホームページにあるご自分のアカウントでも、契約アンペア数を確認することができます。

今まで請求金額しか見てこなかったわ。

関西より西のエリアでは、一定の電気の使用量(kWh)を含んだ最低料金が設定されている「最低料金制」を採用している電力会社もあります。

ご自分の契約会社はどのような制度が採用されているのか確認してみましょう。

 

契約アンペア数から使用できる電力を計算する

ブレーカーの回路で使用できる電力は次の計算式で求めます。

【契約アンペア数(A)×100ボルト(V)=使用できる電力(W)】

100ボルト(V)は、一般的な家庭用コンセントの電力を表しています。

例えば、契約アンペア数が「20アンペア」であれば次のようになります。

【20アンペア(A)×100ボルト(V)=2000ワット(W)】

この場合、2000ワット(W)がブレーカーの回路で使える電力になります。

契約アンペア数に100を掛けるだけなので、簡単にできますね!

 

普段使っている電化製品の電気の量を計算する

普段使用する電化製品の電力を確かめる方法は、次の3通りあります。

  • 使用している電化製品から確認する方法
  • 電化製品が消費する電力の目安で確認する方法
  • 家族の人数を目安に確認する方法

「使用している電化製品から確認する方法」が一番正確な方法です。

それ以外の方法でも目安は確認できるので、それぞれの方法を見ていきましょう。

〈使用している電化製品から確認する方法〉

お使いの電子レンジ、ストーブなどの電化製品には「定格ワット数」が記載されています。

使用している電化製品すべての「定格ワット数」を合計してみましょう。

ほとんどの場合、電化製品には「定格ワット数」のシールが貼られています。

冷蔵庫は扉を開いた内側、エアコンは本体の下側もしくは側面、テレビは裏側と製品の端に記載されていることが多いよ。

〈電化製品が消費する電力の目安で確認する方法〉

「一つ一つ確認するなんて大変!」という方は、以下に電化製品のワット数の目安を表にまとめたので参考にしてください。

電化製品消費電力
IHクッキングヒーター1400~3000ワット(W)
エアコン300~3000ワット(W)
食器洗い機1100~1300ワット(W)
電子オーブンレンジ1000~1400ワット(W)
ドライヤー600~1200ワット(W)
掃除機850~1000ワット(W)
洗濯機200~400ワット(W)
冷蔵庫100~300ワット(W)
炊飯器100~300ワット(W)
液晶テレビ100~200ワット(W)
LED照明100~200ワット(W)

上記の表は、モデルや性能、サイズによって異なるのであくまで目安になります。

先ほど例にあげた、20アンペア(使用できる電力が2000ワット(W))で契約していた場合、電化製品をいくつも同時に起動してしまうとすぐに上限を越えることが分かります。

電化製品は、一般的には暖房器具(こたつやファンヒーターなど)を必要とする冬の方が使う数が増えるので、冬に使う電化製品の総数で計算をするようにしましょう。

〈家族の人数を目安に確認する方法〉

もっと簡単に知りたいという方には、家族の人数でも大まかに契約アンペア数を考えることができるので確認してみましょう。

契約アンペア数家族の人数家族の特徴
10、15、20A1人エアコンや電子レンジなどあまり電化製品を使わない

使用できる電化製品に限りがある

30A1~2人1~2人暮らし向けで、契約件数が多い
40A3人一般的なファミリー向け

電化製品の使用頻度は普通

50A4人家族の人数が多い

乾燥機など電化製品の使用頻度が高い

60A6人2世帯住宅など家族の人数が多い

電化製品の使用頻度が高い

60A以上オール電化の家庭向け

電化製品をまだ購入していない方は、家族の人数に合わせて契約し、その容量内に収まるよう電化製品を購入するのも良いですね。

家族人数は目安のため、電化製品の使用頻度はどれぐらいなのか、ご自分の生活スタイルを考えながら当てはめていきましょう。

 

契約アンペア数はOKなのか?!実際にやってみた!

「使用している電化製品から確認する方法」で筆者(子1人の3人家族)の使用電力を確かめてみました。

電化製品消費電力
エアコン(暖房時)3150ワット(W)
冷蔵庫(常時使用)99ワット(W)
液晶テレビ(常時使用)162ワット(W)
LED照明(常時使用)200ワット(W)
パソコン(常時使用)100ワット(W)
電子オーブンレンジ1460ワット(W)
ドライヤー1400ワット(W)
掃除機充電式
洗濯機360ワット(W)
炊飯器495ワット(W)
合計7426ワット(W)

上記の通り、主要な家電製品のアンペア数の合計は、7426ワット(W)となりました。

思っていたよりも使用している電力があり、驚いています…。

常時使用する電化製品の合計は561ワット(W)になりました。

同時に使用する可能性があるのは、エアコンと電子レンジ、炊飯器なので、【561+3150+1460+495=5666ワット(W)】が必要な電力になります。

下記の式を利用すると、必要アンペア数を把握できます。

【使用家電の合計ワット数(W)÷100V=必要なアンペア数(A)】

上記の式を筆者の場合に置き換えて計算してみましょう。

【5666ワット(W)÷100V=56.66アンペア(A)】

56.66アンペア(A)になったので、60アンペア(A)で契約するとよさそうです。

3人家族とは思えないほどの必要なアンペア数になってしまいました。

リビングの間取りが広く、大きいエアコンを買ったのですが、少し後悔しています…。いや、仕方ないですよね。

ここで算出したアンペア数が、30Aを超えていれば40Aで契約、40Aを超えていれば50Aで契約すると、頻繁にブレーカーが落ちるトラブルを防ぐことができますよ。

電化製品にはほとんどの場合定格ワット数が記載されたシールが貼られているので、ご家庭にある電化製品で確かめてみましょう。

 

たこ足配線はNG!一つのコンセントで使える電力は?

契約しているアンペア数は問題なかったのにブレーカーが落ちる…そのような場合は一つのコンセントで使用できる電力をオーバーしている可能性があります。

ブレーカーに使用できる電力の上限があるように、コンセント一つ一つにも使用できる電力の上限があるのです。

一般的なコンセントの使用電力は次の通りです。

【15アンペア(A)×100ボルト(V)=1500ワット(W)】

一般的なコンセントに流せるアンペア数は15アンペアまで、また一般家庭用の電圧は100ボルトなので、一つのコンセントで合計1500ワットまで使うことができます。

たこ足配線や延長コードを使用して何個も電化製品を使用している場合は、1500ワットを超えていないか確かめてみてください。

各コンセントに負担が行き過ぎていないか、確認してみましょう。

 

漏電ブレーカーが作動した可能性もある

ブレーカーが落ちる原因として、「漏電ブレーカーが作動した」可能性も考えられます。

ブレーカーが落ちる原因は以下の3つが考えられます。

  • 契約以上の電流が流れた
  • 回路単位で容量を超えた
  • 漏電ブレーカーが作動した

〈契約以上の電流が流れた〉場合は、先述したとおり、30アンペアで契約したのに30アンペア以上使用してしまった場合のことを指します。

ブレーカーが落ちる原因の最も多い原因がこの「契約以上の電流が流れた」場合です。

〈回路単位で容量を超えた〉場合も、先述したとおり、たこ足配線などでコンセント一つに負担が行き過ぎている場合を指します。

〈漏電ブレーカーが作動した〉場合は、電化製品のショートや劣化などが原因で漏電ブレーカーが作動した危険な状態を指します。

漏電してしまうと、感電や火災に至る場合もあるので非常に危険です。

特に湿気の多い梅雨や結露の多い冬は漏電が起こりやすい時期です。

ブレーカーが落ちたとき、漏電ブレーカーは落ちていませんか?

最悪の場合は火災に発展してしまう恐れがあるので、十分にご注意ください。

 

 

ブレーカーが落ちる計算で使われるアンペアとは

ブレーカーが落ちる計算をするときに用いたアンペア(A)は、「電気の流れる量」を表す単位です。

アンペアを分かりやすく理解するために「道路の幅」と考えましょう。

幅が狭く1人しか通れない道路でも、幅が2倍になれば、「同時に」2人通れることになりますよね。

道路の幅が広ければ広いほど、同時に通れる人数も多くなってきます。

この理論をアンペアに置き換えると、契約アンペアが大きければ大きいほど、同時に使える電化製品の数は増えていくことになるのです。

時間をずらしてではなく、「同時に」使うっていうのがポイントなのね。

時間をずらして電化製品を使うのであれば契約アンペアを小さくしてもかまいません。

しかし、家族の人数が多い場合は、それぞれが電化製品を使う時間帯がかぶりがちになり、ブレーカーが落ちる危険性が高まります。

そのような場合は契約アンペアを大きくしなくてはなりません。

適切な契約アンペア数だとブレーカーが落ちる心配はないので、ご自分の生活スタイルに合わせた「道路の幅」を考えてみてくださいね。

基本的に電気料金は契約アンペアの量で決まり、アンペア数が大きくなるにつれて電気料金が上がります。

 

 

ブレーカーが落ちる対策は契約アンペアを変更すること

何度もブレーカーが落ちることで困っている場合は、現在契約しているアンペア数を変更して対策しましょう。

この項目では、アンペア数を上げる流れや契約しているアンペアが小さすぎる場合、大きすぎる場合のデメリットをお伝えしていきます。

アンペアを上げる流れは普段なじみのないことなので難しく感じるかもしれません。

しかし、費用もかからず、電気工事は電力会社の担当者に任せることができるので意外と簡単にできるのです。

もし、今のアンペア数で生活するのが不便であれば、検討してみてください。

 

契約しているアンペア数を変更する流れ

契約アンペア数の変更は、ご契約の電力会社に電話をするか、電力会社のホームページ内にあるご自分のアカウントから変更手続きを申し込みます。

その後、電力会社の担当者が来て無料でアンペアブレーカーの取り換え工事をしてもらうことができます。

ホームページ内でアンペア変更をする際は、「お客様番号」が必要になる事も多いので、検針票もしくは請求書をお手元に準備しておくとスムーズです。

電気工事自体の所要時間は30分〜1時間程度みておくと良いでしょう。

時間に余裕のある日時に依頼するのがオススメです。

ブレーカー周りは電力会社の所有物だから基本的に費用は発生しないみたい。

電話かネットで簡単に申し込むことができ、費用も無料なので、よくブレーカーが落ちることに困っている方は、対策方法として検討してみてくださいね。

そんな契約アンペア数の変更手続きですが、いくつか注意点があります。

 

契約アンペア数を変更するときに注意すること

手間も費用もかからない契約アンペア数の変更手続きですが、以下の注意点があるので確認してみましょう。

*アンペア数を変更する際の注意点
  • 電気工事中は電化製品を使うことができない
  • アンペア数を変更すると基本料金が変わる(月の途中なら日割り計算になる)
  • 1年単位での契約なので季節ごとに変更はできない
  • 12月や3月は繁忙期で予約が取りにくいため、早めに予約する必要がある
  • 60A以上に変更する場合は別途の手続きが必要になる
  • ビルなどは一括して管理されていて変更できない場合もある

電気工事中は電気を使うことができません。電気工事の時間帯には電気の作業を止めても問題ない状態にしておきましょう。

また、アンペア数の変更は無料で対応してもらえますが、アンペア数を上げると基本料金も上がります。

アンペア数を上げる場合は、事前に基本料金がどのくらい上がるのかを確認しておくとよいでしょう。

アンペア数の変更は、1年ごとの契約です。季節ごとに変更ができないため、電気ヒーターやエアコンを頻繁に使用するような冬場の電気の量を考慮し、アンペア数を検討しましょう。

屋内配線やコンセントを増設したい場合は電力会社では対応できません。

「配線を変えたい」「コンセントを増やしたい」とお考えの場合には、アンペア数の変更と一緒に専門業者に依頼しましょう。

ブレーカーが落ちる対策法として、契約アンペア数を変更する方は、これらの注意点を頭に入れておくと良いですね。

 

契約アンペアが小さすぎることのデメリット

契約しているアンペアが小さく、頻繁にブレーカーが落ちることで起こるデメリットは次の通りです。

  • 電化製品に負担をかけ、寿命が縮まる
  • パソコンなどの電化製品の作業が一旦中断される
  • 作業中のデータやファイルが破損する恐れがある
  • 夜だと部屋が真っ暗になる
  • 使用していた電化製品のいずれかの使用を止めないといけない

少なすぎる電力で賄(まかな)うのは、一見節電のようにも見えます。

しかし、電化製品の寿命を縮めたり、頻繁なオンオフでかえって電気を消費してしまったりと、実は節約になっていないのです。

また、無理をしてエアコンの使用を控えたり、電子レンジの使用を避けたりすると、毎日不便を強いられながら生活しなくてはならず、とても大変です。

あまり使用しない家ならともかく、毎日過ごす家であれば、小さすぎるアンペア数で過ごすことはオススメできません。

もし、節約の観点からアンペア数を小さくしているのであれば、電力会社の変更も検討してみましょう。

今はたくさんの電力会社があり、安い電力会社に変更するとファミリー世帯であれば毎月1万円ほど節約できる可能性もあります。

適切なアンペア容量のまま、電気料金を安くする方法を考えましょうね。

 

契約アンペアが大きすぎることのデメリット

契約しているアンペアが大きすぎると基本料金を必要以上に多く払っていることになります。

ほとんどの電力会社は、アンペア数が上がれば上がるほど、基本料金も上がる仕組みになっています。

生活上では、一度に使える電気の量に余裕があるため不便になることはありませんが、必要以上に電気料金を払うのはもったいないですよね…。

いま契約しているアンペア数と使用する電化製品の電力を見比べて、あまりにもアンペア数が大きいようであれば、小さくしましょう。

 

 

まとめ

  • ブレーカーが落ちる原因を把握するためには、契約している電気の量(アンペア)と使っている電化製品の電気の量を計算して照らし合わせる必要がある
  • 契約アンペア数を確認する方法は、ブレーカーから確認する方法と請求書から確認する方法がある
  • ブレーカーの回路で使用できる電力は、【契約アンペア数(A)×100ボルト(V)=使用できる電力(W)】で計算することができる
  • 普段使っている電力を確かめるには、普段使用している電化製品から、電化製品の消費電力目安から、家族の人数を目安からの3通りある
  • 契約しているアンペア数は問題なかったのにブレーカーが落ちる場合は一つのコンセントで使用できる電力をオーバーしている可能性がある
  • ブレーカーが落ちる原因として、「漏電ブレーカーが作動した」可能性も考えられる
  • アンペア(A)は、「電気の流れる量」を表す単位である
  • 何度もブレーカーが落ちてしまって困っている場合は、現在契約しているアンペア数を変更する必要がある
  • 契約アンペア数の変更は、ご契約の電力会社に電話をするか、電力会社のホームページ内にある自身のアカウントから変更手続きを申し込む
  • 契約アンペア数が大きすぎても小さすぎてもそれぞれデメリットがある

ブレーカーが落ちる原因は、契約アンペア数をオーバーしていることが可能性として一番高いです。

普段使用している電化製品の電力を計算して、適切なアンペア数を見直してみましょう。

ブレーカーが落ちる状態はキケンなので、そのまま放置は避けましょうね。

 

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